ある日私はペットショップを転々していた先のない売れ残りの猫(ロミ)と出会う。ロミの擬人化で使っている広島弁は忘れつつある故郷の言葉を思い出しながら書いているもの。
のり丸が今、試験勉強をしとる。ハッキリ言ってものすごく迷惑じゃ。のり丸の勉強方法は一言でいうと「うるさい」。のり丸は(姿の見えない)透明な誰かに向かって「授業(説明)をする」というやり方で記憶を強固にしておる。(人には見せられない姿じゃの)「自分が把握していないことは人に教えることはできない」という原理を応用しとるらしいが…。「ここまでで何か質問はありますか?…では、そこのロミさん」(やめてけれ)【逃げるに限る】すたこらサッサとウチは逃げていく。【ん。窓の外には…】【窓のすぐ側まで近づくこともあるカラス】このカラス、ウチが外に出れないことを知っている上で、ウチをおちょくっている。「ぐぐぐぐぐぐ…うるるるるる…んけけけけけけ……」カラスを見つけるとウチの喉から変な音が出る。「ねぇ、のり丸、ちょっとお願いがあるんや...これまでの画像22家庭教師
ウチはワクチン接種の為、動物病院に連れていかれた。のり丸が部屋に入ってきた瞬間に動物病院に行くことがわかった。【これは以前の写真。瞬間移動ごっこをしている時】ウチがバックに入ると、のり丸があちこち?の場所に連れていってくれる。しかし今日はそんな単純な遊びの為に出されたキャリーではないとすぐ気づいた。なぜ一瞬でわかったのか?【動物病院の待合でハードキャリーの中にいるウチ】↑そもそもキャリーバックの種類が違う?どちらのキャリーでも瞬間移動ごっこをしておったからそれも違うのじゃ。【…しいていえば、のり丸の雰囲気かの。】猫の勘は人間より鋭い?いやいや…本当は人間の勘も「猫と変わらないぐらい」鋭いのじゃ。人間は大脳新皮質が発達しているが、爬虫類の脳も持っている。一人の人間は、いろんなものが寄り集まった集合体でできているの...これまでの記録21勘について
「知人に猫嫌いがいたらどうするんじゃ?」とウチが尋ねると、のり丸はこう答えるだろう。「猫の話をわざわざしない」そして、間違っても「猫好きの価値観」を押し付けることはないじゃろう。たぶんのり丸は、相手が「いかに猫の事が嫌いか」を語っても、そのことで不快になることはない。あれが好き、これは嫌い、こういう風に感じる、こういう風に思っている…それは誰もが持っているものじゃ。のり丸が気を付けている点は一つだけ、「ウチに危害を加えるものを遠ざける」ということだけである。想像もできない「何か」が襲ってきた時は、のり丸はウチを守るじゃろう。のり丸の親(以上の世代)は、猫を自由に外出させている人が多かったの。のり丸が成長するにつれ、周囲の環境は変わっていった。山がどんどん開拓され、団地が建ち続け、車がビュンビュン走るようになった...これまでの記録20猫の飼い方
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