chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 母性

    精神科病院のデイケアに通うのですが。 なんとなく感じる事ですが・・・ デイケアの女性スタッフの高齢の方たちは。 患者のメンバーの高齢の男性たちの。 何にも良い事が無かった人生を生きてきた、歳をとってしまった男の哀愁を気遣ってくださっているみたいです。 ええ、とってもありがたくて涙が出ます。 それは年を取った女性だけが醸し出す、癒しなのですよね。 若い女性スタッフにも、その素養を勉強しているようですが。 熟した女性だけが持つ母性は。 ロリコンの俺でも、思わず涙が出てしまうほどの癒しです。 それは欲しくてたまらなかった安らぎでしょう。 世間では若さがもてはやされていますが。 誰だって年を取るんです…

  • 涙の海を完泳せよ3

    今日学校帰りに歩道の石を蹴った。 彼女はふてくされた顔で屋台のたい焼きを買ってきた。 セーラー服を脱ぎ散らかして、携帯電話を放り投げる。 学校でつまらないことがあったから。 ほんの些細なことで同級生と言い争いになった。 本当につまらない原因。 スウェットスーツに着替えてからベッドに突っ伏す。 ボム グスグス泣きながら熱いたい焼きを食べる。 あんこが少ないなとか思いながら、彼女は明日の身体測定を気にする。 弟のタイゾウが不登校でひきこもりだから、親がいつも怒っている。 変に優しくして甘やかしてはいけないと言う親。 彼女は知っている。 誰もが寝静まった深夜2時、タイゾウが一人で出かける。 最近毎日…

  • 優しさにかなうものはないよ

    優しさが強さだと言ってよ。 この地球上の強いものは、優しくない。 暴力で押し切る国家が、暴力に暴力でしか対抗できないのだろうか。 未だに人間は、そんなにちっぽけな存在なのだろうか。 無慈悲で無責任で残酷な言動をする人たち。 誠実さはいつも目には見えない。 現実はいつも複雑怪奇だ。 あの日の残像と残響が、あの日の朝焼けと夕焼けが。 さあもう一度顔をあげて、涙を拭いて。 勝利者も敗北者もいなくて。 答えなんてなくてもいいから、何も正しくなくて、何も間違っていないから。 骨折り損のくたびれ儲け、七転八倒。 優しさにかなうものなんてないよ。 思いやりはどんなに素敵なんだろう。 優しさや思いやりは、愛情…

  • 利他の風に吹かれて

    利他の風に吹かれて。 歩いてゆきたい。 どこまでも続くこの道は。 安らかな風が吹いている。 誰かを励まし、誰かとともに笑う。 ときめきの名のもとに。 きらめきの心のままに。 この素敵な人生の中で。 誰かと笑い合いたい。 利他の心よいつまでも。

  • 素敵な

    あなたが産まれた日、世界は希望でいっぱいだった。 この子はどんな子に育ってくれるのだろう。 無理して体を壊さないかな、人に騙されて泣かないかな。 素敵なときめきに心を躍らせて、誰かを愛するのかな。 大切なものといくつも出会って。 人生を賭けて、それを守るのかな。 その時、あなたのそばには、誰がたたずんでいるのかな。 満開の花が咲くこの道で。 風に吹かれて歩いてゆくあなた。 いつかあなたと巡り合うとき、また自己紹介をしよう。 趣味は何ですか?好きなもの夢中になるものは何ですか? 悠久の時間の中で、夢は終わらないのかな。 あなたの隣で笑っているのは誰ですか?

  • 永遠を信じる。

    僕は永遠を信じる。 あなたは信じるか? 殆どの現代人は、永遠を信じていない。 一瞬の刹那の世界に生きる私たちにとって、永遠は現実味がないもの。 それでも信じていたいよ。それは祈り。 誰かに言われたわけでもなくて、自分の魂が命じているんだ。 それは宗教的なもの? 宗教に入信なんかしなくたって、無宗教だって神様は信じられるさ。 地球人がこの先どこへ向かうのか。 滅びと栄光の二択だとしてもだ。 雨風をしのぐトタン屋根だけの家で暮らす人にも。 放浪の旅を続けるノマドにも。 誰の眼の前にもお日様は現れる。 平等に夕日は沈み、お月様が見守ってくださる。 人間は不平等かもしれないが。 この惑星に住む住民にと…

  • 安心

    ぬくもりが安心感を連れてきます。 安心は無敵です、恐怖さえ安心にはかないません。 安堵のため息は、激しかった季節が嘘のように。 生き返るほどの安らぎを与えてくれます。 なんでもない毎日が傷を癒やす。 それが奇跡そのものであり。 今を生きている不思議。 傷を治す意味。 それはやり直すその日の為に。

  • 惑星に産まれてきた。

    世界が行く先を見失っている。 惑星の未来を指し示す道標。 この惑星に産まれてきた。 そして死ぬだろう。 生きていられるわずかな間に、何ができるだろう。 何も残せないとしても。 忘れられてゆくのだとしても。 生きるという幸せの中で。 お互いの幸福を尊重できるのなら。

  • 時代遅れの常識

    俺が工業高校に通っていた頃。 機械化の旋盤の実習の授業で。 機械化の教師が実習が始まる時に。 「早く仕上げる奴のほうが精度がいいに決まってる」 「遅く仕上げる奴に限って精度度が悪い」 と戦前の帝国主義みたいなことをクラスメイト達の前で言い切るので。 反骨精神が沸いた。 じっくりと時間をかけて作業したほうが精度がいいのができるのに。 この言葉を信じて、黙々と丁寧にゆっくり旋盤で作業した。 クラスメイトが「お前のせいで実習が遅れてるんだぞ」 とか罵ったが。 自分のペースで旋盤を操作した。 一番遅れて工業製品が出来上がった時に教師が。 「やっとできたか、どれみせてみろ」 と言ってノギスを当てて精度を…

  • 命が愛おしい

    産まれて来て死んで逝く命。 そんな命が愛おしい。 命は群れを作り、集団の中で生きる。 赤い鮮血を流し、互いに憎み合う。 傷をなめ合い、やり直す日を夢見る。 身を寄せ合い、ぬくもりの中で育つ。 親が子を産む、命のリレーの中で。 何が大切なことだったのかさえ、忘れてしまう。 利益と採算の利己的な価値観。 あなたが無事でいてくれたなら、他に何も要らない。 どんなに物を買っても、心は満足できない。 カタチあるものは、やがて失ってしまう。 大量生産大量消費の文明。 見栄と虚飾が闊歩する社会で。 人目さえ気にならない。 本気の生き方が出来れば。 情熱の花が咲く。 愛の炎を燃やせ。 こころの時代のその前に。

  • 無益

    荒ぶる魂の旋律。 情念に限りはない。 ここにいることを許してほしい。 詩的に生きて語って。 語り続ける繰り返し。 何の得にもならないとしても。 それでも今日も日が暮れてゆく。 永いトンネル。 行く先は光だ。 電球に群がる蛾のように。 散々で糞みたいな人生でも。 巡り合えた奇跡の中で。 疫病は人間に傲慢さを気づかせる。 これでよかったのだろうか。 お互いの関係に利害があるのなら。 ここに分け合いたい。 手を取り合い、助け合って生きてゆく日の為に。 泣きながら産まれて来て、笑って死んで逝く。 駆け引きのない無益の人生がある。 輝いていたい。 生きていられる奇跡の中で。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、新村正幸さんをフォローしませんか?

ハンドル名
新村正幸さん
ブログタイトル
刹那の中の統合失調症
フォロー
刹那の中の統合失調症

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用