2019年1月
お土産男さん編 その二十八 「やっぱり家事は奥さんにやってほしい」 「家事なんかやりたくない」 そんな本音が聞けて、モミジはよかったなと思いました。 それまではせっかく本交際直前までいった男性にお断りの連絡を入れるのをためらっていたのです。 『お土産男さんだって譲歩してくれている』、『共働きがいいと言ってくれているのだから』、『家事がやりたくないと言っているわけじゃない』、そう思って自分を納得させていた部分がありました。 しかし、ここまではっきりと「家事はやりたくない」と言われたらもう何の解決もしないだろうなぁと。 自分の中ですっきりと『お断りしよう』という決心がつきました。 最後に、『お土産…
お土産男さん編 その二十七 その日に限ってぐいぐいとお酒を飲まれたお土産男さん。 酔った勢いなのか、「やっぱり家事は奥さんにやってほしいなぁ」とつぶやきました。 そのあとモミジの反応を見るでもなく、 「だって家事なんてやりたくないもん。やってほしいよ奥さんに。」 と続けられました。 完全に目が据わっているお土産男さん。 でもたぶんこれって酔ったからこそ出た本音なのだろうなぁと思いました。 『そんなに家事やりたくないなら専業主婦の奥さんもらえよ…それが一番平和だよ…』 という心の声があと一歩のところまで出かかりました。(笑) モミジのように働きたい人もいれば、専業主婦志望の人だってたくさんいると…
お土産男さん編 その二十六 お土産男さんの理想の奥様はどうやらスーパーウーマンだということが判明した前回。 しかもその理想の女性像が、スーパーウーマンだという自覚もないようです。 それとも、世の共働きの女性はみんなそんなスーパーウーマン的生活を営んでいるのでしょうか? それに子育てが加わったら、それこそムリゲーだと思うのですが…。 それが結婚だというのならなんかもうモミジ結婚しなくてもいいような気がしてきました…。 あまり反論もできずに帰宅したモミジ。 この人と本当に本交際に進んでいいのだろうかという疑問で頭はいっぱいでした。 早く婚活を終わらせたいという気持ちはあります。 でも、こういった点…
お土産男さん編 その二十五 家事分担について提案を受けたわけですが、お土産男さんの担当は『洗濯だけ』という提案で、モミジ的にはびっくりしたわけです。 まぁ世の中には何の家事もやらない男性もいると聞きますので、マシなのかなぁ?と思いつつ、なんだか釈然としない思いも抱えていました。 そのあとお話をしていて、お土産男さんにはやはり『料理は絶対に奥さんにやってほしい』という思いがあるようです。 料理については、苦手というわけではないのです。 しかし問題がひとつ。(笑) モミジの今の仕事的に、帰宅が結構遅くなることもあるわけで、そういう時いったいどうするつもりなんだろうと思ったのです。 料理は日頃一切し…
お土産男さん編 その二十四 一度は『本交際』についてお互いに合意したものの、『家事の分担問題』で保留となりました。 ここでモミジは保険のために、中断していたお見合いの申し受けや申し込みを再開しました。(笑) そしてその次のお食事。 前回は家事の分担についてお互いに触れなかったわけですが、今回は話し合わなければと思ったのです。 それはお土産男さんも同様だったようでした。 「以前話にあがった、家事分担のことなんだけど…。」 「僕は洗濯が好きなんで、洗濯は僕担当でいいかなぁと。どうでしょう?」 お土産男さんね、なんていうかね、すごく誇らしげな顔をしていらっしゃったのです。 正直モミジ的には、「え、洗…
お土産男さん編 その二十三 これから家事の分担について考えてくれるということで、少し安心していたわけです。 しかし不安ももちろん残っていました。 もともと『家事は女性がやるもの』と信じて疑っていない人が、いきなり『家事は夫婦で半分半分』なんて考えをすんなり受け入れることができるのだろうか…。 そして、家事だけではなく『育児の分担』ってどんな風に考えているのだろうか…という不安もありました。 その後のお食事で、お土産男さんは家事の分担について触れてくることはありませんでした。 モミジはその話について話したいなぁとは思っていたのですが、自分から切り出せないチキン野郎なもので…。(笑) お察しの通り…
お土産男さん編 その二十二 『バリバリ働いている女性が好き』だというお土産男さん。 しかし『家事の分担なんて考えたこともない』というお土産男さん。 モミジからすると、なんじゃそりゃという感じだったのですが、意外とこういう男性って多いのでしょうか!? モミジはまだ周りに既婚者があまりいない、既婚者の方(主にだいぶ年上)は専業主婦の奥様、という環境なので、そういった話はなかなか聞かなかったもので…。 その日は気まずくなって帰宅したのですが、その後お土産男さんから連絡がきて、 「働く女性と結婚したいと思いながら、家事の分担について何も考えてこなかったなんて情けないですね…。一人暮らしをしているので家…
お土産男さん編 その二十一 以前婚活をしている女性の先輩と腹を割って話したことがあったのです。 その女性の先輩は専業主婦になりたいと思っているそうなのですが、婚活でそれを言うと、『このご時世に専業主婦なんて贅沢、今は共働きが普通』なんて言われると言っていたのです。 でもモミジの体感としては、それ本当!?と聞きたいくらい、家事は女性にやってほしいという男性ばかりです。 なんだみんな専業主婦がいいんじゃないの?と思っていたのですが、たぶん『収入がないのは困る、でも家事もやってほしい』ということで、マメ男さんみたいな発想になるんだなぁと…。 世知辛いなぁ… 婚活を通して、なんだかどんどんと結婚願望が…
お土産男さん編 その二十 「え?」 と言ったお土産男さんの顔。 本当みなさんに見ていただきたかったわけですが…。 しばしの沈黙の後。 「もしかしてお料理苦手ですか?じゃぁお土産男さんはお掃除担当かな〜?」 なんて、またもや努めてかるーいテンションで明るく聞いてみたわけです。 すると、またもやキョトン顔。 え、なにもしかして、『女性は夜遅くまでバリバリ働いていても家事は全てこなすもの』なんて思っているのだろうかーーー!?!?!?とこっちが「え?」と言いたい状況になりました…。 ほほう…一番厄介なタイプかもしかしてぇ!?という予感は、見事的中したようで、 「あ、そうですよね、ごめんなさい、分担のこ…
お土産男さん編 その十九 お高いレストランに招かれたモミジ。 予想通り、お食事の終盤で本交際を申し込まれました。 わー!ハッピーエンド! なんてことにはならなかったのでここに書いているわけですが。(笑) 本交際を申し込まれた時はとても嬉しかったですし、やっときちんと将来について一緒に考えていける人と出会えたのかなと思ったわけです。 もう面倒くさい同時進行や、緊張するお見合いをしないですむ!という喜びも結構大きかったかもしれません。 でも前回書いたように、現在のモミジは本交際続行中でもなければ、成婚退会をしたわけでもありません。 ではどうなったか、といいますと。 本交際を申し込まれ、モミジが了承…
お土産男さん編 その十八 デートを何回もこなしたある日。 モミジ的にはそろそろ本交際を申し込まれるのでは…!?なんて感じていたのです。 ちょっと説明すると、相談所の交際はこんな流れになっています。 『お見合い』 ↓ お互いの同意 ↓ 『仮交際』(複数人同時進行OK) ↓ お互いの合意 ↓ 『本交際』(同時進行NG) ↓ 『成婚退会』 なので、『本交際』は世間一般でいう『お付き合い』ですね。 複数同時進行も、始める前は効率的!!と思っていましたが、実際何ヶ月もやってみると、しんどいんですよね。 予定管理もそうですし、誰とあの話したんだっけ?とか、世の二股をしている人たちを初めて尊敬しそうでした……
お土産男さん編 その十七 結婚後の仕事について合意を得たモミジ。 正直婚活の場では、やっぱり『家庭的な女性』、『仕事より家庭優先な女性』を求められている感じがしていたので、女性のキャリアに理解がありそうで、ホッとしたのでした。 モミジは一人暮らしですので、家事が特段苦手というわけではありません。 しかし毎日結構遅くまで働くことが多いので、毎日掃除洗濯料理が完璧にできているかというとそんなこともありません。(笑) お土産男さんとはその後も楽しくお話し、解散。 次のデートでも、その次のデートでも、その次の次のデートでもお土産男さんは手土産を持ってきてくれました。 もちろんモミジもちょこちょこお返し…
お土産男さん編 その十六 お土産男さんに結婚後の仕事について聞かれ、ちょっと嫌な思い出を思い出したわけですが、都合のいい嘘をついても自分の首をしめるだけなので、正直に今の仕事を続けたいことを話しました。 モミジが 「今の仕事が好きなので、できれば結婚後も続けたいと思っています。」と言うと、 お土産男さんは、 「お仕事好きって言えるのはいいですね。僕も奥さんには家にいるよりも好きな仕事をしてもらえる方がいいですね。バリバリ働いている女性って魅力的なので。」 と言ってくれました。 正直とてもホッとしました…。 またマメ男さんと同じこと言われるのかなぁなんて思っていたので…。 今は共働きが主流なんて…
お土産男さん編 その十五 お土産男さんがその日連れていってくれたお店も、とても美味しいものばかりの素敵なお店でした。 ラインについて話をした後、お土産男さんから結婚観について切り出されました。 「モミジさんは、結婚後のお仕事はどう考えられてますか?」 この質問、ちょっとトラウマがあります。 以前お見合いをしたマメ男さんを覚えていらっしゃるでしょうか…。 (気になる方は過去の記事『マメ男さん編』をご参照ください) マメ男さんは仕事より家庭を優先してほしい、 という考えの持ち主で、仕事をやめろとは言いませんでしたが、今の仕事は辞めて定時で帰れる仕事に転職してほしいとおっしゃっていました。 モミジは…
お土産男さん編 その十四 お土産男さんはラインやメールの文面を考えるのが大の苦手で、それが理由で俺通信になってしまっているようでした。 モミジは連絡をくれるのは素直に嬉しいのですが、毎日毎日俺通信ラインがくるのは正直言って嫌なので、『もう毎日ラインをするという習慣自体をやめてしまえばいいのでは!?』と思い至ったわけです。 お土産男さんに 「ラインが苦手だったら、毎日ラインくれなくても大丈夫ですよ?」 と言ってみると、 「え、本当ですか!?女性は頻繁に連絡とるのが好きなのかと…無理して言ってないですか?」 と返されました。 まぁ正直、マメに連絡をくれる男性の方がいいっていうのは本当ですが(笑)、…
お土産男さん編 その十三 お土産男さんに何を聞いたのかと言いますと、もちろん単刀直入に『お土産男さんのラインってなんで俺通信なんですか?』なんて聞けるはずはないので(笑)、 本当は聞きたかったですけど(笑) 「お土産男さんって実はラインとか苦手ですか?」と聞きました。 それは、お土産男さんのラインが俺通信なのもそうですが、基本的にラインは一日1、2通で、それ以上はこなかったのも理由としてあります。 するとお土産男さん、「あぁー、ばれちゃいましたか。」といって笑っていました。 お土産男さん、ラインやメールが大の苦手なのだそうですが、お見合い相手に連絡を取らないのは失礼とカウンセラーさんに言われて…
お土産男さん編 その十二 お土産男さん、お見合いの時もとても良い印象でしたし、話している時はとても楽しいのですが、ラインが日記調の俺通信ばかりということが判明しました。 お見合い相手なわけで、ラインを既読スルーするわけにもいかないのですが、こういう俺通信って本当に返信に困るんですよね…。 基本的に『よかったですね』、『いいなぁ』としか頑張っても返信できないような内容ばかりなわけです。 私が返信に質問文を入れてもスルーされたりするし…。 自分の伝えたいことだけで、私の返信なんかよく見ていないのかもしれないなと感じました。 次にお土産男さんとお会いすると、その時にもお土産男さんは手土産をもってきて…
お土産男さん編 その十一 お土産男さんが、俺通信を送ってくる男性だということが発覚しました。 こう言い方をするってこと、そして前回の記事の感じからおわかりいただけると思うのですが(笑)、モミジはこういう俺通信を送ってくる人は苦手です。 前回の記事に、本来は『知らんし』と返信したいところを必死でおさえて返信をひねり出しているのに、俺通信をしてくる人は大抵そういった返事を無視して俺通信を畳み掛けてくる、と書きました。 お土産男さんもそうでしたので、かるくラインの内容を再現したいと思います。 お土産男さん「今日は疲れたので、ビール飲んじゃいました♩美味しかった♩(適当に撮られたビール缶の写真付き)」…
お土産男さん編 その十 お土産男さんチョイスの美味しいお店で美味しいご飯をいただき、時間も時間だったので、解散することに。 その日から、お土産男さんから『俺通信ライン』が届くようになりました。 一応よくわからない方に『俺通信』を一言で説明すると、『知らんし』としか返しようのないライン(もしくはメール)のことです。 例えば、 「ビール飲むときはこのおつまみが最高♩(ビール缶の写真つき)」 「寒かったね〜、今年はじめて手袋だしたよ。」 「家の近くのイルミネーション。(ぶれぶれで全然綺麗でもないイルミネーションの写真つき)」 などなど。 プチ日記の代わりにしてるのか?というような内容のものばかりを送…
お土産男さん編 その九 お見合いで手土産を持ってきてくれたお土産男さん。 初デートでも手土産を持ってきてくれました。 こんなにお菓子ばっかりもらっていたら太ってしまう…。(笑) ということはおいておいて、女子ウケをわかっているところに若干警戒してしまいました。 美味しそうなメニューばかりのお店。 実際頼んでもとても美味しいものばかりだったのですが、賑わいすぎていて、若干声が聞き取りづらいという…。 閑散としているお店よりは全然いいのですが、ちょっと落ち着かなかったなぁ、というのがこの日の総括的な感想でした。 お土産男さん、とても落ち着いた方なのですが、少し声のボリュームは小さめの方なので、ワイ…
お土産男さん編 その八 仮交際成立後、お土産男さんからの初連絡は電話ではなくショートメールできました。 その理由としては、「仕事が忙しく、時間が遅くなってしまうと思うので」というもの。 いちおうルールとしては初連絡は電話で、となっているのですが、そんなに忙しかったのでしょうか…。(笑) モミジは電話の方が嬉しいなと思うのですが、本当に留守電を残すような時間もなかったのか、電話が単純に面倒だったのか…。 後者のような気がしてしまうのはモミジがひねくれているせいでしょうか。(笑) そこから、ラインに移行し、とくに電話はせずに次のデートをすることになりました。 お見合い以来ラインでしか会話していない…
2019年1月
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