台峰の砦4
城門を「こぐち」と言い、城を攻める敵を少数入れて殺し、守備力の範囲を越さない様にした為です。広い曲輪に入り込んだ敵を三方から攻撃する構造(桝形)を造り、小口で人数制限をした訳です。「小口」の字を変えれば「虎口」となる訳です。例えば、江戸城の田安門ですが、武道館の出入りに使う門に成り、枡形虎口になっています。グーグルの地図より引用した田安門の写真で、図下に日本武道館の一部が見えます。攻撃の侵入者は堀を越えて真正面の門から曲輪に入る。正面の門から曲輪を見ると二方は石垣で、もう一方は田安門となり、三方は塞がれている。石垣や門から鉄砲や弓を射られる事に成る。守備が殺すのが早いか?攻撃する侵入者が多いか??そんな攻防となる。その様な砦構造は、既に鎌倉城考えられ、遺構として現存する訳です。倉久保谷戸や台峰を単なる緑化公園と...台峰の砦4
2020/09/26 14:00