若い教員を育てられない教育委員会と学校現場(10)
さて、今回は学校現場の状況を見てみよう。先日、ある学校で管理職からこの様な文書が配られたという。「働き方改革」の現場での取組み精神ともいうべきものか、具体から抽象論に至るまで提言している内容だ。逆に言うと、これらの事柄を教員たちは出来ていなかったり必要と感じていないということだ。「校務分掌や行事・教育活動を見直す」とあるが、これが管理職から提案されるとは、一体どういうことなのか⁉️本来、年度末反省とか学校評価とか言われる中で、平場から提案される中身ではないのだろうか…。そして、この見直し活動から始まるのが足もとからの学校改革であるはずだ。例えば、教育委員会等が理不尽なものを押し付けてきたならば、全職員で論議してはね返したり、自分たちがやりたい内容に変えていく重要な作業なのだ。面白いのは「定時等に音楽がかか...若い教員を育てられない教育委員会と学校現場(10)
2025/03/22 09:01