藤岡換太郎著『フォッサマグナー日本列島を分断する巨大地溝の正体ー』(ブルーバックス)/地質学は壮大なミステリーだ!
藤岡換太郎著『フォッサマグナー日本列島を分断する巨大地溝の正体ー』(ブルーバックス) 「フォッサマグナ」とは、本州の中央部の、火山が南北に並んで本州を横断している「巨大な地溝」のことだ。西側の境界線は新潟県糸魚川から静岡県までの「糸魚川ー静岡構造線」。一方、東側の境界線は不明だ。巨大な溝の東西は約1~3憶年前の古い地層だが、フォッサマグナの内部は約2000万年前の新しい地層になっている。しかも溝の深さは6000m以上なのだ。いったいこの巨大な溝はどうやってできたのか? 実はフォッサマグナがどのようにできたのか、まだ明らかにはなっていない。深さが6000m以上だと伝えられているが、実は底まで掘り…
2019/05/17 22:29