通州事件の新視点
本日の産経新聞「正論」欄で、通州事件が取り上げられている。通州事件は、1937(昭和12)年7月29日に中国の通州(現:北京市通州区)で起きた居留民殺戮で、日本軍守備隊110名と、居留民385名のうち225名(日本人114名、朝鮮人111名)が犠牲となったものであるが、殺害が極めて残虐(識者は「鬼畜以上」と表現)であったとされる。虐殺事件の実行者は、当時日本軍の監督下で現地に組織した「冀東防共自治政府麾下の保安隊(中国人部隊)」であったことから、後に起きた南京事件の遠因ともされている。「正論」に戻ると、筆者は「新しい歴史教科書を作る会」副会長の藤岡信勝で、論旨のうち、通州事件を防げなかった日本軍の警戒心の欠如と失態は安倍元総理襲撃を防げなかった警察と通じるとされているのは今後の評価に俟つとして、次いで挙げ...通州事件の新視点
2022/07/28 12:20