アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
前の記事、高域から低域までと、楽器の弦長と弦の太さの関連になる、 今はクラギにも新素材の弦は出ている、Aquila社の「アルケミア」、①~③弦はナイルガット(NG弦)と同じ、しかし需要が多いのは依然、従来のナイロン&巻弦のようで、楽器がこれにしっくり合うように作られているからか?リュートは基本として昔のオリジナル楽器を元に作られるが、楽器にもそれぞれ特性が出る(ガット弦が全てに合うとは限らない;)、使う弦に...
先日、リュートの右手の事を書いたので、今日は左手(バロックlute)について、ギターでも同じだが、弦はフレットの間近を押えること、これで押弦に力を入れずともきれいに音が出る、クラギでもカンパネラ奏法のときは同様だが、バロックluteでは押えるべき弦だけ押え、隣には触れずに押える習慣づけが必須になる、 これで、音が重なる美しさが得られる、そのため各指は垂直に正確な位置に下ろすよう練習が要る、寝かせてはダメ、...
最近、2階の空き部屋で寝る事が多いが、エアコンの室外機はすぐ外のベランダに置いてあり、作動すると床が共振したような音が聞こえてくる、眠れないほどの音ではないが、 室外機の下のゴム板は設置して以来替えておらず;しかも脚部の片側にしか敷かれていなかった、これでは床に振動が伝わると思う、さっそく新しいのを買い、今度は全か所に敷いた、かなり静かになり、インシュレーター(防振材)なる物がハッキリ効果を示した...
昨日は二男が帰宅して、前回の ビギナーが聴くブラームス 1 に続き、Sym No.2を聴いた、初夏の雰囲気をもつSym No.2だが、ちょうど筆者も聴きたいところだった、 ブラームスがこの曲を着手したのは1877年6月で同年9月の短期間完成したが、着想はもっと前からあったという説もある。選盤は過去記事 Brahms:Sym No.2の名盤(更新) に書いた中のアンドレス・O-エストラーダ指揮、ウィーン・トーンキュンストラーOにした、2015年 O...
バロックの弦楽合奏などでは、今はノンヴィブラートで奏で、和声を鮮やかに響かせる奏法が主流である、*ムジカ・アムフォンによるコレッリの合奏協奏曲集、 you tube:Corelli: Concerti Grossi Op.6 (Full Album)一時代前のヴィブラートを深く入れる奏法では、ふくよかだが曖昧で、彩度が落ちたような響きになる、*同曲の旧奏法による演奏、(Slovak Chamber Orchestra 1975)you tube:Arcangelo Corelli 12 Concerti Grossi Op...
昨日は久しぶりにリュート教室のオンライン発表会(Klassenstunde)があった。今回は都合のつかない人が多く、少人数だったのが残念だが、全員で会話をしながら進めるのがリアルタイムの良さで、PCの前で楽しいひと時になる。 今回から演奏は事前の録画でもよい事になり、3人が録画発表で、あとの人はライヴ発表だった、ライヴなら泣いても笑っても1回きりだが、録画は往生際わるく何度も撮り直してしまい少々しんどいし、自己ベ...
楽譜をただ音にしただけでは演奏とは言えない、音楽の本質がわかり、しかるべく表現できなければ・・ましてや西洋の古い音楽を我々がそのように演奏するのは難しい事にほかならない、 今、レッスン中の曲Bourrée F majorも僅か14小節という短い曲だが、小節単位で難しい課題が詰まっている;上声、内声、バスのバランス、それぞれが繋がること、しかるべき演奏にするには緻密な表現を要し、リュートならではの美質も活かさないと...
このところ、ステレオ機の前に座る事が減っていた;たまに聴くと新盤の音は非常にクリアで豊かである、 アンプの役割は音源を忠実に増幅すればよい、それだけである、鉱石、真空管アンプ含め、帯域特性カーブなど多少の違いはあるが、何を使っても再生能力が大きく向上したという経験はない、2000円弱のデジタルアンプさえ隅に置けない^^;管球の何々は独特の良さがある?とか言われても・・目的の音楽が十分に聴ければ何だってい...
リュートの右手は小指を表面板に軽く触れて、手の位置を安定させ、弦を捉えやすくする、これはルネサンスlute、バロックluteとも共通、 19世紀ギターの時代になっても奏者によっては、小指付けの奏法が行われた。ルネサンスluteではフィゲタ奏法(親指と人差し指の交互弾弦)を行なう上で
「プロじゃないんだから気軽に楽しめばいい」という向きもあるが、それも程度問題; 子供の真似事のように楽器と戯れても、進歩も喜びもない、高価な楽器や楽譜など資料集めには熱心でも、演奏は一向に進歩がない人も見てきた、満足のしどころが違うのか? 昔の人は趣味ではあっても、筋道たてて学び、ちゃんとモノにするのが当たり前だったかと思う、本職ではなくても、文化人の一人となる姿勢で、本人の品格を顕わにするので、...
先日の 鋭意録画中 を続けているが、発表会のためだけでなく自分の記録としたい。しかし、収録機をONにしたとき、「うまく弾かなきゃ」という気持ちが先走って浮ついてしまう、普段の練習で(自分なりに)腹が座って音楽的に集中できた、という演奏の半分にも満たない、収録を再生すると「もうちょっと良く弾けるはずだ」と思い、しぶとくやり直すが似たような演奏になるだけ^^;日をあらためて、曲を見直して切り替えないと・・ ...
偶然の事だが、ハイドンの交響曲番号で、キリ番の曲にはユーモアや奇抜な要素をもつ曲が揃っている、 No.40 終楽章が親しみやすいフーガ書法、No.60 「迂闊者」6つ楽章で終楽章に
昨日の記事の補足になるが、 リュートの録画はWeb用のカメラとマイクをPCに繋いで、録画アプリに直接収録している、激安のWebカメラはうまくアラを消して、年寄り肌を20歳?は若く映してくれるのが気に入っている^^vカメラは明度やコントラストをすべて自動でやってしまうので、背景が暗いと感知すると、色の明るいものは天井の照明で白トビして映ってしまう(アプリの画像調整では補正できない)、画像にさほど拘る気はないが、あ...
今月22日がオンライン発表会の日で、今回から事前に撮った録画での発表もありになった、十分に練習したつもりでも、いざ撮りはじめると、 ・初っ端からミスったり;・わりと順調に行けたけど、最後で大ミスをやったり;・ミスは少なかったけど演奏がショボかったり;何度撮り直しても、このどれかである^^;全体に一番マシなのを選ぶしかないが、一長一短でそれも迷う^^;これは2月13日に撮ったもの(仮)、mp4:Allemande(Anon)...
2月11日の記事、楽器の弦長と弦の太さの関連になるが、「音質」というのが一番感じられるのは人の耳に聴こえやすい中域から高域にかけてであり、楽器の音色、スピーカーの特性もこの帯域で特徴が明確になる、低域になるほど音質というのは感知できなくなり、音楽の土台となる低音が好ましく出るかどうかが重要になる。 リュートのような楽器に置き換えてみると、楽器本体も音楽表現のしやすい良いバランスで鳴ることも重要だが、...
リュートは保守さえしっかり行えば100年でも使えるはず、過度の乾燥や湿気は避けないといけない、人が快適に居られる場所に置くのが理想。折々に製作家の修理は要するが、よく見られるボディ廻りに貼られた白い縁止め(羊皮紙)は表面板を開く修理を重ねた楽器で施されるらしい、 毎度調弦で廻すペグ(糸巻き)は大事なところだが、いつも注意して扱えば長く良好な状態を保てる、夏は湿度で木材が膨張し、ペグは膨らむので、廻り...
過去、クラギを始めて以後、なかなか良い楽器に当らなかったので、当時習っていた先生を通じて、河野30号を工房に頼んだのだった、一旦先生のところに1つ届き、先生の目に叶わず「もっと良いのをよこせ」と送り返され、2つ目に届いた楽器だった、 同型サンプルそれまでの河野ギターらしい丸っこい音ではなく、冴えた響きが魅力で申し分なかった、のちに買い替える必要はないと思った、価格帯より出来の良さで決まる。これはリュー...
バロック期に製造されたのが明らかな低音弦として、ヴェニスガット(通称:キャットライン)と言うのがあり、素材はガットのみで複数本を束ねて縄状に太く撚ったものである、 弦長に対し、太い弦を張っても鳴らすことができるのは弓で弾くヴィオール属やヴァイオリン属で、弓から振動パワーが持続して供給される、ガット弦を張ったヴァイオリンリュートでは緩く張った弦を指ではじくだけで、あとは余韻を聴くしかない、バロックlu...
古典落語はギスギスした現代じゃなく、おっとりした昔話なのが良い^^ 昨日はいつもの会場(アピセ関)で、今回は「春風亭一之輔、桂吉坊 2人会」があった。パーっと笑って、ここ何日かの「厄落し」に良いタイミングv一之輔は年に900席をこなし、あの笑点メンバーにもなって(稼ぎ過ぎ?)とも思うが^^寄席のチケットが完売でなかなか買えない人とも聞く;やや毒舌調でもある一之輔は鋭く?笑わせる^^それが岐阜県関市という(前に...
nhk大河ドラマの伝統として、主人公や主要人物の幼少期から描かれる事が多く、その時々に恰好の子役が抜擢され、話題になる事も多かった、 今年の「べらぼう」は主人公の重三郎に保護された記憶喪失の少年、唐丸役の渡邉斗翔くんが演技が上手く注目される、錦絵を見事に描く才の持ち主で謎の少年でもある唐丸、前回は行方不明になって、この後どうなるのか?のちに大物絵師となって再登場?という憶測も・・渡邉斗翔:参考ページ...
昨日は長男が「手術入院先」を退院して「元の病院」に戻る日だった、 病院間は車で15分ほどまず我々夫婦が到着し、退院手続きを済ませた、念のため介護タクシーが手配されのでそれに長男と家内が乗って元の病院に向かった、ここまでは順調だったが・・自分も車で行こうとしたら、キーがない!;*車にあった着替えを取りに家内にキーを預けて、そのまんま行ってしまった;自分は身動きとれない;ケイタイで連絡して、長男を元の病...
バロックリュート曲はほぼ上声とバスのみに簡略化された書き方で、内声部は割愛されている事が多い、ピアノのプレ・インベンションなど易しく書かれたバロック作品も上声とバスのみになっている、 上の旋律を単独に頭で演奏し、バスに内声を加えた通奏低音を弾いてみる事もできる、you tube:Sonata No.8 in E minor / Mi mineu: Sarabandaバロックluteではいつもこのようにバスに数字をつけて、その場の和音を弾いてみるように...
入院中の長男、その後問題ないようで7日に退院することになった、一応面会に行っているが、一昨日、病院駐車場が満車だったので空き待ちだった、 家内だけ先に行くため、車から降りようとして縁石につまづいて転んだ、ごろんと丸ーく転がったので怪我はなかった、小太りのうえ、モコモコに着込んでいたお陰もある、去年の記事のように、転がり方が見事で、思い出すと可笑しい^^ほかの人に見られなかったか気にしていたが、並んだ...
楽器の話続きで恐縮;いつも書くように、リュートは形状が様々で、弦長も違い、鳴り方や弾く感触もそれぞれに違ってくるが、よく似た形でも違いは大きい;毎日同じ楽器を弾いていると、それにすっかり馴れてほかの楽器に持ち替えると勝手が違う、このところ練習は楽器をとっかえひっかえして、どの楽器にも切り替えできるようにしている、ただ、持ち替えた直後からはちょっと時間は要する;以下3つの13コースバロックluteは弦長(...
当たり前だが、弦楽器は調弦を正確に合わせない事には何も始まらない;クラギをやっていた頃からの話だが、調弦をきちんと合わせるというのに無頓着な人がいて、多少狂っていても気にせず弾いている、それでも弾いてりゃ楽しいのか?調弦を直してやったりしたが、面倒になって世話をやかなくなった; また過去のギター弦は有名メーカー品でも酷く音程の合わない不良品が多かった、「替えたほうがいいよ」と言っても「勿体ないから...
リュート属には低音コースの弦を長く拡張したタイプがあるが、ダッチヘッドと呼ばれるタイプはコースごとに徐々に弦長が長くなるので、音に急な段差は生じない、 ダッチヘッドテオルボは低音コースから突然長くなり、段差が大きい、テオルボまた筆者の持つジャーマンテオルボ(調弦はバロックluteと同じ)も糸蔵が2段に別れ、8コースまでが70cm、9コース以下が97㎝と、これも段差は大きい、どうにか救われるのはダブルコースであ...
ハイドンのSym「太鼓連打」もそうだったが、Sym No.94「驚愕」も申し分ないお気に入りの演奏となると、ごく絞られてくる、 第1楽章主部は器楽的で簡潔な主題が使われ、整然とした構成感とキビキビとした感覚・・一言では言えない魅力、*参考にハイドン初期のSym No.36を聴いてみると主題はメロディアスに彩られている、you tube:F.J. Haydn - Hob I:36 - Symphony No. 36 in E flat major (Hogwood)20世紀の巨匠指揮者らの「驚愕...
ここ数年、ほとんどバロックluteばかり弾いて、他の楽器には手がまわらない、 下記の①~④は同じ調弦法の区分けになるが、①ルネサンスlute調弦:ルネサンスリュート、アーチリュート(手放した)②バロックLute調弦:11及び13コースバロックリュート、ジャーマンテオルボ③テオルボ調弦:テオルボ(持っていない)④ギター調弦:バロックギター普段弾いているのは②ばかり、この先も②の課題で手一杯だろう、①や④は稀に易しい曲を弾くか...
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アマチュアに上手く演奏する義務はないが、1つの文化に関わったからには、その品格を下げる行いだけは慎みたい。国内では、まだリュートの生演奏を聴いたことがないという人が殆どだろう、そういう人の来る演奏の場こそ、リュートの魅力を十分に知ってもらいたいもの、それが優れたプロの演奏なら申し分ないが、 you tube:Sylvius Leopold Weiss Passagaille in D Dur. Evangelina Mascardi初めて聴く人が来るような場ではアマチ...
楽器の練習など、やる事を終えて、夜食に麺類を食べ、TVの録画を見て、寝る、至福の時間でもあるが、カップ麺はめったに買わなくなって久しい、日清のカップヌードルなど高すぎる; 今は蕎麦、素麺など乾麺で作る事が多い、 薬味の生ネギや刻み海苔も欠かさず補充する、冬は温かいかけ蕎麦にするので、汁を作るのが面倒だが、ラーメンスープを作るよりは簡単、スーパーに行ったら久しぶりにカップ麺で99円の品があったので思わず...
今村さんの講習会、今年は6月の昨日行われ、リュートとクラシックギターの人が受講した。昨年は聴講で参加したが、今回は楽器を引っさげての参加、アルマンド D minorを弾いた、 弾き馴染んだ曲だが、受講前はこのように平坦な演奏になっていたが;音楽性が良くなるよう指導をお願いした、mp4:Allemande D minor(Anon)テンポをゆっくりにして表現を細やかに深めていく必要があった、「演奏は一つではない、可能性の一例である...
このところご無沙汰しているが、岐阜のギターサークルの例会、また年一の演奏会(フェスタ、今年は6月28日)は時折伺っている、いつもながら楽譜なしで弾く人がいるが、大抵はネック(指板)に目を向けっぱなしで、指を動かす手順だけで憶えているようだ、こういう憶え方はギターだけだろうか?途中で忘れると続きがどうにも思い出せない事が多い、この憶え方は進歩性がなく
スターウォーズも宇宙戦艦ヤマトもワープが出来る事が前提の物語で、物体も通信も瞬時に移動する、遠い空間に繋がる「亜空間ゲート」なるインフラも出てくる^^ 光速を超えるという事は本来の時間経過の前にやって来る事?言い換えれば過去にタイムトラベルするのと同じかも、もし地球から火星に電波や光で通信を送ったとする(位置関係で遠いときと近いときがあるが)、平均で13分かかる、物理現象は重力さえも光速を超えられない...
そういえば、いくつかある楽器達、どれも黙って発注し、完成して届いたら、さりげなく部屋にしまっていた、 すでに何台かある楽器ケースに紛れて1つくらい増えても目立たない、断捨離もしているので増えすぎないし、過去写真:すでに無い楽器も写っているオーディオ機も新しいのを注文したら、古いのは売却、同メーカーで見た目そっくりなので、入れ替わってもわからない^^ご覧いただき、ありがとうございました。にほんブログ村...
小結、若隆景が勝ってインタビューを受けるとき、「やりました!」みたいな顔をせず、淡々と落ち着いて受け答えをする、「昭和の力士のようだ」と解説者は好感を述べたが、たしかに、かっこよく思った、演奏家が演奏を終え、大きな拍手があっても、落ち着いて、胸に受け止めるようにお辞儀をする・・これもいいと思える、さて、演奏中の事になるが、プロ奏者では音楽的に大きく体の動きや顔に表す人、内に秘め、表面は淡々としてい...
どうもお腹がだらんと膨らんできて、体重を量ったら軽かったときより、7キロも増えていた、こりゃ異常事態!;呑気にフトっていられる身の上じゃない、いろいろあるのに; 食事の量はいつもと変わらないし、動く量も変わらないはず、しかしこのチョコレートが好きで春まで毎日のように買っていた、また糖分入りの飲み物が増えたように思う;暑くなってチョコレートはあまり欲しくなくなったし、あとは無糖の飲み物に替えて様子を...
前曲の課題を残しながら、次の曲を始めたが;ヘ長調のメヌエットで、これも22小節の短い曲である、しかし練習すべきツボと言える内容で、昔のリュート教師も生徒のために骨を折ったのが伝わってくるような^^ なだらかに下降するテーマで、スラーの音、弾弦する音が入り混じっているが、凸凹にならず流れるように弾く必要がある、いわばバロックluteで常に伴う弾き方のおさらいになる、弾弦箇所はまちまちで、弱拍で弾弦したり、3...
結論から言うと不可能である、量子テレポーテーションと聞くと何か役に立ちそうな印象をうけるが;もし将来、人間が系外惑星プロキシマケンタウリb(4.2光年)に探査ロボットを送ったとして、地球との電波通信は片道で4.2年のタイムラグが生じる、 どんなに遠くても同時の関係性を示す「量子もつれ」を使えれば瞬時に通信ができないか?と思うが、以前も書いたとおり、量子の状態は観測したときに決まる、地球にいるAさんと系外惑...
バロックluteのために書かれたフーガというのは非常に少ないが、シャコンヌ、パッサカリアは数多くあり、リュートには適した形式になる、もちろん楽器の機能を活かした魅力で書かれる、先日のDubutのシャコンヌはリュートのオリジナル曲としては長い曲になる(わりと後期の曲か)、 現代では他の楽器のための作品をリュートに編曲して弾く例が多い、大抵は奏者自身の編曲になる、無伴奏ヴァイオリンの為の曲というと、バッハの作...
Gパンなど、足首にかけて細くなるデニムをはく人が結構多い、「美脚に見える」という売りだが、そうだろうか?(本当に長い美脚な人はよいが;)モモヒキのような型にも見え・・わるいけどかっこいいと思ったことがない^^;ウエストが太い人は足首にかけてのテーパーが大きくなり、体型が余計に目立つ; 「タイト」は体のラインにフィットする、「スキニー」は細身にしてあるという意味で、通販の衣類はどちらで検索しても同じ商品...
動画サイトでピアノの練習法を見ていたら、リュートにも共通して参考になる部分がある、ピアノは横並びの鍵盤、リュートは指板、平板上でポジションを捉えるのは同じ、 youtube:跳躍のコツ、練習方法特に同じだなと思うのは、手(指)を高く離して良い事は無いというところ、下ろす位置が不確実になる、ピアノも高い位置から狙って下ろす弾き方はない(外れるのがオチ;)、位置を掴んでから瞬発的に弾く、・指の距離を無用に離...
ファンクラブには横綱コース~小結コースとあって、関脇コース以上なら、チケットの先行一次抽選から申し込める、よって筆者は「関脇」だが、さすがに次の名古屋場所は申し込みが殺到したとみられ、抽選から外れた人も多いと思われる、筆者も全部ハズレた;(IGアリーナの受け持ちだった席を辛うじて確保) そんなファンクラブ会員への気遣いか?ダンボール箱で荷物が届き、こんな品々が入っていた、カレーが沢山あったので家内の...
ピアノの演奏もいろいろ参考になるので聴いてみた、ピアノには大きなダイナミズムがあるので、懐深い休符も置ける。長い休符はただの休み(空白)ではなく、音楽効果として置かれる、無音でも音楽部分であり、聴き手を引き付けるところになる、ベートーヴェンのピアノソナタNo.8「悲愴」だが、第1楽章Guraveの第9小節の休符を、音価どおり数えると結構長い休符になる、 ベートーヴェンはこれだけ長く沈黙を置いて引き付けようとし...
同じような記事を過去にも書いているので、変わりはないが、正しい日本語と適切な言葉 1正しい日本語と適切な言葉 2ネットの書き込みなどを見ても、依然多いのが「ら」抜き言葉である、もうこれを普通に感じているのか?「食べられる」→「食べれる」×「見られない」→「見れない」×「帰ってこられた」→「帰ってこれた」×文章のタイトルから、こんなふうだったり; 小学生でもわかるが「られる」は「何々をする事が出来る」という可能...
鍵盤で右手だけで複数の音を出すとき、チェンバロやオルガンは音量は同じにならざるを得ないが、ピアノではよく聴かせる音、控えめにする音と弾き分ける事ができる、 和音をアルペッジョにずらす事もあるが、基本は同時でバラけないこと、上声(主旋律)をよく聴かせること・・かといって内声が聴こえないほど弱くてもいけない(内声がメインになる事もある)、弾き分けを同時に行うのは結構難しいかも?鳴らしちゃった音はもう強...
リュートや他の古楽器には一般に知られていない事が多く、解説を入れながら良いを演奏する、これも関心層を広めるため有効と思われる、(やっている人がまるで素人では意味ないが)言葉だけでは解説しきれない場合、資料をパワーポイントで投影しながら・・と発展する事も、 この場合は「講習会」と銘打ったほうがよい、演奏会であまり専門的に踏み込んだレクチャーを入れると、聴衆の大半が関心層ならよいが、「演奏が聴ければい...
ピアノ曲の場合、誰かの演奏で良い曲を知った場合、大抵は楽譜も出版されている(レアものもあるが)、リュートも奏者がレコーディングした曲にとても魅了される曲があるが、殆どが出版譜ではない;この楽譜はどこで手に入るのだろう?という事になる、 現在ならばIMSLPに挙がっている事もあるし、ヨーロッパの図書館等が資料公開している、自宅に居ながら簡単に手に入る場合もある、しかし検索の仕方がまずければヒットしない;P...
アナログ盤はたまにしか聴かないが、筆者の使うプレーヤー DENON DP-47F(中古)は望みの機能がすべて備わっている、今は望めない機種になる、 発売は1985年、すっかりCD時代になった頃だ、操作はシェルに手を触れる事なく、全て手前のボタンで行える、自動化も徹底すると気持ちが良い、アームのオートオン&リターンリターンが付いた機種はあるが、オンができる機種は現行品に覚えがない、スタートを押すとアームがゆっくり開始...
リュートは弦をはじく楽器で、歌うように弾くのは難しい、その時の体調や気分が音に現われる、音楽性良く弾けたら、どんなに気分が良い事かと思う、そのためには、健康状態である必要がある、いつも「今の課題をやらなきゃ;」と追われるような気分でやっている、上達したい気があるなら、本当にやらなきゃいけない・・わかっている、 しかし、今の自分を考えると、若い生徒が頑張ってやるようなスタミナを注げる状況ではない、雑...
エアコンの寿命は10年程度が平均で、劣化したら修理より買い替えがお薦めだそうだ、確かに家庭用はメンテナンス無しで使い続け、10年持てば大したもの、 ダイキンのアンケート結果拙宅で最初に使ったのはマルチエアコンで、1台の室外機で数部屋分まかなうタイプだったが、送風音だけ大きく、効きはイマイチだった;故障すると数部屋がダウン;2011年に全部屋、この同型機に取り替え、室外機も1部屋ずつになった、第2世代 Panasoni...
楽器の不具合など、自分で補修出来る事は小まめにやるのがわりと好きなほうで、衣類なども手縫いでちょっと直せば具合よくなる、糸の
久しぶりにテオルボ・ソロのアルバムを取り寄せた、ヤコブ・リンドベリによる新盤で、ロベール・ド・ヴィゼ(1650頃~1725)の作品集、 ヴィゼはルイ14世に仕えた宮廷楽士の1人で、ジャン=バティスト・リュリの流れを汲むヴェルサイユ楽派になる、テオルボ、バロックギターの作品が多く、リュートの作品もあるが、その作風は、エヌモン・ゴーティエに始まって栄えたフランスのリュート楽派とはスタイルが異なっている、フランス...
タイトルを科学的に説明せよと言われても簡単ではない、「ピカピカ光沢があるから、」では答えにならない;虚像がはっきり見えるのは全ての色を入射角と同じ角度で真っ直ぐ反射するからである、 鏡というとガラスを思い出すが、滑らかなガラス面に銀白色の銀やアルミニウムを蒸着させると金属面を鏡面状態にしやすいからで、ガラスは無くともアルミニウム板を滑らかに磨いても鏡になる、「金属光沢=鏡」である、すばる望遠鏡:主...
タイトルの言葉はいずれも、本来クリアな音が汚れた状態を表わすが、楽器の中にはあえて、ノイズとも言える音を加えて独特の刺激を持った音色にしたものがある、三味線は一の糸(一番低い弦)の開放弦に接触する「さわり山」が設けられ、弦の振動が当ってシャーンという三味線ならではの音を出す、 薩摩琵琶もナットやフレット(柱)に幅を設け全ての箇所でサワリ音を出す、インドのシタールもサワリ音の仕組みがある、リュートも...
昔ながらの無線機で話す場合、送信ボタンを押して、「・・・・です、どうぞ」と言ってボタンを離す、次は相手が送信ボタンを押して話す、送信機と受信機が互いに交替できる機能である、 携帯電話同士で話をする場合、携帯電話は常に送信と受信、両方が働いている、同時に喋って会話が被る事もある、一方が電話を切ると相手からの送信電波が無くなって何も聞こえなくなる、送信→受信の前後関係があって、これもわかる、PCの音声を...
オーディオ神話の世界から、実際の世界へ引き戻してくれる解説動画などないか探してみたら、ここが目を引いた、 you tube:創造の館 オーディオ(一覧ページ)いろいろ知識を増やせる部分もあるが、これで、今後迷わず正しい選択ができるわけではない^^;結局、何が必要か決めるのは自分である、という結論になろうか、you tube:質問コーナー10~オーディオ機器の価値は何か真空管アンプ特有の良い音というのは存在しない、良い...
何度聴いても飽きる事なく、しばし時が経つと聴かずにいられないような曲がある(どなたにもそんな曲の何曲かあるかも?)、理由はと聞かれても、自分の波長に合うと言うしかない、聴くと満たされる薬のようなものだが、巷で言う「ヒーリング音楽」とはまったく意味が違う、 筆者の場合、そういう曲は主題が簡潔、素朴だったり(ぶっきらぼうだったり)する曲が多い、先日のバッハ、チェンバロ協奏曲No.1 BWV1052もそんな1つだが...
先日の'80年代レコードプレーヤーDP-47Fは「電気式」を駆使した製品だったが、 今日はもっと前の60~70年代、機械式の製品について、昭和の懐かしい物品に機械式腕時計がある、クオーツ時計が出てくる前、腕時計=高級品だった、ハイドンの時代には振り子時計は勿論あったので交響曲No.101「時計」の第2楽章は当時から振り子のイメージである、you tube:Symphony No. 101 in D Major, Hob. I: 101
はじめに、ヘンデリアン クイズ2です、すぐお解りでしょうがこのフーガ、 mp3: Fuga(冒頭部分)始まりの第一印象、誰の曲にきこえるでしょう?さて、ピアノさんのブログを拝見していると、なんだかヘンデルに嵌まった・・という声が広がっているような?いったいどこで火がついたのか^^;ヘンデルと言えばまずお馴染みなのが『水上の音楽』、この組曲は入念に書いたような凝った書法ではなく、閃くままに速筆で書いたように思え...
先日の記事:有用な弦(1)の続きになるが、昔、クラギで使ったAUG社のナイロン弦など、酷く音痴な弦が多く、12ポジションで半音の半分くらい狂うのがあった(レアな不良品サンプルとして取って置きたいような^^;)製品検査などせず、そのまま出していたのか、これはナイロン線の太さにムラがあるからで、原材料を供給する繊維メーカーは
いつものスーパーでは、定期的に全国の駅弁を集めた「駅弁まつり」をやっていて、食品売り場の前に特設される、 カニ、イクラ、アナゴ、牛肉等々、各地の名産物をメインにした弁当は数々あるのだが、子供の頃、列車の長旅で記憶に馴染む「幕の内弁当」を一度も見かけたことがないのが残念である、どこでも幕の内タイプの駅弁はあると思うのだが、まあ、幕の内は通常の売り場にいつも置いてあるので、そこで買えるのだが;特定の駅...
楽器の関連品とか、音響機器など、いろいろとマニアックに陥りがちな分野があるが;それが本当に有用かどうかは業界の売り文句や、嵌まった人の言う事は気にせず、自分で判断すればよい、「良くなった気もする?」あるいは「良くなったのか悪くなったのか微妙?」なんて事に費用をつぎ込むのは無駄、実質価値のはっきりした物に絞る。 大して意味のない所にコストをかけ、高級化した製品も多い中、'80年代のDP-47Fは、はっきり他...
現在、リュート用に実用的で、バカ高価じゃない弦を作っている先進的なメーカーはAquila社だろう、大抵のメーカーは原材料を大手繊維メーカーから仕入れていて、ナイロンやフロロカーボンなど元は同じものだったりする;クラギの弦など銘柄のパッケージが違うだけで「音が違う」云々はプラセボかもしれない?聴く側になると「○○製の弦を使っているから良い」なんて区別つかない。Aquila社は自社に繊維メーカーが備えるような「押し...
モーツァルトはウィーンに移ってから、フリーランスの作曲家になった、仕事を得るには誰よりも魅力的な曲を書き、名声を維持する必要があったと思う、我々が傑作の数々を聴けるのもその状況のお陰かもしれない、このブログを始める前からになるが、殆ど名が知られていない、いわゆるマイナーな作曲家で優れた人の作品を積極的に取り上げるレーベルが現われた、それまで老舗のレコードレーベルは有名作曲家を有名演奏家で出す、とい...
『琵琶』というと一般には薩摩琵琶の響きがイメージされると思うが、薩摩琵琶は柱(フレット)の手前を押え、柱の上面に絃の振動が当り、ビシャーンというサワリ音を出す、 撥の形状も奏法に応じたものになっていて、構えの角度は上向きに立てている、また柱の間を押さえ込んで音程を操作する、高い絃のみ複絃に張られるタイプもあり、絃がぶつかるようなスペーシングで、より刺激感のある音になる、you tube:
バロックluteでトリルを行なう場合、押えた弦を軽く引っ掻きながら指を離す下行スラーと、指で素早く押える上行スラーの繰り返しになるが、特に技術的注意が要るのが下行スラーである、下行した音が、①ほかの指で押弦された音、②解放弦の音、の2つに分かれるが、②は離す時点で弦高は高めになる、弦の押え込みが深い分、引っ掻きも強くなりやすく、トリルが乱暴になったりする、①と②どちらであっても同様に滑らかに出来る必要がある...
バッハの鍵盤作品には「お経のような」とも言われる;渋いタッチの曲があるが、人の感性の奥底に響いて虜にする力がある、それは弾いておられる方、実感だと思う、*モーツァルトの映画で、バッハの曲を試奏した彼は「バッハは自分のために書いたんだ・・」と感銘をうけるセリフがあったが、本当にそう思ったかもしれない、その後バッハやバロック作品をリスペクトした曲を書いている、コンチェルトと言えばソロ楽器が魅了する曲に...
筆者が運転免許を取った頃、家には親父が買ったこの車があって、しばらく乗っていたが、ボディがデカくて車庫入れが面倒だった、 この頃はお気に入りのクルマを買って乗るのが趣味の1つのようだった、職場の駐車場にもそんなご自慢の車が競うように並んでいた、6気筒のスカイラインが特に人気だった、セルフスタンドはなく、オイル交換など頼んだ待ち時間、タイヤゴム臭い店内でコーヒーサービスもあった、カーライフ全盛期の記憶...