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2017/10/03

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  • 沸石(ゼオライト)

    沸石(ゼオライト)は、結晶構造中に空隙を持つ含水アルミノケイ酸塩鉱物です。 空隙には、陽イオンや水分子を含むことができ、水分子の吸収や放出、陽イオンの交換を行うことができるため、吸収材や脱臭剤、土壌改良剤、さらに水質浄化などに利用されています。 ゼオライトの名称は、ギリシャ語のzeo(沸騰する)とlithos(石)を合わせて、名付けられたものです。 化学組成は、(Na,K,Ca,Ba)₁₋₂(Al,Si)₅O₁₀・nH₂Oです。 結晶の形は豊富で、四面体や束状集合体、針状結晶、菱面体、板状などいろいろな形のものがあります。 結晶系は斜方晶、単斜晶のものが多く、三方晶、立方晶、正方晶のものもあり…

  • 銅鉱物2

    銅を含む鉱物は、黄銅鉱が圧倒的に多く、銅の生産量の約80%を占めていますが、他にもいろいろな銅鉱物があります。 珪孔雀石(クリソコラ) 孔雀石に似た銅の含水ケイ酸塩鉱物 結晶になりにくく、皮膜状、塊状の集合体を作る。 化学組成 (Cu,Al)₂H₂Si₂O₅(OH)₄・nH₂O 結晶系 単斜晶 モース硬度 2.5~3.5 色は緑、青で、樹脂光沢がある。 赤銅鉱(キュプライト) 銅の酸化帯に生じる二次鉱物 塊状の他、八面体や立方体の結晶が見られる。 化学組成 Cu₂O 結晶系 立方晶 モース硬度 3.5~4 色は赤銅色で、金属光沢やダイヤモンド光沢がある。 中宇利石 愛知県中宇利鉱山で発見された…

  • 化石や鉱物の整理2

    家にある化石や鉱物は、3年前に実家を解体する際に、父から化石や鉱物は処分するから、欲しければ持って行っていいよと言われ、もらったものです。 この中には、私が子どもの時に、採集したものも含まれています。 量が多く、車で3往復しました。 きれいなものは部屋の中に入れ、残りは物置きに、入りきらないものは軒下に置きました。 しかし、軒下に置いたものは雨ざらしで、段ボール箱が崩れてきたため、整理を始めました。 昨年は、段ボール箱に入っていたものを取り出し、化石を中心に年代別、産地別に分けました。 今年は、鉱物を種類別に分けています。 取り出した鉱物は汚れを落とし、ラベルを付け、標本箱に収めています。 標…

  • 含有物のある水晶

    水晶は結晶中に、他の鉱物などを含むことが多い鉱物です。 角閃石や金紅石、クロム雲母、赤鉄鉱、電気石、緑泥石、緑簾石などいろいろな鉱物を含んだ水晶があります。 水や空気、オイルなどが、閉じ込められた水晶もあります。 これらの水晶を、インクルージョン クオーツと言います。 地殻の深い場所は、高温、高圧で、水も熱水状態になっていて、熱水中には様々な鉱物の成分が溶け込んでいます。 熱水が岩石の隙間に入り込み、地上近くまで達して、圧力と温度が下がると、鉱物成分は析出して結晶化します。 含まれている成分の中では、SiO₂が最も多く、水晶もゆっくりと成長します。 シリカ鉱物を、安定的な温度条件により、並べる…

  • 多彩な色の水晶

    水晶は石英の結晶で、化学組成はSiO₂、結晶系は三方晶系で、六角柱状の形をしています。 モース硬度は7で、ガラス光沢があります。 色は純粋なものは、無色透明か白ですが、微量な不純物や放射線の影響で着色し、様々な色のものがあります。 アメジスト Siの一部が、Fe³⁺に置き換わり、自然の放射線の影響を受けて、紫色に発色したもの。 グリーン 緑泥石(クローライト)や緑泥などにより、緑色に着色したもの。 クリスタル 不純物を含まず、無色透明なもの シトリン Siの一部が、Fe³⁺に置き換わり、黄色く発色したものやアメジストがマグマなどにより加熱され、黄色く変化したもの。 スモーキー Siの一部が、A…

  • 雪中四友

    2月も中旬を過ぎましたが、まだまだ、寒い日が続いています。 風は冷たく、畑の汲み置きのバケツも、氷が張っています。 そんな中、庭や畑の水仙が花をつけ、すっきりとした香りが漂っています。 梅の花も咲き始めました。 雪中四友は、中国で文人画に好んで描かれた画題で、早春に咲く香りの良い花、梅、蝋梅、水仙、山茶花の4つを指す言葉です。 どれもこの時期、よく見かける花達です。 梅 バラ科サクラ属の落葉高木 近くの果樹園の梅が、きれいに咲いています。 実を採るための木なので、花は小さな一重の白だけですが、一面に咲く姿に思わず、目を止めてしまいます。 蝋梅 ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木 1月には、半透明の…

  • プリムラ オブコニカ プリカント

    プリムラ オブコニカは、サクラソウ科サクラソウ属の常緑多年草で、中国原産です。 プリカントは、従来のオブコニカにはない、アンティークな色調で、落ち着いた花色の園芸品種です。 花色は赤、クリーム、青で、開花期は12~3月です。 草丈は20~40㎝です。 プリカントは、フランス語で古道具という意味です。 オブコニカ特有のかぶれの原因となるアレルギー物質プリミンを、ほとんど含まないので、花の手入れが安心です。 夏の暑さには弱く、夏越しが難しいため、日本では一年草の扱いになっています。 寒さにもやや弱く、霜に当たらないよう、注意が必要です。 日当たりの良い、風通しの良い場所を好みます。 プリカントの花

  • プリムラ ベラリーナ

    プリムラは、サクラソウ科サクラソウ属の常緑多年草です。 ベラリーナは、イギリスで作出された園芸品種で、八重咲きで花弁が幾重にも重なる花形をしています。 たくさんの花が、ロゼッタ状の株を覆うように咲き、花持ちが良く長く楽しめます。 花色は赤、黄、クリーム、ピンク、青、紫などで、開花期は2~4月、ジュリアンよりやや遅咲きです。 草丈は5~10㎝とコンパクトです。 耐寒性、耐暑性共に優れ、関東以西の暖地なら、屋外で栽培できます。 やや日陰の風通しの良い場所を好みます。 カルメン キャンディフロスト ゴールディ ピンクアイス ライブリーライラック

  • デンドロビウム キンギアナム サクラヒラヒラ

    キンギアナムは、オーストラリアの高原などに自生するデンドロビウムの仲間で、樹上に着生するランです。 サクラヒラヒラは、キンギアナムの交配種で、他のものより暑さ、寒さに耐性があり、栽培しやすい品種です。 葉の間にある筋から花径を伸ばし、多数の小輪の花を穂状に咲かせます。 花色は淡い感じの赤紫で、開花期は1~4月です。 花は良い香りがします。 冬の寒さと水切れに合うことで、花芽が形成されるため、11月は戸外で寒さに当て、水を減らし、12月には水切りします。 12~3月は、霜に当たらないように、室内で管理します。 夏は休眠するので、水やりを控え、風通しの良い場所に置きます。 高温多湿は苦手で、梅雨の…

  • 銀星石(ワーベライト)

    銀星石は、アルミニウムの含水リン酸塩鉱物で、主に燐灰石が変化してできる二次鉱物です。 白色や淡緑色のものが多いですが、鉄分が多くなると黄色くなります。 針状や柱状結晶が、放射状の集合体になっているものが多く、断面は劈開面から銀緑色の光沢を放っています。 化学式は、Al₃(PO₄)₂(OH,F)₃・5H₂Oで、結晶系は斜方晶系、ガラス光沢や真珠光沢があります。 モース硬度は3.5~4です。 銀星石は、直観力や洞察力を高める効果がある、パワーストーンと言われています。 銀星石

  • コロニラ バレンティナ バリエガータ

    コロニラ バレンティナは、マメ科コロニラ属の常緑小低木で、地中海東部沿岸地域が原産地です。 花は黄色で、マメ科特有の形をしています。 開花期は3~5月です。 樹高は30㎝~1mで、葉は羽状複葉です。 バリエガータは、クリーム色の斑入り品種で、カラーリーフとしても楽しめます。 高温多湿に、やや弱いです。 寒さには、比較的強いですが、霜には注意が必要です。 葉は常緑ですが、寒い地域では落葉することもあります。 日当たり、水はけの良い場所、やや乾燥した環境を好みます。 コロニラ バレンティナ バリエガータの花

  • 花かんざしとペーパーカスケード

    花かんざしは、キク科ローダンテ属の多年草で、オーストラリア原産です。 ペーパーカスケードは、花かんざしの園芸品種で、やや晩生で、花びらの先が尖っています。 花は花径2㎝ほどの大きさで、花びらが白、ガクは赤色で、ツボミの時には赤く見えます。 開花時期は3~5月です。 草丈は15~25㎝です。 高温多湿に弱く、夏越しが難しいため、日本では一年草の扱いになっています。 寒さにもやや弱く、霜に注意が必要です。 日当たり、風通しの良い、乾燥した場所を好みます。 花かんざしの花 ペーパーカスケードの花

  • ラピスラズリ

    ラピスラズリは、青金石(ラズライト)を主成分とした、方ソーダ石、藍方石など複数の鉱物からなる固溶体です。 化学組成は(Na,Ca)₇₋₈(Al₂Si)₁₂(O,S)₂₄(SO₄,Cl₂,(OH)₂)、色は群青色(ウルトラマリン)で、古くから岩絵の顔料として用いられてきました。 ガラス光沢で、モース硬度は5~5.5です。 全体的に均一な色のものは少なく、白色の方解石や長石が混入しています。 また、黄金色の黄鉄鉱の粒が点在しているものは、星空のようで美しいです。 ラピスラズリの名称は、ラテン語のlapisu(石)とペルシア語のlazward(青空)の混成語です。 古代エジプトやバビロニアの時代から…

  • 輝石(パイロキシン)

    輝石はケイ酸塩鉱物の一種で、火成岩や変成岩に含まれる代表的な造岩鉱物のグループです。 化学組成は、XY(Si,Al)₂O₆です。 X=Ca、Na、Fe²⁺、Zn、Mn、Mg、Li Y=Cr、Al、Fe³⁺、Mg、Mn、Sc、Ti、V、Fe²⁺ 結晶系により斜方輝石と単斜輝石に分けられます。 色は無色、ピンク、緑、褐色、黒などで、ガラス光沢があります。 モース硬度は5.5~6です。 ヒスイ輝石(ジェイダイト) NaAlSi₂O₆ 純粋なものは白色ですが、微量元素により緑や青、黒などの色になります。 リシア輝石(スポンジュメン) LiAlSi₂O₆ リチウムに富むペグマタイト中に特有のものです。 …

  • 蛍石(フローライト)

    蛍石は産出量の多い鉱物で、ペグマタイトや熱水鉱床、スカルン鉱床などに産します。 結晶を作りやすく、立方体や八面体などの自形結晶が見られます。 4方向に完全劈開があり、八面体への劈開片になります。 鉱物の中では、最も色調が豊富で、微量に含まれる希土類元素などにより着色し、無色の他、黄、ピンク、緑、青、紫、茶、灰色などの色があります。 加熱すると、青白く発光する性質があり、蛍石の名称の由来となっています。 紫外線と反応して蛍光を発するものもあり、この発光現象はフローレッセンスと呼ばれています。 大きな蛍石の塊 紫色の縞模様がきれいです。 立方体結晶 いろいろな色の八面体結晶

  • 腕足動物の化石

    腕足動物は二枚貝に似ていますが、全く別の生き物です。 二枚貝は軟体動物門に属していますが、腕足動物は別の腕足動物門に分類されています。 二枚貝のように2枚の殻を持っていますが、二枚貝は左右に1枚ずつあるのに対し、腕足動物は小さな背殻と大きな腹殻からなっていて、海底で着生生活をしています。 腕足動物の仲間は、古生代カンブリア紀に出現し、古生代中期に最も繁栄しましたが、中生代以降は衰退しています。 シャミセンガイやホオズキガイの仲間は、現代まで生き残り、生きた化石と呼ばれています。 アトリパ デボン紀 ポーランド アトリパ デボン紀 中国 エレウテロコマ デボン紀 ポーランド オーラセラ デボン紀…

  • サメの歯の詰め合わせ

    この間、化石片の詰め合わせを手に入れましたが、中に入っていた化石で、一番魅力的なのは、サメの歯だったので、今度は、サメの歯の詰め合わせを購入しました。 新生代新第三紀中新世(約2500万年前)の時代のもので、産地はアメリカです。 フロリダ州やサウスカロライナ州では、海岸の砂浜にサメの歯化石が含まれ、砂の中から見つかる場所があるそうです。 袋の中には、大小様々、いろいろな形のサメの歯が入っていて、全部で140個もありました。 何故か、1つだけエイの歯が混ざっていました。 サメの種類はわかりませんが、歯の形が似たものを分けてみました。

  • 子どもの頃、集めた石

    子どもの頃、出かけた際に拾ったり、入手した石が、1箱出てきました。 今では、どこで見つけたか、覚えていないものも多いですが、鉱物に混じって、火成岩や変成岩などの岩石が多くありました。 色がきれいだったり、形が少し変わっているものを集めて、箱に入れたままになっていたものです。 岩石類の多くは、特に変わったものは無く、保存して置く程のものも無いので、庭に撒くことにし、庭の通路にある砂利に加えました。 残して置く石は、洗って汚れを取り、ラベルを張り、袋に入れています。 サヌカイト 修学旅行のお土産です。 ペグマタイト 水晶を探しに行った時の岩の一部です。 滑石 モース硬度が1のとても柔らかい石です。…

  • 八重咲きクリスマスローズ2

    クリスマスローズは、落ち着いた色あいの花ですが、八重咲きのものは豪華な雰囲気も併せ持っています。 ただ、花はうつむき加減に咲くので、そのまま、写真を撮るとどうしても横向きや下向きの姿になってしまいます。 花を手で持ち上げると、不自然な感じに見えそうで、花を見上げるように撮ると、背景の空の明るさで、逆光気味になり、花は暗くなってしまいます。 なかなか、撮るのが難しい花です。 八重咲きクリスマスローズの花

  • 蛋白石(オパール)

    オパールは、火成岩や堆積岩の隙間に、ケイ酸分を含んだ熱水が入り、作られる含水ケイ酸塩鉱物です。 化学組成はSiO₂・nH₂Oで、結晶系は非晶質、モース硬度は5~6.5、ガラス光沢をしています。 オパールの名称は、ラテン語のopalus「色の変化を見る」という言葉からきているとのことです。 遊色効果を持つオパールをプレッシャスオパール、遊色効果の無いオパールをコモンオパールと呼び、プレッシャスオパールは宝石としての価値が高いです。 オパールの主な産地は、オーストラリア、メキシコ、ブラジル、エチオピアなどですが、オーストラリアが世界の採掘量の9割ほどを占めています。 私は、母岩と一緒に磨かれた、ボ…

  • プリムラ オブコニカ2

    オブコニカの花が、咲く季節になりました。 咲き始めは12月頃からですが、見頃はこの時期です。 プリムラの中では、大きめの花で、花色は赤、オレンジ、白、ピンク、青、紫など豊富です。 花は球状にまとまって咲くので、見応えがあります。 花弁の色は、表側ははっきりとしていて、裏側は白っぽく、表と裏で異なります。 また、1つ1つの花色に濃淡があり、変化が楽しめます。 高温多湿に弱く、夏越しは難しいです。 寒さにもやや弱く、霜に注意が必要です。 オブコニカの花

  • 透明感のあるハオルチアの窓

    秋に植え替えしたハオルチアは、12月中旬から、室内の日当たりの良い場所に置いてあります。 植え替えした際、土を新しいものに替えたためか、元気良く、葉色もきれいで、ふっくらとした感じになっています。 室内に陽が入ると、ハオルチアの透明感のある窓がキラキラと輝きます。 春咲きの花も、次々と咲き始めています。 花茎は長いものは、50㎝ほども伸びています。 長く伸びた花茎は、重さで横に傾いてしまうことが多いのですが、今年はしっかりとしていて、上に向かって伸びています。 オブツーサ 黒水晶 オブツーサ 琥珀 クロバディア ジェリーフィッシュ ジパング ピグマエアミュータント 裏般若 裏窓 玉扇 苦楽 玉…

  • 長石

    長石は地殻の60%を占める、最も大量に存在する造岩鉱物です。 結晶構造は、石英と同じくSiO₄の四面体が、三次元につながったフレームワーク構造で、四面体のSiが一部、Alに置き換わっています。 そして、アルカリ金属やアルカリ度類金属元素が、陽イオンとしてフレームワークの隙間に含まれています。 Kを含むものをカリ長石(KAlSi₃O₈)、Caを含むものを灰長石(CaAl₂Si₂O₈)、Naを含むものを曹長石(NaAlSi₃O₈)と呼んでいます。 この3種類が混合してできた固溶体があり、カリ長石と曹長石の固溶体をアルカリ長石、曹長石と灰長石の固溶体を斜長石と呼んでいます。 結晶系は単斜晶系や三斜晶…

  • エイの歯などの化石片の詰め合わせ

    エイの歯などの化石片が、いっぱい詰まっている袋を見つけました。 福袋のように、何かお宝が入っていないか楽しみで、購入してみました。 化石は、新生代古第三紀始新世のルテシアン期(約4400万年前)のもので、ベルギー東フランダースのレダ層という石灰質砂岩から産出したものとのことです。 袋に入っている化石は、エイの歯、棘、サメの歯、硬骨魚の歯、骨などの破片です。 化石をテーブルの上に広げ、区分けしてみました。 エイの歯や硬骨魚の骨が多く、サメの歯や硬骨魚の歯、エイの棘がその中に混ざっていました。 破片ということでしたが、サメの歯などきれいな形のものが多くありました。 サメの歯 エイの歯 エイの棘 硬…

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