落語の登場人物:泥棒 落語に出てくる泥棒は、ちょっとマヌケで憎めない
こんにちは、アマチュア落語家の太助です。落語によく出てくる登場人物は、大体決まっています。長屋の八っつぁん、熊さん、ご隠居さん、おかみさんと子供(金ぼう、亀という名が多い)、商家の大旦那、若旦那、番頭さん。廓噺(くるわばなし)の女郎や幇間。今回は、泥棒を取り上げます。 泥棒噺というジャンルが存在するほど、泥棒の登場する落語はたくさんあります。これは「お客の懐(ふところ)を取り込もう」という願いが込められているそうで、泥棒噺は縁起のいい噺とされています。 落語に出てくる泥棒はマヌケで、ドジをふんでばかりいます。しかし、どこか愛嬌があり、憎めない連中ばかり。代表的な泥棒噺を紹介しましょう。 締め込…
2018/05/22 18:24