笑いと痛みの間にはなぜか共通の涙がある
大阪では本当に“日常茶飯事”という例えを使ってもいいかどうか分からないが、とにかく「アホ」と言う言葉を頻繁に耳にする。別に他府県の人が感じるほど深い意味はないのだがとにかく大阪の街はアホで満ち溢れている。この言葉、不思議な力をもっていて笑いを誘うのである。深刻な意味を持っているのではなくて、ま、標準語では軽く「バカだなー」に当たるのではないかと思う。いつものように家の塀越しに聞こえてきた自転車の一瞬の会話、「ホンマ私ってアホやろ」が笑いを生む。これを言った女性、きっとなにかつまらない失敗をしでかしたのだろう。大阪人は笑いは「最良の薬」だということを知っていると言った人もいたなー。最良の薬で思い出した。昔、英語を勉強していた頃、いつも「リーダズダイジェスト」という英語のアメリカの雑誌を買っていた。最近は全く...笑いと痛みの間にはなぜか共通の涙がある
2025/05/30 16:33