前回の投稿で日本語の誤用に関することを書きましたが、誤用との誹りを受けやすい"違和感を感じる"について書いてみます。 その前に、日本語の助詞「を」についてかん…
日本語の"誤用"というのは、気になる人が多いですね。「確信犯」や「役不足」は"誤用"が定着しつつも、それを指摘する"日本語警察"の方々も多いのではないでしょう…
မျှော်မှန်းの訳語としては、辞書を引くと日本語では「期待する」や「待ち望む」、英語ではexpectやhope forが当てられています。 一方で、မ…
ネットサーフィンをしていると、「○育語辞典」というものを発見。円満字二郎さんという方が運営されているようで、趣旨としてはこういうものだそう。「○育」の形をとる…
四字熟語の書き間違いや勘違いで多いのが、絶体絶命と絶対絶命でしょう。正しいとされているのはもちろん絶体絶命です。 絶体絶命の「絶」は「絶(きわ)まる」という意…
今回は「骨折する」という表現を日本語・英語・ビルマ語で比べてみましょう。 日本語:骨折する英語:break a boneビルマ語:အရိုးကျိုးတယ်〔…
特定の個数を指定するとき、私達は無意識に〜ほどや〜くらいと言ってしまいます。 例えば、「資料、あと2部ほど頂けますか。」とか、「何枚お入用ですか?」と訊かれた…
意外に古くから言われていたのでしょうが、個人的に最近耳につくのが企業名に〜さんなどの敬称をつける表現です。皆さんも何度も耳にしていることと思います。 この〜さ…
~にも増してという表現があります。日本語検定では1級に配当されている慣用表現のようですが、このところ、~にも増してを~に増してと書いている文章をときどき見掛け…
日本語を母語とする人がビルマ語を学習するときに、簡単なようで難しい表現の一つがおいしいです。 日本語では、好みの味であったり甘さや旨味が適度であったりするとき…
直前の記事を書いている中で一緒くたという言葉を使ったのですが、ふと一緒くたのくたの語源が気になってネットで調べてみました。すると、2つの説が出ていました。 …
少し前になりますが、日能研が、洛南高校附属中学校の入試問題を引用した電車広告を打っていました。漢字を組み合わせて別の漢字を作るという問題で、例題が「戸・田・日…
昨日あった京アニの放火殺人事件関連のニュースの見出しに、「出火から20時間ぶりに鎮火」というものがありました。(https://headlines.yahoo…
昨今、「代替」をだいがえと読む人が増えているようです。ネット検索をしてみると、もはや「代替え」などと書いている人もいます。(今も、だいがえと書くと、「代替え」…
新聞などで、「異例の事態」や「異例の対応」といった表現を時々目にしますが、少し立ち止まって考えてみると、異例だからこそ新聞はその出来事を報じているわけです。 …
友達とLINEなんかでやりとりするとき、(^o^)や(T_T)といった顔文字を使うことがあるんじゃないでしょうか。(ちょっと古いか…?)日本人同士だとこういっ…
日本語の特徴の一つに、「数量詞遊離」というものがあります。数量詞とは、「1つ」や「2人」などの「数字+助数詞」の形になっているもののことです。そして「遊離」と…
今回は、「マニキュアを塗る」という表現を、日本語、英語、ビルマ語で見ていきたいと思います。 日本語:マニキュアを塗る/する など英語:manicure/wea…
昨今、日本では様々なハラスメントが花盛りです。セクハラ・パワハラに始まり、アルハラ・スメハラ・ロジハラなどなどが林立しています。 こういった中で、フツーに日々…
今回は、「風邪を引く」という表現を、日本語、英語、ビルマ語で見ていきたいと思います。 日本語:風邪を引く英語:catch (a) coldビルマ語:အအေးမ…
昨今、「害」が良くない意味を持つとして、「障害者」を「障がい者」と書き換えるケースが多くなっています。しかし、私は以下の4つの理由で、「障がい者」という書き方…
日本語では名詞を動詞的に使う場合、主に2つの方法があります。 1つは、名詞に「る」をつけるやりかた。事故→事故るなど。 もう1つは、その名詞そのものを活用する…
日本語で「走る」と「逃げる」では意味が違っていて、走るの代わりに逃げると言ったり、逃げるの代わりに走るということはできません。 しかし、この2つを言い分けない…
昨日は、サッカー・アジア杯の決勝トーナメントがあり、無事サウジアラビアにを破りました! これに関する記事の見出しに、「吉田麻也『23対77!おお…』衝撃の保持…
日本語で「もっとも」や「一番」というと、その対象はもちろん1つです。 食べ物の中で何が一番好き?と訊かれたときに、カレーと答えるのは一般的ですが、カレーとラー…
近年、使用頻度が上がり、一部から「おかしな日本語」として批判もされている表現に「~させていただく」があります。 私も個人的には好きな表現ではなく、「~致します…
野球中継を聞いていると、解説の人が、 「ゲッツーは過去の時はゴット・ツーにしないと」という意味のことを言ってました。 私は英語に詳しくないのでよくわかりません…
一時期、「ら抜き言葉」などが「紊(みだ)れた日本語」として知名度が上がりましたが、 「〇〇達」という表現の中には最近になって使われるようになったものがあります…
6月に入って、もうすぐ梅雨(つゆ)の季節ですね。 この「梅雨」という言葉。漢字では「黴雨」と書くこともできます。 というか、元々、「つゆ」は「黴雨」と書いてい…
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