尾張徳川の至宝展 @サントリー美術館
「さすが徳川家!」と、うならせる展覧会でした。入り口には甲冑が鎮座しています。紐で身を守る小金属片をつなぎ、その紐の細かさと結び方の美しさに驚きます。17世紀のすごい芸術品!藤原公任・藤原定家の書が、そして宮本武蔵の「蘆葉達磨」の絵。続いて茶道具です。大名物の小ぶりの唐物茶入の名品がいくつか、織部茶碗は白い地色には黒で、黒の地色には白で織部独特の模様が描かれていて逸品です。能のコーナーでは衣装が大変素晴らしかったです。デザイン、刺繍の素晴らしさにびっくりです。打掛も見事でした。香木と香道で使う道具・・・香を切ったり削ったりする小刀の柄にも蒔絵が施されています。あとは姫様の嫁入り道具の数々。貝合わせの貝には繊細に色彩豊かに宮中の景色や人物が描かれています。雅です!硯箱や文箱には細かく蒔絵がびっしり描かれてい...尾張徳川の至宝展@サントリー美術館
2024/07/22 19:38