東京の島しょ・伊豆王島に住む安海 相は、漫画が大好きな高校1年生。 長年活動休止状態の憧れの漫画家☆野0先生がコミティアに出展することを知り、東京都区内に…
東京の島しょ・伊豆王島に住む安海 相は、漫画が大好きな高校1年生。 長年活動休止状態の憧れの漫画家☆野0先生がコミティアに出展することを知り、東京都区内に…
歌田年「紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人」 どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。 ある日そこに「紙鑑 定」を「神探偵」と勘違いした…
青崎有吾「体育館の殺人」 風ヶ丘高校の旧体育館で、放送部部長の少年が何者かに刺殺された。 放課直後で激しい雨が降り、現場は密室状態だった!? 早めに授業が…
市井豊「聴き屋の芸術学部祭」 生まれついての聴き屋体質の大学生、柏木君が遭遇する四つの難事件。 芸術学部祭の最中に作動したスプリンクラーと黒焦げ死体の謎を…
内山純「ビリヤード・ハナブサへようこそ」 変わった名前をもつ大学院生、中央(あたり・あきら)。彼はちょっとレトロな撞球場「ビリヤード・ハナブサ」でアルバイト…
内山純「魔女たちのアフタヌーンティー」 自分自身を整えるために、ゆっくり紅茶を淹れるのよ。 “魔女“が住むと噂される白金台の大きな屋敷。黒い服に身を包む女…
レジ―「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」 【「教養=ビジネスの役に立つ」が生む息苦しさの正体】 社交スキルアップのために古典を読み、名著の内容をY…
沖野円「丘の上の洋食屋オリオン」 この味が、幸せな思い出になる――美味しくて心温まる物語 このお店の味が食べたくて、普通の日も特別な日も行きたくなる〈洋…
近藤史恵「ふたつめの月」 契約社員からようやく本採用になった矢先、解雇をいいわたされた久里子。 心から喜んでくれた両親の手前、出社するふりをしては日中ぶらぶ…
宮部みゆき「蒲生邸事件」 一九九四年、予備校受験のために上京した受験生の尾崎孝史だったが、二月二十六日未明、宿泊している古いホテルで火災に見舞われた。 間一…
野原広子「消えたママ友」 優しい旦那さんとお姑さん、かわいいツバサ君に囲まれてキラキラ幸せそうだった有紀ちゃん。 そんな有紀ちゃんがある日突然姿を消した。 …
近藤史恵「ホテル・ピーベリー」 旅行先でさらっと読みたくて、過去に読んだものを再読。なんとなくしか、内容を覚えていなかったせいもあり。 以前書いたレビューを…
森見登美彦「きつねのはなし」 闇の中で、ケモノが笑った。 美しく、怖ろしくて、愛おしい、京都奇譚集。 「庭に誰かいますか」 私が尋ねると、天城さんはふいに顔…
近藤史恵「おはようおかえり」 おはようおかえり――それは「無事に、早く帰ってきて」という願いが込められた言葉。 北大阪にある和菓子屋「凍滝」の姉妹、小梅とつ…
近藤史恵「たまごの旅人」 念願かなって海外旅行の添乗員になった遥。風光明媚なアイスランド、スロベニア、食べ物がおいしいパリ、北京…… 異国の地でツアー参加客…
高森美由紀「藍色ちくちく 魔女の菱刺し工房」 「好きでやってることだすけな、仲間っこが来てければ嬉しいよ」 趣味もなく学校でも進路に迷っていた綾。でも「ひ…
小西マサテル「名探偵じゃなくても」 クリスマス直前、居酒屋で〝サンタクロース消失事件〟について議論していた楓たちは、紳士然とした男性・我妻に声をかけられた。 …
先日、こんな記事を見かけまして。 ナンシー関さんの「消しゴムはんこ」5000点、自然劣化で危機に…デジタル保存へ知人ら活動(読売新聞オンライン) - Yaho…
近藤史恵「山の上の家事学校」 離婚して一年。荒んだ生活を送っていた幸彦は、ある「学校」を紹介される。 そこには様々な事情を抱える生徒たちが通っていた――。 …
冬森灯「すきだらけのビストロ」 すてきな芸術とおいしい料理 それだけあれば、明日も幸せ ・・・ イルミネーションに飾られた小さなサーカステントにキッチンカ…
2月はほとんど本を読みませんでしたが映画はちょこちょこ観ました。 その中でやっと観たのがティムバートンの「スリーピー・ホロウ」 1799年、ニューヨーク。…
小西マサテル「名探偵のままでいて」 シリーズ累計20万部突破 第21回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作 「密室殺人」「人間消失」「幽霊騒動」… 孫娘…
あと二日で2月が終わってしまいますが今月は2冊しか読んでいません 今、図書館で3冊借りていますが3冊とも挫折中延長したのですが、このまま読み切らずに返しそう …
群ようこ「老いと収納」 マンションの修繕に伴い、不要品の整理を決めた。 壊れた物干しやラジカセ、重くなった掃除機。 物のない暮らしには憧れる。 でも「あった…
綾辻行人「奇面館の殺人」 <上巻> 季節外れの吹雪で孤立した館、奇面館。 主人影山逸史に招かれた六人の客はそれぞれの仮面を被らされた。 前代未聞の異様な状況…
越智月子「鎌倉駅、徒歩8分、空き室あり」 誰かと生活することは、めんどくさいけどあたたかい。 鎌倉駅から徒歩8分。木々と小鳥に囲まれたシェアハウスには、今日も…
ジェフリー・アーチャー「ケインとアベル」 1906年、ポーランドの片田舎で私生児として生れたヴワデクは、極貧の猟師に引きとられた。 時を同じくしてボストンの…
鹿島茂「『レ・ミゼラブル』百六景」 なぜ警察に追われるジャン・ヴァルジャンは、パリのその街区に身を隠したのか? 里親から虐待を受けるコゼットが、夜店でひとり…
読書家の皆様は、本を購入する時は紙ですか?電子ですか? 私は昔は紙媒体で購入するのが好きでしたが、引っ越しの時に大量に処分して以来、なるべく電子媒体(Kind…
エドガー・アラン・ポー「モルグ街殺人事件」 19世紀アメリカの小説家・詩人であるエドガー・アラン・ポーの短編小説。 ポー自身が編集主筆を務めていた「グレアム…
知念実希人「硝子の塔の殺人」 雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。 地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。 ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、…
雨穴「変な絵」 45万部突破! ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」! タイトルは『変な絵』。 あなた…
矢樹純「幸せの国殺人事件」 中学一年の薗村海斗は、最近は学校に来なくなってしまっている同級生・桶屋太市、同じく同級生の女子・烏丸未夢と、オンラインゲームを通…
「文豪たちが書いた殺しの名作短編集」 本書は、収録作すべてにおいて殺人が起こる、「殺し」のアンソロジーです。 作品の特色は、千差万別。 殺人者の残酷な心理を…
綾辻行人さんの「暗黒館の殺人」を読み終えました。 『綾辻行人「暗黒館の殺人(一)」』 綾辻行人「暗黒館の殺人」 蒼白い霧の峠を越えると、湖上の小島に建つ…
綾辻行人「暗黒館の殺人(四)」 血塗られた浦登(うらど)家の系譜を受け継ぐ者は誰? 漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。 逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件…
恐ろしき浦登(うらど)家の秘密がついに語られる。 18年前の〈ダリアの日〉に起こった不可解な事件――初代当主・玄遙(げんよう)の殺害。幼少の玄児が目撃し…
たらちねジョン「海が走るエンドロール」 65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。 そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。 海(…
先日、澤村伊智さんが興味深いポストをあげていらっしゃって。 アルセーヌ・ルパンの子供向け翻訳は小3くらいの頃に読んだ記憶があるが、内容は何にも覚えていない。…
矢樹純「撮ってはいけない家」 映像制作会社でディレクターとして働く杉田佑季は、上司であるプロデューサーの小隈好生から、ホラーモキュメンタリ―の企画を担当する…
上田健月「銀座『四宝堂』文房具店」 いつまでも涙が止まらない――。 銀座のとある路地の先、円筒形のポストのすぐそばに佇む文房具店・四宝堂。創業は天保五年…
【登場人物名メモ】寝舟はやせ「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください」
先日、読んで感想を書いたこちら。 『寝舟はやせ「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください」』 寝舟はやせ「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くして…
寝舟はやせ「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください」
寝舟はやせ「入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください」 『今すぐ人生がどうにかなってもいい人募集中!』web発・日常侵食ホラー 実母のせいで…
和山やま「女の園の星④」 最高にくだらなくて、信じがたいほど面白い!爆笑必至の女子校コメディ!! 祝・マンガ大賞2023 第3位&累計245万部突破! 夏…
昨日、このブログのアクセス数が見たことない数字になりまして なぜ?と思いまして集計結果が出た今日、訪問元を調べてみたのです。 するとほとんどが検索エンジンから…
瀧羽麻子「ありえないほどうるさいオルゴール店」 「あなたの心に流れている音楽が聞こえるんです」―― 北の小さな町にあるその店では、風変わりな店主が、お客様の…
野村美月「ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡」 シリーズ続々重版! ここは、心がよろこぶ物語(スイーツ)と やさしい「魔法」に癒される場所。 毎日がんば…
矢崎純「或る集落の●」 青森県のとある集落にまつわる、不思議で恐ろしい物語を集めたホラー短編集。 2020年に『夫の骨』(祥伝社文庫)の表題作で第73回日…
以前読んだアンソロジーで 『「おいしい旅 しあわせ編」』「おいしい旅 しあわせ編」 心ときめく風景や絶品料理がここに。「しあわせ」溢れる旅×グルメ小説集…
青柳碧人「名探偵の生まれる夜 ー 大正謎百景」 大正七年の秋、与謝野晶子は大阪で宙に浮かんでいた。 夫である鉄幹と共に通天閣の足元に広がる遊園地「ルナパーク…
加門七海「祝山」 ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。 ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。 ネタが拾えれば、と軽…
食したまえ、この肉を…… 浦登(うらど)家の面々が唱和する。 〈ダリアの宴〉に参加した中也の身には何が? 激しい嵐で外界と途絶された中で、ついに勃発す…
綾辻行人「暗黒館の殺人」 蒼白い霧の峠を越えると、湖上の小島に建つ漆黒の館に辿り着く。 忌まわしき影に包まれた浦登(うらど)家の人々が住まう「暗黒館」。…
先日、こんな記事を見つけまして 47年ぶりに奇跡の上映!子どもが大人を殺しまくる、封印された“トラウマホラー”『ザ・チャイルド』とは?(MOVIE WALKE…
十三湊「キッチン『今日だけ』」 毎日ちがうお店があなたをお迎えします! 小花美月の長年の夢は叶った直後に消えた。開店したばかりのパティスリーが、教えたがり…
野村美月「ものがたり洋菓子店 月と私 ひとさじの魔法」 仕事も恋愛もぱっとしない岡野七子がたどり着いた、住宅街の洋菓子店「月と私」。 そこには、お菓子にまつ…
北村薫「太宰治の辞書」 みさき書房の編集者として新潮社を訪ねた《私》は新潮文庫の復刻を手に取り、巻末の刊行案内に「ピエルロチ」の名を見つけた。 たちまち連想…
太宰治「女生徒」 「無頼派」「新戯作派」の破滅型作家を代表する昭和初期の小説家、太宰治の短編。初出は「文學界」[1939(昭和14)年]。5月1日の起床から…
栗栖ひよ子「夕闇通り商店街 純喫茶またたび」 神社の境内のその先に、夕方から夜にかけてのみ開く商店街『夕闇通り』がある。 きれいな提灯が立ち並ぶそこは、現世…
先日読了したこちら。 『背筋「穢れた聖地巡礼について」』背筋「穢れた聖地巡礼について」 げんきなあなたがうまれます フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだの…
原田ひ香「図書館のお夜食」 東北の書店に勤めるもののうまく行かず、書店の仕事を辞めようかと思っていた樋口乙葉は、SNSで知った、東京の郊外にある「夜の図書館…
背筋「穢れた聖地巡礼について」 げんきなあなたがうまれます フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、…
先日、萩尾望都さんの「11人いる!」を読んでいた時、ふと思い出した成田美名子さんの短編漫画、「はるかな黄金の砂漠」 絵柄も少し似ていた気がしまして、でもお話…
標野凪「今宵喫茶ドードーのキッチンで。」 住宅地の奥にひっそりと佇む、おひとりさま専用カフェ「喫茶ドードー」。 この喫茶店には、がんばっている毎日からちょっと…
萩尾望都「11人いる!」 宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。 1チームは10人。 だが、宇宙船には1…
藤野千夜「団地のふたり」 イラストレーターながら今はネットで不用品を売って生計を立てるなっちゃんこと奈津子。 大学の非常勤講師を掛け持ちしながら生活するノエ…
今日から10月ですね 9月は6冊しか本を読めませんでした。 言い訳。 8月初旬から、他のことにかかずらっておりまして。 クロスステッチです。(ちなみに約3…
市川憂人「ブルーローズは眠らない」 バラで覆われた密室の温室に残されていたのは、 縛られた生存者と切断された首 幻の青バラ研究をめぐる連続殺人の謎。 『ジェリ…
中野京子「怖い絵」 残酷、非情で甘美……名画の“怖さ”をいかに味わうか。 「特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない…
石井睦美「ひぐまのキッチン」 「ひぐま」こと樋口まりあは23歳。 学業優秀だったにもかかわらず、人見知りの性格が災いしてか、就活をことごとく失敗し、冴えない…
最近本を読む時間がなかなか取れずレビューが書けないので、ブログネタに乗っかろうと思います。なかなか面白い投稿ネタがあったので・・・。 わたしを構…
栗栖ひよ子「夕闇通り商店街 たそがれ夕便局」 神社の境内の先に、突然見えてくるのは「夕闇商店街」。 そこは幽世と現世の境目にある、あやかしたちが営む商店街。…
綾辻行人「殺人方程式 切断された死体の問題」 首が、ない!? ――警視庁刑事・明日香井叶は絶句した。 教壇ビルで”お籠り”の儀式中だった「御玉神照命会」教主…
図書館の電子書籍にて。長月天音「キッチン常夜灯」 住宅街の片隅に佇む小さなビストロ、今宵もオープン。 街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キッチン常…
標野凪「本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。」
標野凪「本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。」 札幌にあるインクブルーの三角屋根が目印の、木造二階建て――そこが『本のない、絵本屋クッタラ…
新名智「きみはサイコロを振らない」 「呪いのゲーム」はどこにある?――新鋭によるホラーミステリの感動作 ――人生なんて、しょせんはゲームだ。 中学時代の友…
西條奈加「隠居おてだま」 優雅な余生を送るはずの隠居家は、今日も子供たちで大にぎわい。 老舗糸問屋・嶋屋元当主の徳兵衛は、還暦を機に隠居暮らしを始めた。 風…
道尾秀介「向日葵の咲かない夏」 夏休みを迎える終業式の日。 先生に頼まれ、欠席した級友の家を訪れた。 きい、きい。妙な音が聞こえる。 S君は首を吊って死んで…
古内一絵「マカン・マラン」 ある町の路地裏に元超エリートのイケメン、今はドラッグクイーンが営むお店がある。 そこには様々な悩みをもつ人が集まってきて? この…
殊能将之「ハサミ男」 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。 3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似…
太田忠司「和菓子迷宮をぐるぐると」 ランチの煮魚を食べながら、その作り方を科学的に検証してしまうほどの理系大学生・涼太。 ちょっと変わり者と言われる彼が出会…
先日読了した梨さんの「かわいそ笑」 『梨「かわいそ笑」』梨「かわいそ笑」 「死んだ人のことはちゃんと可哀想にしてあげなきゃ駄目でしょう。」 一度読んだら引き…
小さい頃読んだ本のお話。 有名なケーキやさんのウィンドウガラスが割れて、いあわせた明と光一が犯人にされてしまう。 そこで子どもたちは立ちあがった…。 「…
高橋由太「くろねこカフェのおやつ 午後三時の蜂蜜トースト」 あなたなら、最後のおやつに何を用意しますか? 海を望む古民家風の「くろねこカフェ」。 寡黙な男…
梨「かわいそ笑」 「死んだ人のことはちゃんと可哀想にしてあげなきゃ駄目でしょう。」 一度読んだら引き返せない、怪異が侵食する恐怖のネット怪談。 インター…
冬森灯「うしろむき夕食店」 二階建てのレトロな洋館に、ステンドグラスの嵌め込まれた観音開きの扉。 ドアの両側には二つずつ背の高い格子窓。 そこから見える満…
「このホラーがすごい! 2024年版」 『このミス』編集部が贈るホラー小説のランキングブック! 2023年4月~2024年3月に発売されたホラー小説から…
先日「文豪ストレイドックス外伝 綾辻行人 VS. 京極夏彦」を読み終えましたが 『朝霧カフカ「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人 VS. 京極夏彦」』朝霧カフ…
青柳碧人「むかしむかしあるところに、死体がありました。」 昔ばなし、な・の・に、新しい!鬼退治。桃太郎って……え、そうなの? 大きくなあれ。一寸法師が……ヤ…
「おいしい旅 しあわせ編」 心ときめく風景や絶品料理がここに。「しあわせ」溢れる旅×グルメ小説集! 祖母と一緒に行くはずだったお伊勢参り。急なトラブルでひ…
青柳碧人「赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。」 前作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』でミステリー界に衝撃のデビューを果たした赤ずきんに相棒ができま…
朝霧カフカ「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人 VS. 京極夏彦」
朝霧カフカ「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人 VS. 京極夏彦」 "殺人探偵”と呼ばれる綾辻行人は、殺人事件の真相を見抜くと犯人が必ず事故死するという危険…
今日は読書レビューと全く関係ないお話です 毎日暑いですね 私は夏になって暑くなって本当に暑くなった時、毎回思い出す漫画があります。 それは 和田慎二さ…
寺地はるな「夜が暗いとはかぎらない」 奇跡が起きなくても、人生は続いていくから。 大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・…
平岩弓枝「『御宿かわせみ』ミステリ傑作選」 「御宿かわせみ」は江戸人情だけじゃない、ミステリも侮れない! これまで発表された全作品の中から、ミステリとしても…
黒武洋「そして粛清の扉を」 荒れ果てた都内の某私立高校。 卒業式の前日、あるクラスで女性教師が教室に立てこもり、次々と生徒を処刑しはじめた。 サバイバルナ…
寺地はるな「ほたるいしマジカルランド」 大阪の北部に位置する蛍石市にある老舗遊園地「ほたるいしマジカルランド」。 「うちはテーマパークではなく遊園地」と言…
背筋「近畿地方のある場所について」感想と考察(ネタバレあり)
前記事でネタバレなしの読後レビューを書きましたが、 『背筋「近畿地方のある場所について」』 背筋「近畿地方のある場所について」 情報をお持ちの方はご連絡…
背筋「近畿地方のある場所について」 情報をお持ちの方はご連絡ください 近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきまし…
アガサ・クリスティ「黄色いアイリス」 アガサ・クリスティの「愛の探偵たち」と同じく、短編集です。一緒に図書館で借りて来ました。 『アガサ・クリスティ「愛の探…
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京極夏彦「狂骨の夢」 湘南の保養地、逗子で遊民・伊佐間は朱美と名乗る女と出会う。彼女は幻想小説界の大御所・宇多川崇の妻だった。しかも奇怪なことにこれまでに…
原作・綾辻行人 漫画・佐々木倫子「月館の殺人」 電車嫌いだった母親の影響で、今まで一度も電車に乗ったことのない女子高生・空海。 その母が2か月前に死去し、天…
群ようこ「今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和(5)」 自分の体と心を、たまには甘やかしてみませんか? 丁寧に手作りした滋味深いスープと美味しいサンドイ…
門井慶喜「定価のない本」 終戦から間もない東京・神田神保町で、 ひとりの古書店主が死んだ―― 出版社とも図書館とも違う、 かれらにしかできない方法で書物を守…
群ようこ「おたがいさま」 有名広告代理店を早期退職したキョウコは、貯金を切り崩し、おんぼろアパート「れんげ荘」で、相変わらず月十万円で暮らしている。 元住…
歌野晶午「Dの殺人事件、まことに恐ろしきは」 このオチ、乱歩以上。最新テクノロジーで原典を超えるどんでん返し7連発! "歌野晶午×江戸川乱歩――貴方を「非…
京極夏彦「狂骨の夢」(1) 湘南の保養地、逗子で遊民・伊佐間は朱美と名乗る女と出会う。 彼女は幻想小説界の大御所・宇多川崇の妻だった。 しかも奇怪なことにこ…
北村薫「中野のお父さんは謎を解くか」 運動神経抜群の編集者・田川美希の毎日は、本や小説にまつわる謎に見舞われ忙しい。 松本清張の「封印」作品の真実、 太宰…
まさきとしか「彼女が最後に見たものは」 クリスマスイブの夜、新宿区の空きビルの一階で女性の遺体が発見された。 五十代と思われる女性の着衣は乱れ、身元は不明…
北村薫「中野のお父さん」 新迷探偵コンビ登場!? 文芸編集者の娘と高校国語教師の父が、出版社の「日常の謎」に挑む! 主人公は大手出版社「文宝出版」に勤め…
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」 ミステリー文学賞&年末ランキング4冠! 本格ミステリーの新時代を告げた記念碑的傑作! かつては探偵事務所で働…
先日、興味深い記事がありました。 『読書が趣味です』それ本当?→意外な発見に共感の嵐「分かる」「耳が痛い」 TRILL【トリル】本屋さんへ行くと、魅力的な…
澤村伊智「予言の島」 瀬戸内海の霧久井島は、かつて一世を風靡した霊能者・宇津木幽子が最後の予言を残した場所。 二十年後《霊魂六つが冥府へ堕つる》という――…
近藤史恵「シャルロットのアルバイト」 シャルロットは七歳の雌のジャーマンシェパード。 お利口だけれど、普段はのんきな元警察犬。 彼女と一緒にいると、いろんな事…
最近、再び図書館を利用し始めました。 私は小さい頃から本が好きで、幼稚園の本棚にあった本を大喜びで読んでいましたが 小学生になり、母親に市立図書館へ連れて行っ…
恩田陸「六番目の小夜子」 津村沙世子――とある地方の高校にやってきた、美しく謎めいた転校生。 高校には十数年間にわたり、奇妙なゲームが受け継がれていた。 三…
十角形の奇妙な外観を持つ館‟十角館”が存在する、角島。 1986年“十角館”を建てた天才建築家・中村青司は、焼け落ちた本館・青屋敷で謎の死を遂げた。 半…
解説・あらすじ 『禁じられた遊び』などの重岡大毅が主演を務め、東野圭吾の小説を原作に描くサスペンス。 オーディションに合格した男女7人の役者が、早春…
石持浅海「あなたには、殺せません」 「やめておいた方がいいですね」 今日も相談員は、悩める犯罪者予備軍の犯行計画の穴を次々と指摘していく。 不備を突かれた者…
まさきとしか「あの日、君は何をした」 北関東の前林市で平凡な主婦として幸せに暮らしていた水野いづみの生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事…