書評、映画評、時々語学学習や時事ネタなど書き綴りたいと思います。
映画レビューを中心に書いています。ヨーロッパ映画、ハリウッド映画、邦画、なるべく好き嫌いなくご紹介します。
人生初ロシア映画のレビューです。 ソビエト連邦時代の1980年に製作され、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品です。 タイトルはロシアのことわざだそうですが、冷たそうな響きと裏腹に、とても温かい映画でした! ネタバレでお送りします。 あらすじ ある女性の人生 迷いを断ってくれるもの 雨降って地固まるとき 映像作品として おわりに あらすじ 1950年代のモスクワで、工場で働きながら学位を取得しようと勉強を続ける女性エカテリーナ(カーチャ)。 同じ下宿に住む同世代の女友達と、豊かで充実した未来を夢見ていた。 しかし、上流階級のふりをして仲を深めたテレビマンのルドルフと関係を持った結果、妊娠して…
第二次世界大戦終戦を迎えたポーランドで、激動の歴史の一場面を切り取った映画をご紹介します。 ポーランドの黒澤明ともいうべき、アンジェイ・ワイダ監督の作品です。 ネタバレでご紹介します。 あらすじ 映画の背景 検閲対策 ポーランドの分断 隅々まで雄弁な映像 おわりに あらすじ 終戦を迎えるポーランド。 レジスタンスの若者マチェクは、社会主義陣営の幹部殺害の任務を遂行する。 しかし、人違いで罪のない労働者を殺してしまったと判明する。 反ナチスの闘いをともにしてきたアンジェイと飲みかわし、終戦を境に社会主義に取り込まれるポーランドを思ううち、マチェクは闘争から逃れたいと口にする。 恋に落ちた女性と逃…
ドラマ『ハウス・オブ・カード』のレビュー第二弾です! 前回はシーズン3までの内容を中心に書きましたので、今回はシーズン4からシーズン6(最終シーズン)をネタバレでご紹介します。 あらすじ シーズン4 シーズン5 シーズン6 おわりに あらすじ 副大統領職のポジションから、さらに大統領職へと王手をかけたフランク。 選挙を経ずに大統領となった彼が、いよいよ大統領選に挑む時期がやって来る。 党の指名争いを経ての、共和党擁立候補ウィル・コンウェイとの一騎打ち、クレアとの絆の揺らぎに対峙するフランク。 さらに、手段を選ばず敵を蹴落とし、味方を利用してきたフランクを、これまで負ってきたつけを払わせるかたち…
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