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山いこら♪ https://blog.goo.ne.jp/yamaikora

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2017/04/24

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  • ホオノキ 花

    大きな葉と大きな花がとても目立つ「ホオノキ」は、モクレン科モクレン属に属する樹木です。「ホオ」は”苞”という意味で、大きな葉で食物を盛ったことが名の由来になったそうです。大きな葉に食べ物を持って、”頬張る”という意味もあるとか・・・ホオノキは、高木性落葉広葉樹で、日本に生える樹木の中で、最も花と葉が大きい樹木です。樹高は15~30m、樹皮は灰白色。葉は単葉で、枝先に集中し、互生します。葉の長さは約20~40cm、幅は約10~25cmと、在来種の中で最も大きな葉をもつ樹木です。葉の表面は緑色、裏面は灰白緑色、葉縁は全縁で波を打ちます。4~5月頃、直径約15cmの大きな花を開花させます。強い芳香があって、個人的にこの香りは大好きです。!(^^)!ホオノキの花は、咲いた日は雌花(雌しべ)で、翌日に雄花(雌しべ)...ホオノキ花

  • 奈良県フォレスターアカデミー 2023年度 -森林内活動における危険な生物-

    5月11日、奈良県フォレスターアカデミーにて、森林内活動における危険な生き物をテーマとした講義に行ってきました。アカデミー生の皆さんには、5時間という短い(?)中で、哺乳類5種、節足動物20種、爬虫類10種、両生類3種、環形動物3種、植物多数、キノコ多数の情報を、頭の中に詰め込んでいただきました。危険な生き物との接触による死亡者は、年間20~30名。もし、効果的な予防方法を知っていたら、一命を取りとめた方がいるかもしれません・・・。そして、死亡者の8割弱がスズメバチなどハチによる被害です。さらに、野生動物を通じた感染症による死亡者も・・・。林業は労働災害が多い産業です。急傾斜で足元の悪い労働環境の中で、調査したり、伐採したり、ヒヤッとすることが多々あります。その中で、危険な生き物による被害の割合は少ないの...奈良県フォレスターアカデミー2023年度-森林内活動における危険な生物-

  • モチツツジ

    4~6月にかけて開花するモチツツジ。モチツツジは、低木性半常緑広葉樹です。あまり聞かないんですが、半落葉と表現するパターンもあるようです。春に出た葉は、秋に紅葉した後、落葉します。しかし、冬芽に取り巻く夏型の葉は落葉せず、そのまま春を迎えるので、「半常緑(半落葉)」。春に展開されたモチツツジの新しい葉は、粘着性の綿毛を持っているので、触ると「ネチョッ」とします。このネチョネチョ感が鳥もちに似ているので、「モチツツジ」という名前の由来になったそうです。ネチョッとするモチツツジの新葉は、花を食害する虫を捕まえ花を守る防衛手段の機能を備えています。花を食べようと近づいた虫は、写真の様に捕獲されてしまいます。食虫植物ではないので、捕獲された虫は、身動きが取れないまま死んでしまいます。。。しかも、花粉を媒介する虫は...モチツツジ

  • ウンゼンツツジ

    花が可愛いいが、名前が色々とややこしい「ウンゼンツツジ」。そう、ややこしいのです。名前の由来は、長崎県の雲仙岳。しかし、雲仙岳には自生していないとのこと。江戸時代、雲仙岳で保護していたツツジをウンゼンツツジと呼んでいたそうですが、そのツツジは標準和名で「ミヤマキリシマ」。この時点で、ややこしいですね!そして、和歌山県では、この「ウンゼンツツジ」を「コメツツジ」と呼んでいます。実際、僕もついつい「コメツツジ」と言ってしまいます・・・。そう、和歌山県は、さらにややこしい!標準和名はウンゼンツツジ。雲仙岳に生えてないけど!ウンゼンツツジは、低木性常緑広葉樹で、樹高は0.8~1.5mほど。春に展葉した葉の形は、長楕円形から狭楕円形、長さ5~10mm、葉先は丸く、基部は細まります。夏に展葉した葉の形は、長楕円形、倒...ウンゼンツツジ

  • 事業費単価が上がれば、人は、危険行動を回避するのか。

    前回に続き、危険行動に対する人の心理について、今回は、保育間伐における伐倒を事例に。保育間伐の現場は、写真のように本数密度が高い現場が大半だと思います。写真の現場は、林齢が約35年生で、一度も保育間伐が行われていません。そして、このような現場では、ほぼ掛かり木が発生します。そのため、受口と追口による通常の伐倒方法ではなく、受口と追口を作らずに伐倒する「斜め伐り」や「元玉落とし」などと呼ばれている手法を、危険(違反)と分かっていても、行ってしまうことがあると思います。掛かり木の発生を回避するため、受口を作らず、元玉を斜めに伐って、そのまま真っすぐに伐り落とし、倒すという方法は、法律で禁止されていますが、実際に行っているか否かは、現場の痕跡を見れば、明らかに分かります。掛かり木の発生を回避する以外にも、事業費...事業費単価が上がれば、人は、危険行動を回避するのか。

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