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山いこら♪ https://blog.goo.ne.jp/yamaikora

山に森、生き物、林業、樹木、木材などに関する色々な知識や楽しさを共有しましょう。みんな、山いこらA

山いこら♪
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2017/04/24

1件〜100件

  • マタタビ葉 なぜ白い

    猫にマタタビ。マタタビの葉が白くなるときがあります。それはなぜか?花を咲かせたマタタビが虫を誘引するために、葉を白くします。アジサイのような一種の装飾花みたいな感じですかね。マタタビの花は、決して、目立たない花ではないのですが、葉を白くすることで、より虫を誘引しやすく、集めやすくするというマタタビの戦略なんですね。ちなみに、葉は白くなったわけではなく、光を乱反射することで白く見えているだけです。白くなったマタタビの葉を触ってみて下さい。うっすらと空気の層があるように感じると思います。緑色の部分は、空気の層を感じません。空気の層を作ることによって、光の乱反射を生み、我々の目に白く見えているのだと思います。マタタビ葉なぜ白い

  • アブラギリ オオアブラギリ(シナアブラギリ)

    5~6月頃にかけて、白い花を咲かせるアブラギリ。アブラギリは、雌雄同株で、枝先に直径2cmほどの白い花を咲かせます。アブラギリの雌花。アブラギリの雄花。白い花を咲かせ、しばらくすると、花弁の基部が紅色を帯びるので、色の変化が楽しめます。アブラギリは、トウダイグサ科の高木性落葉広葉樹。葉や実の形がキリに似ていて、種子から油(桐油)を採取するので「アブラギリ」。日本の中部地方以西・四国・九州に自生しているといわれていますが、桐油を採取するために中国から取り入れたという説もあるので、在来種か否かは不明なようです。一方、中国原産のオオアブラギリ(別名:シナアブラギリ)が日本に定着しているので、個人的に「アブラギリ」は在来種であって欲しいと願っています(^_^;)。オオアブラギリの花。別名はシナアブラギリ。別名に「シナ」...アブラギリオオアブラギリ(シナアブラギリ)

  • オオアブラギリ(シナアブラギリ)

    この時期、山沿いの道路を走行していると、チラホラ見かける白い花。陽当り良い場所に生え、シカの被害を受けず、増えるところでは増えている外来種「オオアブラギリ」。別名「シナアブラギリ」とも言い、別名から察する通り中国原産の樹木です。オオアブラギリの雌花。拡大写真がなくて、分かりにくいんですが、こちらは、オオアブラギリの雄花。暖かい地域だと、花が終わり、種子が出来ているところもあると思います。オオアブラギリの種子から「桐油」という油が取れます。残念ながら種子に有毒成分があり、油も毒性を含むので食用にはなれませんが、油絵、提灯、塗料、印刷インキ、家具など工業用として使われます。木材は下駄材や床板に使われたそうです。ちなみに、樹皮はタンニンを含むため、皮鞣しなどの染料にも利用されたそうです。オオアブラギリの実は、先端が突...オオアブラギリ(シナアブラギリ)

  • めぐみと森のようちえん① 春の虫探し

    本日のお仕事は、「めぐみと森のようちえん」にて、春の虫探し。虫が大好きな子、虫に興味があるけど捕まえられない子、虫に興味があるけど触れない子と様々な園児を対象に、虫の触れ方と捕まえ方を一緒に楽しみました。一番人気はトカゲ。虫じゃないけど(^_^;)。素早い動きのトカゲを捕まえたい男の子達(^o^)。そんな中、見事、虫網を使ってGETできた男の子がいました。「持って帰る!」といって、手放さない(^_^;)。・・かと思いきや、帰り際になると、「逃がしてあげる~」という優しさを見せた後、「また来たら捕まえる!」と意気込む(^_^;)。虫を捕まえられない子も、今日は、虫採りに夢中になっていたようです。100円均一ショップで売っているパスタを入れる容器に捕まえた虫を入れたり、この容器で虫を捕まえたりすることで、虫を触るの...めぐみと森のようちえん①春の虫探し

  • 東北視察③ 宮城県 海岸防災林

    東日本大震災により被災した宮城県の海岸防災林の現地を案内いただきました。実際に被災地を目の当たりにし、色々な感情がわき起こります。現地に赴かないと、分からないことが本当に多いと痛感しました。今回、案内いただいた現場は、10年前に被災した海岸防災林。宮城県では、この海岸防災林を未来に残すため、再び、クロマツを植林し、育林整備に取り組んでおられます。👉みやぎ海岸防災林・森林づくり管理方針について-宮城県公式ウェブサイト(pref.miyagi.jp)これらの取り組みが行われていることは知っていましたが、やはり、現地に赴かないと、気づかないことがたくさんありました。海岸防災林は、県管理と国管理に分けられ、合計で約1,100haにも及びます。ほぼ同時期にクロマツを植栽しているので、この1,100haの海岸防災林を時間差...東北視察③宮城県海岸防災林

  • 東北視察② 岩手県 株式会社柴田産業

    植林から伐採までの一貫施業に加え、製材も手がける「株式会社柴田産業(岩手県二戸郡一戸町)」さんの視察2日目。国内で数台しか導入されていない次世代型ハーベスタ「Highlander」、そして次世代型フォワーダ1050F4が稼働している現場にご案内いただきました。「百聞は一見にしかず」なので、動画をご覧下さい。最後の方にオペレーター目線の動画もあるので、そちらも是非、ご覧下さい。ちなみに、Highlanderとフォワーダ1050F4は、我々見学者が試乗体験をしているため、本来の作業速度ではありません。■次世代型ハーベスタ「Highlander」と次世代型フォワーダ1050F4次世代型フォワーダ1050F4Highlanderの操縦室。一度乗ったら、「乗りたい!」って、言う方が多いと思います。事務系の僕ですら、ノート...東北視察②岩手県株式会社柴田産業

  • 岩手県視察① 株式会社柴田産業

    植林から伐採までの一貫施業に加え、製材も手がける「株式会社柴田産業(岩手県二戸郡一戸町)」さんの事務所へ訪問。実際、弊社の事業として「何が」出来るのか、未知数ではありますが、人脈づくりも事業を進める上での投資と考え、本日より3日間、東北地方に出張しています。株式会社柴田産業さんに関する情報は、下記URLからご覧下さい。岩手の山を元気にしたい!社会貢献をコンセプトに活動する(株)柴田産業(sangyou348ta.wixsite.com)岩手県の地理は分からないところではありますが、柴田産業さんの作業エリアは、岩手県の中でも緩傾斜地が多いということで、次世代型ハーベスタHighlander4W(オーストリア・KONRAD社製)と次世代型フォワーダ1050F4(スウェーデン・Gremo社製)を取り入れ、新たな作業シ...岩手県視察①株式会社柴田産業

  • アシダカグモ コアシダカグモ 見分け方

    家の中で見かけると「ギョッ」としてしまう手足が長~い「アシダカグモ」と「コアシダカグモ」。アシダカグモやコアシダカグモは、ゴキブリやムカデを捕食してくれる衛生害虫ハンターなので、我が家では、大切なパートナーとしてお付き合いしています。なので、ついつい、見つけてしまうと、触れあいたくなります。アシダカグモやコアシダカグモは、巣を張って捕食するタイプのクモではなく、素早い動きで捕食するタイプです。だけど、糸を出さないわけではありません。実際に触れあってみると、結構、糸を出しています。アシダカグモとコアシダカグモの見分け方ですが、アシダカグモは、眼の下に白いライン模様があります。コアシダカグモは、眼の下に白いライン模様がありません。コアシダカグモの腹部には、白っぽい三角のような模様があります。アシダカグモの腹部には、...アシダカグモコアシダカグモ見分け方

  • タラノキ 増やし方

    山菜の王様「タラノキ」。簡単に増殖することができます。タラノキはトゲが多いので、トゲがない「メダラ」の苗木を育てています。今回は、その方法をご紹介します。森の知識はぐくMOVIE「タラノキの増やし方」まず、タラノキの根を採取します。採取した根は乾燥しないよう、すぐに水へ浸けます。根を採取する時期は3月頃が最適ですが、5月上旬でも乾燥に気をつければ大丈夫です。根を採取するときは、親木を傷めないよう、手鍬などで優しく掘って、剪定バサミで7~8cmの長さで根を切り採り、掘り起こした土は元通りにかぶせます。(写真は根をゴソッと採取したものなので、7~8cmに揃っていません。)それと一番重要なこと!地主さん(所有者さん)の許可をきちんと取って下さい。根を採取したら、移植します。黒ポットに野菜・園芸用の土を入れ、長さ5cm...タラノキ増やし方

  • ジャケツイバラ

    この季節、山や森の中を車で走っていると、色々な色の花が咲いていますね。特に、写真のような黄色い花は、美しいな~と、目を惹かれてしまいます。しかし!見た目が美しいこの花に、近づいてはいけません。これは「ジャケツイバラ」。非常にやっかいな棘を持つ、危険なつる性木本類です。ジャケツイバラはマメ科なので、一輪の花をじっくり観察すると、フジの花(というか、マメの花)にそっくりです。葉は偶数羽状複葉。葉も丸みがあって、可愛いように見えますが、トゲがエグい・・・(>_<)。若いジャケツイバラに至っては、丁寧なことに棘の返しまでついてます。若いジャケツイバラの群生に突っ込んでしまうと、トゲと服が絡んでしまい、身動きが取れません・・・。無理矢理引きはがすとトゲが残ったり、服が破けたり・・・。もちろん、肌もボロボロです(T_T)。...ジャケツイバラ

  • 畑に潜む危険な虫

    あぶない虫と言えば、真っ先にスズメバチやマダニが頭に浮かぶと思います。今回は、畑に潜むスズメバチやマダニ以外の危ない虫についてのお話です。体内に毒液をもつタイプの虫で、その毒液に触れると皮膚炎を起こしてしまいます。「アオバアリガタハネカクシ」体長約6-7mmと非常に小さい虫ですが、体液にペデリンという成分を含み、うっかり潰して、皮膚に体液が付着すると水膨れが起こり、体質によっては、激痛が続くこともあります。また、体液が眼に入ると、激痛があり、結膜炎や虹彩炎を引き起こすことがあります。もし、体液が皮膚に付着したら、その部分を水でしっかりと洗い、ステロイド含有の抗ヒスタミン剤を塗布し、冷やして下さい。眼に入った場合は、すぐに水で洗い流し、病院(眼科)での診断を受けましょう。アオバアリガタハネカクシは、湿気のある場所...畑に潜む危険な虫

  • スダジイ ツブラジイ(コジイ)

    シイノキの花が咲く季節になりました・・・。シイノキが多い地域では、「生臭い感じのニオイ」がしませんか?個人的に、このニオイ、シイの木の花の香りが大嫌いです。(>_<)黄金色っぽくて、見た目は美しいですよね・・・でも、ニオイがダメな私にとって、このような景色は、結構、気が重い・・・・です。花は臭い・大量の雄花が落ちて汚い・枝葉の展開を優先するあまり、根元が疎かになりやすいから倒木の危険がある。まさに、臭い・汚い・危険の3K。だけど、シイの実は美味しい。そういう意味では、動物たちの貴重な食料源にもなる。さらに、大量に付けた花は、ハナムグリ、ハナカミキリ類、カミキリモドキ類、ゾウムシ類など色々な昆虫の食料になるので、森林生態系システムを支える重要な極相種の1つであることも理解してます。だけど、それを考慮しても、やっぱ...スダジイツブラジイ(コジイ)

  • 林業用運搬ドローン「ITAKISO NOAH」 御祈祷

    林業用運搬ドローン「ITAKISONOAH」の出荷・納品に向けて、和歌山県和歌山市にある伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)にて、納品する2台のドローンの御祈祷を行いました。弊社では、「ITAKISONOAH」を納品する前に、伊太祁曽神社で御祈祷させて頂いています。ご察しのとおり、機体名の「ITAKISONOAH」は、伊太祁曽神社からお名前を頂いております。伊太祁曽神社は、日本中に樹を植えて回った神様「五十猛命(いたけるのみこと)」を祀っています。僕の中で、山に植える苗木を運ぶドローンの姿と、日本中に木を植えて回った五十猛命のお姿が重なり、五十猛命を祀る伊太祁曽神社のお名前を頂戴し、「ITAKISONOAH」と名付けました。五十猛命に御祈祷を捧げ、納品先での安全飛行を祈ります。苗木の種類や大きさにも寄りますが、林業...林業用運搬ドローン「ITAKISONOAH」御祈祷

  • 山林作業の基本姿勢③

    3回目になります山林作業の基本姿勢について、今回は、下刈り鎌と草刈機(刈払機)を扱うときの基本姿勢です。林業に限らず、農業や道路の草刈りにおいても使用される草刈機ですが、僕が目に付く限り、足の位置が正しくない方が多いです。ちなみに、「草刈機を持って、左足が前になる方」は、要注意です。(草刈り機を右側に持った場合です。左側に持つ方って、多分いないと思いますが(^_^;)。。。)1回目の鉈、2回目の鋸・チェーンソー同様、下刈り鎌と草刈機も振り払った刃先側の足は後ろ足なのですが、草刈機の場合、逆足になっている方が多い(僕が見る限り)と思います。下刈り鎌を使って、下刈りを行うとき、「右足が前・左足が後」の姿勢が基本です。1回目の鉈、2回目の鋸・チェーンソーでも説明したとおり、切れる刃の先にある足が後の位置になります。下...山林作業の基本姿勢③

  • 天然絞り丸太 悲しいと感じた使われ方

    表面に凹凸が現れる丸太「天然絞り丸太」。通常、丸太の表面はツルツルなのですが、写真のように自然と表面に凹凸が現れる丸太を「天然絞り丸太」と言います。病気ではなく、奇形と言ったらいいのかな?凹凸の溝が浅いもの、深いものもあれば、ボコッと凸が大きいものもあります。なお、人工的に凹凸を作り出した丸太もあり、それは「人工絞り丸太」と言います。天然絞り丸太は、床柱などに使用され、非常に高価な木材として重宝されていました。この凹凸は、自然に出来るモノなので、挿し木や接ぎ木という方法でないと「天然絞り丸太」になる木を増殖することが出来ません。そのため、苗木代は高いし、枝打ちといったミスが許されない施業だったので、天然絞り丸太は特に高価な木材です。床柱に立派な天然絞り丸太が使われている家は、全体も立派な家が多かったです・・。現...天然絞り丸太悲しいと感じた使われ方

  • タンポポ

    身近な草花「タンポポ」。何気なく見かけるタンポポですが、外来種のタンポポと在来種のタンポポがあり、ほとんど入り混じっていると思います。在来種かな?、それとも外来種かな?という感じで、タンポポを観察するのも楽しいと思います。「外来種のタンポポ」と「在来種のタンポポ」の見分け方は、とても簡単です。花の裏にある”がく片”が、反り返っていたら、外来種のセイヨウタンポポ。花の裏にある”がく片”が、反り返っていなかったら、在来種のカンサイタンポポ。そして、白い花のシロバナタンポポ。シロバナタンポポも在来種で、茎高が30cm以上になることもあります。次に、外来種同士の「セイヨウタンポポ」と「アカミノタンポポ」の違い。この2種の違いは「種」です。セイヨウタンポポの種と比較し、アカミノタンポポの種の色は濃く、チョコレートっぽい色...タンポポ

  • 株式会社はぐくみ幸房を設立

    令和4年4月に「株式会社はぐくみ幸房」を設立し、代表取締役に就任しました。「森を育み、地域を育み、人を育む」をコンセプトに、事業を取り組み、その結果が人の幸せに繋がるよう展開したいと考えています。これまで、個人事業として取り組んでいた講師業や木製品などの事業も、全て法人に移行します。本ブログは、今後、株式会社はぐくみ幸房のブログとして続けていきますので、引き続き、よろしくお願いいたします。なので、ブログのタイトルが少し変わっています(*´∀`*)。詳細は省略しますが、弊社が取り組む事業は次の通りとなっております。①森林管理マネジメント②森林整備マネジメント③森林利用マネジメント④林業用運搬ドローン「ITAKISONOAH」の販売⑤ドローン運搬体制構築支援⑥職場内コミュニケーションのマネジメント⑦人材育成マネジメ...株式会社はぐくみ幸房を設立

  • 作業道設計 × 表土移動の痕跡

    クライアントから搬出間伐の依頼をいただき、作業道設計のため、現地踏査を行いました。立木の形状や径級は、申し分ない人工林なので、良材が採れそうです(^o^)。一部、急傾斜な所もありますが、比較的、道が付けやすい地形で、緩やかな傾斜も多く、測量兼踏査がサクサク進む♪進む♪この勢いで、支線を入れようと思い、50mほど測量した矢先、突如、状況が変わる・・・(-_-)。堆積する落ち葉を除けて、地表面を見てみると、表土が動いた痕跡が・・・堆積する落ち葉を払いつつ、スギの根元の観察を重ねると・・・赤い矢印が示すとおり、スギの根が地表面から丸見え・・・。本来、樹木の根は、地面の中にあります。その根が、地表面から出ていると言うことは、「表土が動いて、根が剥き出しになった」可能性が考えられます。もしくは、「この下に岩が埋まっていて...作業道設計×表土移動の痕跡

  • 山林作業の基本姿勢②

    山林作業の基本姿勢2回目の今回は「鋸・チェーンソー」における作業の基本姿勢についてです。前回の鉈同様、鋸も刃物なので、切り終わったときの刃先が自分の足にあたらない姿勢が基本となります。鋸で受け口を作る場合。次の写真を例にすると、鋸の動きが(自分自身から見て)左から右なので、左足が前・右足が後になります。前回の鉈のお話でも説明しましたが、振り下ろす刃側の足は、必ず後ろになる姿勢が基本です。足が逆になっているダメな姿勢です。鋸の場合、この姿勢では、力が入りにくく、切りにくいです。ところが、チェーンソーの場合、刃が高速で回転するので、足が逆になっても、違和感なく伐ることが出来てしまいます。僕が駆け出しの頃、皆がチェーンソーで間伐する中、一人、鋸を渡され、ギコギコと間伐をしていました。そして、それにもしっかりとした理由...山林作業の基本姿勢②

  • メダラ 根萌芽

    メダラとタラノキは、根から新たな芽を出す「根萌芽」で増殖します。もちろん、種子でも繁殖します。根萌芽したばかりのメダラやタラノキは、非常に小さく、見落としやすいので、除草する際は、根萌芽したメダラやタラノキを傷めないよう気をつけないといけません。これから、まさに根萌芽しているメダラです。非常に小さい上、ちょっと触っただけで、芽が取れてしまうので、除草などの際は、芽を傷めないよう注意しましょう。少し成長し、展葉が始まったメダラ。1年育つとこんな感じに。こんな感じで、メダラやタラノキは、根萌芽によって、どんどん増えていきます。ちなみに、根を切って増殖する「根挿し」という方法もあります。本ブログでも紹介していますので、ご参考下さい。→https://blog.goo.ne.jp/yamaikora/e/5a76aaa...メダラ根萌芽

  • 山林作業の基本姿勢①

    林業の仕事は、基本的に刃物を扱う作業になるため、刃物を扱う基本姿勢が山林作業の基本姿勢になります。この基本姿勢は、チェーンソーや刈払機の機械を扱うときも同様です。4月を迎え、新入社員が入った会社もあると思うので、今回は、「鉈」、「鋸・チェーンソー」、「刈払機」に分けて、山林作業の基本姿勢について、お話したいと思います。今回は「鉈(なた)」について。右手で「鉈(なた)」を持ち、右上から左下に向かって振り下ろして、灌木などを切る場合、「右足が前、左足が後」が基本姿勢になります。そして、右手で持った鉈を左上から右下に向かって振り下ろす場合は、「左足が前、右足が後」が基本姿勢になります。ちなみに、左利きの方は、左手に鉈を持ち、左上から右下に向かって鉈を振り下ろす場合は「左足が前、右足が後」、右上から左下に向かって振り下...山林作業の基本姿勢①

  • メダラ 天ぷら

    先日、収穫したメダラ。棘がないから、調理もしやすい(^o^)食べられる新芽の部分だけにします。次の写真の真ん中にある新芽は、そのまま天ぷらにして、他は大きいので、外側の大きい芽と中央の芽を分けて、カラっと(^O^)メダラの天ぷら、実に美味(๑´ڡ`๑)まさに春の恵みです。シンプルに塩をかけて、ビール片手に、食を楽しむ(^O^)、なんて、どうですか?メダラ天ぷら

  • メダラ

    棘が少ない又は棘がないタラノキ、「メダラ」。樹木として、タラノキとメダラを区別することもあれば、棘のないタラノキの品種「メダラ」とすることもあるようです。まぁ、個人的には、どちらでも良く(^_^;)、棘がないタラノキは、実に魅力的な山菜です。ご覧のように、棘が全くございません(^o^)。そして、メダラの新芽。4年前、メダラの根をポットに「根ざし」という方法で繁殖し、苗木として育て、2年前に畑に移植。そして、この春、念願の収穫♪棘がないから、採りやすい!現在、メダラは5本。今後、根ざしで苗木を増やし、メダラ畑orメダラ林を作って、収穫と天ぷらを楽しめるイベントを行いたい!タラノキの採取だと、棘があって、痛くて大変だけど、メダラだったら、子どもも安全に楽しく採取できる。タラノキは、僕自身が採って、用意しといて、メダ...メダラ

  • 表土流亡と山歩き

    仕事以外でも山を登ったり、森の中を歩いたりするんですが、ついつい、色々なことを気になってしまいます。職業病ですね(T_T)。山を登るとき、森の中を歩くとき、人が歩ける歩道を利用すると思います。元々、歩道だった道もあれば、多くの人が山の中に入ることで、自ずと歩道になったような道もあります。山や森の中で、踏み固められた地面は、人にとって、登りやすい・歩きやすい道の1つですよね。その一方で、雨が降ったとき、踏み固められた地面は、水が流れてしまう水道にもなってしまいます。人が歩いていない地面と人が歩いた地面を比較した場合、前者よりも後者の方が、土壌構造がカチカチに硬く、降り注いだ雨水が土の中に吸収されず、その表面を流れてしまいます。その結果、土が流され、根っこが剥き出しの状態になってしまうこともあります。場合によっては...表土流亡と山歩き

  • マダニに噛まれたら ②

    ウイルスや細菌を保有するマダニに咬まれると、重症熱性血小板減少症候群や日本紅斑熱、ライム病、野兎病などの感染症を発症します。マダニに咬まれた。マダニに咬まれていたのかもしれない。という時で、38度以上の熱がある。だけど、鼻水や咳はなく、風邪では無さそう。加えて、吐き気がある、下痢、腹痛といった消化器官系に異常を感じる。(人によっては、筋肉痛などの症状もあらわれます。)以上の様な症状を感じたら、感染症を疑い、病院で診察を受けましょう。(病院に行く時は、除去したマダニを持参しましょう。自分で除去できない時は、マダニを付けたままで。)マダニがいそうな場所に行った時は、家に入る前や車に乗る前に、衣服を脱いで、はたいて、マダニを払い落としましょう。もしくは、ガムテープやコロコロで衣服に付いているかもしれないマダニを取り除...マダニに噛まれたら②

  • マダニに噛まれたら ①

    シカによる獣害も深刻ですが、マダニの咬傷被害も深刻です。特に怖いのが感染症です。マダニの種類によって、かかってしまう感染症も異なります。ライム病、日本紅斑熱、SFTS(重症熱性血小板減少症候群)など。今回は、マダニに咬まれたときの処置方法について、ご紹介させていただきます。1.体にマダニが咬み付いていても、無理矢理、引き剥がさないこと。無理に引き剥がすと、皮膚に牙が残り、肉腫瘍になる可能性があります。2.咬み付いたマダニを被うように、こんもりとワセリンを塗ります。ワセリンもしくは軟膏など他の油性成分のもので、マダニを覆い被せることで、窒息死するそうです。3.ワセリンを塗ってから約30分後、ピンセットや毛抜きで除去します。この時、マダニの体を摘まむと、体液をさらに体に入れてしまう恐れがありますので、摘まむ場所は「...マダニ噛まれたら

  • 保護猫

    以前に、生後3ヶ月の子猫が、倉庫に迷い込んだので、捕獲。そのまま放してしまうと、野良猫が増える原因になってしまうので、一時、保護することに。去勢手術ができる年齢ではなかったので、ひとまず、動物病院で診てもらい、予防接種をしました。最初は、「シャー💢」って、怒るから、上手にお世話ができず、難儀したけど、猫が大好きな通称「チュルン」をあげると、あっという間に懐く(^_^;)。チュルン、すごい!少しずつ、触らせてくれるようになり、エサを食べる時は、外に出してあげたり。しばらくすると、僕たちの目の前で、ぐっすりと眠るまで、懐いてくれるようになりました。無防備な状態で眠る姿が、たまらなくカワイイ❤!しかし、我が家では、猫をずっと飼えない事情があったので、里親を探し、良いご縁があって、今は、幸せそうに暮らしています。畑と山...保護猫

  • ナツグミ

    5~6月(7月)頃に赤く熟す美味しい木の実「ナツグミ」。そのまま食べると甘酸っぱくて、美味しいです。ただ、品種があるのか?、甘味が弱く、ただ酸っぱいだけのナツグミもあります。葉は互生で、表は緑色で白っぽい点々が見えます。そして、最も特徴的なところは、葉の裏が銀白色。初夏に赤い実がついて、葉に白っぽい点々があって、裏を見るとキレイな銀白色という、非常に特徴的な樹木がナツグミです。見かけたら、是非、食べてみて下さい。ただし、ナツグミは、山の中で自生していることもありますが、山の中でも取りやすい場所や庭や畑などに植えていることもありますので、人様のナツグミを食べないよう、気をつけて下さい。ナツグミは、そのまま食べても美味しいし、果実酒やジャムなどに加工する楽しみ方もあります。ナツグミ

  • イノシシによる林業被害

    前回のぬた場に関連して。身体についたダニや寄生虫などを落として、身体をキレイにするぬた場。そのあと、身体を立木に擦りつけるわけですが、その時に、牙(犬歯)が当たって、幹に傷付くことがあります。シカやクマに比べると、大きな被害とは言えませんが、買い手が多い元玉(根元側の丸太)にキズが付くって、イヤですね。イノシシは、シカやウサギのように苗を食べるといった直接的な被害を与えませんが、鼻先で地面を掘り返したりするので、造林地に設置した防護柵を壊すことがあります。防護柵のネットは、地面とアンカー杭で固定しているんですが、イノシシは、ネットと地面の隙間に鼻先を突っ込んで、ネットと地面に隙間を作り、防護柵の中に侵入します。その後、イノシシが作った侵入口を利用して、シカやウサギも侵入するため、イノシシは、防護柵を破壊するとい...イノシシによる林業被害

  • ぬた場

    イノシシやシカなどの動物が、身体に付着したダニ等の寄生生物や身体の汚れを落とす「ぬた場」。まぁ、人間で言えば、お風呂・バスルームですね(^_^;)。泥水が溜まった場所にしか見えないけど、イノシシなどの野生動物が、ここで水浴び(泥浴び?)をしています。ぬた場があるということは、その場所に獣が集まる・出現しているという証になります。センサーカメラを設置すれば、出現する動物の種類と頻度、ぬた場での行動を見ることができるので、面白いですよ。ぬた場で身体をキレイにしたら、周辺の木に身体を擦りつけます。人間で言えば、バスタオルですね(>_<)。そのため、ぬた場の周辺に生えている立木の根元には、泥が付着したものが多いです。または、身体を拭きながら移動することもあるので、根元に泥が付着した立木が数十m続くこともあり、そういう立...ぬた場

  • ムカデ油

    切り傷、火傷、中耳炎に効果があると言われている「ムカデ油」。作り方は簡単。生きたムカデを、そのまま、油に漬けるだけ。油漬けにして、3年以上経つと、ムカデの原型がなくなり、ドロドロに。。。そこそこ、まー、臭うので、あんまり使いたくないけどね・・・。でも、効果はあるらしいですよ・・・。我が家では、ムカデ油を作った物の、使う機会がなかったので、実証はしていませんが。ネーミングは、「ムカデ油」より「百足オイル」の方が、現代っぽいかな。ムカデ油

  • ホシベニカミキリ

    赤い彗星を思わせるような全身が赤く、黒い斑点をもつ、非常に特徴的な「ホシベニカミキリ」。ちなみに、上の写真は、蜘蛛の巣にかかった死体、ではありませんよ。。。(^_^;)体長は18mm~25mm程度のカミキリで、5~8月くらいの時期に出現します。クスノキ科樹木をホストにするカミキリムシで、特にタブノキで発見することが出来ます。本州、四国、九州の温暖な地域に分布するカミキリムシで、内陸部よりも海岸部に近い森林に生息しています・・・というか、タブノキが内陸部よりも海岸部に多いからだと思いますが・・・・。ホシベニカミキリは、クスノキ科樹木の葉や枝を食べるので、タブノキの枝葉を観察すると、出会えると思います。幼虫もタブノキなどの枝に穿孔し、材部を食べています。きっと、ホシベニカミキリの幼虫を炒めて食べたら、樟脳っぽい味が...ホシベニカミキリ

  • ハンノキキクイムシ

    暖かい日が続くようになり、徐々に、木材の原木価格が下がる季節になってきました・・・・。その要因の1つが「虫」。林業・木材業界を困らせる代表的な虫の一種「ハンノキキクイムシ」。名前に「ハンノキ」という樹木の名前が付いていながら、スギやヒノキだけでなく、マツにも入るし、ケヤキやクスノキなど色々な広葉樹に穿孔するキクイムシです。地域差もありますが、3~10月頃にかけて伐採した木に集まり、木の中に入ります。入られた木は、キクイムシが穴を空けて、掘り進んだ”ピンホール”という傷がつき、木材の価値が下がってしまいます。木材の強度を著しく下げると言うことはありませんが、とにかく見た目が悪くなる💢住宅の梁に付けられたピンホール。ホクロみたいな小さい黒い穴が、キクイムシが木の中に侵入したときに出来た傷です。製材の方法によっては、...ハンノキキクイムシ

  • 広葉樹の林内樹形

    広葉樹の森。環境に良くて、災害に強いというイメージを持つかもしれませんが、「針葉樹だけの森」より良い・強い。ってだけで、広葉樹さえ植えれば、良いという訳ではなく、スギやヒノキの人工林同様、手入れは必要です。植栽した広葉樹林かどうかは、分かりませんが、ある日、ヒョロっとした広葉樹林に出会いました。基本的に、森の中に生育する樹木は、一定のエリアに生えている本数が多い(本数密度が高い)とヒョロっとした樹形になります。大雑把な表現になりますが、イラストにすると、次のような感じです。左は、本数が多い場合。右は、本数が少ない場合。本数が多いと言うことは、隣り合う樹木の間隔が狭い。本数が少ないと言うことは、隣り合う樹木の間隔が広い。隣り合う樹木の間隔が狭いと言うことは、枝を十分に広げられないので、葉っぱの量も少なくなります。...広葉樹の林内樹形

  • カイガラムシの除去

    ヤマザクラの若木にカイガラムシが付着し、樹勢が衰退していたので、カイガラムシを除去したよ。というお話です。結果から見てもらうと、下の写真が、カイガラムシがびっしりと付着した幹です。次の写真は、カイガラムシを除去した後の幹です。あれだけ、カイガラムシがびっしりと付着してたら、弱りますよね(^_^;)。幹から分岐した枝を見てみると、幹ほどではないけど、カイガラムシが・・・。冬芽あたりにもカイガラムシが付着・・・。サクラの皮目に紛れているので、写真ではカイガラムシの場所が分かりにくいと思います。下の写真中央に見えるオレンジ色っぽいものがカイガラムシです。カイガラムシは、放置すると、ドンドン増殖し、樹木を弱らせてしまいます。今回、若いヤマザクラに付着したカイガラムシは、幹を傷つけないよう、丁寧にブラシで除去しました。カイガラムシの除去

  • しおり

    本を途中で読み終わるときに使う「しおり」。しおりの由来は、山の中を歩いた目印として、枝を折る「枝折り(しおり)」。僕は、はじめての林業現場を歩くとき、枝を折って、歩いた痕跡を残すようにしています。帰り道を迷わないようにという目的もありますが、後日、再び、現場を訪れたときの目印にもなるので、枝を折ったりしています。ちなみに、枝を折る樹種も、なるべく選ぶようにします。サカキ、ヒサカキ、シキミなど花木になる樹種は折らないようにします。主に枝を折る樹種として、シイノキ、ヤブニッケイ、シロダモ、イヌガシなど。しおり

  • 光合成に適した温度

    日本に自生する植物の多くは、気温5℃以上で光合成を開始します。そして、もっとも盛んに光合成を行う最適温度は「25℃前後」と言われています。25℃以上になると光合成速度の低下が始まり、40℃を超えると急激に光合成速度が遅くなる傾向にあります。気温が低温の場合、光合成速度は低くなり、気温が高温の場合は、光合成速度よりも呼吸速度の上昇の方が激しくなります。光合成速度よりも呼吸速度の方が早くなると、樹木は休眠します。光合成は生産、呼吸は消費。気温が高くなると、光合成による生産よりも呼吸による消費が上回ってしまい、収支勘定が割に合わないので、光合成をやめて、休眠に入るってイメージです。もっとも成長が旺盛な季節は夏。朝日が良くあたり、正午を超えると徐々に陽があたりにくくなる場所で、野菜や苗木を育てると、良く育ちます。(人間...光合成に適した温度

  • 休眠打破

    ソメイヨシノなどサクラの開花についてのお話です。次の写真は、ソメイヨシノの冬芽と花芽で、丸みのある手前の芽が「花芽」です冬の花芽は休眠し、冬を越します。この休眠から目覚めることを「休眠打破」といい、花芽の休眠打破には低温による刺激が必要です。そして、日本の多くの樹木では、休眠打破に必要な低温刺激の有効温度は5℃以下と言われています。なお、この休眠打破は低温刺激、つまり温度が関係するもので、日長などとは関係ありません。それでは、順を追って、説明します。1)花が咲き、やがて、夏になると、花芽を形成します。2)花芽は、次第に短くなる日照時間を感じ取ります。3)そして、葉が、冬芽の休眠を促す植物ホルモン「アブシシン酸」を作り、花芽に送り、翌春まで休眠させます。4)秋までに形成された花芽は一度休眠し、冬の気温が5℃以下に...休眠打破

  • 光阻害

    通常、樹木は、光合成を効率良く行うため、光の当たる方向に枝葉を広げ、成長していきます。一方で、強すぎる光は、樹木の成長にマイナスの影響を与えることがあります。光合成を行う樹木にとって、「太陽の光」はとても大切なエネルギーです。しかし、強すぎる太陽の光は、樹木にとって、決して、良いエネルギーとは言えません。強い太陽の光を受けた葉は、そのエネルギーを使い切れず、余分なエネルギーとして貯まってしまいます。そして、貯まった余分なエネルギーから活性酸素が作られ、葉緑体を分解し、結果、光合成能力を低下させてしまいます。これを「光阻害」といいます。この光阻害に対して、樹木は、強すぎる光の過剰なエネルギーを熱として放出(蒸散作用)したり、活性酸素を消去する抗酸化物質(スカベンジャー)を生産するなど、植物の種類によって異なります...光阻害

  • 光屈性

    前回の水分屈性に続き、今回は光屈性について。光という刺激を受けて、成長方向を変える現象を「光屈性」といいます。光に向かって、枝葉が伸びる現象は、正の光屈性。光を避けるように、枝葉が伸びる現象は、負の光屈性。光合成に不可欠な光ですが、状況次第では、樹木も光を避けることがあります。樹木は、陽あたりの良い部分に「陽葉」、陽当たりの悪い部分に「陰葉」という2種類の葉を光環境に応じて、着葉します。陽葉は、強すぎる光に対する抵抗力を備え、陰葉は、弱い光を効率良く光合成できる能力を備えています。例えば、林内の薄暗い環境で生育しているモミ。ある日、上層木が伐採されて、突然、薄暗い環境から明るい環境に変わったら・・・・光を避けるような葉の付き方に変わります。太陽の光・直射日光を避けるように、枝葉の広がり方が変わっていきます。写真...光屈性

  • 水分屈性

    山の中を歩いていると、岩の隙間に根を伸ばす樹木をよく見かけます。よく見かけているのか、そこに注目するからよく見かけるのか、定かじゃないんですが、「樹木の根は岩の隙間がお好き。」という偏見をもって、観察しています(^_^;)岩の隙間は、土壌よりも水が蒸発しにくくので、きっと水が溜まりやすいのでしょう。その上、草本類もなく、水の競争率が低いと思われるので、樹木の根は岩石の隙間に溜まる水を求めて、のばしているのではないのかなーと。植物がある刺激によって成長方向を変える現象を「屈性(くっせい)」といいます。屈性は2種類あって、ある刺激の方向に向かって成長する正の屈性、刺激の反対方向に向かって成長する負の屈性があります。水を求めて岩の隙間に根を伸ばすのは、正の屈性ですね。逆に、土壌水分が多すぎる場所に根を伸ばさないのは、...水分屈性

  • もくロック

    僕がオススメする木のおもちゃ「もくロック」。サクラ、ホオノキ、イタヤカエデ、シデノキ、カバノキ、ケヤキの6種類の国産広葉樹で作られたブロックが「もくロック」です。ブロック自体は、非常にシンプルです。左から順に、サクラ、ホオノキ、イタヤカエデ、シデノキ、カバノキ、ケヤキ。120ピース入りで10,000円(税抜き)程度。非常にシンプルなブロックなので、自分で考えて、作りたい物を作って、遊ぶようになります。我が家の三男(当時5歳)の大作。草食恐竜の親子に、肉食恐竜が襲ってくるというストーリー。そして、素材が「木」なので、丁寧に扱わないと・・・ブロックを分解したり、取り外すときも、力加減を考えたり、工夫したり、調整したり。おもちゃが壊れたときのショックな気持ちを理解するので、大切に扱ってくれるようになります。「木」のお...もくロック

  • アルカロイド

    アルカロイドの定義というか、線引きは明確になっていないようですが、天然由来の窒素成分を含む有機塩基類で、生物活性をもつ化合物をアルカロイドと言うそうです。植物毒はアルカロイド系が多く、アルカロイドと聞くと、薬よりも有害・有毒なイメージを強く持ってしまいます(^_^;)。だけど、アルカロイドは、植物だけでなく、微生物、真菌、魚類や両生類などの動物といった色々な生物が生産しています。例えば、動物が生産するアルカロイドで言うと・・・、フグやニホンイモリの「テトロドトキシン」。あと、有名な毒ガエル「ヤドクガエル類」がもつ毒の種類の1つである「バトラコトキシン」。実際は、まだまだ、あります。。。が、専門家ではないので・・・(^_^;)アルカロイドを生産する植物をあげると、キリがないし、専門家じゃないので、そんなにたくさん...アルカロイド

  • 含水率計

    燃料として使う薪は、しっかりと乾燥しているものに限ります。多少、水気があっても、ある程度乾燥した薪でも燃えますが、燃焼効率と温度に差が出てきます。薪の含水率は、一般的に15~20%程度が良いとされ、個人的には15%以下が最高ですね。今まで、含水率なんて気にしなかったけど、好奇心に負けて、含水率計を購入(^_^;)。薪の木口に突き刺して計測する、非常にシンプル。正確さはともかく、計測することが楽しい(^_^)。このコナラは来年用。少しずつ、乾いている様子が数値で確認できるって、意外と楽しいー。たま~に、薪の注文が入ったりするので、含水率計があると、含水率18%以下の薪を集めて、出荷することも出来る(^_^)v。あと、スウェーデントーチの含水率も、コレでOK!含水率計。持っていると、意外に便利です。含水率計

  • 落ち葉アート

    ①落ちた枝で枠を作ります。②落ち葉を集めます。種類が同じ樹木の落ち葉がオススメです。(写真の落ち葉はサクラ:ソメイヨシノ)③落ち葉を色分けします。④①で作った枠の中に、色分けした落ち葉を並べます。写真は、左から右に向かって、黄色から赤色になるように並べました。⑤最後に写真撮影して、完成です。お子様と一緒に、落ち葉を集めて、相談しながら作ると、とても楽しいですよ。冬休み、お子様との外遊びに是非!落ち葉アート

  • 歩道

    山の中を歩くとき、歩道があると、とても歩きやすいですよね。これは、登山だけでなく、林業という労働でも同じ事が言えます。皆さんなら、次の作業をするとき、「歩道がある」と「歩道がない」、どちらの環境がいいですか?植栽の時に、苗を背負って運ぶ。植栽作業の現地までの通勤。防護柵の資材を運ぶ。下刈り作業の現地までの通勤。保育間伐の作業現地までの通勤。林内の巡視。立木の調査(踏査)。検査の立ち会い。現地の案内。歩道の存在は、あらゆる作業に影響を与えるため、コスト縮減の効果も十分に期待できます。歩道新設の当初に費用を投資する必要はありますが、歩道もインフラ整備の1つです。長期的に使用し、関わる全ての作業の安全性と効率性が向上することで、コスト縮減と言う形で、投資した費用が回収できると考えられます。僕が林業に関わり始めた頃、作...歩道

  • イヌマキ

    10~12月に実をつける常緑針葉樹「イヌマキ」。緑色の部分が種子で、有毒(イヌマキラクトン)なので、食べてしまうと嘔吐や下痢の症状を引き起こします。赤色の部分は果床(かしょう)といい、熟すと紫色になり、甘くて、食べることが出来ます。イヌマキは、庭木や垣根に使われるので、子供の頃は、垣根に出来た果床を食べながら、近所の家々の隙間を探検しましたね(^o^)。有毒成分を含む緑色の実が、地面に落ちると発芽します。こんな感じで、発芽します。そして、こうなります。イヌマキという名前の由来は、コウヤマキより劣るからイヌマキ。コウヤマキのことをホンマキといい、ホンマキよりも葉の姿や形が劣るので、イヌマキ。ちなみに、樹木の名前で「イヌ」がつくものは、本家と比較して、劣るという意味があります。イヌマキは海岸に近い山地に生え、耐陰性...イヌマキ

  • アカマツとクロマツの見分け方

    アカマツとクロマツの簡単な見分け方についてのお話です。一般的には・・・アカマツは樹皮が赤い。クロマツは樹皮が黒い。葉の冬芽が茶色いとアカマツ。葉の冬芽が白いとクロマツ。あと、生育地。アカマツは内陸で、クロマツは海岸、とか。などなど、一般的な見分け方はこんな感じかなと思います。だけど、このような見分け方は、視覚や知識を使った見分け方なので、自然観察を楽しむ・樹木観察を楽しむという点でいうと、少しインパクトが弱い・・・と思っています。そこで、アカマツとクロマツを簡単に見分けて、同時に観察も楽しめる見分け方があります!「葉っぱの先を触る」ことです。アカマツの葉っぱの先は、手のひらでツンツンと触っても、痛くありません。クロマツの葉っぱの先は、手のひらでツンツンと触ると、痛いです。クロマツの葉っぱは、アカマツの葉っぱより...アカマツとクロマツの見分け方

  • 単葉と複葉

    樹木の葉は、「単葉(たんよう)」と「複葉(ふくよう)」の2種類があります。「単葉」は下の写真で丸く囲った部分が1枚の葉・・・って、そのままの話です。次に複様。複葉は、下の写真で、丸く囲った部分が1枚の葉で、四角で囲った葉を「小葉(しょうよう)」と言います。次に単葉と複葉の見分け方。単葉は、青色で丸く囲った葉の基部に「芽」があります。複葉は、青色で丸く囲った葉の基部に「芽」があり、赤色の四角で囲った小葉の基部に芽はありません。このように「芽」の位置で、簡単に、単葉or複葉を見分けることができます。なぜ、「複数の小葉で1枚の葉」という複葉が出来たのでしょうか?簡単に説明すると、単葉の樹木では、葉が落葉すると、枝と小枝(分枝)が残るため、これを維持するためのエネルギーが必要になります。しかし、複葉の樹木は、落葉すると...単葉と複葉

  • 葉が赤いスギ

    通常、スギの葉は緑色。だけど、冬になると、スギの葉は赤褐色に変色します。もちろん、全てのスギが、同じように赤褐色に変色するわけではありません。スギの葉の変色は、系統・品種によって差があります。同じスギでも、赤味に個体差があったり、中には変色しないスギ(呼称:ミドリスギ)というのもあります。枯れてる?って、思うくらい真っ赤かなスギもあります。あと、日当たりが良い場所に生えているスギは、より赤味が強く変色したり。冬になると、葉の中の葉緑素が分解され、少なくなります。そして、それまで隠れていたカロチノイドの一種「ロドキサンチン」という色素が現れて、スギの葉は赤褐色に変色します。この「ロドキサンチン」は、低温下で光ストレスを受けると引き起こされます。そして、「ロドキサンチン」は、光による阻害を防止する働きがあることが明...葉が赤いスギ

  • アカガエル(悲)

    ヒノキ人工林にて、立木調査中に見つけたアカガエルの悲しき姿・・・・。樹皮の下に潜んでいたアカガエルが、何らかの理由で圧死したようです。アカガエルの下側に、幹が傷付いた痕があり、その隙間から、樹皮の下に潜り込んで、おそらく冬を越そうとしたのかもしれません。死体はほぼ乾燥しており、ミイラみたいな感じ。少なくとも、今年の冬に亡くなったものではない。周辺では、最近、間伐した形跡もない・・・というか、最低でも5年は何もされていない。何が起こったのかなー。悲劇のアカガエル(T_T)。アカガエル(悲)

  • 冬芽

    冬になって、葉が落葉すると樹木の同定って、難しいですよね。冬でも樹木を同定したい!、冬でも樹木観察を楽しみたい!、と思ったら、冬芽(とうが)の観察がオススメです。冬芽とは、「休眠芽(きゅうみんが)」ともいい、冬の寒さに備え、次の春に開く葉や花の芽を寒さや乾燥から守るために作られます。春になって、無事に葉が開き、花の蕾がふくらむと、冬芽は脱落します。冬芽にも色々なタイプがあります。①芽鱗(がりん)を持つタイプの「鱗芽(りんが)」。②芽鱗をもたないタイプの「裸芽(らが)」。③芽鱗の表面に蝋質や油肥を被うタイプ。④冬芽の全部または一部を葉痕の中に隠すタイプの「陰芽(いんが)」。①「鱗芽」樹種によって、覆われる芽鱗の枚数が違います。アラカシ、シラカシ、コナラなどの樹木は、多数の芽鱗に覆われています。アラカシの冬芽。パッ...冬芽

  • ヌメリイグチ

    夏から秋にかけて、松林の林床に生えるキノコ「ヌメリイグチ」。その名の通り、カサの表面がヌメヌメしているキノコです。ヌメリイグチは、カサの直径が約3~9cm。湿気が多いと、カサの表面全体が粘液に覆われ、乾燥している時は、乾いた感じのちょっとネチョっとした粘液?があります。カサの色は黄褐色~チョコレート色。キノコの裏側は、”ひだ”ではなく”管孔(かんこう)”。これが、イグチ類のキノコの特徴ですね。管孔の色は淡い黄色から黄色味を帯びた褐色。柄の長さは、約5~10cmで、根元から上部までの太さはほぼ同じです。柄の上部には、ツバがあるけど、消失しやすいので、ツバがなくなっているものもあります。この写真では、うっすら、ツバが残っているって、感じですかね(^_^;)。食べると美味しいキノコで、ナメコと同じようにお味噌汁など、...ヌメリイグチ

  • 常緑樹と広葉樹

    樹木には、一年中葉がついている「常緑樹」と秋から冬にかけて葉を落とす「落葉樹」があります。もう少し丁寧に言うと、落葉樹は・・・1年のうち冬季や乾燥期(無降水量が続いた時期)など、生育不適期の前に、全て葉を落葉して休眠状態になる樹木です。また、全ての成葉(緑葉)を失って休眠状態に入る期間が少なくとも1ヶ月か、1シーズン以上続く樹木です。常緑樹は・・・1年中、生きた成葉をもつ樹木で、年中切れ目なく成葉を保持している樹木です。しかし、常緑樹も落葉します。光合成の効率が悪くなった旧葉から落葉しますが、ほとんどが新葉と入れ替わるように旧葉が落葉するため、新葉と旧葉が混在し、常に、緑色の葉があるように見えます。落葉の際には、落葉樹同様、紅(黄)葉してから落葉するものもあります。この写真はカゴノキで、よ~く見ると、黄色い葉が...常緑樹と広葉樹

  • 紅葉 ~葉が紅葉する仕組み~

    今回は、葉が紅葉する仕組みについて、お話します。落葉する時期になると、葉柄の基部に「離層(りそう)」というコルク質の組織を形成します。離層ができると、葉に送られる水分や養分の供給がストップします。しかし、葉の中にはマグネシウムなどのミネラルや窒素が、まだ取り残されているので、離層が完成する前にそれらを回収します。だけど、糖類(ブドウ糖やショ糖)は、十分に回収することが出来ず、葉の中に残ってしまいます。残された糖類が、酵素と強い紫外線の影響によって、「アントシアン」が生成され、葉が紅葉します。落葉するときに、「アントシアン」が生成される理由は、明確になっていないそうですが、徐々に後退する葉緑素を紫外線から守るためという説があるそうです。次に黄葉。離層が出来て、養分が回収され、緑色が退色する過程で、葉の中にもともと...紅葉~葉が紅葉する仕組み~

  • ホワイトバーチ × イケダ

    ネットラジオ:樹木医が贈る『森林!林業!!熱烈アゲアゲト~ク!』更新のお知らせです。さて、今回は、広葉樹の魅力的な利活用と森林管理に取り組む北海道池田町の素敵なメンバーが再び登場します!半年以上前に出演いただいた北海道池田町役場の山本健太さんとameiro工房の嶋中康祐さんのお二人に、新たに加わった素敵なメンバーの、刺激的なトークをお楽しみ下さい。北海道池田町産のシラカバを使った新しいクラフトブランド「ホワイトバーチ×イケダ」。このブランドが生み出された貴重なトークを聴けるのは、きっと、この番組だけでしょう!是非、お聴き下さい!👉十勝池田町の新たなクラフトブランド「ホワイトバーチ×イケダ」~誕生秘話~◆今回の出演者◆山本健太(やまもとけんた)2012年池田町役場奉職。入庁以来、一貫して林務行政に携わる。2014...ホワイトバーチ×イケダ

  • ツチトリモチ

    海岸に近い森林に生える、見た目がちょっと?特徴的な植物「ツチトリモチ」。キノコのように見えるけど植物です。ツチトリモチは、ハイノキ属の樹木の根に寄生し、養分をいただいています。ちなみに、根茎をつぶしてトリモチに使ったので「ツチトリモチ」。ツチトリモチ。見れば見るほど、キノコっぽいよね(^_^;)ツチトリモチ

  • アイカワタケ

    夏から秋にかけて、ナラやカシ類など広葉樹の枯れ木に発生するサルノコシカケ系キノコの「アイカワタケ」。アイカワタケは、全体的に鮮黄色で、形は半円形。若いときは、肉質は柔らかく、一応、食べられますが、生食すると中毒を起こします。ちなみに、僕は食べたことはありません(^_^;)。アイカワタケは、時間が経過すると固くなります。固くなったアイカワタケは、残念ながら食べることが出来ません。若いときは柔らかいけど、老いると固くなる特徴はサルノコシカケの仲間だなーと感じますね。アイカワタケ

  • みかん箱

    和歌山県の特産品「みかん」。中でも「有田みかん」は、超有名です(^_^)v。和歌山県有田市や有田川町は、みかんの生産が盛んな地域です。今、みかんは、段ボールで出荷されていますが、昔は木箱でした。そして、みかんの木箱が、有田地方の林業を支える木材利用の1つでした。この度、ちょっとしたご縁から、みかん箱を廃棄する方から、「欲しかったらどうぞ。」とお誘いいただきました。想像以上の量に、見ただけで、ワクワク。ボロボロの木箱もあれば、まだまだ美しい木箱もあって、まさに宝探し(^o^)♪~サイズは、大・中・小と色々あって、気に入ったみかん箱を思う存分いただきました(^_^)v。いただいたみかん箱は、きれいに磨いて、塗装して、本棚や机の脚にしようかな~。美しく仕上げれば、古民家カフェ向けの本棚として販売できるんじゃないかなー...みかん箱

  • モズ

    見た目はカワイイ、中身は肉食系、ギャップが激しい野鳥「モズ」。モズは、全長で20cm程度の野鳥で、日本全国に分布し、平地から低山地の畑、林緑、河畔林等に生息・繁殖しています。そして、モズと言えば、「モズのはやにえ」。モズは、バッタやトカゲなどの獲物を串刺しにする、ゾッとするような習性をもっています。これが、「モズのはやにえ」(^_^;)....。ムカデVer.トカゲVer.バッタVer.ドジョウVer.捕獲した獲物は、すぐには食べず、木のトゲや先が鋭い枝に突き刺し、保存しているとされています。そして、刺したまま、忘れることが多いようです。しかし、こんな光景。何も知らなければ、ギョッとしますよね(^_^;)。モズ

  • スギヒラタケ

    スギやヒノキの人工林で、よく見かける白いキノコ「スギヒラタケ」。スギヒラタケは、スギやヒノキ、アカマツなど針葉樹の切り株や倒木に発生する毒キノコです。傘は2~6cm程度の大きさで、写真のように扇形の白いキノコがいくつも重なり合って、群れるように生えます。発生時期は、夏~秋(8月~10月頃)にかけて発生します。冒頭に毒キノコと書きましたが、昔は、よく食べられていたキノコです。僕が林業関係の職に付いた時、真っ先に教えてもらい、真っ先に覚えた食べられるキノコが、この「スギヒラタケ」で、お味噌汁に合うとてもおいしいキノコでした。しかし、平成16年と平成19年に、スギヒラタケを食べて、急性脳症(意識障害やけいれん)が発生するという多数の報告があげられるようになりました。当初は、腎臓機能が低下している人がスギヒラタケを食べ...スギヒラタケ

  • マツ枯れ被害の見分け方

    マツが枯れていたら、全てが「マツ枯れ」というわけではありません。マツ枯れと呼ばれる森林被害は、”マツノマダラカミキリ”がマツの新梢を食害することで、枯れる原因となる”マツノザイセンチュウ”がマツの樹体内に侵入し、増殖することで発生します。次の写真は、マツノマダラカミキリムシが、マツの新梢を囓った痕(食痕)です。分かりにくくて、申し訳ないですが、写真中央に囓った痕跡があります(>_<)。マツノマダラカミキリの囓った傷痕から、マツノザイセンチュウがマツの樹体内に侵入します。ちなみに、マツノザイセンチュウによって枯れたマツからは、ヤニ(樹液)が出ません。この枯れたマツに、マツノマダラカミキリが産卵します。産卵された枯れマツを駆除しないと、来年の春、マツノマダラカミキリが飛び立ってしまいます。そして、飛び立つマツノマダ...マツ枯れ被害の見分け方

  • マツ枯れ マツノマダラカミキリ

    海と松林。まさに白砂青松。そんな素晴らしい景色を阻害するマツ枯れが目立つ・・・マツ枯れとは、その名の通り、松林が枯れる森林被害をいいます。マツ枯れは「マツ材線虫病」ともいい、これに「ニレ立枯病」、「クリ胴枯病」、「五葉マツ類発疹さび病」という世界三大樹木病害を加えた、”世界四大樹木病害”の1つです。被害を受けたマツは、8月下旬から9月頃にかけて枯れ始めます。枯れる原因は、「マツノザイセンチュウ」という体長1mmにも満たない小さな線虫が、マツの樹体内で増殖し、マツを枯らします。そして、その病原体となる「マツノザイセンチュウ」を運び、被害を拡大させているのが「マツノマダラカミキリ」です。これがマツマダラカミキリ。オスは、体に対して触覚が長く、触覚の色も茶色一色。メス。体に対して触覚が短く、触覚が縞々模様。マツノマダ...マツ枯れマツノマダラカミキリ

  • ニホンジカ お尻丸出し

    「あなた、本当に野生ですか?」と、問いかけたくなるくらい、警戒心が低いニホンジカが増えていますね。先日、車で林道を走行していたら、お尻をフリフリしながら、食事に没頭しているニホンジカに遭遇。すぐ側で車を止めて、ドアを閉めて、カメラのシャッターを押しても、逃げない、いや、気づかない(^_^;)お尻をフリフリしながら、ススキか何かを貪り続けるニホンジカ・・・。そこで、「おいっ!」って、大きい声をかけたら、ビクッて、逃げ出す。突然、大きな声をかけられたときの人間のリアクションと同じ(^_^;)。通り過ぎる車に慣れてしまっているんでしょうね。ニホンジカに気づかず、そのまま素通りする人間。ニホンジカに気づいても、何もせず素通りする人間。両方とも、ニホンジカにしてみれば、「ただ通り過ぎていく機械の塊」ですからね・・・。だか...ニホンジカお尻丸出し

  • ツガとモミの見分け方

    ツガとモミを見分ける簡単な方法をご紹介します。ツガとモミを見慣れていない方にとって、両種の葉が似ていて、どっちがどっちか分からないという意見を聞くことがあります。一応、実(球果)を見れば、両種の違いは簡単なんですが・・・。ツガは、松ぼっくりみたいな実(球果)をつけます。次にモミの実(球果)。だけど、頻繁に実(球果)が見られるわけではありません。そこで、今回、ご紹介するツガとモミの見分け方は、葉の付け根に注目した見分け方です。モミの葉の付け根は、「吸盤」のようになっています。吸盤でくっついているようなイメージですね一方、ツガの葉の付け根は、葉柄があって、普通に生えているって感じ(^_^;)。ツガもモミの葉も、先端がボコッと凹んでいます。ただし、モミの場合は、先端が2つに分かれて、尖っていることもあります。このモミ...ツガとモミの見分け方

  • ドクツルタケ

    ”殺しの天使”という異名を持つ毒キノコ「ドクツルタケ」。広葉樹林だけでなく、針葉樹林の林床にも生え、非常に身近で、よく見かける毒キノコです。全体が白色のキノコで、”ツバ”と”ツボ”がある特徴的な毒キノコです。食べてしまうと、嘔吐、腹痛、下痢、肝臓や腎臓の機能障害といった症状を起こし、最悪、死に至ることもある本当に恐ろしい毒キノコです。基本的に、ツバとツボがあるキノコは、毒キノコが多いので、絶対的な自信がない場合は、食べないことをオススメします(^_^;)。「これ、美味しいよ~」と勧められても、キノコにツバとツボがあって、見分ける自信が無い場合は、絶対に食べないことをお勧めします。安易に「キノコに詳しい方が大丈夫って言うから安心♪」は危険です。実際、それで中毒を起こした事例は多くあるので・・・・(>_<)。ドクツルタケ

  • 薪ストーブ 煙突掃除

    薪ストーブの維持管理に欠かせない作業が「煙突掃除」。毎年、屋根に登って、煙突を掃除します。若いうちはいいけど、70歳、80歳になったらどうしよー、と考えながら、毎年、煙突掃除をしています。掃除の方法は、煙突のサイズや規格によって異なりますが、我が家で使っている掃除器具はコレ。まず、煙突のカバーを外し、カバーを掃除します。そして、煙突の口周りを掃除します。掃除前と掃除後を比較すると分かる様に、1年でこれだけ汚れます。そして、煙突の中を掃除。上から落として、5~6回繰り返します。煙突のススは、ストーブの中に溜まるので、それを取り除いて、煙突掃除は終了。キレイになりました!掃除の時期は春・・・というか、冬を越えて、ストーブを使わなくなったら、掃除するって感じです。と言いながら、ついダラダラしちゃって、使う直前に掃除す...薪ストーブ煙突掃除

  • ヒラタケ

    晩秋から春にかけて長期間に発生する美味しいキノコ「ヒラタケ」。ヒラタケは、アカメガシワ、サクラ、ミズナラやブナなど幅広い樹種の広葉樹の倒木や枯れ木に発生します。多数重なり合って株状に発生するので、一度にたくさん収穫できることだってあります。何気なく横たわっている朽ちた広葉樹の幹や太い枝に発生することもあります。菌を植えたの?って、思うくらい発生する枯れ木に巡り会うこともあります。こういう枯れ木は、そのまんま、持ち去りたいですね(^o^)!!そして、大きいヒラタケがドーンっと発生することもあります。ヒラタケの傘は、5~15cmと大きく、形はまんじゅう形から開いて、半円形、貝殻形、漏斗型になったり、多種多様なので、慣れるまで「ヒラタケかな?」と不安に感じることも・・・色も、薄いグレーという感じのヒラタケもあれば、茶...ヒラタケ

  • オオワライタケ

    シイノキ、ミズナラ、ブナなど広葉樹の枯れた幹に発生する毒キノコ「オオワライタケ」。発生時期は、夏~秋(8~10月)。カサの直径は5~15cm、色は褐色~黄褐色で基本的に黄色を帯び、真ん中の色が濃くなります。オオワライダケは、はじめ饅頭型で、成長していくと徐々にカサが開き、平らになります。オオワライタケの柄は、色は淡黄色、長さ5~15cm、全体的にささくれており、柄の上部にツバがあります。オオワライタケの肉を噛むと、とても苦いです。シイノキなどの広葉樹に発生する黄色っぽいキノコで、囓ってみると苦いキノコは、オオワライタケって、覚えてイイと思います。ただし、オオワライタケは、神経系の毒キノコなので、絶対に食べないで下さい。囓っても、はき出して下さい。オオワライタケを食べてしまった場合、異常な興奮、幻覚、意識障害など...オオワライタケ

  • ボーベリア・バッシアーナ(Beauveria bassiana)

    山の中で、真っ白になった虫の死体を見かけませんか?この菌は虫に寄生する菌で、「ボーベリア菌」といいます。正式には、Beauveriabassiana(ボーベリア・バッシアーナ)といい、「白きょう病菌」や「黄きょう病菌」とも言います。昆虫に感染するボーベリア菌は、生物農薬としても研究されています。森林・林業分野で言うと、マツ枯れを引き起こす「マツノマダラカミキリ」に対する研究の1つとして進められ、生物農薬として登録されています。ボーベリア菌は、カミキリムシだけでなく、セミ、カマキリ、バッタなどにも感染します。この時期は、キノコ観察やキノコ狩りもいいけど、菌に寄生された昆虫観察も楽しいです。ちょっと、悪趣味なのかな(^_^;)。※2016年9月の記事を改編ボーベリア・バッシアーナ(Beauveriabassiana)

  • エントモファガ・グリリ

    森の中で、こんなバッタの変死体を見たことありませんか?草の先端や木の枝にしがみついたまま息絶えたバッタ・・・これは、「エントモファガ・グリリ」(糸状菌の一種)という菌に侵されたバッタです。寄生されたバッタは、体を操られ、草の先端や枝の先など高い場所にしがみつき、そのまま息絶えます。そして、バッタの死体から菌の胞子が放たれ、再び、別のバッタに寄生します。わざわざ草の先端や枝の先など高い場所にバッタを移動させるのは、「胞子をより遠くへ飛ばせるようにする」菌の戦略のようです。寄生されたバッタは、菌:「高いところへ登れ!」バッタ:「はい!了解しました。」菌:「よし!ここで待機。」バッタ:「はい!了解しました。」菌:「胞子の散布が完了するまで、何があっても動くな!」バッタ:「はい!了解しました。」と、こんな感じに、忠実に...エントモファガ・グリリ

  • 森づくりのプロフェッショナル育成プログラム

    株式会社GREENFORESTERSが造林事業に特化した人材を募集しています!株式会社GREENFORESTERS(本社:東京都千代田区、代表取締役:中井照大郎)は、森林管理を専門とした株式会社百森(岡山県西粟倉村)と、造林を専門とした株式会社中川(和歌山県田辺市)のジョイントベンチャーです。現在、林業では、多くの人工林が利用時期を迎えています。皆伐後の再造林を進めていくことを目的に、同社は起業されました。そして、この度、(株)GREENFORESTERSが、造林事業ブランド「青葉組」を起ち上げ、地域の森づくりに必要な実務スキル等が習得できる「森づくりのプロフェッショナル育成プログラム」を開始しました。今回、募集している人材は、支店長と現場班長の候補です。支店長候補の内容は以下のとおり。・定員:2名・研修期間:...森づくりのプロフェッショナル育成プログラム

  • カマキリ

    夏が終わり、秋を迎えると、カマキリ採集が熱くなる!カマキリと言っても、種類は色々ですが、見分け方は、結構簡単です。まず、鎌のある前脚の基部(人間でいう胸の部分)が、薄い黄色だと「オオカマキリ」。同じ部分で橙色だと「チョウセンカマキリ」。※あと、オオカマキリの後翅は全体に色や模様があり、チョウセンカマキリの後翅は一部分に色や模様があり、後翅で見分ける方法の方が確実です。次に、前脚の基節(人間でいう二の腕)に黄白色っぽい”いぼ状”のものがあると「ハラビロカマキリ」。同じ部分に帯状の黒~青黒色の模様があると「コカマキリ」。ちなみに、同じ部分がリング状の模様だと「ウスバカマキリ」。体長が20mmにも満たない小さなカマキリ、「ヒナカマキリ」。草原よりも森林の中に生息するカマキリなので、ちょっとしたレアなカマキリかも。その...カマキリ

  • カワセミ

    翡翠の様な美しい色の体をもつ野鳥「カワセミ」。その美しさゆえ「飛ぶ宝石」とも呼ばれています。カワセミは、全長約17cmある小型の野鳥です。体の大きさに対して、嘴が非常に長く、魚捕りが非常に得意な野鳥です。日本全国に分布し、土崖に横穴を掘って巣をつくります。一般的には、池や川などの淡水域で魚を捕る姿をよく見かけますが、離島のような環境では、海岸で魚を探すこともあるそうです。。森の中を流れる渓流、都市近郊地の池や沼などで、木の枝に静かに止まって、見下ろす姿をよく見かけます。カワセミを見つけると、やっぱりテンションが上がりますね。木の枝に静かに止まっているなーと思って観察していると、突然、水中に飛び込んで魚を捕獲したり、水面をかすめるように一直線で飛んだりする姿を見せてくれると、さらにテンション、上がりますね!以前、...カワセミ

  • ニホンヒキガエル

    ゴトヒキ、ガマガエルなどの別名をもち、自来也(児雷也)が操る妖術としても有名なカエル「ヒキガエル」。体長は約8cm~17cmで、日本在来種のカエルの中では最大級です。何より、カエルとは思えない「のそのそした動き」が特徴的です。見た目がイボイボしていて、カエルの中でも特にヒキガエルはダメ!苦手!って方も、多いんじゃないでしょうか?デカイ図体にイボイボの体は、外国でもNGらしいです。英語で、アマガエルなど可愛らしいカエルをfrog(フロッグ)と呼ぶのに対し、ヒキガエルをtoad(トード)と、使い分けられています。さて、ヒキガエルには毒があります。鼓膜の後ろにある突起部を刺激すると・・・・白い毒液が飛び出ます。この毒は、結構強力で、あのヘビもヒキガエルの捕食を避けるくらいです。そんな中、ヤマカガシはヒキガエルが大好物...ニホンヒキガエル

  • フォレストリーダー

    林業という仕事は、自然と付き合う仕事というイメージがあるんじゃないかなーと思います。中には、「人間関係が苦手」だから、林業を選択する方もいらっしゃいます。だけど、実は、林業って、「人とのコミュニケーション」が重要なお仕事です。林業は自然を相手にする職業です。なので、職人的な要素もあり、現場経験や場数がモノをいうこともあります。そのため、技術を継承するためには、技術と経験を言葉にして、後継者に伝えていかないといけません。そして、危険な作業も多く、労働災害の発生率も他の産業よりも圧倒的に高いです。一緒に働く仲間の命を危険にさらさないため、自分の命を危険にさらさないため、仲間を救うまたは自分を救ってもらうためにも、信頼関係は欠かせません。3~5人という少ない人数で構成された「班」毎に仕事をすることが多いため、普段から...フォレストリーダー

  • サミットHR工法

    木造とは思えない広い空間が確保できる「サミットHR工法」HRとは、ドイツ語のホルツ・ラーメンの頭文字をとったもので、木質二方向ラーメン構造とも言われています。こんな感じで柱と梁を接合し、さらにエポキシ樹脂を注入します。接合金物は外部に出てこないため、組み木のような感じで見た目が木造建築っぽくていいですね。あと、塩害対策にもなるので、潮風があたる海岸付近の建物にもってこいの工法です。ちなみに、和歌山県串本町にある和歌山県水産試験場の建物は、この工法が採用されています。写真は、サミットHR工法で建築中の建物。10年くらい前なんですが、建築中の埼玉大学です。工事用の足場が組まれているので、サミットHR工法が可能にする広い空間というのが、ピンッと来ないかもしれませんね・・・(^_^;)。と言うわけで、この工法で建てられ...サミットHR工法

  • 合板

    前回のLVLに続き、今回は合板について。ずーっと以前に、東京の新木場にある合板博物館に行ったときに撮影したパネルを参考にお話ししたいと思います(^_^;)。合板とはどんな木材か、そして、どんな特徴があるのか!それは、このパネルを見てください(^_^)v。丸太をかつらむきの要領で単板を製造し、単板の繊維方向を交互に重ねたものが合板です。単板の繊維方向を平行に重ねたものが、前回のLVLです。合板博物館には、合板を重ねる1枚の板「単板」を作る機械があります。実際の合板工場では、もっと大型の機械ですが、こちらは博物館なので、特注の小型機械です。でも、合板の製造方法がよ~く分かります。丸太をクルクルと回転させ、大根のかつらむき如く、丸太をスライス!合板用の単板(ミニチュアver)、完成!単板の厚さは設定によって変更可能で...合板

  • LVL

    ずーっと以前のことですが、LVL工場を見学させていただきました。LVLとは、丸太をかつら剥きした単板を、繊維方向をすべて平行(揃えて)に、積層接着した木材で、単板積層材ともいいます。図でイメージするとこんな感じ。ちなみに、単板の繊維方向を交互に重ねたものが「合板」です。機械に固定された丸太を回転させ、大根のかつらむき如く、単板を作っていきます。丸太は、みるみるうちに細くなっていきます(動画を撮っておけばよかった(T_T))。丸太があっという間に単板に。なんか、印刷工場みたいですね。単板を1枚ずつ、少しずらしながら重ねて、接着剤を塗布。そして、プレスして、単板を接着。これが1次接着です。こうして、出来たものを2つ3つと重ね合わせて、LVLになります。見学させていただいた当時の工場では、最大で、長さ1200cm×幅...LVL

  • 外材

    約10年前、外材を取り扱う商社にお邪魔したときに、東京木材埠頭を訪ねました。いやー、ホントに、すっごい量の輸入製材(外材)が並んでました・・・。10年前の話になりますが、毎月、約15万㎥の外材がここに集められていました。ただ、この時は、例年の取扱量より少なかったから、実際は、これよりも多いんでしょうね。北洋材(ロシア材)のTMバイカル。太陽のマークみたいな包装は、フィンランドとスウェーデンの木材会社、STORAENSO(ストラエンソー)。ここに集まる輸入製材は、実に多種多様で、集成材・合板・LVL・MDF・集成材用ラミナなどなど。さらに、カナダ、アメリカ、ルーマニア、フィンランド、インドネシアと、輸入元の国も様々です。サンタクロースのパッケージが印象的な「Anaika」。さすが、サンタの故郷、フィンランド(^o...外材

  • 川いこら♪ 2020

    僕たちの地域は、とてもキレイな川が流れていて、お盆休みや大型連休になると、都市部から多くの方が遊びに来られます。いつもは、ひっそりとしている僕たちの地域も、この時期はワイワイ、ガヤガヤで、道路際に車が並びます(^_^;)。主要道路はバイクも走るし、大型トラックも走るので、川遊びに来た車が並ぶと、1.5車線になって、走る車も駐車する車も危ないので、毎回、見ているだけでヒヤヒヤします・・・。こんな時は、地元特権!誰も寄りつかない上流での川遊びを満喫(^_^)。まずはBBQ♪。川には流木が多く、暑い日が続くと、しっかりと乾燥しているので、燃料には困りません!現地調達で十分なので、炭なんて不要!子供達も、この時だけは、立ち食いOK!、手でつかんで食べてもOK!なので、嬉しそう(^_^)。何より、外で食べる食事ほど、美味...川いこら♪2020

  • ホテイアオイ

    水面を覆うホテイアオイ。カワイイ花を咲かせますが、このホテイアオイは外来種です。明治時代(中期)にアメリカから輸入され、繁殖力が旺盛なため、日本在来の水生植物を脅かしています(>_<)。外来生物法では、「要注意外来生物」に指定され、世界の侵略底外来種ワースト100と日本の侵略的外来種ワースト100にノミネートされ、オーストラリアでは持ち込み禁止になっています(^_^;)。一応、日本でも移入規制をしている地域もありますが、メダカの水槽や観賞用として、「ホテイソウ」、「ウォーターヒヤシンス」という名で販売されています。株から分かれていくので、どんどん増え、溜池・河川・水路の一面を覆い尽くしてしまいます。こんな感じに・・・ハスなど日本在来の水生植物は、ホテイアオイの侵略によって、住処を奪われてしまいます。植物の住処が...ホテイアオイ

  • ヤギ

    我が家では、ヤギを飼っています。飼育目的は「草刈り」!草を刈って欲しい場所に繋いでおくと、半日で、丸刈り!食休み中のヤギちゃん❤気をつけないと、作物も食べられちゃうけど、草刈りがめっちゃ楽ぅ~!アジサイとか彼岸花とか、食べてはいけないものもあるので、気をつけないといけませんが、ヤギ飼いサイコー!ヤギ

  • ニホンマムシ

    日本の代表的な毒ヘビ「ニホンマムシ」。マムシはアオダイショウやシマヘビなどに比べると、動きが遅いヘビです。人が近づくと、すぐに逃げ出すアオダイショウやシマヘビ、そして、同じ毒ヘビのヤマカガシと異なり、マムシはジーッとしていることが多いです。個人的な考えですが、「静かにやり過ごそうとしている」、「ビックリして、逃げ遅れた」のではないかなーっと思っています。動画でもニホンマムシについて、簡単ですが、紹介しているので、よろしければ、こちらもどうぞ。森の知識はぐくMOVIE「ニホンマムシ」マムシは、周囲の色にとけ込むような色と模様なので、落ち葉が多い場所では、見つけにくい(>_<)。人が近づいても、素早く逃げない上、ジッとしていて、色と模様が周囲にとけこんで、見つけにくい。結果、気づかないうちに「マムシと接近」というニ...ニホンマムシ

  • カシノナガキクイムシ サクラに穿孔

    ナラ枯れ被害を引き起こす「カシノナガキクイムシ」(以下、カシナガ。)。コナラやクヌギ、ウバメガシ、アラカシなどのブナ科樹木に穿孔しますが、実は、間違って(なのか?)、ヤマモモやソメイヨシノなどに穿孔し、そのまま死んだりしています。ソメイヨシノに穿孔し、樹液に取り込まれてしまったカシナガ。フウに穿孔し、樹液で固められてしまったカシナガ。アラカシに穿孔したものの、やはり、樹液でガードされてしまったカシナガ。カシナガに穿孔されたコナラやウバメガシなどの近くにあるソメイヨシノは、間違って穿孔されていることも多々あります。ちなみに、穿孔されたソメイヨシノやフウは枯れません。もし、幹から樹液が流れているソメイヨシノを見つけたら、観察してみてください。きっと、樹液に埋もれたカシナガを見つけることが出来ると思います。でも、カシ...カシノナガキクイムシサクラに穿孔

  • ナラ枯れ ブナ科樹木萎凋病

    山を見ていると、ポツポツと枯れ木を見かけます。このような枯れ木に近づいて、幹に直径2ミリほどの小さな孔から、きな粉の様な木くずが、見つかったら、それは「ナラ枯れ」です。ナラ枯れの被害を受けるのは、ブナ科の樹木、つまり「ドングリの木」なので、ナラ枯れの正式名称は「ブナ科樹木萎凋病」と言います。そして、ナラ枯れの原因になるのは、「カシノナガキクイムシ」と言う非常に小さな昆虫です。拡大すると、こんな感じの昆虫です。幹の中に侵入したカシノナガキクイムシは、エサとなる酵母菌を増やします。メスの体に「菌のう」という菌を保有する器官があり、菌を繁殖できるのはメスなので、メスが侵入しない限り、ナラ枯れは発生しません。オスがメスを呼び込み、カップル成立!になると、夫婦共同作業で幹の中に孔道を掘り進み、幼虫を育てます。カシノナガキ...ナラ枯れブナ科樹木萎凋病

  • オシロイバナ

    赤い花を咲かせるオシロイバナ。しかし、オシロイバナには毒があります(>_<)オシロイバナは多年草の植物で、メキシコ原産の外来種です。江戸時代に観賞用として輸入され、栽培されていたものが各地で野生化しています。花が夕方に開花するので、「ユウゲショウ(夕化粧)」とも呼ばれています。オシロイバナの送粉(花粉を運ぶ)には、スズメガの吸蜜が大きく関わっていることが有名です。夕方に開花するオシロイバナと、日中はじっとしていることが多いスズメガの相性は、抜群なんでしょうね(^_^)!赤い花が咲くのに、名前はオシロイバナ。この名前の由来は、「種」にあります。この黒いものが、オシロイバナの種です。この種を割ると、白い粉状の胚乳が出てきます。これを「白粉(おしろい)」に見立てて、白粉花→オシロイバナ。昔、オシロイバナの種から白い粉...オシロイバナ

  • ヌマガエルとツチガエルの違い

    見た目が似ている「ヌマガエル」と「ツチガエル」。ちなみに、この子はヌマガエル。この子は、「ツチガエル」。ツチガエルの方が、いぼいぼの突起が大きいのですが、どっちが大きいかなんて、2匹同時に捕まえて、比較しないと、なかなか分からないと思います。そこで、ヌマガエルとツチガエルを一発で、見分ける方法をご紹介します(^_^)v。お腹が白いとヌマガエル。お腹に黒い斑紋があるとツチガエル。ヌマガエルかな?ツチガエルかな?気になったら、お腹を確認!白くてキレイなお腹だったら、ヌマガエル!お腹に黒い斑紋があったら、ツチガエル!ヌマガエルとツチガエルの違い

  • ツチガエル

    体中がイボイボのカエル「ツチガエル」。その姿から「イボガエル」とも呼ばれていて、「触るといぼが出来る」という都市伝説がある(^_^;)。触ってもいぼは出来ないので、ご安心下さい。いぼは出来ないけど、触ると皮膚から粘液を出すので、それが、ちょっと臭います(>_<)。体質によっては、この粘液で皮膚がヒリヒリすると感じる人もいるかもしれないです。ツチガエルは、本州、四国、九州(大隈諸島や五島列島を含む)、国外では朝鮮半島や中国東北部などに分布しています。北海道では、1985年頃に初めて確認され、養殖用のコイに混じって、幼生が持ち込まれた可能性が高いと言われています。なので、北海道に生息するツチガエルは国内外来種という扱いになっています」。ツチガエルの体長は、オスが30~47mm、メスが45~60mm。ご覧の様に、背中...ツチガエル

  • ヌマガエル

    田んぼで良く見かけるカエル。「ヌマガエル」。ヌマガエルは、アカガエル科のカエルで、体長約3~5cm、お腹が白く、背中に黒いまだら模様といぼっぽい突起があります。昆虫類、クモ、ミミズ、ダンゴムシなどを食べますが、意外とどう猛?なのか、共食いすることもあります(^_^;)田んぼへの依存性が高いカエルなので、田んぼにいるカエルの中でヌマガエルがダントツじゃないかな?(若い個体Ver)鳴き声は「キャウ、キャウ、キャウ」と連続で鳴きます。本州中部以西(静岡以西)・四国・九州・沖縄県に分布していますが、1990年代になって神奈川、千葉、栃木、群馬でそれぞれ確認され、現在は、東京にも定着しています。自然分布は、本州中部以西(静岡以西)だったのが、人為的な移入によって、関東地方にも広がり、定着したようです。そのため、ヌマガエル...ヌマガエル

  • タケニグサ

    伐採跡地や道端など陽当たりの良い場所に生えるタケニグサ。タケニグサはケシ科の植物で、高さ1~2mにまで成長する多年草です。茎は中身が空洞で、全体的に粉白を帯び、茎を切断すると切り口から橙色~黄色の乳液が出てきます。この乳液は有毒で、プロトピン、ヘレリトリンなどの成分が含まれており、食べてしまうと嘔吐、最悪の場合は死に至るおそれもあります。また、この乳液が皮膚につくと、体質によってはかぶれることもあるので、身近な危険植物の1つでもあります。葉は菊に似た葉っぱで、長さ10~30cmと大きな葉を展開させます。7~8月に白い花を咲かせます。有毒なのでシカも食べないと思いきや、新葉をちょびちょび食べたり、地域によっては、タケニグサを丸坊主にするくらい食べるシカもいます。タケニグサを食べた後のシカの生死は不明ですが・・・・...タケニグサ

  • 樹液に集まる虫達

    今年は夏休みが少ない・・・子どもはがっかりだけど、意外と親としては有り難かったり・・・(^_^;)夏といえば、虫捕り虫捕りと言えばカブトムシ!!クワガタムシ!!子供からのリクエストが絶えません・・・ほんの少しですが、樹液に集まる虫たちをご紹介します。ちなみに、ここで言う樹液とは、コナラやクヌギの樹液です。まずは、昆虫の王様といっても過言ではないカブトムシ続いて、カブトムシのライバルとも言える存在クワガタムシ!孫悟空とベジータ、ナルトとサスケ、矢吹丈と力石徹、勝利マンと天才マンみたいな!?カブトムシの対の存在とも言えるクワガタムシ!コクワガタ。スジクワガタ。ノコギリクワガタ。ノコギリクワガタは、やっぱりアールありの顎がカッコいいですね!ミヤマクワガタ。ヒラタクワガタそして、僕は、まだ野生の個体を見つけたことがない...樹液に集まる虫達

  • 林内雨滴と間伐

    前回(雨滴衝撃と土壌侵食)のお話に関連して、間伐による土壌侵食の抑制効果について、考えたいと思います。間伐しない/間伐したの違いが、土壌侵食にどのような影響が考えられるのか、イラストなどを使いながらお話したいと思います。前回ラストに、「こういう森林だと土壌侵食が起こりにくいよね。」というお話をしました。さて、森林に降った雨は、樹幹を通じて地面に到達する雨(樹幹流)と樹冠(枝葉)から落下して地面に到達する雨(林内雨)の2種類があり、林内に降る雨は「林内雨」が圧倒的に多くなります。林内雨は、降った雨を枝葉で受けてから落下するため、林内雨の雨滴は、普通に降る雨の雨滴よりも、雨滴の直径(雨滴径)が大きく、雨滴衝撃を受ける力は林内雨滴の方が強いと言われています。少し、強引な例えになりますが、屋根が受けた雨水も、一度、集積...林内雨滴と間伐

  • 雨滴衝撃と土壌侵食

    強い雨が何日も降り続けると、山が崩れないか、土砂災害が起こらないか、色々な不安を感じます。雨が降ると、なぜ、山崩れが起こるのか?どういう状態の山だったら、起こりにくいのか?イラストと写真を使いながら、簡単にお話したいと思います・・・が、専門家ではないので、雑な内容であること、ご容赦下さいm(__)m(先に謝っておきます(^_^;)。)本題に入る前に、1つ理解していただきたいことがあります。ここに、土を耕した地面があります。フカフカの地面です。この地面に、雨が降ると・・・耕して、フカフカだった地面が固くなります。畑で野菜を作った経験のある方なら、こういう現象を何度も見ているかなーと思います。このように、降った雨が地面にぶつかる(叩きつける)力を「雨滴衝撃」と言います。雨滴衝撃によって、硬くなった土の上に、雨が降る...雨滴衝撃と土壌侵食

  • エビガライチゴ

    伐採跡地など陽当たりの良い場所に生えるキイチゴの仲間「エビガライチゴ」。実は7~8月頃、赤く熟します。食べられる木イチゴですが、個人的には、味は可もなく、不可もなくといったところです。もちろん、ニガイチゴよりは断然、美味ですよ(^_^;)。エビガライチゴは、北海道から九州まで、山地で日当たりの良い場所に生えます。茎や枝はつる状に伸び、高さは約2m以上になるので、下刈り作業の天敵とも言える植物の1つですね(*_*;一番の特徴は、茎や枝に「赤紫色」の毛が密生し、細い刺があるところです。葉は奇数羽状複葉の互生で、長さ10〜20cm。葉の裏面に白い綿毛があるので、別名「ウラジロイチゴ」とも言われています。1~2mの高さになる上、トゲも多いエビガライチゴ。下刈り作業にとっては、まさに天敵(>_<)。エビガライチゴ

  • プラロック

    時々、山へ木を伐りに行きます。チェーンソーアートやチェーンソー製材に使う丸太や薪に使う丸太を得るために。あと、地元のおっちゃんに「あの木、好きに使こてな~」という体の伐採依頼とか(*_*;基本的に1人で伐採することが多いので、安全に伐採するために不可欠な道具がこの「プラロック」。プラロックは、間伐など木を伐倒するとき使用するけん引道具です。価格は20,000円~30,000円程度、これより小さい機種(引張200kgf)だと15,000円程度かな。大は小を兼ねるというので、僕は引張350kgfの大きい機種を購入しました。そこそこな重量物なので、チェーンソーと一緒に持って林内を歩くと、結構な荷物です。ほかにも燃料、チェーンオイル、ロープ、滑車、水筒などもありますからね・・・・(^_^;)これがあれば、直径60cmの...プラロック

  • ヨタカ

    夏の渡り鳥「ヨタカ」。あまり野鳥に関しては詳しくないのですが、ヨタカは夏になると日本全国の低山帯に渡来する夏鳥です。夜になると「キョキョキョキョ」と独特な声で鳴きますが、僕は聞いたことがありません(^_^;)ヨタカは、伐採跡地や林道終点の広場など明るい森林や林縁部を好み、昆虫類を補食します。昔は、造林が盛んで、林道工事も盛んだったという背景もあり、ヨタカの生息に適した環境が多く、生息数も少なくなかったようです。しかし、造林したスギやヒノキが成長し、林道工事も減少し、開けた空間が徐々に減るとともにヨタカの数も減少したのか、現在は、レッドデータブックでは「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています(地域によっては「準絶滅危惧」の指定も)。近年は、皆伐も増えてきたので、それに伴い、ヨタカが生息できる環境が増えるといいなと思いま...ヨタカ

  • アゲハチョウ 種類

    身近に出会えるアゲハチョウの種類を簡単にご紹介します。アゲハ(ナミアゲハ)。アゲハチョウと言えばナミアゲハ。というくらい頻繁に見かけると思います。春型(3~5月)と夏型(6~10月)があり、少し模様が異なります。ちなみに、先の写真は夏型のナミアゲハです。幼虫はミカン科植物の葉を食べるので、ミカン、サンショウ、カラスザンショウ、イヌザンショウ、フユザンショウ、カラタチなどをじっくり観察すると幼虫に出会えたり、産卵している成虫に出会えます。幼虫にイタズラすると、オレンジ色の角みたいな突起を出して、脅かします。このオレンジの角に触れると、クサイ匂いがつくので、要注意です!キアゲハ。ナミアゲハより一回り大きい。ナミアゲハ同様、春型(3~5月)と夏型(6~10月)があり、写真は夏型。幼虫は、セリやニンジンなどセリ科の植物...アゲハチョウ種類

  • 手鋸・下刈鎌 手道具を使うことの重要性

    林業だけでなく、森林ボランティアでも、チェーンソーや草刈機を使用することが一般的な現代。僕が林業の業界に入った20年前(2000年)は、森林ボランティアでチェーンソーを使う方は、どちらかと言えば少数派って感じで、手鋸で間伐をしている方も多く、下草も下刈鎌を使っている方もいました。森林ボランティアに対する補助金が充実したり、国や都道府県と連携することも増え、機械類が購入しやすくなったという背景もあると思いますが、今では、森林ボランティアの方もチェーンソーで木を伐る、草刈機で草や灌木を刈ることが当たり前になっていると思います。ある日、僕の師匠が、師匠が新人だった頃の話をしてくれました。「駆け出しの頃は、周りがチェーンソーや草刈り機を使っている横で、1人、手鋸と下刈鎌を使って仕事をしていたから大変やった。」と。だけど...手鋸・下刈鎌手道具を使うことの重要性

  • アシダカグモ

    家の中に潜む大きなクモ。アシダカグモ。突然の出会いに「ギョッ!」とする方も多いのでは?アシダカグモは外来種で、日本では1878年に長崎県で初めて確認されたそうです。輸入果物(バナナらしい)とともに日本に入ったらしいです。また、真偽は定かじゃないんですが、ゴキブリを駆除するために輸入したという説もあるようです。毒は無いので、咬まれても「痛ッ!」という程度で終わることがほとんどだと思います。大きなクモだし、見た目はギョッとするし、イヤァ~~!!!と思うかもしれませんが、素早い動きでゴキブリを駆除してくれる「ゴキブリハンター」なので、殺さずに、大切に扱ってあげて下さいね。我が家の子ども達は、「アシダカさん❤」と呼び、とても大切に扱っています。というか、手なずけている?(^_^;)家の害虫であるゴキブリを駆除してくれる...アシダカグモ

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