☆逃げ馬解説【ヴィクトリアM】ひかぬ闘志で燃え尽きるまで駆けたコンクシェル｜2024年

『ヴィクトリアマイル』(4歳上牝G1) 東京 芝1600m ◆逃げ馬◆ コンクシェル(14着) ◆前3F 33.8 ※平均 34.43 ◇勝ち馬◇ テンハッピーローズ【差】 ◇勝ち時計 1:31.8（良） 逃げ馬展開 コンクシェルが好スタートから鞭を交えて猛プッシュしてハナ。1馬身差で逃げ、残り350mでかわされると失速し後方に沈んだ 逃げ馬短評 《コンクシェル》 ▼内のスタニングローズが出遅れからの急加速で絡んできたため、猛プッシュでハナを死守。そのため3F目までの序盤ラップすべてが自身最速という限界を超えた速さを強いられ、最後の直線半ばで燃え尽きることになった ▼負けはしたが古馬G1で存在…

☆逃げ馬解説【京王杯SC】”実質1200m戦”を大逃げしたメイショウチタン｜2024年

『京王杯スプリングカップ』(4歳上G2) 東京 芝1400m ◆逃げ馬◆ メイショウチタン(8着) ◆前3F 34.8 ※平均 34.16 ◇勝ち馬◇ ウインマーベル【先】 ◇勝ち時計 1:19.7（良） 逃げ馬展開 外枠発から好スタートでハナに立ちすぐ2馬身差の逃げ。最終コーナーでさらに差を広げ3馬身差をつけ逃げ込みを図るも、残り200mで捕まり8着で入線 逃げ馬短評 《メイショウチタン》 ▼外枠だったが内の馬たちが抑えて1F目12.7秒の緩いラップの中で先頭に立った。この分でスタミナに余裕でき、実質「距離ハンデをもらった1200m戦」のような状況になった そこからの残りラップでは11秒台前…

★逃げ馬予想★【ヴィクトリアM】コンクシェル【京王杯SC】メイショウチタン｜2024年

『ヴィクトリアマイル』 逃◎ コンクシェル 岩田望 4番 ●逃げ自信度 C ▼芝中長距離ランキング8位でマイル戦でも先行できている 前走中山牝馬Sではスローな序盤で楽にハナ立つも、その後は強烈な押し上げに遭った。そんな厳しい展開でも勝利し一枚抜けたパフォーマンスを披露 ”平凡なタイム”と”軽斤量”でレースレベルは疑問だが、もしかしたら前走で”本格化”した可能性がある。今回はそれに賭けてみるのが面白そう ▼他に前に行きそうな馬はサウンドビバーチェとフィールシンパシーくらい。ただこの2頭はターコイズSでの対戦でフィールシンパシーが逃げ勝っており、中山牝馬Sではフィールシンパシーとコンクシェルが対戦…

☆逃げ馬解説【新潟大賞典】逃げ候補脱落による”静かな混乱”を制したヤマニンサルバム｜2024年

『新潟大賞典』(4歳上G3) 新潟 芝2000m ◆逃げ馬◆ ヤマニンサルバム(1着) ◆前3F 36.9 ※平均 36.03 ◇勝ち馬◇ ヤマニンサルバム【逃】 ◇勝ち時計 2:00.1（良） 逃げ馬展開 逃げ候補のセルバーグが躓き、内のデビットバローズが出たところを、大外のヤマニンサルバムが徐々に上がって500mでかわした。700mで単独ハナに立ち3馬身差にリードを広げたものの、1000mからセルバーグがまくってきて1馬身差まで接近。直線では後続との差をキープしゴール前の猛追を凌いでハナ差で勝利 逃げ馬短評 《ヤマニンサルバム》 ▼逃げ候補のセルバーグが出遅れたことで他馬も戸惑ったように控…

☆逃げ馬解説【NHKマイルC】大舞台で一時は全馬を率いたキャプテンシー｜2024年

『NHKマイルカップ』(3歳G1) 東京 芝1600m ◆逃げ馬◆ キャプテンシー(18着) ◆前3F 34.3 ※平均 34.765 ◇勝ち馬◇ ジャンタルマンタル【先】 ◇勝ち時計 1:32.4（良） 逃げ馬展開 発馬で3頭前に出られたが、すぐ加速して並びかけ600m地点で単独ハナに立った。そこから1馬身差で逃げるも残り600mで並びかけられるとすぐかわされ馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《キャプテンシー》 ▼序盤、自身最速ラップを繰り出してもなかなかハナに立てず、苦しい展開になってしまった。これが重賞の厳しさか それもあって離れた18着に負けたわけだが大失速の原因は他にも。最後の直線でなんとか…

★逃げ馬予想★【NHKマイルC】キャプテンシー【新潟大賞典】セルバーグ｜2024年

『NHKマイルカップ』 逃◎ キャプテンシー Mデムーロ 9番 ●逃げ自信度 C ”逃げ”なら2戦2勝。前走NZTでは出脚イマイチで外枠もあり番手競馬をして16着と大敗。今回は積極的に前に出ていくと予想される そのNZTで逃げたのはユキノロイヤルで、当時は内枠だったが今回は17番枠と外に入った。となるとキャプテンシーの方が内枠になるため、総合的に見るとこちらが逃げ優位と考えられる NHK DVD にこにこ、ぷん コレクション 〈特製トートバッグ付〉 じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろり Amazon 『新潟大賞典』 逃◎ セルバーグ 今村聖 6番 ●逃げ自信度 B 芝･中長距離ランキング4位。昨年は…

☆逃げ馬解説【天皇賞(春)】”コース形状”と”逃げ経験の浅さ”がミスマッチ、マテンロウレオ｜2024年

『天皇賞(春)』(4歳上G1) 京都 芝3200m ◆逃げ馬◆ マテンロウレオ(13着) ◆前3F 36.6 ※平均 36.41 ◇勝ち馬◇ テーオーロイヤル【先】 ◇勝ち時計 3:14.2（良） 逃げ馬展開 ディープボンドが押して出ていったところを、外からマテンロウレオがかわしてハナに立った。道中は最大6馬身ほど離した逃げ。残り800mで並ばれるとペースアップ。最終コーナー出口で勝馬テーオーロイヤルにかわされ後方に沈んだ 逃げ馬短評 《マテンロウレオ》 ▼ディープボンドが一瞬前に出たが1F目12.8秒と遅かったこともあり大きなロスなくハナに。しかし先頭に立っても”かかり気味”が続き、一頭でハ…

★逃げ馬予想★【天皇賞(春)】マテンロウレオ<C評価>｜2024年

『天皇賞(春)』 逃◎ マテンロウレオ 横山典 11番 ●逃げ自信度 C 前走日経賞では生涯初の逃げを敢行し4着。ただ1F目12.8秒、2F目12.0秒(概算)のラップタイムでかなり遅いものだった。他の逃げ経験馬に比べてアドバンテージがある訳ではなさそうだ ここでも前走同様横山典弘の”スローペースの嗅覚”が逃げのカギになる。結局はまわりの出方次第ということ ただ逃げ候補ドゥレッツァより一つ内の枠に入れたのは動きやすい点 逃〇 ドゥレッツァ 戸崎 12番 ●逃げ自信度 C 菊花賞では、序盤ハナ立つも先頭が入れ替わる厳しい展開の中で再び先頭に立ち勝利した。長距離で自信を持ってハナに立てる強みがある…

☆逃げ馬解説【福島牝馬S】徹底したスロー逃げでまた着拾ったウインピクシス｜2024年

『福島牝馬ステークス』(4歳上牝G3) 福島 芝1600m ◆逃げ馬◆ ウインピクシス(3着) ◆前3F 35.3 ※平均 35.63 ◇勝ち馬◇ コスタボニータ【先】 ◇勝ち時計 1:46.9（良） 逃げ馬展開 ウインピクシスが好発を決めて押すと先頭へ。道中は2馬身差の逃げ。最終コーナーを1馬身で抜けると直線残り200mから横並びの叩き合いになり、最後は力尽き3着で入線 逃げ馬短評 《ウインピクシス》 ▼抜群の発馬をしたためハナに立ったが、そこから出来るだけ抑えにかかる騎乗でスローペースに落とした。残り800mからラップを上げるやや長めの上がり勝負に持ち込んだが他の先行勢も楽だったようでキレ…

☆逃げ馬解説【マイラーズC】出負けしても”逃げ”は遂行トゥードジボン｜2024年

『マイラーズカップ』(4歳上G2) 京都 芝1600m ◆逃げ馬◆ トゥードジボン(10着) ◆前3F 34.1 ※平均 34.69 ◇勝ち馬◇ ソウルラッシュ【差】 ◇勝ち時計 1:32.5（稍） 逃げ馬展開 1番枠のトゥードジボンが発馬で半馬身遅れるも好加速で内を守りハナヘ。道中1馬身差で逃げるも直線残り250mで離れた外からかわされて馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《トゥードジボン》 ▼他に比べて出遅れはしたが序盤の各ラップは過去最速。内枠スタートで前に出ざるを得なかったことが、悪い方に転がってしまった ▼とはいえ失敗気味のスタートでも”やりたいこと”はしっかり遂行できたのは良いこと。条件戦は…

★逃げ馬予想★【マイラーズC】トゥードジボン【福島牝馬S】ラリュエル｜2024年

『マイラーズカップ』 逃◎ トゥードジボン 藤岡佑 1番 ●逃げ自信度 C 条件戦では過去3回逃げており全て勝利している。近走の重賞戦線では速い序盤を先行している 今回は確固たる逃げ馬がいない中で1番枠に入ったことで、俄然逃げやすくなった 逃▲ エエヤン Mデムーロ 17番 ●逃げ自信度 C 前走ダービー卿CTではかかってハナに飛び出たところ、ハイラップを維持して2着の好走。今回は本格的に”逃げ”を試してみたいところだが、運悪く大外枠に入ってしまった 現状では出脚はイマイチであり、鞍上のデムーロ騎手が序盤からガツガツ押すとは考えられない。序盤でよほど遅い展開にならない限り逃げることはないだろう…

☆逃げ馬解説【アンタレスS】僚馬おらず”自力逃げ”で苦戦テーオードレフォン｜2024年

『アンタレスステークス』(4歳上G3) 阪神 ダ1800m ◆逃げ馬◆ テーオードレフォン(12着) ◆前3F 37.2 ※平均 37.07 ◇勝ち馬◇ ミッキーヌチバナ【差】 ◇勝ち時計 1:51.2（良） 逃げ馬展開 テーオードレフォンが少し押して前に出るも外スレイマンが並んできてさらに加速する形でハナに立った。道中は3/4馬身差で逃げ、最終コーナーで横に並ばれると直線入口で競り落とされて後退した 逃げ馬短評 《テーオードレファン》 ▼ハナに立ちかけたところで並ばれて2F目11.3秒とかなりの脚を使わされた。その直後に13.2秒にラップを落とすも、すぐにまた速めラップを強いられて終盤早々に…

☆逃げ馬解説【皐月賞】みんなで出し合った過去イチバンの出脚メイショウタバル｜2024年

『皐月賞』(3歳G1) 中山 芝2000m ◆逃げ馬◆ メイショウタバル(17着) ◆前3F 34.2 ※平均 35.13 ◇勝ち馬◇ ジャスティンミラノ【差】 ◇勝ち時計 1:57.1（良） 逃げ馬展開 並んだ逃げ争いになりメイショウタバルが押して内を守りハナに立った。向こう正面で6馬身ほど離して逃げるも、最終コーナーで差が詰まり、直線に向いたところでかわされ後方に沈んだ 逃げ馬短評 《メイショウタバル》 ▼2番枠にしては逃げるのに手間取ったように見えたが、レースの1F目は12.2秒とかなり速い数値。つまり他の馬（ジャンタルマンタル、アレグロブリランテ、シリウスコルト）らも合わせて全員で過去…

★逃げ馬予想★【皐月賞】メイショウタバル【アンタレスS】サトノロイヤル｜2024年

『皐月賞』 逃◎ メイショウタバル 浜中 2番 ●逃げ自信度 B 前走毎日杯を逃げ切り圧勝。序盤で2番手3番手の馬につつかれ続けて、重馬場で序盤3F35.2秒のラップ。これは他の逃げ候補たちよりも圧倒的に速い 前回の強い内容で今回は自信を持って押していけることに加えて、さらに2番枠と逃げやすいところに入ったことで逃げ候補筆頭はこの馬 逃〇 ホウオウプロサンゲ 菱田 11番 ●逃げ自信度 C 前走若葉Sを逃げて2着。積極的に前を主張してハナ立ち、イーブン気味の展開で力を出し切った感のある走りだった 「逃げてこそ」のタイプだと考えられ今回も前を狙うと考えられるが、序盤1F目の持ちラップは12.6秒…

☆逃げ馬解説【桜花賞】決め打ちの逃げで幸運に賭けたショウナンマヌエラ｜2024年

『桜花賞』(3歳牝G1) 阪神 芝1600m ◆逃げ馬◆ ショウナンマヌエラ(17着) ◆前3F 34.5 ※平均 34.58 ◇勝ち馬◇ ステレンボッシュ【差】 ◇勝ち時計 1:32.2（良） 逃げ馬展開 発馬から押して外からハナを獲り切った。道中1馬身差の逃げ。直線残り400mでかわされると大失速した 逃げ馬短評 《ショウナンマヌエラ》 ▼「逃げ馬がいない時にだけ逃げる岩田康誠」なのだが、今回は発馬直後に周りの様子を窺わず押していった。最初から決め打ちで逃げるのは法則外の行動ではあるのだが、馬の実力差的にこうでもしないと勝ち目がないと考えての動きで理解は出来た 結果、内の逃げ候補シカゴステ…

☆逃げ馬解説【阪神牝馬S】かかり癖は毎度の事だが周り遅くてサブライムアンセム｜2024年

『阪神牝馬ステークス』(4歳上牝G2) 阪神 芝1600m ◆逃げ馬◆ サブライムアンセム(9着) ◆前3F 35.4 ※平均 34.88 ◇勝ち馬◇ マスクトディーヴァ【先】 ◇勝ち時計 1:33.0（良） 逃げ馬展開 牽制気味に並んだスタートでかかったサブライムアンセムが前に出て行った。道中は1馬身半差で逃げ、その差のまま直線へ。残り300mでかわされると馬群に飲まれた 逃げ馬短評 《サブライムアンセム》 ▼前に出てガンガンにかかって生涯初の逃げ。スロー展開で上がり33.0秒前後のキレ勝負になったものの、慣れない逃げで最後の脚が残っていなかった ▼これまでのレースではかかりつつもなんとか抑…

★逃げ馬予想★【桜花賞】シカゴスティング【阪神牝馬S】モズゴールドバレル｜2024年

『桜花賞』 逃◎ シカゴスティング 浜中 4番 ●逃げ自信度 C 前走フィリーズレビューでは一番の出脚で半馬身ほど前に出たが、内のエトヴプレが徐々に上がってきて2番手になり12着 今回はこちらの方が内枠に入ったため俄然有利な状況。阪神JFを逃げて5着の実績がありできたら逃げたいところ。ただ浜中騎手はテン乗り、どこまでハナに拘れるか 逃〇 エトヴプレ 藤岡康 15番 ●逃げ自信度 C 前走フィリーズレビューを序盤33.8秒で入って逃げ切り勝ち。1600mは初めて、内の馬が出ないようなら持ち前のスピードで飛び出すと予想される。小細工は出来なそうなので”距離は持つ”と信じるしかない 前走逃げ争ったシ…

☆逃げ馬解説【大阪杯】厩舎コメント通り「元気いっぱい」スタニングローズ｜2024年

『大阪杯』(4歳上G1) 阪神 芝2000m ◆逃げ馬◆ スタニングローズ(8着) ◆前3F 35.8 ※平均 34.76 ◇勝ち馬◇ べラジオオペラ【先】 ◇勝ち時計 1:58.6（良） 逃げ馬展開 5番枠から好スタートを切ったスタニングローズが内枠を利して抑えたままハナに。道中1馬身差で逃げ、第3コーナーで半馬身に迫られるとペースアップ。直線残り250mで勝馬べラジオオペラにかわされると馬群に飲まれた 逃げ馬短評 《スタニングローズ》 ▼事前の厩舎コメントで「調教では元気いっぱいでエネルギーに満ち溢れている」との発言通り”走る気満々”で、飛び出るような好スタートから手綱を抑えても前に出た …

☆逃げ馬解説【ダービー卿CT】かかって逃げたら意外と成功エエヤン｜2024年

『ダービー卿チャレンジトロフィー』(4歳上G3) 中山 芝1600m ◆逃げ馬◆ エエヤン(2着) ◆前3F 35.5 ※平均 34.84 ◇勝ち馬◇ パラレルヴィジョン【先】 ◇勝ち時計 1:32.7（稍） 逃げ馬展開 セッションが前に出たがかかったエエヤンが400mでハナを奪うと大きく離していき7馬身ほどのリードで直線に向いた。最後まで大きくはバテなかったが3番手から上がってきたパラレルヴィジョンに残り10mでつかまって2着 逃げ馬短評 《エエヤン》 ▼1F目12.7秒2F目11.5秒とマイル重賞としてはかなり遅いラップになり、それに耐えられず前に出た。ハナに立ってからも勢いのまま11秒前…

★逃げ馬予想★【大阪杯】ステラヴェローチェ【ダービー卿CT】ダディーズビビッド｜2024年

『大阪杯』 逃◎ ステラヴェローチェ 酒井 9番 ●逃げ自信度 C 出走全馬が過去9戦遡っても逃げたことがない難解な一戦 ステラヴェローチェは前走大阪城Sで速めラップで逃げるショウナンマグマの直後につけて勝利し、引き続き”逃げ騎手酒井”が乗るため今回の逃げ筆頭と考える ただ内側の近い枠に「思い切りのいい逃げをする池添騎手の8番プラダリア」「4歳牝馬の休養明けで抑えききにくそうな7番ハーパー」「10カ月の長期休養明けで抑え利きにくそうな5番スタニングローズ」と飛び出す可能性のある先行馬が揃っているため大混戦の様相 メンバー的にはスロー展開が妥当なのだが、序盤で中途半端に横並びが続くようならハイラ…

☆逃げ馬解説【マーチS】中央ダートの速さに即対応ミトノオー｜2024年

『マーチステークス』(4歳上G3) 中山 ダ1800m ◆逃げ馬◆ ミトノオー(2着) ◆前3F 36.8 ※平均 36.90 ◇勝ち馬◇ ヴァルツァーシャル【差】 ◇勝ち時計 1:50.7（良） 逃げ馬展開 ミトノオーが外枠発から押すとすんなりハナヘ。道中徐々に差を広げて最大4馬身差の逃げ。直線もそのままのリードで突入し逃げ込み態勢も、残り20mでかわされ2着 逃げ馬短評 《ミトノオー》 ▼ハナに立ってもペースを落とさないどころかむしろ上げる逃げで、並ばせない単騎逃げのカタチを自ら作った。ラスト1ハロンで失速し負けたものの、中央ダートの適性も確認でき収穫は大きかった ▼中央の古馬重賞を逃げて…

☆逃げ馬解説【高松宮記念】逃げ大国でも即通用、ビクターザウィナー｜2024年

『高松宮記念』(4歳上G1) 中京 芝1200m ◆逃げ馬◆ ビクターザウィナー(3着) ◆前3F 34.9 ※平均 34.45 ◇勝ち馬◇ マッドクール【先】 ◇勝ち時計 1:08.9（重） 逃げ馬展開 好スタート好ダッシュでビクターザウィナーがすぐに1馬身前に出た。そのまま1馬身差で逃げ、直線に向くとコースの3分どころに出た。しかし開けた最内から2頭にかわされ3着でゴール 逃げ馬短評 《ビクターザウィナー》 ▼海外馬ということで序盤の速さを軽視していたが、今回のメンバーの中では抜けた速さを持っていたようだ。最後の直線、重馬場もあり出来るだけキレイな馬場を選んで外を走ったと考えられるが、ずっ…

☆逃げ馬解説【日経賞】横典のスロー察知能力、マテンロウレオ｜2024年

『日経賞』(4歳上G2) 中山 芝2500m ◆逃げ馬◆ マテンロウレオ(4着) ◆前3F 36.6 ※平均 36.34 ◇勝ち馬◇ シュトルーヴェ【追】 ◇勝ち時計 2:31.4（良） 逃げ馬展開 内枠から押してマテンロウレオが飛び出した。道中は最大で1.5秒ほどの差をつける逃げ。第3コーナーで差が縮まり半馬身差で直線へ。並んだ状態で残り50mまで先頭で頑張ったが最後にかわされ4着でゴール 逃げ馬短評 《マテンロウレオ》 ▼横山典弘騎手がよくやる「スローを察知しての突発逃げ」を敢行し、この馬にとって生涯初の逃げになった 一周目のスタンド前で11秒半ばのハイラップになってしまったところで、他の…

★逃げ馬予想★【高松宮記念】テイエムスパーダ【価日経賞】サザンナイツ【マーチS】ミトノオー｜2024年

『高松宮記念』 逃◎ テイエムスパーダ 冨田 7番 ●逃げ自信度 C 芝･短距離ランキング7位。前走シルクロードSでは発馬やや遅れたが過去最高クラスの鋭い加速で巻き返し、外枠からハナ奪った 今回は真ん中の枠に入り前走より逃げやすい。またこの馬より上位の逃げ実績馬もいないことから、ここの逃げ最有力候補と考えられる 逃〇 ビクターザウィナー リョン 10番 ●逃げ自信度 C 前走シャティン競馬場のセンテナリースプリントC(G1)を人気薄で逃げ切った。ただ2F通過24.30とあまり速くないラップだったため、今回このメンバーで楽にハナに行けるとは思えない 逃▲ モズメイメイ 藤岡佑 4番 ●逃げ自信度…

☆逃げ馬解説【阪神大賞典】S逃げ作戦決行も後半許されずジャンカズマ｜2024年

『阪神大賞典』(4歳上G2) 阪神 芝3000m ◆逃げ馬◆ ジャンカズマ(12着) ◆前3F 37.6 ※平均 37.36 ◇勝ち馬◇ テーオーロイヤル【先】 ◇勝ち時計 3:06.8（稍） 逃げ馬展開 ディアスティマが前に出たが外のジャンカズマが追って出てハナを奪った。道中は1馬身差でガッチリ抑えた逃げ。第3コーナーでディアスティマに並ばれスパート。残り250mで勝馬テーオーロイヤルにかわされると失速し馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《ジャンカズマ》 ▼ハナに立って可能な限り遅い展開にする作戦。しかしさすがにこのクラスになると後ろの馬たちはだまっておらず、1600m以降で急激にラップが加速してい…

★逃げ馬予想★【阪神大賞典】ディアスティマ<C評価>｜2024年

『阪神大賞典』 逃◎ ディアスティマ ムルザ 3番 ●逃げ自信度 C 逃げ馬ランキング芝･中長距離12位。前走日経新春杯では序盤3F33.7の猛ラップを記録。積極的にハナをとりにいったものの2番手にからまれてしまい惨敗 前走の速さをもってすれば今回のメンバーなら楽にハナに立てそう。しいて言うならムルザバエフ騎手のテン乗りで”逃げない”という選択肢をとらないかは不安点か。前走は＋12㎏で過去最高体重だったため絞れていれば巻き返し十分有り得る 逃〇 ジャンカズマ 小沢 4番 ●逃げ自信度 C 昨年の丹頂Sを2番手から勝って以来、前での競馬に拘るようになり前走万葉Sでは逃げて勝ち馬と0.4秒差の4着…

☆逃げ馬解説【金鯱賞】積極プッシュもハナ到達まで手間取ったエアサージュ｜2024年

『金鯱賞』(4歳上G2) 中京 芝2000m ◆逃げ馬◆ エアサージュ(8着) ◆前3F 35.0 ※平均 35.28 ◇勝ち馬◇ プログノーシス【差】 ◇勝ち時計 1:57.6（良） 逃げ馬展開 前に行った馬たちがそれぞれ抑えて並んでコーナーに入った。最内シーズンリッチが少し出たが600m地点で外からエアサージュがかわしてハナに立ち、やっと隊列が安定。向こう正面から1馬身差で逃げたものの、直線に向くとすぐにかわされ馬群に沈み8着 逃げ馬短評 《エアサージュ》 ▼11番枠スタートで押して徐々に上がっていき600mでやっとハナまで到達。上り坂スタートとはいえ1F目12.7秒のラップ内で先行にさえ…

☆逃げ馬解説【中山牝馬S】苦しい展開も能力差でクリア、コンクシェル｜2024年

『中山牝馬ステークス』(4歳上牝G3) 中山 芝1800m ◆逃げ馬◆ コンクシェル(2着) ◆前3F 37.4 ※平均 36.33 ◇勝ち馬◇ コンクシェル【逃】 ◇勝ち時計 1:49.0（稍） 逃げ馬展開 コンクシェルが前で並んだ状態から追い続けてハナヘ。道中1馬身差で逃げ、第3コーナーで半馬身迫られるとスパート。直線向いて1馬身半抜け出しそのままゴールした 逃げ馬短評 《コンクシェル》 ▼内のグランスラムアスクが逃げようとしなかったことで序盤3F37.4秒という超スローでハナに立てたのはラッキーだった。ただその後1000m地点から強烈な押し上げに遭い11.3秒のレース内最速ラップを記録。…

★逃げ馬予想★【金鯱賞】ヤマニンサルバム【中山牝馬S】グランスラムアスク｜2024年

『金鯱賞』 逃◎ ヤマニンサルバム 三浦 7番 ●逃げ自信度 C 近走中距離の逃げ経験があるのはこの馬だけ。2走前のオクトーバーSを逃げ切っている 前走中日新聞杯はユニコーンライオンらが作ったハイペースの3番手を走り勝利。同コースということで今回も理想は番手だろうが、内の馬たちが積極的に出てこないようならこの馬がハナをとるだろう 逃〇 ドゥレッツァ ルメール 3番 ●逃げ自信度 C 前走菊花賞では一旦ハナに立つも、途中で番手に下がる出入りの激しい競馬で勝利 「逃げても良い」くらいのスタンスの馬。本番前のレースだし取りこぼし覚悟で控える競馬をしても良いシーン。また”出遅れ癖”のある馬で、それが少…

☆逃げ馬解説【オーシャンS】7歳馬でも逃げ馬としては成長期⁉グレイトゲイナー｜2024年

『オーシャンステークス』(4歳上G3) 中山 芝1200m ◆逃げ馬◆ グレイトゲイナー(9着) ◆前3F 33.3 ※平均 34.00 ◇勝ち馬◇ トウシンマカオ【差】 ◇勝ち時計 1:08.0（稍） 逃げ馬展開 グレイトゲイナーが並んだ発馬から2歩目で出て、外の馬とのハナ争いを制した。道中3/4馬身差で逃げ、直線残り150mで勝馬にかわされると後続にも捕まった 逃げ馬短評 《グレイトゲイナー》 ▼発馬の反応は物足りないが加速力は良かった。内枠に救われた部分はあるもののほぼ想定通りの逃げができたと考えられる 現状では重賞では厳しいかもしれないが、OPのレースであれば単騎逃げのチャンスで十分や…

★逃げ馬予想★【オーシャンS】グレイトゲイナー<B>｜2024年

『オーシャンステークス』 逃◎ グレイトゲイナー 三浦 4番 ●逃げ自信度 B 芝･短距離ランキング9位。前走カーバンクルSでは1番枠スタートで立ち遅れたが、すぐに加速してハナに立った。今回も内目の枠に入れたので、このメンバーであればハナに立てそうだ 関西の馬に関東の騎手がテン乗りなのは少し気がかり。それでも三浦騎手は序盤でよく押すタイプなので大きな問題はなさそう 逃〇 ビックシーザー 坂井 10番 ●逃げ自信度 C 古馬混合戦で一旦壁に当たったが、近走は積極的に前に行く事でさらなる力を発揮し始めた 今回も前を狙っていくだろうが、内に速い馬がいるためそちらが前に出てくれるなら願ったりかなったり…

☆逃げ馬解説【阪急杯】重馬場で自己べ更新、アサカラキング｜2024年

『阪急杯』(4歳上G3) 阪神 芝1400m ◆逃げ馬◆ アサカラキング(2着) ◆前3F 33.9 ※平均 34.80 ◇勝ち馬◇ ウインマーベル【先】 ◇勝ち時計 1:21.2（重） 逃げ馬展開 外から押し続けたアサカラキングがハナ。道中1馬身差で逃げ、直線でもリードを保ち逃げ込みゴール直前でかわされてハナ差2着 逃げ馬短評 《アサカラキング》 ▼若い4歳牡馬が、昨年末から短距離を走り始めて快進撃まっしぐら。今回は外枠スタートで重馬場にもかかわらず自身最速ラップを叩き出した ▼重馬場を考慮すると1200m戦でも通用する可能性がある速さ。まずはタイム通り11位にランクインだがここから上は12…

☆逃げ馬解説【中山記念】マイルで体得した新たなチカラ、ドーブネ｜2024年

『中山記念』(4歳上G2) 中山 芝1800m ◆逃げ馬◆ ドーブネ(2着) ◆前3F 35.6 ※平均 36.03 ◇勝ち馬◇ マテンロウスカイ【先】 ◇勝ち時計 1:48.1（稍） 逃げ馬展開 並んだスタートからドーブネが押して前に出た。道中、1馬身半差での逃げ。直線半ばで真後ろにいたマテンロウスカイにかわされたが、大きく失速せず2着に残った 逃げ馬短評 《ドーブネ》 ▼稍重とはいえ1F目12.7秒は遅めのラップ。逃げ馬の中では内にいたこの馬にとって、楽に逃げに入ることができた。とはいえその後は11秒半ばを連発するハイラップでサバイバルレースを自力で作った上での2着という強い内容 ▼近走マ…

★逃げ馬予想★【中山記念】テーオーシリウス【阪急杯】アサカラキング｜2024年

『中山記念』 逃◎ テーオーシリウス 永野 15番 ●逃げ自信度 B 芝･中長距離ランキング1位。前走チャレンジCでは道中かかった馬にからまれ再加速を強いられ12着。この馬は大敗後の大駆け実績があるので今回も特に精神的なダメージなく走れるはず 内に同型がおりスローラップとまではいかないが、序盤の速さで一気に抜け出せば各馬合意の上のラップが作れるかもしれない。ただ鞍上の永野騎手は今回がテン乗りなのはやや心配点 逃〇 マテンロウスカイ 横山典弘 8番 ●逃げ自信度 C 芝･中長距離ランキング5位。中距離で逃げて勝ちあがってきた馬だが、ここ2走はマイルの番手策で善戦以上の走りを披露 再び中距離でも番…

☆逃げ馬解説【小倉大賞典】常識外れのハイラップで持ち味全開、セルバーグ｜2024年

『小倉大賞典』(4歳上G3) 小倉 芝1800m ◆逃げ馬◆ セルバーグ(3着) ◆前3F 35.0 ※平均 35.03 ◇勝ち馬◇ エピファニー【差】 ◇勝ち時計 1:45.1（良） 逃げ馬展開 並んだ発馬からセルバーグが押して前に出た。徐々にリードを広げて向こう正面で最大6馬身差の逃げ。直線入口でも4馬身のリードがあり、残り70mでかわされるも3着に残った 逃げ馬短評 《セルバーグ》 ▼序盤はこれまでのマイル戦と似たようなラップ。しかし単騎先頭になったにもかかわらず600～800mでは11.0秒と再加速する常識外れのラップでさらにリードを広げた 通常なら大バテする暴走ケースだが、持ち前のス…

☆逃げ馬解説【フェブラリーS】いつもの速さ、いつも以上の根性ドンフランキー｜2024年

『フェブラリーステークス』(4歳上G1) 東京 ダ1600m ◆逃げ馬◆ ドンフランキー(9着) ◆前3F 33.9 ※平均 35.89 ◇勝ち馬◇ ペプチドナイル【先】 ◇勝ち時計 1:35.7（良） 逃げ馬展開 ドンフランキーが外枠から好スタートを決めてハナ。道中1馬身差で逃げ、直線残り250mでかわされるも大きな失速せず9着 逃げ馬短評 《ドンフランキー》 ▼大外枠だったことをふまえるとほぼ自身最速のラップを出してハナを獲った。そんないつものスプリントと変わらないダッシュをした割には、最後大バテせず完走。その姿にこの馬の強さを改めて感じた ▼比較的軽い故障だったとはいえ休み明けでこのハイ…

☆逃げ馬解説【ダイヤモンドS】”話が違う”と思ったら相手の方もパニックだったヒュミドール｜2024年

『ダイヤモンドステークス』(4歳上G3) 中山 芝3400m ◆逃げ馬◆ ヒュミドール(10着) ◆前3F 35.9 ※平均 37.09 ◇勝ち馬◇ テーオーロイヤル【差】 ◇勝ち時計 3:30.2（良） 逃げ馬展開 ヒュミドールが2番枠から好スタートを決め前に出たところ、200m地点で外からグランスラムアスクがかわしかけたが前に出切らず、結局内を守れたヒュミドールが逃げる展開に。道中1馬身差ほどで進行。最後の直線残り400mでかわされると伸びず後退した 逃げ馬短評 《ヒュミドール》 ▼たまたま好スタートを切って先頭に立ち、番手でもいいような様子で待っていたのに外からきたグランスラムアスクがか…

☆逃げ馬解説【京都牝馬S】久々の逃げで光明みえたモズメイメイ｜2024年

『京都牝馬ステークス』(4歳上牝G3) 京都 芝1400m ◆逃げ馬◆ モズメイメイ(16着) ◆前3F 34.5 ※平均 34.41 ◇勝ち馬◇ ソーダズリング【差】 ◇勝ち時計 1:20.3（良） 逃げ馬展開 外枠から好スタートを決めたモズメイメイが押してハナに立った。道中は半馬身差～1馬身差で逃げ、直線残り150mほどでつかまると馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《モズメイメイ》 ▼内の馬が思いのほか控えてくれたことで外枠の割にロスなくハナに立てたのはラッキーだった。200～400mの11.2秒は短距離戦としては遅く、ここで楽できた分で道中”速めのイーブン逃げ”を敢行した。しかし最後は力の差が出…

★逃げ馬予想★【フェブラリーS】ドンフランキー【小倉大賞典】セルバーグ【ダイヤモンドS】グランスラムアスク【京都牝馬S】ウインシャーロット｜2024年

『フェブラリーステークス』 逃◎ ドンフランキー 池添 15番 ●逃げ自信度 A ダ･短距離ランキング3位。590㎏の大きな馬体を活かし、ハナに立ってスピードを保ち続ける競馬を続けスプリント戦で活躍している馬 今回は4か月半の休み明けでレース勘がどうかという部分あるが、スタートを他馬と互角以上に出られればまずハナに立てるだけのダッシュ力を持っている きさらぎ駅 恒松祐里 Amazon 『小倉大賞典』 逃◎ セルバーグ 今村 9番 ●逃げ自信度 B 芝･短距離ランキング16位。逃げマイラーが1年半ぶりに1800mに参戦。その時は今回の今村騎手を背に1勝クラスを逃げ切り勝ちしている 一応フェーング…

☆逃げ馬解説【京都記念】9歳にして自己べスト更新、アフリカンゴールド｜2024年

『京都記念』(4歳上G2) 京都 芝2200m ◆逃げ馬◆ アフリカンゴールド(10着) ◆前3F 35.3 ※平均 36.03 ◇勝ち馬◇ プラダリア【差】 ◇勝ち時計 2:12.1（良） 逃げ馬展開 最内バビットが押しまくって出たが、大外のアフリカンゴールドがさらに加速を続けて離れた外からかわしてハナをとった。道中4馬身差の逃げ。最終コーナー出口で馬場中央に進路を取るも、直線に入ると失速した 逃げ馬短評 《アフリカンゴールド》 ▼1F目、2F目で自己最速ラップを出し、思い切った出足を見せた。そこからは単騎のややスローで進行したものの序盤の脚の使用が響いたか直線で力尽きた ▼12着と負けはし…

★逃げ馬予想★【京都記念】バビット<B>｜2024年

『京都記念』 逃◎ バビット 団野 1番 ●逃げ自信度 B 芝･中長距離ランキング2位。前走東海Sでダート挑戦するも上手くいかずすぐに芝に戻ってきた。「新味を探して迷走している」というよりは「何をやっても結果が出ず打つ手がない」といった印象 今回のメンバーで1番枠に入れたならまずは逃げられそう。しかし道中はアフリカンゴールドがついてきそうで頼みの綱の”単騎逃げ”は難しいか 逃○ アフリカンゴールド 国分恭 12番 ●逃げ自信度 C 芝･中長距離ランキング5位。前走ステイヤーズSでは一旦ハナに立ったが長距離を意識してかペースを落とし過ぎて勝馬アイアンバローズにハナを奪われた 理想は逃げだが220…

☆逃げ馬解説【東京新聞杯】”自分の限界”と向き合っての好走ウインカーネリアン｜2024年

『東京新聞杯』(4歳上G3) 東京 芝1600m ◆逃げ馬◆ ウインカーネリアン(2着) ◆前3F 34.4 ※平均 34.54 ◇勝ち馬◇ サクラトゥジュール【差】 ◇勝ち時計 1:32.1（良） 逃げ馬展開 ウインカーネリアンが好スタートを切り手綱を押して抜け出した。道中1馬身差で逃げ、直線残り400mでスパートをかけリードを広げ逃げ込み態勢。残り80mで勝馬にかわされるも、他は凌いで2着に入った 逃げ馬短評 《ウインカーネリアン》 ▼序盤はこの馬のベストラップ近い速さを繰り出し順当にハナに立った。その後ラップを落とし過ぎず、レースを通して上下幅の少ないイーブンペースを守って好走した ▼7…

★逃げ馬予想★【東京新聞杯】ウィンカーネリアン<B>｜2024年

『東京新聞杯』 逃◎ ウィンカーネリアン 三浦 5番 ●逃げ自信度 B 芝･短距離ランキング12位。前走BCマイルを逃げて現在3連続逃げ継続中。昨年の同レースを同斤量で逃げ切り勝ちしており、今回も先手をとりたいところ 幸いマテンロウスカイくらいしか逃げライバルはいなそうな上にこちらの方が内枠に入れた。いつも通りの初速を出せば先手を取れそうだ 逃〇 マテンロウスカイ 横山典 11番 ●逃げ自信度 C 芝･中長距離ランキング5位。前走マイルのリゲルSでは1F目12.4秒とそこまで速くなかったが2番手に控えて勝利している そもそも初速がそこまで速くない。加えて前走番手策が上手くいったことからここでは…

☆逃げ馬解説【シルクロードS】速さ復活もことごとく条件合わなかった、テイエムスパーダ｜2024年

『シルクロードステークス』(4歳上G3) 京都 芝1200m ◆逃げ馬◆ テイエムスパーダ(14着) ◆前3F 33.4 ※平均 33.85 ◇勝ち馬◇ ルガル【先】 ◇勝ち時計 1:07.7（良） 逃げ馬展開 やや遅れたがテイエムスパーダが押しまくってハナを獲得。2馬身差の逃げをし、残り300mで番手にいた勝馬にかわされるとその後、後続に馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《テイエムスパーダ》 ▼発馬が少し遅いのはいつものことだが、そこからすぐ巻き返した脚はスランプ時よりも鋭かったように見えた ”逃げ”を達成できたことで次走の出脚はより良くなっていくはず。負けはしたが次に繋がるレースだったとは言える …

☆逃げ馬解説【根岸S】後出しジャンケン決まったが……ヘリオス｜2024年

『根岸ステークス』(4歳上G3) 東京 ダ1400m ◆逃げ馬◆ ヘリオス(4着) ◆前3F 35.8 ※平均 36.04 ◇勝ち馬◇ エンペラーワケア【先】 ◇勝ち時計 1:24.1（良） 逃げ馬展開 最内アイオライトが大きく出遅れ、ヘリオスがハナに立った。手綱を抑えて道中1馬身差で逃げその差のまま直線へ。残り300mで勝馬にかわされても粘って4着 逃げ馬短評 《ヘリオス》 ▼となりの逃げ候補アイオライトの出遅れを確認しての後出し的な逃げで、図らずも好きなように走れる状況になった。結果、前々走ペルセウスSを勝った時のようなスロー逃げを選んだものの4着 相当展開は向いたと言えるのだが、今回勝て…

★逃げ馬予想★【根岸S】ヘリオス<C>【シルクロードS】テイエムスパーダ<B>｜2024年

『根岸ステークス』 逃◎ ヘリオス 武豊 2番 ●逃げ自信度 C 番手でのレースが多い馬。前々走ペルセウスSでは逃げて勝利もそこまで速い序盤ラップではなかった ただ今回のメンバーであれば速いのは内のアイオライトくらい。相手がガツガツ押さないようなら、また遅めのラップでハナに立てる可能性がある。自分と相手の発馬状況を見比べて、いけそうなら前を狙うはず 逃○ アイオライト 団野 1番 ●逃げ自信度 C 一時期は逃げまくっていたが近走は番手で好走している 最内枠に入りハナも狙えるメンバーではあるが、これまで短距離であれば窮屈な位置でも競馬ができていることから、今回も無理に前に出ようとはしないと予想さ…

☆逃げ馬解説【AJCC】人気背負い包囲網嫌って前へマイネルウィルトス｜2024年

『アメリカジョッキクラブカップ』(4歳上G2) 中山 芝2200m ◆逃げ馬◆ マイネルウィルトス(5着) ◆前3F 37.1 ※平均 37.25 ◇勝ち馬◇ チャックネイト【先】 ◇勝ち時計 2:16.6（不） 逃げ馬展開 最内発で気合付けたマイネルウィルトスがハナへ。1馬身差で逃げ3、4コーナー中間で2番手ショウナンバシットに並ばれるとスパート。振り切って逃げ込むも後続にかわされ5着 逃げ馬短評 《マイネルウィルトス》 ▼1番人気で迎えたレース。最内で包まれるのを嫌ってか序盤押したところ誰もハナにいかなかったため、3年半ぶりの逃げになった 不良馬場にしてはやや速いラップだったがショウナンバ…

☆逃げ馬解説【東海S】ハデな姿とハデなフォームで初ダート、バビット｜2024年

『東海ステークス』(4歳上G2) 中京 ダ1800m ◆逃げ馬◆ バビット(16着) ◆前3F 35.2 ※平均 36.4 ◇勝ち馬◇ ウィリアムバローズ【先】 ◇勝ち時計 1:49.2（重） 逃げ馬展開 バビットが一歩目を勢いよく出過ぎて少し躓くもハナヘ。かかり気味に走り、向こう正面ではウィリアムバローズに半馬身寄られての競馬。最終コーナー途中でバテると大差の最下位でゴール 逃げ馬短評 《バビット》 ▼初ダートで案の定発馬でバランス崩したがそれでも持ち前のダッシュ力でハナに立った。道中、勝馬にマークされたとはいえあまりにも抑えが効かず。ほとんど全力フォームで走ったことが大敗の原因になった ▼…

★逃げ馬予想★【東海S】ペプチドナイル<C>【AJCC】ホウオウリアリティ<C>｜2024年

『東海ステークス』 逃◎ ペプチドナイル 藤岡佑 6番 ●逃げ自信度 C ▼ダ･中長距離3位。前走ベテルギウスSでは大外スタートで中盤まで3番手を走り、最終コーナーで完全に包まれて5番手まで下がる苦しい位置取りだったが、そこから差して勝利した ▼前走で馬群に入っても勝負になることを証明。しかし一旦は前が完全に壁になっており立ち回りとしては危うかったことを考えると、同じ藤岡騎手が乗る今回は”まずは前を取る”という動きをするはず。幸い逃げ馬の中では内枠に入ったことで逃げやすくなった 逃〇 ウィリアムバローズ 坂井 14番 ●逃げ自信度 C ▼ダ･中長距離4位。前走みやこSでは外枠で立ち遅れ、挟まれ…

☆逃げ馬解説【日経新春杯】逃げ馬として腹をくくったかディアスティマ｜2024年

『日経新春杯』(4歳上G2) 京都 芝2400m ◆逃げ馬◆ ディアスティマ(14着) ◆前3F 33.7 ※平均 35.93 ◇勝ち馬◇ ブローザホーン【差】 ◇勝ち時計 2:23.7（良） 逃げ馬展開 並んだハナ争いをディアスティマが軽い鞭を入れつつ押して制した。道中1馬身ほどのリードで逃げるも、直線入口でかわされるとすぐ失速し最下位に 逃げ馬短評 《ディアスティマ》 ▼高い逃げ意識で前に並び2F目10.4秒の猛ラップでハナを奪い3F目も10.6秒。自身の持ち時計を大きく上回る速さで逃げた。一旦ラップを落ち着けたが2番手のリビアングラスがかかっていたことで向こう正面で12秒前半のラップを強…

☆逃げ馬解説【愛知杯】理想と理想がぶつかった場合、グランスラムアスク｜2024年

『愛知杯』(4歳上牝G3) 中京 芝2000m ◆逃げ馬◆ グランスラムアスク(14着) ◆前3F 33.5 ※平均 35.37 ◇勝ち馬◇ ミッキーゴージャス【差】 ◇勝ち時計 1:57.9（良） 逃げ馬展開 最内スタートのグランスラムアスクが発馬でよれながらも鞭を入れ押しまくって前に食らい付きなんとかハナに立った。道中4馬身差で逃げ、第3コーナーで追いつかれ最終コーナー途中で力尽きた 逃げ馬短評 《グランスラムアスク》 ▼発馬でバランス崩すも何が何でも逃げる覚悟で出鞭＋猛プッシュし2F目10.4秒の超ハイラップの中を先頭に立ち3F目10.8秒(3F通過は33.5秒)と続けて過去最速の出脚で…

★逃げ馬予想★【日経新春杯】リレーションシップ<C>【愛知杯】グランスラムアスク<C>｜2024年

『日経新春杯』 逃◎ リレーションシップ 高田潤 1番 ●逃げ自信度 C これまでほとんどスプリント戦を走り、4番手辺りの位置取りを続けてきた馬。その馬がいきなりの大幅距離延長＆1番枠ということで、普通にゲートをでれば一気にハナに立ってしまうと予想される ただ今回はジャンプレース騎手の高田潤がテン乗りということで動きが読みづらい。乗り方に工夫(何が何でも控えたり、わざと出遅れたり、大逃げを狙ったり)をしてくる可能性もある 逃〇 リビアングラス 田口 4番 ●逃げ自信度 C 条件戦を逃げて勝ちあがり菊花賞でも1度はハナに立ち4着に入った明け4歳馬。前走3勝クラス戦ではスタートで斜めに飛び出し隣の…

☆逃げ馬解説【京都金杯】あの輝きをもう一度、ドルチェモア｜2024年

『京都金杯』(4歳上G3) 京都 芝1600m ◆逃げ馬◆ ドルチェモア(18着) ◆前3F 33.7 ※平均 35.16 ◇勝ち馬◇ コンペティトール【差】 ◇勝ち時計 1:33.8（良） 逃げ馬展開 ドルチェモアが外枠から激しく押して前を主張。300m地点でも押して6馬身差の大逃げを敢行。最後の直線残り200mでかわされると力尽き最下位でゴール 逃げ馬短評 《ドルチェモア》 ▼3歳以降惨敗続きだったため、ここでは好調だった2歳時の”先行策”を強行してきたようだ。結果的には今回もまた惨敗なのだが、3F目33.7秒、6F目68.5秒となかなか速いラップを出せたことからスプリント戦であれば競馬に…

☆逃げ馬解説【中山金杯】帰ってきた快速娘ゴールデンハインド｜2024年

『中山金杯』(4歳上G3) 中山 芝2000m ◆逃げ馬◆ ゴールデンハインド(9着) ◆前3F 36.1 ※平均 35.45 ◇勝ち馬◇ リカンカブール【先】 ◇勝ち時計 1:58.9（良） 逃げ馬展開 安定したスタートを切ったゴールデンハインドが好加速で前へ。道中半馬身差で逃げ、直線入口でかわされても内で粘り勝馬と0.6秒差の9着 逃げ馬短評 《ゴールデンハインド》 ▼長期休養明けにしては落ち着いたスタートからのすんなり前進、道中の折り合いそして最後の粘りと良い走りをした。冬の復帰でこれだけやれるなら叩き良化が見込める次走は狙い時 《ホウオウアマゾン》 ▼いいスタートでやや控えめな加速でゆ…

★逃げ馬予想★【中山金杯】ゴールデンハインド<C>【京都金杯】セルバーグ<B>｜2024年

『中山金杯』 逃◎ ゴールデンハインド 菅原 ●逃げ自信度 C これまで3度逃げたことがありフローラSを逃げ切っている。今回は7ヵ月半の休養明けで前進気勢も高そう。他に逃げたい馬はいないと考えられ、落ち着いた発馬さえ出来ればハナに立てそう 逃○ ホウオウアマゾン 横山武 ●逃げ自信度 C かつては安田記念、マイルCSを逃げた事のある馬だがここ1年は逃げていない。これまではマイルまでの距離を走っていたため、今回の距離延長で”楽に先行してどうなるか”を試そうというところだろう。スピードはあるので、先行する流れの中で勢いがついてハナまでいく可能性はある タカラトミー(TAKARA TOMY) 人生ゲ…

【2023年】歴史的ロケットスタート誕生‼『逃げ馬ベストレース7選』※動画リンク付

逃げベストレース 最優秀賞 葵ステークス モズメイメイ 歴史的ドンピシャロケットスタートが決まったレース。ゲートが開いた瞬間モズメイメイが2馬身前に出ているという、現実感を失うような光景が印象的 ちなみにこのスタートは馬の突進にタイミングが合ったわけではなく、武豊騎手の話によると「ゲートの中ではメチャクチャおとなしかった。鼻先をピタッと扉につけて、耳をピンと立てて、開く瞬間に精神統一してるみたいだった。」とのこと またハナが決まるのがあまりに早すぎて他馬たちが争う隙がなかったため、スプリント戦にもかかわらず1F目12.4秒と遅いラップになったのも興味深いところ 【当時のレビュー記事】 ☆逃げ馬…

【2023年】”逃げ馬伝説”ひと区切り『年度代表逃げ馬』

年度代表逃げ馬 パンサラッサ 牡6歳 3戦3逃（主な逃鞍 - サウジC、ドバイWC、JC） 世界最高賞金1000万ドル(当時のレートで13億円)のサウジカップを逃げ切り「世界のパンサラッサ」の名を再び知らしめた。ラストランとなるジャパンカップは距離、状態ともピッタリとは言えないものだったが、勝つための大逃げを貫き最後まで強く美しい逃げ姿を見せてくれた 最優秀 3歳逃げ馬 ミトノオー 牡3歳 7戦7逃（主な逃鞍 - JDD、浦和記念、日本テレビ盃、名古屋GP、兵庫CS＋OP1戦＋条件1戦） 中央所属ながら7走中5走を地方競馬で走ったため派手な活躍とはいかなかったが、1年の出走レースのうち全レース…

【2023年】『年間逃げ回数｜競走馬･騎手･種牡馬』まとめ

※「中央競馬」「3歳上＆4歳上」「重賞＆OP」「平地競走」の190レース対象 競走馬部門 ☆ 5回(＋条件3) テーオーシリウス (チャレンジC、福島記念、小倉記念、＋OP2回) 5回 アフリカンゴールド（天皇賞(春)、アルゼンチン共和国杯、京都大賞典、阪神大賞典、日経新春杯） 4回(+海外1) ユニコーンライオン (宝塚記念、札幌記念、京都記念、函館記念、クイーンエリザベスS) 4回(＋条件1) テイエムトッキュウ（カペラS+OP3回） 3回(＋海外2＋条件3) ジャスパークローネ（スプリンターズS、北九州記念、CBC賞、香港スプリント、BCターフスプリント） 短評 ▼トップのテーオーシリウ…

【2023年･逃げ馬予想成績】当ブログの予想逃げ馬を買い続けた場合の馬券成績

2023年重賞の『逃げ馬』と『逃げ予想馬の成績』集計 「中央競馬」「3歳上＆4歳上」「重賞」「平地競走」の82レース対象 【データの見方】 「逃げ馬」そのレースを逃げた馬。右の数字が着順 「◎逃げ馬予想」逃げ予想した馬。アルファベットは予想の自信度。逃げ予想が的中した場合黄色 「単勝配当」「複勝配当」逃げ予想馬を買った場合の配当。逃げずに馬券になった場合赤文字 データまとめ 逃げ馬的中率【47.6％】 自信度A 4/6【66.7％】 自信度B 24/42【57.1.％】 自信度C 11/34【32.4％】 逃げ予想馬 単勝回収率【45.5％】 逃げ予想馬 複勝回収率【68.7％】 雑感 昨年は…

☆逃げ馬解説【有馬記念】”強い逃げ馬の理論”を最後まで完遂タイトルホルダー｜2023年

『有馬記念』(3歳上G1) 中山 芝2500m ◆逃げ馬◆ タイトルホルダー(3着) ◆前3F 36.2 ※平均 36.22 ◇勝ち馬◇ ドウデュース【差】 ◇勝ち時計 2:30.9（良） 逃げ馬展開 タイトルホルダーが内枠で好スタートからの猛プッシュで抜け出した。ハナに立つと徐々にリードを広げて向こう正面で8馬身ほど。最終コーナー回っても5馬身程のリードで逃げ込んだが残り80mでかわされ3着 逃げ馬短評 《タイトルホルダー》 ▼他に速い馬がいないのと自身の引退レースということで、発馬から覚悟を決めた猛プッシュをかけたところ見事に抜け出しに成功。その後は他の馬が付いてきていないにもかかわらずペ…

☆逃げ馬解説【阪神C】B装着後は走る度に速さ増しウイングレイテスト｜2023年

『阪神カップ』(3歳上G2) 阪神 芝1400m ◆逃げ馬◆ ウイングレイテスト(8着) ◆前3F 33.1 ※平均 33.99 ◇勝ち馬◇ ウインマーベル【差】 ◇勝ち時計 1:19.3（良） 逃げ馬展開 大外スタートのウイングレイテストが好スタートでハナ。500mほどからかかり気味のピクシーナイトが並んできて2頭で最終コーナーを回った。直線ですぐに振り切り逃げ込み態勢に入ったものの、残り80mで後続集団につかまった 逃げ馬短評 《ウイングレイテスト》 ▼1F目12.3秒と遅めのラップ入り2F目10.2秒で内の馬を振り切ったところまでは良い流れだったのだが、そこからかかり気味の馬に再度並びか…

★逃げ馬予想★【有馬記念】タイトルホルダー<B>【阪神C】ホウオウアマゾン<C>｜2023年

『有馬記念』 逃◎ タイトルホルダー 横山和 4番 ●逃げ自信度 B 芝･中長距離ランキング9位。前走ジャパンカップでは激しく押して前に出たがパンサラッサには敵わず、離れた準逃げ状態でレースをし5着に入った 今回はこの馬より速い馬はいなそう。引退レースということもあり無理に抑えるようなこともしないだろう 逃▲ アイアンバローズ 石橋脩 7番 ●逃げ自信度 C 前走ステイヤーズSではスタートでアフリカンゴールドに前を走られたが1000m地点から先頭に並んでハナを奪い、そのまま逃げるカタチで勝利した 前走のようなレースを狙っているとの発言があったが、この馬が前走で前に並びかけた時のラップは13秒台…

☆逃げ馬解説【ターコイズS】突発ロケットからの計ったようなラップメイク、フィールシンパシー｜2023年

『ターコイズステークス』(3歳上牝G3) 中山 芝1600m ◆逃げ馬◆ フィールシンパシー(2着) ◆前3F 35.2 ※平均 34.76 ◇勝ち馬◇ フィアスプライド【先】 ◇勝ち時計 1:32.7（良） 逃げ馬展開 2番枠フィールシンパシーがフライング気味の最高の発馬でハナ。道中1馬身差で逃げ、直線残り150mでかわされるも勢い失わず2着に入った 逃げ馬短評 《フィールシンパシー》 ▼ゲート開いた瞬間に並のスタートした馬たちとは2馬身のリードを付けるロケットスタート。にもかかわらず内枠を利してラップを落とし3F目35.2秒という遅めに抑えられたのが好走の大きな要因だろう その後のラップも…

★逃げ馬予想★【ターコイズS】ライトクオンタム<C>｜2023年

『ターコイズS』 逃◎ ライトクオンタム 大野 8番 ●逃げ自信度 C これと言った逃げ馬がいないレース。となると近走を2戦連続で逃げているこの馬が台頭か。”3歳牝馬”の”休養明け”と抑えが効きにくい条件揃って、逃げの可能性高まる 逃〇 ウインピクシス 戸崎圭 14番 ●逃げ自信度 C 芝･中長距離ランキング12位。マイル戦は2歳以来でその時はスローで逃げて勝っている。 前に行って強い馬ではあるのだが、近走番手策にこだわりを見せて実際それなりの結果を出していることから、ここで無理にハナを狙うとは考えにくい。外枠に入ってしまったこともあり、発馬後に周りがよほど控えない限り積極的に動くことはないだ…

☆逃げ馬解説【中日新聞杯】引退馬の感傷かき消す暴走的スピード、ホウオウビスケッツ｜2023年

『中日新聞杯』(3歳上G3) 中京 芝2000m ◆逃げ馬◆ ホウオウビスケッツ(12着) ◆前3F 34.7 ※平均 35.56 ◇勝ち馬◇ ヤマニンサルバム【先】 ◇勝ち時計 1:58.8（良） 逃げ馬展開 1番枠ユニコーンライオンが鞭入れて前出るもホウオウビスケッツがコーナー入口で並んでいき外からハナを奪った。道中は外にまわったユニコーンライオンと2頭並んでの逃げ。残り220mで2頭まとめてヤマニンサルバムにかわされると馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《ホウオウビスケッツ》 ▼休み明けの3歳馬で、押して位置をとりにいったら止まらなくなった悪パターン。前に出過ぎたと気づいてからきつく抑えたが、時…

☆逃げ馬解説【カペラS】重要な逃げタイトル獲り、名馬への切符GET！テイエムトッキュウ｜2023年

『カペラステークス』(3歳上G3) 中山 ダ1200m ◆逃げ馬◆ テイエムトッキュウ(1着) ◆前3F 33.5 ※平均 34.65 ◇勝ち馬◇ テイエムトッキュウ【逃】 ◇勝ち時計 1:09.3（良） 逃げ馬展開 3番枠から好加速ですんなりハナ。1馬身差の逃げから徐々に差を広げていき、直線手前では2馬身差。直線も離し続けて3馬身さで番手馬とのワンツーフィニッシュ 逃げ馬短評 《テイエムトッキュウ》 ▼内枠発に加えて1F目11.8秒と自分のベストよりは楽なラップでハナに立てたことで終始先手先手で進められたのが大きな勝因 また2番手が近走”番手屋”として活躍しているチェイスザチャンスだったこと…

★逃げ馬予想★【中日新聞杯】ユニコーンライオン<A>【カペラS】テイエムトッキュウ<A>｜2023年

『中日新聞杯』 逃◎ ユニコーンライオン 国分優 ●逃げ自信度 A 芝･中長距離ランキング2位。前走福島記念では大外枠と59㎏トップハンデがありテーオーシリウスの2番手に甘んじた やや衰えが見えかけたところで今回の引退戦で、悔いのないよう”逃げ”を狙うはず。今回のメンバーであればまずハナは固いだろう ドアラの休日 げんじつとうひ、してみました。 [DVD] ドアラ Amazon 『カペラステークス』 逃◎ テイエムトッキュウ 津村明 ●逃げ自信度 A ダ･短距離ランキング2位。前走、休み明けの室町Sを外枠からややスローで逃げて5着 鞍上の津村とのコンビは3度目でダ1200mは過去2走し両方とも…

【ホロライブ】競馬系VTuber⁉鷹嶺ルイ、兎田ぺこら＋他メンバーの馬券収支まとめ《2023年12月更新》

ホロライブとは 日本メンバーだけでも40名を擁する最大手のアイドルVTuber事務所。大規模なライブイベントや大手メディアでのタレント活動というアイドル活動をしつつ、YouTube上で各自ゲームや歌などの配信をしている そんな中、2022年の有馬記念記念での兎田ぺこらの単勝50万円負けがネットニュースになると同時に鷹嶺ルイのG1馬券企画が始まり、2023年は他メンバーを巻き込んでの展開が始まった ※各メンバーの収支表の記載条件※ 競馬配信の中で賭けた馬券のみ対象とする(ツイッター報告は除外) 投資金額がはっきり分からない場合、発言内容からおおまかに算出できるものは”青背景”で記載し、推察が不可…

☆逃げ馬解説【チャンピオンズC】気性は”どマイラー”でも身体能力は万能レモンポップ｜2023年

『チャンピオンズカップ』(3歳上G1) 中京 ダ1800m ◆逃げ馬◆ レモンポップ(1着) ◆前3F 36.4 ※平均 36.87 ◇勝ち馬◇ レモンポップ【逃】 ◇勝ち時計 1:50.6（良） 逃げ馬展開 レモンポップが大外発から押して一気にハナ。道中1馬身のリードで逃げ、直線を迎えると徐々に番手馬たちを離していき、最後飛んできたウィルソンテソーロも1馬身1/4退け勝利 逃げ馬短評 《レモンポップ》 ▼大外からの発馬で外にヨレてしまったため、ロスを取り戻そうと少し強めに押したところ好加速。内を確認すると他馬はまったく出てくる様子がなく、鋭く切れ込んですんなりハナを獲得できた コーナーに入る…

☆逃げ馬解説【チャレンジC】久々の”スロー逃げ”に色気出しすぎたテーオーシリウス｜2023年

『チャレンジカップ』(3歳上G3) 阪神 芝2000m ◆逃げ馬◆ テーオーシリウス(12着) ◆前3F 36.3 ※平均 35.56 ◇勝ち馬◇ ドゥーラ【差】 ◇勝ち時計 1:46.7（良） 逃げ馬展開 テーオーシリウスが大外枠から押してハナ。400m付近でかかったフリームファクシにからまれて少し前に出て道中は1馬身半差の逃げ。最終コーナーで後続に迫られて並んで直線を迎えると、すぐに失速してしまい後方に沈んだ 逃げ馬短評 《テーオーシリウス》 ▼序盤、かかった3歳馬フリームファクシに絡まれ始めた400m地点では、まだスローラップ内でのことで大きなロスはなかったと考えられる。しかしその後、コ…

☆逃げ馬解説【ステイヤーズS】お互い距離考えてのリレー劇、アフリカンゴールドとアイアンバローズ｜2023年

『ステイヤーズステークス』(3歳上G2) 中山 芝3600m ◆逃げ馬◆ アフリカンゴールド(9着) アイアンバローズ(1着) ◆前3F 37.7 ※平均 37.57 ◇勝ち馬◇ アイアンバローズ【逃】 ◇勝ち時計 3:45.4（良） 逃げ馬展開 発馬から押してアフリカンゴールドがハナ。しかし2番手アイアンバローズが1000m地点で並びかけ1300m地点で抜き去ると、そのまま2.5秒ほどの大きな差をつけて逃げた。残り800mでアフリカンゴールドらに迫られ一気に差が詰まったが、アイアンバローズがスパートを開始するとまた少しずつリードは広がり、直線入口では5馬身差をつけての逃げ込み態勢を作り勝利し…

★逃げ馬予想★【チャンピオンズC】メイクアリープ<C>【ステイヤーズS】アフリカンゴールド<A>【チャレンジC】テーオーシリウス<A>｜2023年

『チャンピオンズカップ』 逃◎ メイクアリープ 幸 1番 ●逃げ自信度 C ダ･中長距離ランキング9位。1F目12.0秒で逃げた事のある速い脚の持ち主。ただ近走は番手策での好成績が目立つ 1番枠に入ったことで控えて包まれる形になるよりは、前に出た方が良いと思われる状況。今回は特に強力な”先行馬”が多いのでガツガツハナを狙うことまではしないだろうが、まず”前を窺う走り”はするはず 逃〇 ドゥラエレーデ ムルザ 5番 ●逃げ自信度 C 果敢な挑戦と不測のアクシデントによって、いつも未知数扱いで走っている不思議な馬。今回は未勝利戦以来ひさびさの国内ダート挑戦がいきなりのG1 鞍上のムルザバエフはホー…

☆逃げ馬解説【京阪杯】並んだ内死守し健闘ビッグシーザー｜2023年

『京阪杯』(3歳上G3) 京都 芝1200m ◆逃げ馬◆ ビッグシーザー(5着) ◆前3F 33.7 ※平均 33.70 ◇勝ち馬◇ トウシンマカオ【差】 ◇勝ち時計 1:07.4（良） 逃げ馬展開 2番枠から押しまくったビッグシーザーが、外のヴァトレニと並んでの逃げ。内を利して徐々に前に出て直線抜け出すも、残り50mでつかまり最後5着でゴール 逃げ馬短評 《ビッグシーザー》 ▼やや無理な逃げになったが内枠を最大限利用して健闘した。1F目12.3秒は千二重賞としてはかなり楽なラップでその点も有利だったといえる ▼現状の速さでは内枠に入ってやっと逃げられるかどうかのため”逃げ馬ランキング”入りは…

☆逃げ馬解説【ジャパンカップ】まだ見ぬ強さ信じて前へ前へ、パンサラッサ｜2023年

『ジャパンカップ』(3歳上G1) 東京 芝2400m ◆逃げ馬◆ パンサラッサ(12着) ◆前3F 35.5 ※平均 35.45 ◇勝ち馬◇ イクイノックス【先】 ◇勝ち時計 2:21.8（良） 逃げ馬展開 パンサラッサが追ってハナに立つとすぐ後続を離していき向こう正面で3秒ほどの差をつける大逃げ。直線に向いても40mのリードがあったが、残り250mでかわされると馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《パンサラッサ》 ▼1F目はゆったり目のラップで入って2F目までは常識的なラップ。3F目の11.5秒はかなり珍しい速さだけれどなくはない程度。が、そこからの11.0秒‐11.1秒は想像の範囲をはるかに超える速…

★逃げ馬予想★【ジャパンカップ】パンサラッサ<A>【京阪杯】モズメイメイ<B>｜2023年

『ジャパンカップ』 逃◎ パンサラッサ 吉田豊 8番 ●逃げ自信度 A 芝･中長距離ランキング1位。言わずと知れたトップ逃げ馬の8カ月ぶりの復帰戦。逃げライバルのタイトルホルダーより外枠になったが序盤1F目のタイムはこちらがかなり速く、順当ならすぐ抜け出してハナに立てるだろう 逃〇 タイトルホルダー 横山和 3番 ●逃げ自信度 C 芝･中長距離ランキング10位。前走オールカマーでは好スタートの勢いのまま逃げ、残り1000mで早いスパートがかかる厳しいレースを走り抜いての2着。天皇賞春でのアクシデント明けでも問題なく力を発揮した パンサラッサとは昨年の宝塚記念で対戦しておりその際には2番手を走っ…

☆逃げ馬解説【マイルCS】忠実すぎる任務遂行は今後の覚悟の表れか？バスラットレオン｜2023年

『マイルチャンピオンシップ』(3歳上G1) 京都 芝1600m ◆逃げ馬◆ バスラットレオン(15着) ◆前3F 34.3 ※平均 35.56 ◇勝ち馬◇ ナミュール【追】 ◇勝ち時計 1:32.5（良） 逃げ馬展開 好スタート好加速でセルバーグが前に出たが、外枠スタートで立ち遅れたバスラットレオンが150mから押し続けて前に上がって、300m地点でハナを奪った。1馬身半差で逃げ800m地点で半馬身並ばれるもまた離していき、2馬身差をつけて直線に。そこから進路を外に取るもすぐにバテてしまい馬群にのみこまれた 逃げ馬短評 《バスラットレオン》 ▼ダートスプリント続きが影響してか発馬は乱れたが、そ…

★逃げ馬予想★【マイルCS】セルバーグ<C>｜2023年

『マイルチャンピオンシップ』 逃◎ セルバーグ 松山 13番 ●逃げ自信度 C 芝･短距離ランキング12位。前走関屋記念ではトップハンデ58㎏でも自身最速の序盤3F34.5秒を出して逃げて8着とそこそこ頑張った 3カ月の休養明けで走る気持ちは高まっていると考えられ、逃げる可能性が最も高いと予想 逃〇 バスラットレオン 鮫島駿 14番 ●逃げ自信度 C 芝･短距離ランキング14位。国内外でよく逃げていた馬だが、近走はダートスプリントで番手の競馬を続けている 持ち時計は速いため久々の芝でそれが出せればハナに立てそうだが、ダートの感覚に慣れ過ぎて発揮できないケースも考えられる かなり外の枠に入った点…

☆逃げ馬解説【福島記念】4頭もの逃げ合戦を征したテーオーシリウス｜2023年

『福島記念』(3歳上G3) 福島 芝2000m ◆逃げ馬◆ テーオーシリウス(13着) ◆前3F 34.6 ※平均 36.27 ◇勝ち馬◇ ホウオウエミーズ【差】 ◇勝ち時計 2:00.9（良） 逃げ馬展開 内枠発のテーオーシリウスが猛プッシュしてハナ。道中2馬身差で逃げ、第3コーナーで並びかけられるとスパート。直線入口で勝馬にかわされると急失速して後方に沈んだ 逃げ馬短評 《テーオーシリウス》 ▼序盤はユニコーンライオンと互角の飛び出しだったが、400mほど先頭争いをした後でやっと外だった相手が控えてくれた 今週の福島の芝は時計がかかるようで、勝ち時計から逆算すると序盤3F34.6秒は超ハイ…

☆逃げ馬解説【エリザベス女王杯】20㎏増8ヶ月ぶりで見せ場たっぷりアートハウス｜2023年

『エリザベス女王杯』(3歳上牝G1) 京都 芝2200m ◆逃げ馬◆ アートハウス(13着) ◆前3F 36.5 ※平均 36.16 ◇勝ち馬◇ ブレイディヴェーグ【差】 ◇勝ち時計 2:12.6（良） 逃げ馬展開 アートハウスが好スタートから持ったままハナヘ。かかりながら逃げローゼライトと2頭で後続を4馬身ほど離して逃げた。直線入口でローゼライトを突き放し逃げ込んだが、残り100mで後続集団につかまり一気に飲み込まれた 逃げ馬短評 《アートハウス》 ▼序盤緩いペースでハナに立てたのは良かったが、800～1200mで2番手につつかれて馬がエキサイトし加速させられたのは痛かった。ただ、そこからさ…

☆逃げ馬解説【武蔵野S】速さ健在で再びダート界に存在感示したメイショウウズマサ｜2023年

『武蔵野ステークス』(3歳上G3) 東京 ダ1600m ◆逃げ馬◆ メイショウウズマサ(15着) ◆前3F 34.5 ※平均 35.70 ◇勝ち馬◇ ドライスタウト【差】 ◇勝ち時計 1:35.2（良） 逃げ馬展開 メイショウウズマサがすぐ抜け出し1馬身差の逃げ。第4コーナーの始まりあたりから2番手ケイアイシェルビーが鞭を入れてスパートし半馬身差についてこられ、直線残り350mでかわされると失速し馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《メイショウウズマサ》 ▼結果としてはコーナー途中で2番手の馬の早仕掛けでまったく溜めを作れずにバテたという内容 ただその2番手馬のケイアイシェルビーは4着に入ったことから相…

★逃げ馬予想★【エリザベス女王杯】ディヴィーナ<B>【福島記念】ユニコーンライオン<C>【武蔵野S】メイショウウズマサ<C>｜2023年

『エリザベス女王杯』 逃◎ ディヴィーナ Mデム 6番 ●逃げ自信度 B 出走馬の過去9戦で”逃げ”があるのはこの馬の前走のみ。その府中牝馬Sでは押し出されてかかり気味に逃げつつも、上がり33.9を出してハナ差で勝利 これまでほとんどマイルばかり走っていた馬で前走もマイラーそのものの走りだった。最高に展開が恵まれての勝利のため、距離が400m延びる今回はさすがにスタミナ面で心配が大きい しかしそれゆえにもし今回も逃げるカタチになったらまた他馬たちは軽視してくれる可能性大。上手くいけば再びの展開有利が見込める ゼッタイ王政カーニバル！ cover corp. Amazon 『福島記念』 逃◎ ユ…

☆逃げ馬解説【アルゼンチン共和国杯】ここで止まるわけにはいかないアフリカンゴールド｜2023年

『アルゼンチン共和国杯』(3歳上G2) 東京 芝2500m ◆逃げ馬◆ アフリカンゴールド(8着) ◆前3F 36.4 ※平均 35.98 ◇勝ち馬◇ ゼッフィーロ【追】 ◇勝ち時計 2:29.9（良） 逃げ馬展開 アフリカンゴールドが並のスタートから押してハナヘ。道中1馬身のリードで逃げ、直線残り300mでかわされると馬群が迫って来て最後は8着 逃げ馬短評 《アフリカンゴールド》 ▼ハナに立った後500mでペースを落とせたが、2番手のアイリストテレスがかかり気味についてきたため中盤以降イーブンラップに。持久戦は悪くない展開なのだが、つつかれてのこのラップだと好きなタイミングでのスパートとはい…

☆逃げ馬解説【みやこS】重賞再戦”逃げ”でリベンジ、ペプチドナイル｜2023年

『みやこステークス』(3歳上G3) 京都 ダ1800m ◆逃げ馬◆ ペプチドナイル(4着) ◆前3F 36.3 ※平均 36.97 ◇勝ち馬◇ セラフィックコール【追】 ◇勝ち時計 1:50.9（良） 逃げ馬展開 序盤激しくなったが外から好スタートを決めて食らい付いたペプチドナイルがハナヘ。道中1～2馬身差で逃げ、最終コーナー出口で3馬身まで広げた。直線残り150mで捕まるも粘って4着でゴール 逃げ馬短評 《ペプチドナイル》 ▼2F目までは速かったが3F目で一旦ガクンとペースダウンに成功。タイム的に後半ばてかけたが、それでもよく持ちこたえた ▼逃げて重賞4着なら健闘した方で、今後はこれに自信を…

★逃げ馬予想★【アルゼンチン共和国杯】アフリカンゴールド<B>【みやこS】メイクアリープ<C>｜2023年

『アルゼンチン共和国杯』 逃◎ アフリカンゴールド 国分恭 5番 ●逃げ自信度 B 芝･中長距離ランキング9位。前走京都大賞典では先行メンバーに恵まれて単騎のスロー逃げで5着。天皇賞(春)での心房細動の後遺症の心配を払拭する走りだった 今回逃げライバルになりそうなディアスティマよりも序盤の持ち時計は速く、加えて相手より内枠に入れたことで俄然有利になった 逃〇 ディアスティマ 北村友 13番 ●逃げ自信度 C 芝･中長距離ランキング12位。前走目黒記念 ではスロー逃げで2着 番手をこなした経験あり、内のアフリカンゴールドがガツガツ前を主張するようなら早めに控えるはず レースに出てくればいつも結果…

☆逃げ馬解説【天皇賞(秋)】最もダメージの少ない負け方を選べたジャックドール｜2023年

『天皇賞(秋)』(3歳上G1) 東京 芝2000m ◆逃げ馬◆ ジャックドール(11着) ◆前3F 34.9 ※平均 34.56 ◇勝ち馬◇ イクイノックス【先】 ◇勝ち時計 1:55.2（良） 逃げ馬展開 ジャックドールが外枠から押していき内に切れ込んですぐにハナ。道中は2馬身差での逃げ。直線残り400mでかわされると失速、最下位でゴール 逃げ馬短評 《ジャックドール》 ▼並のスタートだったが東京2000mの外枠ということでやや強引に前に出て行った。そのせいか道中かかり気味の逃げになり、レースとしては400m地点以降の1600m区間を1F11.5秒前後のラップのまま推移し続ける超ハイペース且…

☆逃げ馬解説【スワンS】2つのチャレンジ重ねてしまい課題ぼやけたトウシンマカオ｜2023年

『スワンステークス』(3歳上G2) 京都 芝1400m ◆逃げ馬◆ トウシンマカオ(9着) ◆前3F 34.1 ※平均 34.24 ◇勝ち馬◇ ウイングレイテスト【先】 ◇勝ち時計 1:19.9（良） 逃げ馬展開 並んだスタートから押してトウシンマカオがハナ。道中2馬身差で逃げ、最終コーナーで引きつけて直線向いてスパート。2番手のウイングレイテストにはすぐかわされ、残り100mで後続にもつかまり9着 逃げ馬短評 《トウシンマカオ》 ▼離したイーブンペースで理想的なレースメイクに見えたが最後の直線で力尽きた。ハナに立ってからはやんわりブレーキをかけ続けていたことから距離を持たせるよう画策するも、…

★逃げ馬予想★【天皇賞(秋)】ジャックドール<B>【スワンS】メイショウソラフネ<C>｜2023年

『天皇賞(秋)』 逃◎ ジャックドール 藤岡佑 10番 ●逃げ自信度 B 芝･中長距離ランキング5位。東京2000mの外枠は距離損が大きいが、頭数が少ないため不利も多少は軽減されそう 前走の敗因は重い馬場だったと考えられ今回巻き返す可能性は十分ある。この馬以上に速い馬は他にいなそうなので、五分以上のスタートが切れればハナに立ちそう 逃〇 ノースブリッジ 岩田康 1番 ●逃げ自信度 C 1年半前の3勝クラス戦まで遡る必要があるがそれまではよく逃げて勝ちあがってきた馬。 最内枠に入り”誰も逃げない時は逃げる岩田康誠”が騎乗。スタート直後に下馬評通りジャックドールが上がって来るようならすぐにひかえる…

☆逃げ馬解説【菊花賞】強引さと柔軟さで有無言わせぬ圧勝ドゥレッツァ｜2023年

『菊花賞』(3歳G1) 京都 芝3000m ◆逃げ馬◆ ドゥレッツァ(1着) ◆前3F 36.2 ※平均 36.62 ◇勝ち馬◇ ドゥレッツァ【逃】 ◇勝ち時計 3:03.1（良） 逃げ馬展開 内のパクスオトマニカ、リビアングラスが出たところを大外スタートのドゥレッツァが並んでいき、550mで単独ハナに立った。そこから1馬身差で逃げるも1600mでパクスオトマニカが外からハナを奪い返し一旦大きく前にでた。またそれに合わせて3番手だったリビアングラスも上がっていくとそのままハナまで到達し最終コーナーを回った。直線に向いてリビアングラスの直後に控えていたドゥレッツァが仕掛けると一気に先頭に躍り出て…

☆逃げ馬解説【富士S】短い馬生、一度は好きに走らせてみようダノンタッチダウン｜2023年

『富士ステークス』(3歳上G2) 東京 芝1600m ◆逃げ馬◆ ダノンタッチダウン(11着) ◆前3F 34.0 ※平均 34.28 ◇勝ち馬◇ ナミュール【差】 ◇勝ち時計 1:31.4（良） 逃げ馬展開 外枠で好スタートを決めたダノンタッチダウンが、内で出かけていたユニコーンライオンをかわしてハナに。道中は2馬身差の逃げで直線向いても同じ差をキープ。残り220mでつかまると力尽き馬群に沈んだ 逃げ馬短評 《ダノンタッチダウン》 ▼5か月半休み明けの3歳馬。走る気まんまんだったようで序盤少し押したらビュンと出た。ナに立ってからも終始かかり気味でやや速めのイーブンペースを続けサバイバルレース…

★逃げ馬予想★【菊花賞】リビアングラス<B>【富士S】ユニコーンライオン<B>｜2023年

『菊花賞』 逃◎ リビアングラス 坂井 ●逃げ自信度 B 3連続逃げ継続中。前走で2200m（2勝クラス）を逃げ切っているが、その時のテン3Fは34.0秒と速かった。今回は距離が延びるのでその時ほどの速さは出さないとしても、他馬に比べて十分に速い出脚は出しそう 逃〇 パクスオトマニカ 田辺 ●逃げ自信度 C プリンシパルSを逃げ切り勝ち、ダービーも逃げて13着。順調に逃げロードを歩んでいくかと思われたが、ダートのレパードSに挑戦し終始後方のままレースを終えた。今回は再び芝に戻るので先行力を発揮できるとは思うのだが、トリッキーなレース選びでの惨敗でリズムが狂った感があり、そこが心配どころ また鞍…

☆逃げ馬解説【秋華賞】出走馬中唯一、最強馬と真っ向勝負のカタチに持ち込んだコナコースト｜2023年

『秋華賞』(3歳牝G1) 京都 芝2000m ◆逃げ馬◆ コナコースト(8着) ◆前3F 36.4 ※平均 36.33 ◇勝ち馬◇ リバティアイランド【差】 ◇勝ち時計 2:01.1（稍） 逃げ馬展開 4番枠で好スタートをきめたコナコーストが積極的に押してハナに。コーナーに入ってすぐに抑えにかかりスローに落としつつ3/4馬身差での逃げを継続。最終コーナー出口でリバティアイランドのまくりに合わせてスパートをかけたがかわされ、残り150mで後続にも飲み込まれた 逃げ馬短評 《コナコースト》 ▼内枠を利してハナを取ると400mから一気にペースダウン。稍重もあり後続が全く追ってこなかったため、道中13…

☆逃げ馬解説【府中牝馬S】仕掛けられた罠を利用したディヴィーナ｜2023年

『府中牝馬ステークス』(3歳上牝G2) 東京 芝1800m ◆逃げ馬◆ ディヴィーナ(9着) ◆前3F 35.9 ※平均 35.37 ◇勝ち馬◇ ディヴィーナ【逃げ】 ◇勝ち時計 1:46.1（良） 逃げ馬展開 序盤だれもいかず牽制し合う展開でディヴィーナがたまらずかかりながらハナへ。その後も止まらず5馬身以上離して逃げ、直線で徐々に徐々にリードを詰められるもゴール前ハナ差しのいで勝利 逃げ馬短評 《ディヴィーナ》 ▼1F目12.9秒とかなりの遅さで生涯初の逃げをするカタチに。ハナに立ってからもかかって後続を大きく離したが、2F目以降の区間のラップはたいして速くなかった。これは後続が追わなすぎ…

★逃げ馬予想★【秋華賞】コンクシェル<C>【府中牝馬S】ルージュエヴァイユ<C>｜2023年

『秋華賞』 逃◎ コンクシェル 幸 14番 ●逃げ自信度 C 1勝クラス2勝クラスを逃げて2連勝して迎えた前走ローズSでは、外枠＋モレイラ騎乗もあり4番手に控えて12着敗退 今回も外枠＋テン乗りと逃げ条件的にはやや厳しいが最も逃げ意欲が高いのはこの馬だろう 逃〇 フェステスバント 酒井 1番 ●逃げ自信度 C 2勝クラスを勝ったばかりでG1参戦。過去に3度逃げて2勝しており前での競馬が理想。となると今回入った一番枠スタートでは包まれるのを嫌って無理してでも前に出ようとするはず そしてそれを後押しするように鞍上は逃げ職人の酒井騎手に乗り替わり。これで逃げ候補の一角として俄然注目が高まった 逃▲ …

☆逃げ馬解説【京都大賞典】心配を払拭する闘志燃やした頑張りアフリカンゴールド｜2023年

『京都大賞典』(3歳上G2) 京都 芝2400m ◆逃げ馬◆ アフリカンゴールド(5着) ◆前3F 36.5 ※平均 36.33 ◇勝ち馬◇ プラダリア【先】 ◇勝ち時計 2:25.3（重） 逃げ馬展開 並んだ状態から押してアフリカンゴールドが出て、周りの様子を見てハナに立った。道中2～3馬身差で逃げ、直線向いてもリードを保ったまま。残り100mでかわされてもタレずに5着に入った 逃げ馬短評 《アフリカンゴールド》 ▼先行メンバーに恵まれ、序盤スローなペースでも数馬身離した単騎逃げのカタチでプレッシャーなく楽に走ることができた。その分の余裕で残り800mから早めスパートでリードを保った逃げ込み…

☆逃げ馬解説【毎日王冠】絶好展開になりかけるもそう甘くはなかったウインカーネリアン｜2023年

『毎日王冠』(3歳上G2) 東京 芝1800m ◆逃げ馬◆ ウインカーネリアン(5着) ◆前3F 36.0 ※平均 35.10 ◇勝ち馬◇ エルトンバローズ【先】 ◇勝ち時計 1:45.3（良） 逃げ馬展開 ウインカーネリアンが抜け出して一気にハナ。一旦は最大4馬身して逃げ、第3コーナーでは半馬身まで並ばれた。直線で叩き合いになり残り200mでかわされるも大きな失速はせず5着 コーナー 逃げ馬短評 《ウインカーネリアン》 ▼勝ち時計を考えると序盤はかなりのスローラップでも離して逃げられたのは幸運だった。しかし800m辺りでの番手馬の押し上げが来てロングスパートに近いカタチ。ずっとマイルばかり走…

★逃げ馬予想★【毎日王冠】ウインカーネリアン<C>【京都大賞典】アフリカンゴールド<B>｜2023年

『毎日王冠』 逃◎ ウインカーネリアン 三浦 7番 ●逃げ自信度 C 芝･短距離ランキング10位。前走安田記念 ではパシュファイヤーを使い始めてゲートの駐立が改善しスタートの安定につながった。結果的には出脚が良すぎて過ぎてジャックドールとやりあって8着と負ける結果になったが、とにかく力は見せた マイルで培った速さを出すなら同型の多い今回のメンバーでもハナに立つ可能性は最も高いと考えられる 逃〇 バビット 内田博 5番 ●逃げ自信度 C 芝･中長距離ランキング3位。8か月半の休み明け。前走AJCC ではシャムロックヒルの2番手でスローペースに付き合って8着 5番枠と内に入ったのは有利だが、近走鋭…

☆逃げ馬解説【スプリンターズS】短距離界に久々の逃げ王誕生！ジャスパークローネ｜2023年

『スプリンターズステークス』(3歳上G1) 中山 芝1200m ◆逃げ馬◆ ジャスパークローネ(4着) ◆前3F 33.3 ※平均 34.00 ◇勝ち馬◇ ママコチャ【先】 ◇勝ち時計 1:08.0（良） 逃げ馬展開 並んだスタートから押してジャスパークローネが抜け出し、内で出ていたテイエムスパーダを制してハナに立った。道中1馬身差で逃げ、最終コーナーでママコチャに並ばれるも直線入口でまた1馬身のリード付けて逃げ込み態勢。残り100mでついにかわされ4着でゴール 逃げ馬短評 《ジャスパークローネ》 ▼この馬としては普段通りの序盤ラップで走って、しっかり力を出し切っての4着。初のG1クラス相手で…

☆逃げ馬解説【シリウスS】トラップ狙うも阻止されたサンマルレジェンド｜2023年

『シリウスステークス』(3歳上G3) 阪神 ダ2000m ◆逃げ馬◆ サンマルレジェンド(14着) ◆前3F 36.7 ※平均 37.32 ◇勝ち馬◇ ハギノアレグリアス【差】 ◇勝ち時計 2:04.4（良） 逃げ馬展開 並んだスタートからサンマルレジェンドが上がりすんなりハナ。道中3/4馬身差で逃げ、第4コーナー手前でかわされると失速し最下位でゴール 逃げ馬短評 《サンマルレジェンド》 ▼序盤は自然な加速で先手とった後、コーナーに入った4F目で13.6秒とガクンとペースダウン。そのまま超スローにする思惑だったのかもしれないが、サンライズホープのピッタリマークもありその後は12秒前半の速めラッ…

★逃げ馬予想★【スプリンターズS】ジャスパークローネ<A>【シリウスS】サンマルレジェンド<B>｜2023年

『スプリンターズステークス』 逃◎ ジャスパークローネ 団野 13番 ●逃げ自信度 A 芝･短距離ランキング1位。前走北九州記念 では鮮やかな好スタートを決めて1F目11.6秒で先手とって逃げ切り勝ち。近走ゲートでの集中力が増して安定したことでレース運びも安定、重賞連勝に繋がった 短距離界の柱となる逃げ馬の風格が出てきたか。この馬がまともに速さを発揮すれば、今回の同型の中で対抗できる馬はいないだろう 逃〇 テイエムスパーダ 富田 2番 ●逃げ自信度 C 芝･短距離ランキング8位。前走セントウルS では同型おらず11.9秒と比較的楽なタイムでハナに立てて勝利 今回は2番と逃げ絶好枠に入れたが、北…

☆逃げ馬解説【オールカマー】前走アクシデントの謎をさらに深める好走タイトルホルダー｜2023年

『オールカマー』(3歳上G2) 中山 芝2200m ◆逃げ馬◆ タイトルホルダー(2着) ◆前3F 36.0 ※平均 35.73 ◇勝ち馬◇ ローシャムパーク【差】 ◇勝ち時計 2:12.0（良） 逃げ馬展開 2番枠で好発を決めたタイトルホルダーがすぐに押してハナへ。向こう正面まで4馬身差で逃げ、1200m通過あたりで後続が追い上げ半馬身差。直線でしぶとく伸び続けローシャムパークにはかわされたものの2着でゴール 逃げ馬短評 《タイトルホルダー》 ▼天皇賞(春)でのハ行での競走中止からの”復帰戦ではゆったり出していく”と予想していたが、今回あまりにいいスタートを切ったためか騎手は手を動かしてすぐ…