遠くから狙いすまし 静かに数を数え 唇をかみながら 想像の中で それを撃ち抜く 驚くほど 静かに これ以上ないくらい 手際よく 口と肛門 どちらも どちらでも 静かにしろ 入口から出て 出口から入る 遠くから狙いすまし 静かに数を数え 唇をかみながら 想像の中で それを撃ち...
膝を抱えて 声を殺して泣く 夜を過ごす 人 明日に移動しなければいけない 意味もわからない 理由もわからない 明日に どれほどの 価値があるのかも 救いがあるのかも 正直僕にはわからない そんな僕が言うのも なんだけど 止まらない涙に意味が無いとしても 明日に 滑り込まなけ...
揺れてるのは 自分の体か 熱気で 地面が むせ返っているからか 膝を抱えて 昼間から 泣いている人 なにもしらないまま 笑ってる人 今がすべてと 思ってる人 全員の上に 大きくもたげる 太陽は 無言で 静かに 怯える人の 絡み合う 無関心の 上に 乗っかってる 重くて 帰り...
祭り 忘れること 見ないこと 夢中になること 真夏日に 焼けついた 尻の形 かおの みえない 神様が 隠れてる夜 だけ 歌え 踊り 交わり 獣のように 星の下 忘れたふり 孤独さえ 骨から引き剥がして かぶりつく 頭から 大人から 絵の中に あるような 狂った夜 顔のない ...
手を 離そうか もう いいか 執着と 無関心が ピタリと 同じところを指す 期待と 無関心が 同じ時間に アラームを鳴らす 手を 離そうか もう いいか でも まだ どっちでもいいから 明日でも いいか 全てが 等しく 乾いている
閉じた 籠った 外は明るく 賑やかで 疎ましく 妬ましい 足早に 通り過ぎる へばりついた 他人の笑顔が 疎ましく 妬ましい ぼくのかたち あなたのかたち この街のかたち 全てに 違和感を感じて 急ぎ足で 帰る夜
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