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2016/09/07

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  • 曲線「S」と直線「ー」

    トランプ大統領はサプライズ発言を連発する。彼のワンマンショーが世界を惑わせ、主導する。突然金氏とDMZで会うという。日韓で反応も異なる。特に仲介役の文大統領の存在感が相反する。ところが、韓国ではDMZというが日本では38度線の地点と言う。休戦線と38度線は曲線「S」と直線「ー」と異なるのであるので区別して使ってほしい。昨日有名キャスターが38線と言うので、メディアが言えばそれで決まるかな。慰安婦と挺身隊を混同して定着した。「38度線」と休戦線は歴史と意味が異なる。区別して欲しい。広島大学から『アジア社会文化研究』20号が届いた。当時講義中院生たちにハバード大学の勉強ぶりを紹介しながらスタディグループを勧めたのが受け入れられ、私が2000年研究雑誌をデザインして発行した。その芽生えが20年、表紙などそのままの20...曲線「S」と直線「ー」

  • スマートフォン

    学生がスマートフォンを講義中使ってよいかと書いたところ、多くの方からコメントがあり感謝である。昨日学生たちに挙手で意見を聞いた。ほぼ全員が使うことに賛成であった。10年ほど前にもやった方式で早速始めた。芥川龍之介の「ハンカチ―」の一文、悲しさを抑制する、泣き方と涙の関係を文と画像で提示した。文の中に小泉八雲、柳田国男が出た。スマートフォンで検索させた。意外にスマートフォンになれていないことが分かった。ネパールのスワラフ君が私のフェースブックへ登録する方法を教えた。そしてメッセージ蘭に感想文が届くようになった。私がレスポンス、文通が始まった。日本人はなぜハンカチ―を持っているかと…質問も多い。仕事が多くなったが、楽ししい。大満足。スマートフォン

  • 阿片三角地

    スマートフォンが無くては生活できない時代になった。便利である。しかし講義で学生が使ってよいか、判断がつかない。しかも留学生が多いので辞書などのように許容しているが、講義に邪魔になる。昨日は私が1997年タイの阿片三角地でアヘンをめぐる現地調査した映像を見せながら麻薬と酒・飲料文化の区別など基本的な問題について語った。が学生たちの講義感想はほぼスマートフォンによる書き写しであり、私のポイントには理解に至っていないようである。最高の授業と思ったが失望した。授業の中に学生がスマートフォンを積極的に利用させるか、禁止するか、妙案はないのか。阿片三角地

  • 悪政

    日韓関係は悪い。最悪という。その中で開かれた日韓親善協会に参加して多くの挨拶、祝辞をきいた。例外なく、民間レベルでは友好であり、しかも強まっていくという。それは何だろう。昨夜の山口親善協会では先日私の講演を反対し挫折させた総領事館や民団のメンバーが主役をし、そこに私が座っていたのである。彼等は政府側、私は民間側のような対照感を持った。大きい問題点がある。民間では良いのに政府間が悪いということ。それは大きい問題である。政府に民意が反映されていないこと、悪政が続いているということ、選挙で変えなければならない。悪政

  • 「敵産」(日本の)

    今日は日韓親善協会の定期総会に招待され参加する。「親善」とは何か。元徴用工らへの判決から日韓問題はより悪くなっている。昨夜プライムニュースでは65年の日韓協約の「確認」という単語の解釈から表現足らずの一部をもって法律的に判決したことであり、協約の趣旨、本意に沿ったものではない。司法を尊重するという韓国政府の問題であることが明らかになった。番組では議論されず大きい問題が視聴者によって提議された。以前本欄で私も提議したことがある。当時朝鮮半島に日本人が持っていた財産権も請求できるのかということ。これについて弁護士の高氏は可能であろうと言った。ただしアメリカの「敵産」(日本の)を韓国に置いたものであるので請求するのは煩雑であろうと。しかしその可能性がある。歴史認識を超えて植民地を復元させる論理になる。このようなことは...「敵産」(日本の)

  • 「不浄の意味」

    家内は病院で看護の仕事をしている。現場を見ていないのでよくわからない。命を大事に扱うナイチンゲール精神云々と言われるが多くは弱っている人の汚いものも扱っている。家では私の介護と犬の看護をしているのを見て教えられることが多い。家内は犬に排泄させる。傷を消毒して上げる。私は聴診器でミミの心臓を音を聞き、撫でてあげる。そして「汚い」という感が薄れている。不浄と浄の区別がつき難くなっていく。空気汚染が酷いのにそれを感じない人も多い。なぜであろうか。社会ではさまざまな浄化施設をもっている。そのような社会運動も多い。そこに努めている人が多いことに感謝すべきである。愛、命には浄と不浄が共存している。不浄を共有することも愛の本質であることを知らなければならない。*参考:崔吉城「不浄の意味」日本語、韓国語、英語、フランス語の論文...「不浄の意味」

  • 生きて欲しい

    毎日日記のように書いている。話題が多く、選ぶ時が多いが何にも話題が浮かべない時もある。その時以前分析した他人の日記を思い出す。ただ「起きて…寝た」と1か月ほど続いたこと。面白くなくても、それは日記を書いた人にとって平安の時であったように思われる。いま私たちにとっては愛犬ミミの世話に全力を尽くしていることだけである。ミミは気力が弱いが、私たちの介護には反応してくれる。教会である人にその犬の話をしたら他人事「自然に行くようにしてあげなさい」といわれた。死が自然現象ではあるが、愛はそうではない。一日でも生きて欲しい。生きて欲しい

  • 「東海」

    昨日日韓関係に政府と民間の格差があると趣旨で書いたが、知識人の格差も大きい。超一流俳優(?)のトランプ大統領に日本海を「東海」と言わせたかったが受け入れられなかった。一般名詞と固有名詞の区分が出来ないこの論争は何時終わるのか。反論することもない。インド洋をどうする。知識か偏見の格差に呆れた。鈴虫とイナゴを食べるのも地域差がある。「東海」

  • 日韓親善

    講義を終え、会場へ直行、懐かしい顔たちに会った。フェースブックや裏話などで交信、以心伝心の親しき人々にあいさつ回り、名誉総領事の山本徹氏と立ち話を長くした。彼は日韓関係に私の貢献を褒めてくれた。下関広域日韓親善協会の定期総会と懇親会に参加した。肩書、「祝辞」など格式の言葉が続いた。登壇した人は代読を含め全員日韓関係について触れ、政治的に両国間関係が悪くても、民間では親善良好であると強調、繰り返した。何のこと。民間が正しく、政府が悪いということか。日韓親善のために活動、事業は何だろう。ただの主事業の「楽しい韓国文化論」。登壇した人はそれも知らず無関心、話を聞きたくないように轟音音楽が始まった。退席した。日韓親善

  • お茶文化

    アジア言語文化論の講義の冒頭では日本に来て教壇に立って時々日本人の学生から日本語の発音にヤジをうけたことを冗談ぽく話をした。それについて留学生の多く、日本で適応するのが難しいかとの反応があった。外国人が日本の教壇に立つのは難しいと同情する文を書いた学生もいる。アジアには広くお茶文化について講義をした。まず茶文化図から朝鮮半島だけは茶文化ないということを示した。日本人学生は驚く表情であるが他の国の学生はそれほど表情が変わらない。韓国では日本のお茶文化は韓国起源説(?)をいう人が多い。李王朝が仏教弾圧のために茶の木まで抜いたという。学生たちに自国のお茶の話を聞いてみた。仏教の国といえばタイ、ミャンマであるが仏教儀礼以外に一般的にお茶の飲むことはあまりないという。ネパールとモンゴルでは牛乳を入れて飲むがそれほど一般的...お茶文化

  • 電子ブック

    昨日22世紀アート出版から拙著『映像が語る植民地朝鮮』が宣伝で3位を得たという祝いのメールをいただいたその時に川村博忠先生が来室した。彼は日本絵図研究の創始者であり、7月の世界大会で発表と司会の役を担当することという。彼の最近大著、2万円の定価の本が丁度拙著出版の22世紀アート出版から出るように進行中であると言った。一足早かった私から電子ブックの意味、紙本から電子本への変化の先端を先走ることを強調した。1935年朝鮮京城で生まれ84才、高齢者同士の未来時代へ挑戦することであった。昼を私からご馳走するという約束が敗れ、ご馳走になった。「次は必ず私が」といいながら別れた。電子ブック

  • 競争の一番は長生き

    一昨日インタビューで韓国の教育についてコメントを求められた。戦後アメリカ式教育を振り返って話した。能力主義、実用主義が強調されたことを体験的に知っている。能力主義を強調し過ぎ、伝統的な科挙制の精神に乗って激しく強く、競争主義になり、大きい力になり近代化を早めたことは認めるが競争、出世、成功と栄光を満喫する人もいるが、反面、競争で失敗して悲しむ人が圧倒的に多い。つまり華麗な成功物語りが多い反面負けて悲しむ人が圧倒的に多くなった。競争の一番は長生き、健やかな長生きこそ多くの競争の中で一番難しい競争である。誕生日を祝ってくださった方々に感謝する。競争の一番は長生き

  • インタビューに応じる

    昨日の小生の誕生日祝い花(中村)、電話(張)、メール、SNS、多くいただいて嬉しい。感謝である。年をとることに敏感になった。それは身体的であり、社会的である。先日下里というベストセラー作家が80才で文壇に登壇、これから作家活動を始めるという言葉を思い出して勇気づけられた。昨日同僚からのお祝いのことばで「これからもお仕事を末永く続けられますことをお祈りしております。もっとも、先生ご自身は仕事とはお考えにならず、すべて楽しみのための行為と思っていらっしゃるのではないか・・・そのような先生の姿を身近に拝見出来ることを、恵まれた事と思い、私も学びを生活の楽しみのひとつとしていけるよう努めたい」というメールが届いた。昨日ソウルから国際的に活躍している映像美術家鄭在淵氏が来られ、東アジア文化研究所でインタビューした。彼女は...インタビューに応じる

  • 「一人だけ私の味方」

    韓国のKBS終末ドラマ「一人だけ私の味方」が昨夜最終回だった。父娘関係を基に認知症、親孝行、恋愛、殺人犯、謝罪、和解などが総網羅したドラマ、俳優たちの演技力によって魅了されたのである。毎回視聴者の予想が外れ進み、待たせるようになり人気を保って続いた。作品と演技の上手さは高い。華麗な生活の中の悲しい問題。韓国は1960年代以降大学で映画演劇学科が多く作られ、研究されてきた。脚本から演技、キャスティングなども水準を高めてきた。日本の世襲制的人間関係による芸能界とは異なる。しかし昨夜の最終編、ハッピーエンディング。急いで3組の夫婦が子供出産、謝罪、和解の李王朝時代の勧善憎悪の劇であった。メディアと社会へのメッセージであり、芸術の劇ではない。「一人だけ私の味方」

  • 「ちゃぶ台返し」の解散権

    韓ドラによく出る場面の中には怒って気絶、顔に水掛などがよく表われる。韓国で育った私は嫌でありながら理解しようとするが、昨夜テレビで「ちゃぶ台返し」の試合の映像を見て日本でもあるか、唖然とされた。母は私に「それはサンノム(卑賎民)の悪行」と蔑視した。「ちゃぶ台返し」が日本にもあるのか。それには非常に反感を持っている。怒って食卓を引っくり返すこと。珍しさであれば何でも報道するメディア、価値判断があるのか。さらに首相に「ちゃぶ台返し」の解散権ということばには呆れる。「ちゃぶ台返し」の解散権

  • 感謝である

    愛犬ミミが生きているだけ嬉しく、感謝である。介護に最善を尽くしている。水も飲まず食べず、ただ視線を当ててくれる。それでも私は出勤、日本文化論講義、私の現地調査のノートから沖縄の洗骨、久高島の海蛇・イラブーのことを紹介、東南アジアからの留学生たちの水葬、火葬、鳥葬など話が広がった。その後トータルビューティー学科のファションショーに行った。開演前わが夫婦が唯一の客、顔を知っている学生たちが照明を受けながら登場した。華麗な盛装、一般ファッション服がショーされた。帰宅して、夜、1時間ほど韓国のテレビからの電話相談。私は日韓関係など現勢に取られず事実に基づいて正しく編集なさるように、国民への影響する強い番組を作るように数回も願った。深夜ミミの病勢、我が夫婦の介護が続いている。感謝である

  • 琵琶、水、お茶、入れ墨の話

    琵琶は楽器としか思ったことない私、日本に来て琵琶の木があるところに住んでから知ることとなった。しかしその味を知り熟するようになったのは最近である。昨日も古本氏の差し入れ、留学生とも琵琶パーティのようであった。韓国の冷水文化を話題に、韓国にはお茶文化がないと言い出し、驚く。日本の水道は奇麗と信じ、私も冷水を飲むことが多いが、水タンクの中で人が泳ぐ映像を見てから止めることとなった。講義では30年ほど前私が台湾で撮った入れ墨写真からパラオなどへ文化を紹介した。入れ墨に明るく反応したのはネパールの学生たち。一般的であるという。櫛田学長が研究所へ韓国の焼物の大壺を寄贈した。琵琶、水、お茶、入れ墨の話を楽しんだ。琵琶、水、お茶、入れ墨の話

  • 韓国経済問題が良くないと

    昨夜二つの番組が専門家の韓国経済問題が良くないと、同時に毎日新聞(6/12(水)20:28配信)「日本に良い印象持つ韓国人は過去最高」という日韓共同世論調査が報じられている。韓国に良い印象を持つ日本人が20・0%で過去最低だったのに対し、日本に良い印象を持つ韓国人は31・7%で過去最高となった。韓国から日本への渡航者の増加が印象の改善につながったとみられる。韓国人が日本の「良い印象」として挙げた理由では、「日本人は親切で誠実」「生活レベルが高い」といった。日韓関係に常に関心をもっている私としては日本の嫌韓傾向が強くなっていくのが心配である。今月2回も日韓親善協会の会に参加予定である。その会誌にも寄稿文を送っている。日韓関係はまだ健全だと思っている。韓国経済問題が良くないと

  • 昭和の下関市

    昨夜地元の人たちが集まる裏町文化塾の会で下関の歴史写真を橋本龍一郎氏が『戦前戦後昭和の下関市』という題で見せてくれた。1920年代から戦後までの写真、絵はがきの写真である。海と山を基点に位置を把握し、電車の線路、古い建物が今も残っているところに面白さがあった。しかし人、生活が見えなかった。日傘の女性の写真一枚だけであった。どのような時代であったのか、興味が湧いてきた。二部は自由席、私の勧めで自己紹介、言わなくても皆知っている。食事を挟んで雑談、180年のお菓子屋の名店女将さんと同じテーブル、味、日本人の「甘さ」の嗜好について質問した。しかし、騒音で答えが聞き難かった。昭和の下関市

  • 旧稿を探している

    私が下関に住み始めた10余年前に付き合った人が転勤地沖縄から戻ってきて、昨日会って話をした。彼は私が忘れた私の付き合った多く人の名前を記憶している。どうして覚えているか。彼も日記か日誌を書くだろう。昨夜ある教授から私の旧稿を探している電話があった。それを探しても見当たらない。昔のノートや日記を探した。それとは違うノートを見つけた。1993年イギリス・ロンドン市内でイギリス人牧師の家に1か月ホームステイしながら教区parishの活動を調査したノートが見つかった。発表していない生の資料である。新しい発見とも思い、嬉しかった。アントンチェホフが着地とされる海中の3人兄弟岩を背景にしたニコライ氏と撮った写真をみた。サハリン・アレキサンドロスク市でロシア人家庭にホームステイしたことが思い出された。ノートと日記、写真を合わ...旧稿を探している

  • 8964日

    先週、8964日(天安門事件)の記念日に書くべきだと思ったが、控えてきた。感想がないわけがない。中国からの留学生も多く、控えたのである。しかし、むしろ書くべきである。ソ連崩壊以降民主化が急進する中、中国が直面した事件であった。天安門事件をみながら独裁資本主義経済が開放され民主化が流入し、政治への影響があろうと私も思った。それは大外れだった。「国家の統一のためならどんなこともする」というカダフィーの言葉のような中国は世界的に経済的発展をしている。近代化は技術、政治、思想、経済など総合的にされると思ったがそうではない。経済と倫理や宗教などと関係があるような論著は山ほど多い。私もウェーバーの「キリスト教と資本主義」に影響されてきたので失望が大きかった。私は台湾の政治的な変化には驚いた。民主化、経済発展の良いモデルをみ...8964日

  • 秦郁彦氏に日本研究特別賞

    第6回国基研の日本研究特別賞に『慰安婦と戦争の性』の著者秦郁彦氏に決まった。その奨励賞の一人に『犠牲者120万人』(ハート出版)チベット研究者ペマ・ギャルポ氏。慰安婦問題に歴史的な研究に不動な姿勢を持つ秦、世界があまり知らないチベット問題を扱ったギャルポ、アメリカの排日運動に書かれた蓑原俊洋の諸先生、おめでとうございます。拙著『慰安婦の真実』を出してくださったハート出版が連続受賞作、おめでとうございます。慰安婦問題は政治的な関りの強い、一時的な現象のようなこと、日韓関係が良し悪しに変動する、バロメートル的になる傾向がある。しかしそれには戦争と性という人間の本質にかかわる問題である。私は続けて挑戦的に考察していきたい。秦郁彦氏に日本研究特別賞

  • ノート持たない学生

    時代が変わる。講義が変わる。講義に紙資料として読み物、PPT、感想紙などを用意している。紙のノートを持っている学生はいない。スマートフォンだけを持っている。筆記することはなく、画像を撮ることはある。このような風景は教室だけではない。講演や各種行事の集まりでもそうである。紙と印刷文化は低下している。時代が変わる。逆行することは出来ない。変化に乗らざるを得ない。ボールペンより万年筆が味があるといっても変化には順せざるをえなかったように。60年代にアメリカ未来学たちが予想した通りに、ネット文化の発展によって社会生活が変る。会社や学校に人が集まることが少なくなる。学校は従来の情報や知識教育から社会活動へ、コミューケーション方法、他人と協力し合う教育へ変えなければならない。ノート持たない学生

  • メコン川流域

    古本義弘氏が自分の別荘が琵琶を取ってきた。読書会メンバーに分けて上げようとしてきたが昨日は私しかいなく、他の人と欠席、二人で一箱を前にして美味しく食べた。マンションの隣人とも分けても、残った。豊富感を満喫、幸せ。昨日の本欄の「ひきこもり」に多くの人から反応、議論を寄せてくれた。中にはご自分の問題として教会へと、意欲を表した。ある人は私に教会出席は無駄のように言った人がいる。それは私自身の規律、自立、生き方が主であることである。ひきこもり対策ではない。ひきこもっても自立している人であれば問題はないと思う。昨日「アジアの言語と文化」講義の時間には突然同僚瀧田修一氏が授業参観に来られた。東南アジア経済が専門、私が用意した授業ではメコン川流域の私自身が撮った現地調査写真であった。偶然瀧田氏の専門地域と一致してよかった。...メコン川流域

  • 「国語」教育は大丈夫だろうか

    日本人の学生は「日本語が分からない」という。その学生だけではない。私も日本で一世代分の歳月を生活し、日本語で本も書いて、多くの読者もいる。確かに日本語は難しい。その私が俳句集を読んでいる。「柿ひとつ残す生き方ジャポニズム」「銀杏踏む過ちと知りつつ踏む」(堀節誉)という二句をどう読むか。絵を鑑賞するように自分で感ずるだけで良いのか。日本ではなぜ冬に柿を残すのか、日本文化であるとか、その風景が目に広がる。また「銀杏踏み・・・」失敗は日常の言語生活ではよくあるよくこと。そうでなければ会話も棒読み式にならなければならない。アメリカの有名な戦争論者のワーシャーは「戦争は正しいRightWar」ともいい、私は拙著『米軍慰安婦の真実』で子供の時感じた「戦争は怖く、楽しい」と書いた。危険な妄言であろう。私は韓国の二級「国語」教...「国語」教育は大丈夫だろうか

  • 「ひきこもり」

    私は時には古典的な詩人などの名士への言葉として「杜門不出」と書いたことがある。今日本では「ひきこもり」が話題になっている。それは病的現象である。私は日本に留学、住居して以来常にそれは日本的な社会現象、日本文化的な病だと感じている。「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」という。天災等パニック状態でも秩序を守る優秀な日本社会・日本文化、「迷惑かけない」イジメ、律法主義、「ハラスメント」妄言などへの社会的バッシングが酷い。「恥の文化」の最後の「砦」が「家」、そこにコモル。しかしその家、家庭が犯罪の巢窟のように思われることが話題になっている。悲しい。改善の方法は一つ。保護、支援一方のネガティ的ではなく、個性が自立する人性教育、否定消極的な支援から肯定...「ひきこもり」

  • NHK「証言」

    毎日この短文では多くの世界情報への反応は叶えない。人からは意味のない事柄からもしれないが、身の回りが優先。昨日寝たきりの愛犬に見舞いに来られた隣の奥さんにミミは吠えた。その元気に大喜び。家内の適切な介護で元気になるかな。親しい知人の堀節誉氏の句集『渋』を手にし、日本語の勉強を兼ねて楽しく読みたい。それはまだ後程。22世紀アート出版から拙著『映像が語る植民地朝鮮』が電子ブックと紙の本の両方ともアマゾンで売れるようになった。多くの読者とコミュニケーションをし、楽しくなりたい。日韓の8月、終戦と解放の記念プログラムに協力する。韓国で「反日番組」にはなって欲しくない。そのために正しい情報と、解釈を話した。サハリン朝鮮人虐殺については故林えいだ氏から裁判記録、KBCテレビの元PDの中村氏から頂いた資料が全部である。201...NHK「証言」

  • 「少数読者」

    拙著『樺太朝鮮人の悲劇』が売れない本ではあっても今その本が注目されて取材を受けている。改正版を考えている。その時、ある出版社社長からの対話が気になる。本はとうぜ売れないから興味ある「少数読者」を対象にするという。もちろん実態を知っている社長の話ではあるが、このネガティブ発言に私はノーNoと強く言った。ネット文化の影響で紙の本が売れないことは認めながらも私は多くの読者へ接近する強い奉仕精神が望ましいと思うから積極的、肯定的に対応すべきであると思うからである。多くの人にやさしく読まれるように誠意を尽くして本を出版すべきであろう。「少数読者」

  • マナー

    石山氏はイギリスに40余年以上住んでおり、ヨーロッパでは韓国人や中国人とは異なる、「日本人である」ということだけである程度待遇されると言った。それは長い間日本人、日本文化が上付けた成果ともいえる。その時、ヨーロッパからこのようなニュースが飛んできた。度を超えた話である。中国で開催された国際サッカー大会で韓国代表が優勝トロフィーに小便をかけるフリと足でおさえたことに中国メディアは「侮辱的な行為だ」と厳しく非難し、韓国の優勝を剥奪したという。そこに日本が対照される。日本のファン・サポーターのマナーが称賛される。日本でもスポーツ選手が嬉しくメダルなどを齧るようなことが多い。それも注意すべきであろう。マナー

  • 私の性格、人格を本質的に変えたミミ

    色々病気を持つの愛犬ミミは危篤状態、前日の血液検査、レントゲン撮影の結果から、狂犬病の予防注射などを受けた。それががストレスとなったようだと言われた。朝一番に再度その病院で処置していただいた。昨夜ミミを真ん中に寝かせ、両側にわが夫婦が横になって泣きながら見持った。私の生活リズムは一気に崩れた。動物病院での愛犬談がいろいろ聞こえる。ある人は高価格で売るために小さく変形させられ、それを知らず買って、手術などで多額の費用が掛かったという。それでも犬を愛する。なぜそこまで犬を愛するのか。大きい教訓がある。私のことから考える。前にも書いたミミちゃんとの生活により私の性格、人格が本質的に変った。過去の私は冷静な人間であったと、その時代を振り返ってみる。今、本気で温かい人間になったように自覚する。以前の知的な愛に比べ、今私は...私の性格、人格を本質的に変えたミミ

  • 『日本NO.1Japan as NO.1』

    日本文論では『日本NO.1JapanasNO.1』アメリカへの教訓(lessonsforAmerica)について終身雇用制、日本人の真面目さなどに言及した。留学学生は日本人の真面目さとは上司のマニュアル通りの従いに過ぎないと言ったことに日本人の狩俣さんは自分の意志で上司とマニュアルに自ら同意して従うと反論した。中庸な論点がでた。私は満足した。その後読書会のメンバーの田辺正樹氏が持ってこられた明治時代発行の写真集10冊ほどを見た。日露戦争、日韓合併などの貴重な写真である。「高杉晋作」「伊藤博文の遭難」などである。伊藤が狙撃される2分ほど前の写真などに視線が止まった。葬式の写真は初めて見た。『日本NO.1JapanasNO.1』

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