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プロフィール
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ニセコのダチョウ牧場さんのプロフィール

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ブログタイトル
ニセコのダチョウ牧場
ブログURL
https://blog.goo.ne.jp/ostrichfarm
ブログ紹介文
ニセコのダチョウ牧場がどのようなところなのかを紹介し、日々の営みを記録していきます。
更新頻度(1年)

30回 / 365日(平均0.6回/週)

ブログ村参加:2016/08/09

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ハンドル名
ニセコのダチョウ牧場さん
ブログタイトル
ニセコのダチョウ牧場
更新頻度
30回 / 365日(平均0.6回/週)
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ニセコのダチョウ牧場

ニセコのダチョウ牧場さんの新着記事

1件〜30件

  • 子どもたちへ

    ダチョウ産業のことやアニマルウェルフェア、SDGs等、いっぱい伝えたいことを子どもたちに話していますが、一番伝えたい事は生きているって奇跡なんだよって事。どれだけ君たちが大切に育てられて来たのか、どれだけ愛されてきたのか、どれだけの命の上で生かされているのか。それが分かれば、きっとむやみに命を粗末にしたり、誰かを傷つけたりしない。まだまだちゃんと伝えられていない事ばかりで、私もまだまだ未熟だなぁと思う毎日ですか、君たちのまっすぐな目を見て、目を背けないでいられるように頑張るつもりです。だから、大きくなって立派になった姿をまた見せて欲しいです。もちろん立派になんかならないで、逃げて来たとしても、生きててくれたら私は嬉しいです。実はだちょうさんはずっと逃げることに特化したから現代まで生きてこられました。それって凄い...子どもたちへ

  • 生きねばならぬ

    今朝、また雛が死にました。前日朝に急に立てなくなりました。卵から孵らなかった雛や生まれても立つことが出来ずに死んでしまう雛。皆、手を尽くしても死に向かうと分かっていますが、私は世話をしながらその生き様を見続けます。生きることに一切の疑問も持たず、ただ生きたいと懸命に立とうと足掻きます。冷えて、ただの物質になってしまった彼らを抱えるたび、生きねばならぬと強く思います。死は常に近くにあり、私もそこに向かって歩き続けています。その道をどのようにであれ、彼らのように、懸命に進む事が出来ればと願っています。生きねばならぬ

  • お盆は亡くなっただちょうさん達のことを思い出す大切な時間です

    牧場にはお盆の時期、沢山のお客さんがいらっしゃいます。いつも以上に明るくて、楽しい笑い声が響く時期。ですが、いつ頃からか私だけは亡くなっただちょうさん達の事を思い出して、静かに偲ぶようになりました。経営の為と命を頂いた子、事故で死んでしまった子、冬に体調を崩した子。誰も知らないだちょうさん達の事を私だけは思い出して、感謝を伝えたいなぁと。生命力に満ちて、目をきらきらとさせた元気いっぱいなだちょうさん達がお客さん達に可愛いと言われたり、放牧場を走り回ったり、美味しそうにご飯を食べたりしていてくれる姿が本当に有難いことなのだとしみじみ感じながら、これからも幸せであれるようにできるだけの事をしたいなぁと思いながら、過ごしています。お盆は亡くなっただちょうさん達のことを思い出す大切な時間です

  • アカツメクサを摘んでいこう

    朝露で濡れたアカツメクサの柔らかい新芽をあの子に持っていこう小さく生まれて、良く生きたあの子にもう眠りがちで、明日には永遠に眠ってしまいそうなあの子に好きだったアカツメクサの新芽を摘んでいこうついばむ気力も、もうないかもしれないけれどせめてこれだけ、生まれてくれた感謝を伝えさせてねアカツメクサを摘んでいこう

  • 殻を破る

    雛が孵り始めましたどんどん生まれています。「殻を破る」今までの環境や方法を変えて、新しい事に挑戦する意味で使われる慣用句。ダチョウさんの雛達は必死に、今まで血管が通り、空気を補給していた殻を蹴り破って生まれます。中の膜と殻を破れないでいると、穏やかに死んでいきます。生と死は本当に近くに有って、雛達、卵達を通して、私は今生きている事のありがたさと生きる意味を考えさせられています。殻を破る

  • 希望の子

    卵の中でゆっくりと、でも着実に育つダチョウの有精卵たち今の私は、生命力を振り絞って、生まれようとする子達を見守るしかできません。卵の中で力尽きる子も多いです。そこに命が有った事、頑張って死んでいった事を私しか知らない子達。卵を使ったお菓子を作っているので、とても矛盾しているようですが、悲しむ自分がいます。この感情を昔はムリに押し込めていましたが、今ではあるがままに受け入れられるようになりました。悲しいものは悲しい。つらいことはつらい。それでもこの営みを続けていこうと思っています。ダチョウさんを育てる事は、とても学びの多く、価値がある大切な営みだと思います。ダチョウという動物は肉のために育てられている他の動物に比べて、環境に負荷をかけないです。牧場に観光でいらっしゃる方の一部がその事を知り、環境問題に目を向けるき...希望の子

  • 土を耕し、種を蒔くこと

    祖父と祖母、石拾いの間の休憩。牧場のオーナーである祖父は東京大空襲で焼け野原になった東京で、不発だった焼夷弾を燃料にして風呂を沸かし、コメを炊き、鍋底の焦げついたコメさえもごちそうだったそうです。戦争中、材木商の仕事でをしていた曽祖父をマラリアで亡くし、恩給もなく、女手一つで育てられた祖母。二人とも幼少期はいつもひもじい思いをしていたようです。自分の子供たちやその孫世代が飢えることがないように、この牧場の土地を買いました。そして、食肉としてのダチョウの可能性を感じ、祖父がダチョウを飼い始めました。それから二十数年、コツコツと牧場を耕しています。写真は木を倒して、新しく広げた畑の石ころや木の根を拾って、休憩している所です。祖母は足が悪いのですが、拾った木の枝を杖にしてコツコツ働いていました。孫に働かせているみたい...土を耕し、種を蒔くこと

  • 土を耕し、種を蒔くこと

    祖父と祖母、石拾いの間の休憩。牧場のオーナーである祖父は東京大空襲で焼け野原になった東京で、不発だった焼夷弾を燃料にして風呂を沸かし、コメを炊き、鍋底の焦げついたコメさえもごちそうだったそうです。戦争中、材木商の仕事でをしていた曽祖父をマラリアで亡くし、恩給もなく、女手一つで育てられた祖母。二人とも幼少期はいつもひもじい思いをしていたようです。自分の子供たちやその孫世代が飢えることがないように、この牧場の土地を買いました。そして、食肉としてのダチョウの可能性を感じ、祖父がダチョウを飼い始めました。それから二十数年、コツコツと牧場を耕しています。この二人の曲がった背中を見ていると、こちらはなんとも背筋が伸びる気がします。ニセコは観光業を生業にしている方が多く、コロナウイルスの影響で厳しい経営環境の人は多いです。け...土を耕し、種を蒔くこと

  • これからはブログの更新が不定期になります。

    ここ数日は数年ぶりに、ブログ更新に力を入れて過ごしたのですが、そろそろ本業に集中しないとならないです……今年はだちょうさんを卵から育てる予定なので、準備しなくてはならない事ばかり…雪解けが進み、お問い合わせが増えています。コロナウイルスの影響も、もちろん沢山ありまして、お店や牧場の準備をしっかりやらないといけないです😓笑もっとブログで伝えたいことはありますけれど、だちょうさん達をしっかり育てていくこと、その命から様々な物を頂くことが私の仕事です。ブログを読んでくれて、牧場に足を運んで下さる方もたまにいらっしゃるのですが、そういう方達と話したり、来て良かったと言ってもらえたりするのは本当にありがたいです。これからも時々は、ブログを更新しますので、またおつき合い頂ければ幸いです。最後に、コロナウイル...これからはブログの更新が不定期になります。

  • コロナウイルスを正しく恐れることの難しさ

    志村けんさんが亡くなりました。日本全体が大きな喪失感を感じています。コロナウイルスの恐ろしさがまだ良く分かっていなかった方に、改めて警鐘を鳴らしてくださったと言っている方もいます。悲しいことから何かを見いだそうとすることは大切です。ただ、志村けんさんは生きたかったでしょうし、生きて、これからもたくさんの笑いや喜びを作り出し、人生を楽しめたのです。死んでしまったら、その人の人生はそこまでなんです。そして、周りにはその人の死を悲しむ人が残されます。こうした悲劇を防ぐためには、正しい知識を得ることが大切だと思います。感染から自分や大切な人を守り、誰を傷つけない為に、正しく恐れて対策を取りたいですね。ただ、正しい知識、情報を見極めることは本当に難しいです。今、正しいと思えた情報も、明日には間違っているかもしれません。疾...コロナウイルスを正しく恐れることの難しさ

  • 人を癒すという事において、私は牧場の動物達には敵わない。

    最近、干し草を積んでいると猫が荷台に乗って来ます。ナツというメス猫で、保健所から連れて来ました。名前の理由は懐くから。ずいぶん安直だと本人に怒られそうですね。誰にでも甘え、お客さんにもついていく事があります。修学旅行で民泊中の学生さん達の真ん中で寝そべって、作業の手を止めさせて、撫でられているところを良く見かけます。今日は天気が良かったので、餌やりが終わった頃には寝てしまってました。気持ち良さそうですねぇ。はっきりとした歳は分からず、いつまで元気なのか分かりません。これからもゆっくりとした時間を過ごしていってもらいたいですねぇ。アニマルセラピーという言葉がありますが、癒すという事においては、この子は本当に優秀なセラピストだなぁと思います。人の温もりを求めて寄っていき、人の心にすぐ入り込み、出会った人を笑顔にする...人を癒すという事において、私は牧場の動物達には敵わない。

  • 二つ良いことさてないものよ3

    ニセコの朝はまだ寒いです。こういう朝は雪が固く締まっているので、普段は入れない木々の間に靴のまま入って行けます。同じ白樺の木を撮るにしても、位置を変えて見れば全く印象が変わって面白いですよね。高校時代、写真で運良く全道最優秀賞や優秀賞を取り、そのせいで、しばらく写真の面白さを見失い、悶々と悩み、写真が全く楽しめなかった時があります。あれから十年以上経ち、最近は純粋に楽しんでいます。カメラはいつもスマホや初心者向けのデジタル一眼レフで気の向くまま撮るようにしています。その時に心動くまま、パシャパシャと写す喜びは代え難いですねぇ。こういう社会が暗い時、人は抑圧されてしまいます。脳が不安を感じ、眠れなくて、悩んでしまったり、自分を傷つけてしまったりしがちです。でも、悪いことばかりではないと思います。抑圧されたエネルギ...二つ良いことさてないものよ3

  • メディアとのかかわり方

    先日、北海道新聞の取材を受けました。その他、テレビ番組の宣伝動画ができたという連絡を受け、牧場のSNSにて報告しました。それ以外にも旅行雑誌の内容確認、インターネットメディア記事の内容確認などをしました。牧場のことを多くの方に知っていただくことはとても大切です。本当に各メディアの方々にはお世話になっています。決して慢心してはいけないですし、牧場の事を気にかけて下さっている方々に情報を発信することは大切だと思っています。ですが、伝えたいことが伝えられているのかは自信がありません。ここ数年の課題です。注目され無くなればそれまでなのですから、悩んでも仕方ないことです。それでも、牧場の持っている公共性と私達の理想を両立させる方法を常に考え、見直して行かないといけません。記事や内容確認には本当に気を遣います。最近ブログに...メディアとのかかわり方

  • 今を生きる動物たち

    この頃はコロナウイルスの影響で、とても暗い雰囲気が世界を覆っていますね。こういう時、現実に亡くなっていく人を思うと心が暗くなるものです。優しい人は特にそうなりがちです。どうしても、何もできない自分、無力な自分に鬱々としてしまいます。2011年の東日本大震災の頃、精神科病院で働いていたのですが、うつ病が悪化した患者さんの入院を対応したことがあります。最初に入院した時に対応してからのお付き合いでしたが、東日本大震災を思い出すたびにその人のことを思い出すくらい、とても印象に残っています。毎日テレビで流される悲惨なニュースを見続けることで心を痛めていました。今、あの方に会えたらどんなことを伝えたいかと考えながら書いています。この世の中には変えられることと変えられないことがあります。人間には想像力があり、多くの困難に打ち...今を生きる動物たち

  • 「もったいない」と「サスティナブル」

    日本には「もったいない」という素晴らしい言葉がありますよね。「もったいない」は物質やエネルギーがちゃんと価値ある使い方をされているかどうかをはかる個人のものさしだと思います。個人のものさしですから、人それぞれです。私は100%配合飼料で育てていただちょうさんの餌を見直して、何年か前におからをもらうようになりました。燃料代の方が高いと言われた事があります。当時はムッとしました。私はだちょうさんにとって良く、産廃として処理されるよりも良いと思ってました。ですが今は、コストや手に入れるためのエネルギーロスについての視点も必要だと教えてもらえたのだと感謝しています。今、だちょうさんは廃棄される予定のおからの他、野菜くず、パン、ビール粕、貝殻、ぬかなどをもらって来ています。その時、余計な労力やコストがかからないように、何...「もったいない」と「サスティナブル」

  • 君よ、春が来るのだ。という有島武郎さんの言葉

    君よ、春が来るのだ。冬の後には春が来るのだ。君の上にも確かに、正しく、力強く、永久の春が微笑めよかし…僕はただそう心から祈る。有島武郎小説家出典:有島武郎「小さき者へ・生れ出づる悩み」牧場ある土地の所有者だった有島武郎さんの書いた一節です。毎年、厳しい冬を過ごしながら良く思い出す一節です。今年は、コロナウイルスで苦しんでいる多くの人々に伝えたい言葉です。早く雪が解けてくれないかなあと毎日待っているだちょうさん達君よ、春が来るのだ。という有島武郎さんの言葉

  • 二つ良いことさてないものよ2

    今日も天気が良く、だちょうさんは元気です。卵もどんどん生まれていて、今年はふ化をしようと思っているのでとても心強いですね。前回書いたブログで二つ良いことさてないものよという話をしましたが、今回もそういう話をしようと思います。ふ化させる卵は、放牧を開始してからの卵を集めようと思っています。春先の栄養が豊富で、美味しい草の栄養を蓄えた卵をふ化させると、健康に育ちやすいからです。ただ、この季節は多くの卵が必要になります。卵を使った幻のこいプリンという商品がお客さんに人気で、GWは卵がなくなるのです。ですが、今年はコロナウイルスの影響で観光のお客さんが減ることが見込まれるので、思い切って卵を確保することができそうなのです。例年ならば、売り上げのことを考えるとなかなか決断できないことですが、今年は売り上げの減少が見込まれ...二つ良いことさてないものよ2

  • 二つ良いことさてないものよといいますが、だちょうさんが元気いっぱいということは喧嘩も多くなるということで……

    今年は暖かい冬で、春も早まっていますね。だちょうさんは卵を例年よりもたくさん産んでくれています。体つきも良い子が多いので、去年よりも栄養管理が上手くいったからかなあと、少し嬉しいです。しかし、二つ良いことさてないものよ。春はオス同士のけんかが起こる時期なのですが、例年は仲良くしているオス同士が今年は大ゲンカ。小屋から逃げ出して途方に暮れている喧嘩に負けた子を小屋に戻すことが最近何度もあります。別居させながら、関係の改善を目指しています。ただ、今年のオスは元気すぎて、合流させると弱い方の子がすぐ追い出されてしまいます。小屋の周りに連れて帰るとき、慰めるようなことを言いながら、ゆっくり後ろから付き添って戻すのですが、一人で過ごしている様子を見ていると淋しい気がします。春先の興奮状態が少し落ち着くまで、気を付けて世話...二つ良いことさてないものよといいますが、だちょうさんが元気いっぱいということは喧嘩も多くなるということで……

  • 牧場の軽トラックがニセコで一番汚い軽トラックかもしれませんが私とだちょうさんは大好きです。

    私が普段乗り回している軽トラックは汚いです。毎日、雪解けで泥だらけの牧場の中やニセコ町内を走り回っています。毎日、干し草やおから、ぬかなどをたくさん積んで走るので、荷台はとても汚いです。夏は舗装されていない牧場の敷地の中を走り回るので、足回りのパーツは無くなっています。この軽トラックが新しかった頃、放牧地で牛やダチョウに体当たりされたへこみが特徴的で、さすが牧場の軽トラックらしい味があるなぁと思います。その他にもいろいろなエピソードをこの車は与えてくれました。今ではちょっと有名になった俳優さんをこの車の荷台に乗せて、だちょうさんに追い掛け回されたことも忘れられない楽しい思い出です。だちょうさん達にとってもこの軽トラックは特別です。いつも何か美味しいものが沢山積んである白い奴、と分かっているのでしょう。小屋の前に...牧場の軽トラックがニセコで一番汚い軽トラックかもしれませんが私とだちょうさんは大好きです。

  • ダチョウはまだ20年早かったと言われて

    「ダチョウはまだ20年早かった」ダチョウ牧場を閉じた方が私に言いました。もともとは農機具のメーカーを一代で築いた方で、ダチョウの飼育方法に関してもとても熱心に研究され、世界中の牧場を見て回った方でした。ダチョウの血統、体重の増減、飼料の研究、加工品の研究や観光牧場の経営などで学ぶべき点がとても多い方でした。残念なことに、その方は病気になってしまったためにダチョウの生産をやめてしまいました。その方と出会ったのは、私がダチョウ飼育を始めた時で、冒頭の言葉を聞いて、「今から何年後にダチョウの時代になるのだろう、私にできるだろうか」と不安になりました。当時から、北海道にダチョウ牧場はほとんど無くなっており、育成もと畜も私達の牧場しかやっていませんでした。私がダチョウ牧場に携わったときは本当に何もかもが手探りで、経営的に...ダチョウはまだ20年早かったと言われて

  • しばれる朝

    とても寒い事や水が凍ることを北海道では「しばれる」といいます。今朝はとてもしばれる朝でした。外に出ると、窓ガラスや外壁に氷の模様が出来ています。その複雑で繊細な造形は美しいです。寒ければ寒いほど、尖り広がって、美しい不思議な模様。その他にも樹氷や澄んだ空気、温度差によって川から立ちのぼる霧。冬の朝の景色は本当に美しいです。しかし、同時に恐ろしい景色です。動物の命を簡単に奪う、過酷な寒さ。抵抗力を奪い、体力を奪い、命を奪うのです。この時期の朝、だちょうさんの小屋に行くのはいつも怖いです。風邪を引いていないだろうか、食欲が無くなっていないだろうか。しばれる朝の寒さは、私をこのうえなく引き締めてくれます。しばれる朝

  • 動物が幸せを感じるときという本と著者について

    テンプルグランディンという人が著者です。自閉症の方です。自閉症とは発達障害の一種で、ハンディキャップととられる事が多いです。しかし、彼女の持つ人格や自閉症の性質を生かす事で大変素晴らしい功績を残しています。私が大学生の頃、自閉症の勉強のために読んだこの方の別の本は、今でも鮮明に覚えています。自閉症や児童精神福祉に興味を持ち、勉強したはずが、現在こういう仕事に就いているのですから不思議なものです。と畜の現状と問題点を指摘し、動物の視点に立った考え方を知り、その事は私の今の仕事において、指針となっています。現場で動物と接すれば接するほどに彼女の考え方が良く理解出来るようになってきます。とても内容が深いので、是非興味があれば読んで貰いたいです。アニマルウェルフェアの考え方が浸透していない日本では、私のような飼育者やと...動物が幸せを感じるときという本と著者について

  • うららちゃんの外出前と後の変化

    私が来たら、いつも目がキラキラします。早く出してぇとハムハムしてきます!外に出して手綱を放すと、さっきまでの表情から一変。暴れん坊になって突進してきます!不用意に近づけば、蹴られそうな迫力です。ちょっと豹変しすぎじゃない?😓うららちゃんの外出前と後の変化

  • 同じ格好でだちょうさんと関わることについて

    だちょうさんと関わる時はいつも同じ格好が大切です。人間と違って動物は着替えないですよね。違う格好、違う匂い、違う大きさ。違和感を感じるとだちょうさんは興奮してしまいます。昔、いつもと違う格好をしてダチョウ舎の掃除に入り、大変痛い思いをしました。冬は、発情期に入ってもおかしくないので、特に危ないです。発情し始めると、だちょうさんは縄張りを守る意識が高まり、知らない存在や邪魔者を追い払おうとします。昔に比べると、顔や雰囲気でなんとなく私だと察してくれているようですが、気の緩みは油断大敵です。思えば蹴られた時、私は油断していました。あの時は本当に死ぬかと思いましたが、大変勉強になりました。相手の立場に立って、相手の事を良く考えて接することは本当に大切ですね。同じ格好でだちょうさんと関わることについて

  • 去年の振り返りと来年への抱負

    去年も多くの人やだちょうさん達に支えられて、とても充実した幸せな日々を過ごす事が出来ました。皆さんには本当に感謝です!!お菓子工房が2年目に入り、少し余裕が出来ましたし(繁忙期はいつも在庫切れになる事に諦めがついたから?笑)、新しい出会い、新たな試みなど、大変満足な1年でした。私の周りから見たら、絶対にツッコまれてしまうでしょうけれども…私の中では100点です!失敗は沢山有りますが、改良出来る点が発見出来たという事でどちらかといえばプラスだと思いこみます(^-^)!ポンコツな私の限界を無理に越えようとせず、楽しみながら働けた事が良かったですねー。今年は挑戦の年にしようと思っていて、今から大変な予感がチラチラ頭をよぎりますが、まあなんとかなるでしょう!だちょうさん達の健康とブログを読んでくださる方々の幸せを祈って...去年の振り返りと来年への抱負

  • 鐘の鳴る丘と石井十次

    牧場を始めたオーナーである祖父は、どこからともなく鐘を譲り受け牧場に設置しました。HAPPYBELLと名付けられて、牧場を見下ろす高いところに置かれた鐘を。私やいとこたちは良く鳴らして遊びました。その後、祖父の何気ない話の中で、戦後すぐの頃、「鐘の鳴る丘」というラジオドラマが好きだったという話を聞かされました。「鐘の鳴る丘」というドラマが気になったので調べてみました。衝撃を受けました。なぜなら、そのストーリーに描かれた境遇に似た石井十次という人物を知ったことが、私の社会福祉の勉強を始めるきっかけだったからです。空襲により家も親も失った戦災孤児たちが街にあふれていた時代、復員してきた主人公が孤児たちと知り合い、やがて信州の山里で共同生活を始め、明るく強く生きていくさまを描く「鐘の鳴る丘」というのがドラマの内容です...鐘の鳴る丘と石井十次

  • 蛇口も凍る寒さですが、だちょうさんは元気です。

    寒さでだちょうさんの飲み水や蛇口も凍るようになりました。水道の凍結も心配な季節です。この時期、牧場のだちょうさんは大丈夫なのか毎年聞かれます。大丈夫なんです!!意外な事ですが、だちょうさんは寒さに強いんですよ。これは、この動物が数万年生きてきていて、もっと地球が寒かった時代も乗り越えてきた事が関係しています。ただし、冬は代謝するエネルギーが高いので沢山エサを与えなくてはいけません!しかも、日照時間が減り、太陽光からビタミンを作る時間も少なくなっているので、ちゃんと栄養バランスが整っていないと腸内細菌が活発に働かなかったり、水を飲み過ぎて体を冷やしたりします。特に飲水管理は注意が必要です。だちょうさんは元々乾燥地域に住んでいました。雨が全く降らず飲み水がない環境でも生きてこられたのです。そういった生態を理解してい...蛇口も凍る寒さですが、だちょうさんは元気です。

  • 冬季の餌やり体験ガイドツアーを開始しました。

    牧場には冬期間でもだちょうさんを見たいというお客さんがときどきいらっしゃっていました。ですが、ご自由に見学は出来ませんでした。なぜなら、冬季間は渡り鳥の季節で鳥インフルエンザなどの疫病を防ぐ必要があるためです。不特定多数のお客様が勝手にだちょう舎に入ってしまうのは避けなくてはいけません。特にニセコは鳥インフルエンザが猛威を振るうアジアからの外国人が多く訪れる人気の観光地です。しかし、今年からは勝手に入られるリスクをチャンスに変えようと思い、見学ガイドツアーを始めることにしました。だちょうさんが見られるかもしれないと、わざわざやってきた人を追い出すのではなくガイドツアーという形で安全にみていただくことがお互いに良いと思ったのです。また、ガイドツアーの収益を通して、ダチョウ舎の防疫を向上させることにもつなげることが...冬季の餌やり体験ガイドツアーを開始しました。

  • ミニチュアホースのうららちゃんとの攻防

    ミニチュアホースのうららちゃんにとって、精神的、肉体的に狭いスペースに入っていることはよくありません。あまり出さない期間が長引くと、散歩をするために外に出るだけでも興奮してしまい、蹴られかねず、危ないです。運動不足によって、消化器官が弱くなり、便秘で苦しむ危険があります。広い場所でストレスなく、運動させてあげたいので、最近は牧場内の少し開けた場所で手綱を外してあげます。一緒に走っていたことも有りましたが、私もうららも冬は転んでしまうことがあるので今年はやめました。うららちゃんは私と走ると、私のことを気にして走る為か、かなり豪快に転んでしまいます。運動不足を解消させようとして、怪我をさせては本末転倒です。開けた場所でうららちゃんを放すと、興奮して走り回ります。私を突破して逃げだそうと、毎回突撃してきます。彼女はか...ミニチュアホースのうららちゃんとの攻防

  • 寒い朝

    ニセコ町はすっかり冬景色になりました。朝、だちょうさんたちにごはんをあげます。手足の指はすぐに感覚がなくなるくらい寒いです。そういう時に、だちょうさんは調子を崩しがちです。ですから小屋に入り、彼らの様子を見るまで、少しドキドキしています。軽トラックの音を聞きつけて、元気に柵から首を伸ばしてくれていたり、押しあいへしあいしながら、私のほうへ来てくれていると安心します。「おはよう」と声をかけて、ごはんを与えながら様子をみます。元気にバクバク食べている姿を見ていると、こちらも元気になれます。今日も元気でいてくれてありがとうと思います。きっと彼らはそんな私の思いを知ったとしても、「そんなことよりもっとごはん頂戴」と思っているのでしょうね。いつも元気で寒い中頑張っているだちょうさんたちのために、もっと体に良くておいしいも...寒い朝

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