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ニセコのダチョウ牧場
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2016/08/09

ニセコのダチョウ牧場さんの人気ランキング

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  • 第2有島だちょう牧場と有島さん

    第2有島だちょう牧場と有島さん

    だちょう牧場は第二有島という名前がついています。有島武郎さんという小説家が牧場の一部をかつて所有していたことに由来して名前が残りました。当時彼はたくさんの土地を持っていて、農民に貸してお金をもらっていました。このあたりの土地は農業を営むにはあまり良い環境ではなく、当時土地を借りていた農民たちの暮らしぶりも良くありませんでした。有島武郎さんはとても色々なことを考えたうえで、彼は所有していた土地を農民たちに無償で解放しました。彼はただ解放するだけではなく、農業をするために必要な空気や水や土地などの自然物は私有して自分の利益の為だけにつかうのではなく、人間全体の物であり、人間全体の役に立つようしなくてはいけないと言いました。また、分けられた人々はみんなで協力し、助け合って現在の困難な状況を越えながら、周囲に良い...第2有島だちょう牧場と有島さん

  • 牧場の取り組みをサステナ旅という番組で取り上げて頂けました

    牧場の取り組みをサステナ旅という番組で取り上げて頂けました

    先日TVhさんのサステナ旅という環境に配慮した観光を行う番組で、牧場のことを取り上げて頂きました。写真に写っているスギちゃんという芸人さんとNORDの舟木健さんという俳優さんがいらっしゃり、だちょうさんや牧場の事をお話ししました。サステナブルやSDGsという言葉が社会に浸透する前から、だちょうさんが環境に負荷をかけない畜産として有望ではないかと考え、取り組んできました。今までの経験で、他の畜産動物に比べて必要とする栄養が少ない上に、おからや捨てられる野菜くず、ビール粕等を効率良く消化吸収出来るだちょうさんに与える事で、より環境に優しい持続可能な畜産ができます。日本では「もったいない」という素晴らしい価値観を表す言葉があり、サステナブルやSDGsにとても親和性が高いと思うのですが、だちょうさんは無駄なエネル...牧場の取り組みをサステナ旅という番組で取り上げて頂けました

  • 子どもたちに伝えたい逃げる事の大切さについて

    子どもたちに伝えたい逃げる事の大切さについて

    「逃げる事の大切さについて」だちょうさんは逃げる事が得意です。何か異変を感じたり、周りの生物が走り出したりしたら、脇目も振らずに走り出します。だちょうさんは走り出した理由を思い出せないからバカだと言われる事もありますが、陸上生物で一番の長距離ランナーであるだちょうさんにとって、何故走るのか考えたり、異変を注意深く観察したりしている時間は無駄で、その間に走った方が、敵は疲れ果ててしまいますから安全です。だちょうさんはとても良い目で周囲を見渡し、問題を察知したらさっさと逃げ続ける事で、地球上で恐竜に近い最も古い鳥として生き延びてきました。“賢い”私達人間は、仕事の環境や人間関係のあれやこれやに悩まされた時、周りの目を気にしたり、将来への不安から今いる環境から離れる事に躊躇してしまいます。けれども、古くは孫氏の...子どもたちに伝えたい逃げる事の大切さについて

  • 十年前の今日、初めてブログを書きました。

    十年前の今日、初めてブログを書きました。

    10年前の2013年7月22日に初めてブログを書きました。私はそれまでSNSで情報発信をしたことがなかったので、とても緊張していたことをよく覚えています。文章が短かったですね(笑)当時はくたびれたコンテナハウスに自動販売機を設置することになり、私はその販売準備を始めました。その一環としてだちょうさんの堆肥を利用した花壇を作り、観光にいらっしゃった方の眼を楽しませようと思いました。当時の牧場はダチョウの孵化や育てる技術の蓄積は進み、と畜して販売することができるようになりましたが、実際にどう進めていくのかが良いのか誰にも分からないでした。そもそも祖父を含めた一族にはダチョウという畜産を事業化して続けていくこと自体に関心が少なく、ダチョウ産業全体の先行きも暗くなっていて、祖父が現役を退いたらだちょうさんや牧場が...十年前の今日、初めてブログを書きました。

  • 十年前の今日、初めてブログを書きました。その当時の牧場の写真です。
  • 生き物文化誌学会の学会誌に写真と文章を載せて頂きました。

    生き物文化誌学会の学会誌に写真と文章を載せて頂きました。

    去年参加させて頂いた生き物文化誌学会の学会誌が最近出ました。牧場の写真を表紙に使って頂けました。秋篠宮殿下が理事を務める学会で、国立民族学博物館の教授等、御高名な方々に混じって、私の文章や参加させて頂いたシンポジウムの内容が載っています。とても興味深い学会であることを皆さんにお伝えしたかったので、私なりの解釈で生きもの文化誌学会のHP上にある説明を要約してみました。「生きもの文化誌学会では生き物と人の関わりを日常生活、文化、環境など様々な次元で探求しています。私たち人は生き物を食し、暮らしの中で様々に利用してきました。森は動物を養い、動物は植物の受精や種子の散布を助けるなど、私たち人間を含む生き物は互いに影響し合い、地球の環境を保っています。人は人だけでは生きていくことができません。さらに生き物は神話や伝...生き物文化誌学会の学会誌に写真と文章を載せて頂きました。

  • どうしてダチョウを飼っているのか

    どうしてダチョウを飼っているのか

    「どうしてダチョウを飼っているの?」と良く聞かれます。最近は「だちょうさんが可愛いからです」と即答したくなります(笑)どうしてだちょうさんを飼うのかを答えようとするととても長くなってしまうのですが、今回はダチョウという動物を飼うことが持つ意義について書こうと思います。地球が急激に温暖化していることはご存じかと思いますが、5500万年前にも5-9℃急激に上昇した時期があるそうで、PETMと呼ばれています。地球の歴史から見たらごく短い数万年の間温暖化が続いたことにより、多くの生物の絶滅や生物の進化などが起こったものと考えられています。だちょうさんの祖先は鳥類から分化して7900万年といわれていて、その説が正しければ、この急激な気候変動時代も生き延びて現在に至っているようです。ダチョウという動物は人類が家畜化し...どうしてダチョウを飼っているのか

  • 命を頂く事について

    命を頂く事について

    今年もだちょうさんの屠畜をして、お肉を作りました。私は卵から愛情を持って育て、敬意をもって接し、心も身体も健康に育て、だちょうさんが必要以上に苦しむことなく済むように、その死が無駄なく活かされるよう丁寧に屠畜して、美味しいお肉にすることを目指します。口で言うのは簡単ですが、毎日の積み重ねが大切で、お肉にするときに答えが出ます。私は必ず屠畜した日にお肉や心臓を食べ、必要以上に怯えさせずに屠畜が上手く行ったかどうか、血抜きが成功したかどうかを確かめます。屠畜の状況を振り返り、解体しながら、脂肪付き方や内臓の状態を確かめ、生育がどうであったか確かめます。生産者としての大切なデータなのですが、それ以外にもこういったお肉と向き合う時間は自分が生きている事、だちょうさんや様々な命に生かされていることを見つめ直す大切な...命を頂く事について

  • 重機を動かすときに思い出すこと

    重機を動かすときに思い出すこと

    今年も無事除雪のシーズンが終わりました。振り続ける雪を除雪する作業をしていると、10数年前に大型や大型特殊の免許を頂いた卒校式のことを思い出します。卒校式では校長先生から東日本大震災の事を聞かされました。震災では多くの建物や道路が壊れ、震災がれきの撤去等に重機による作業が長時間必要であった事。現場に多くの重機は有ったけれども、昼夜動かすにはオペレーターが足りなかった事。校長先生の涙がにじむ目と少しうわずった熱のこもった声から無念さを感じ、若い君たちに期待しているという言葉に宿る校長先生の使命感に心動かされました。あのお話が無ければ、重機を扱う事は技術を磨く貴重な機会と思えず、ただの作業になっていたようにと思います。ぬかるんでいたり、挟所であったりする難しい環境も克服できれば、いつか災害現場でお役に立てるか...重機を動かすときに思い出すこと

  • 寒いニセコでだちょうさんが大丈夫な理由

    寒いニセコでだちょうさんが大丈夫な理由

    アフリカの砂漠で現存しているだちょうさん。あまりにも気候の違う、ニセコのような寒いところで飼われているだちょうさんが大丈夫なのか心配になりますよね。私は雛がある程度大きくなったら暖房を使わずに育てています。なんとなくかわいそうに感じますよね。しかし、実は起源までさかのぼると寒いニセコでも大丈夫な理由が分かります。だちょうさんの祖先は恐竜から進化した小さな鳥でした。この鳥が恐竜の絶滅して天敵が減った地上で繁殖し、飛べなくなった鳥の一部がだちょうさんの祖先といわれています。そのだちょうさんの祖先がいたところがどこだと思いますか。きっと皆さんは何となくだちょうさんが現存しているアフリカ大陸かと思いますよね。人類はアフリカ大陸から拡大していったといわれていますし、何となく生物共通の起源と感じやすいのかもしれません...寒いニセコでだちょうさんが大丈夫な理由

  • 今日は食品ロス削減の日

    今日は食品ロス削減の日

    今日は食品ロス削減の日。牧場ではだちょうさんに出来るだけのびのび過ごしてもらいながら、その恵みとして卵を頂きます。濃厚飼料をたくさん与えて、照明を操作したり、飼料を制限したりして産ませるのではなく、草の栄養価が高く、日が長くなる時期に産んでもらいます。だちょうさんに負荷をかけず、仲間として長く生きてもらいたいと考えています。夏は完全に放牧し、自然に好きな相手と交配して産まれる卵はほぼ有精卵です。密になるほど多くは飼わず、環境からのストレスを減らし、本来持つ高い免疫力を保ち、抗生物質や薬剤を生涯使わないで育てます。実は私が牧場を手伝い始めた頃、卵を捨てる仕事がありました。卵を販売したり、孵化したりするには余ってしまっていたからです。使い方さえ間違わなければ美味しく食べられる卵であり、無駄にしない事を考えて、...今日は食品ロス削減の日

  • メディアと精神科病院にいる患者さん。

    メディアと精神科病院にいる患者さん。

    最近は色々なメディアさんにとりあげて頂く機会が増えました。バラエティー番組や新聞等が様々な側面から取材してくださり、多くの方が牧場に関心を持っていただけてありがたいですね。今日はイッテQという番組にとりあげて頂いたのですが、多くの人が観られている番組だそうです。こういう機会を頂いた際は精神科病院で関わっていた患者さんが観てくれたら良いなと思います。私が勤めていた頃は保護室と呼ばれる部屋以外に個室はなく、個人のTVもない環境でしたから、食堂兼談話室のような広間で、看護師さんがチャンネルを決めていました。社会的入院と呼ばれる状況の方が多く、退院はもちろん、外出もほぼ出来ない方ばかり。家族とも疎遠な方々はこのコロナ禍で一層外の世界から離れてしまっているでしょう。私は守秘義務やプライバシーの観点から外で会っても話...メディアと精神科病院にいる患者さん。

  • 雛が孵る時期は死んでしまう子もいます。

    雛が孵る時期は死んでしまう子もいます。

    続々と雛が孵る時期は殻を破れず孵らない子や立てないまま衰弱していく子たちがいます。罪もない雛たちが、私に何かを問うような目つきで鳴き、もがきながら死んでいくさまを私は直視しなくてはいけません。数え切れないほどの彼らの死を見てきて、彼らに限らず、多くの命をいただきながら生かされている意味を問われる時期です。雛が孵る時期は死んでしまう子もいます。

  • 今日は有島農場無償解放から100年です

    今日は有島農場無償解放から100年です

    7/18日は有島農場無償解放百周年にあたる日無償解放当時、有島武郎さんは多くの想いを農民に託しました。その後、ニセコ町では数々の新しい産業や試みが行われ、多くの挫折を経て、それでもなお、新たな試みが絶えず生まれ、助け合いながら、育まれ続けるニセコでは有島武郎が遺した「相互扶助」という言葉が大切にされてきました。これからも世界は変わっていくでしょうが、変わらずに大切にし続けていきたい価値ある言葉ですね。彼はまた自然は人類全体の共有する財産であり、自分の財産だからと無碍に扱う事がないようにと農民に戒めました。私もこの想いを大切に心に留めて、これからも淡々と勤めなくてはならないですね。写真は解放当時の農民が手彫りした手水鉢に花を飾らせて頂いたものです。当時の苦労された方々に想いを寄せられるように今年は飾らせて頂...今日は有島農場無償解放から100年です

  • 20数年だちょうさんのおやつ代は値上げしていません。

    20数年だちょうさんのおやつ代は値上げしていません。

    値上げのニュースを良く聞きますね。皆さんも心悩ますことが多いでしょう。もうこれ以上聞きたくない方も多いのではないでしょうか。動物園などの施設が入館料や入園料を値上げしていますね。もちろんだちょう牧場にも様々な影響がありますが、おやつ代の値上げはしません。ちなみにだちょうさんのおやつはコーンです。こちらも高くなっています。お客さんがおやつやりをやりたいという声を受けて、餌箱を設置し始めてから20数年経ちますが、その間にコーンの価格は3倍になっています。そんな中、だちょう牧場のおやつの値段は変わっていません。実は内容量がまちまちだったものを数年前から量るようになり、量を増やしました。ただ、このサイレント値下げに気づく方はいらっしゃらず、たくさん入っているので二つはいらないとおっしゃるお客さんが増えた気がします...20数年だちょうさんのおやつ代は値上げしていません。

  • 幻のこいプリンについて

    幻のこいプリンについて

    人気商品「幻のこいプリン」にはこだわりがあります。今回はその名前の由来も交えて書こうと思います。そもそもこの牧場で生まれたダチョウ卵をプリンにしたかった理由はたくさんあります。①ダチョウ卵の細胞は全生物の中で一番が大きく、卵黄球の大きさから鶏卵以上になめらかでねっとりとした食感が得られるという研究結果がある。②ダチョウ卵を割ると中身が大量である点や凝固点が高い点などに配慮したレシピがないため、卵を美味しく調理できない可能性が高くその結果、「大味」「美味しくない」といった評価を得ている可能性がある。③日本全国の養鶏場に比べて圧倒的に飼養密度が低い環境で動物本来の力を発揮させる環境で育てていることの貴重な卵であり、「美味しくない」という評価になることは残念。④ダチョウ卵は鳥の卵の中では体の割に最も小さな卵でありなが...幻のこいプリンについて

  • 脱走しているけれどものびのびとしているだちょうさんと関わりながら感じたこと

    脱走しているけれどものびのびとしているだちょうさんと関わりながら感じたこと

    ボスに追われて脱走中ですが、のびのびしているだちょうさんの写真を撮りました。GWは牧場に来るお客さんが多いので、私はいつも忙しなく働いています。そんな中で、脱走しているだちょうさんを連れて帰らなくてはならなくなり、最初は焦りました。しかし、なかなか帰りたがらず、のびのびしているだちょうさんの姿を見ながらいつの間にか自分が日々に忙殺されて、自然を味わうことを忘れていた事を思い出しました。生き物飼いというのは思うようにいかないことが多いですが、それもまた面白いもので、気づきがありますね。GW明けは憂鬱になる子どもと大人が多いようですが、置かれた環境が辛いなら逃げ出すというのも良いかもしれません。だちょうさんは逃げることに特化して、現代まで生き延びてきた最も古い鳥の仲間です。逃げることは悪い事ではなく、生き延びて、何...脱走しているけれどものびのびとしているだちょうさんと関わりながら感じたこと

  • 祖父の死、百姓の矜持について

    祖父の死、百姓の矜持について

    札幌で長年農業をしていた私の祖父が亡くなりました。尊敬する人でした。100年以上続く農家を継ぎ、高度経済成長期には「どん百姓」と蔑まれたこともあったそうですが、懸命に私の父たちを育て、私たち孫にも愛情を注いでくれました。あまり言葉が達者ではない人でしたが愛情と責任感が強く、私の通っていた保育園の理事長や連合町内会の会長、札幌の農業委員会委員長など、私が幼いころから地域の顔役として忙しく働いていて、きっと大きな使命感のようなものを持っていたのだろうと思います。卒園式や入学式、成人式などにはなぜか何かの役職に就いているために貴賓席に座っていて、違う意味で緊張しました。その姿には戦後の貧しい時代から地域を発展させてきたという自負もあったと思います。当時は戦時中に接収された畑に作られた防空壕のがれきを片付けて、作物をつ...祖父の死、百姓の矜持について

  • 4月4日はどら焼きの日

    4月4日はどら焼きの日

    4月4日はどら焼きの日です。4と4が合わさり、4合わせ=仕合わせ(幸せ)となる語呂合わせから制定されたそうです。どら焼きの語源がそもそもお祝い事の際などに鳴らされる銅鑼の形から来ていることから縁起の良いお菓子とされています。そもそも幸せという文字は仕合わせの良い側面を表すために幸い(さいわい)の漢字が充てられました。本来の仕合わせは「為(仕)+合わせる」というもので、必ずしも良いことばかりを指す言葉ではなく、巡り合わせや運命、縁というような意味合いで「人間万事塞翁が馬」のような故事成語が近い言葉でした。目先の幸福ばかりに目を奪われがちな私たちにとって味わい深い意味ですね。牧場では手焼きしているので、どら焼きの生地の状態や生地を流す箇所毎の温度、焼き垢の程度、銅板の傾斜、その日の感覚の違いによってどうしても形に差...4月4日はどら焼きの日

  • 豊里という集落の片隅で一人の百姓が考えること(土香る会会報に載せて頂いた文章を転載します)

    豊里という集落の片隅で一人の百姓が考えること(土香る会会報に載せて頂いた文章を転載します)

    先日、依頼があり、土香る会さんの会報に文章を寄稿させて頂いたのですがこちらにも転載します。「豊里という集落の片隅で一人の百姓が考えること」私が第2有島農園と呼ばれていた土地で牧場を手伝い始めたころ、豊里(有島第2農場跡地周辺)に住む人はとても少なくなっていました。集落にあった豊里神社は人口の減少によって管理できないと町の神社に合祀され、とうの昔に無くなっていました。そこにあった第2農場解放記念碑はニセコ町の中心部に移されていました。典型的な過疎化が進み消滅していく集落の一つであったように思えます。坂や崖が多く、狭い谷のような地形に多くの雪が積もるため春の雪解け水によって養分が多い表土が削られます。土は粘土質であることに加えて、標高が少し高いため地温が十分に上がらず、湿った空気によって霧も深くなり、野菜に虫害や病...豊里という集落の片隅で一人の百姓が考えること(土香る会会報に載せて頂いた文章を転載します)

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