元人文科学系、今は文理総合系の「白紙」の博士が、院生や院卒者とその周辺問題を考える。
ブログと管理人について↓ 《自己紹介その1》 http://naka3-3dsuki.hatenablog.com/entry/2016/06/12/204407 《自己紹介その2》 http://naka3-3dsuki.hatenablog.com/entry/2016/06/27/223300 《ブログを始めた理由》 http://naka3-3dsuki.hatenablog.com/entry/2016/07/09/003000 お気軽にご意見・ご感想も等、メールフォームやコメントなどで受け付けております。
漫画で読む伊勢物語2選~木原敏江の作品と「マンガでさきどり古典」を中心に~
<目次> 1、はじめに 2、漫画で読む伊勢物語2選~木原敏江の作品と「マンガでさきどり古典」を中心に~ 2ー1、木原敏江『伊勢物語』(クイーンズコミックス)集英社 2ー2、後藤長男・漫画∕平田喜信監修『 マンガでさきどり古典 伊勢物語』くもん出版 3、おわりに 1、はじめに 大河ドラマ「光る君へ」で、平安文学の思いが再燃した私は、源氏物語に加え、それに先行して成立した伊勢物語の全訳の現代語訳と抄訳を読み↓ ●現代語訳と抄訳で読む伊勢物語4選~川上弘美訳、岡本梨奈版、俵万智訳、坂口由美子編を中心に~ -仲見満月の研究室~ https://naka3-3dsuki.hatenablog.com/e…
現代語訳と抄訳で読む伊勢物語4選~川上弘美訳、岡本梨奈版、俵万智訳、角川ビギナーズ・クラシックス版を中心に~
<目次> 1、はじめに~伊勢物語の成立と主人公の「昔男」のモデル在原業平について~ 2、現代語訳と抄訳で読む伊勢物語4選~川上弘美訳、岡本梨奈版、俵万智版、角川ビギナーズ・クラシックス版を中心に~ 2ー1、川上弘美訳『伊勢物語』(河出文庫) 2ー2、岡本梨奈『眠れないほど面白い『伊勢物語』』(王様文庫)三笠書房 2ー3、俵万智訳「伊勢物語」 2ー4、坂口由美子編『角川ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 伊勢物語』(角川ソフィア文庫) 4、おわりに 1、はじめに~伊勢物語の成立と主人公の「昔男」のモデル在原業平について~ 源氏物語にも、「絵合」等の帖に登場する有名な先行する物語には、伊勢物語が…
現代語訳で読む源氏物語3選~角田光代訳、玉上琢彌訳注、与謝野晶子訳を中心に~
<目次> 1、はじめに 2、現代語訳で読む源氏物語3選~角田光代訳、玉上琢訳注、与謝野晶子訳を中心に~ 2ー1、角田光代訳『源氏物語』全8巻(河出文庫)河出書房 2ー2、玉上訳注『源氏物語 現代語訳付き』全10巻(角川ソフィア文庫)KADOKAWA 2ー3、与謝野晶子『全訳 源氏物語 新装版』(角川文庫)、KADOKAWA 3、おわりに 1、はじめに 大河ドラマ「光る君へ」を契機に、私は漫画を最初に、続いて源氏物語を現代語訳で読み始めました。そのバージョンは、訳した人により学術的な訳注付きのものから、平易な現代日本語の文章のみのものまで、複数、あるようです。その一部は、次の動画で紹介されていま…
漫画で読む源氏物語その2~小泉吉宏『大掴源氏物語 まろ、ん?』で薫と匂宮のストーリーを中心に~
<目次> 1、はじめに 2、『大掴源氏物語 まろ、ん?』の薫と匂宮のストーリー紹介 2ー1、第2部のまろと女三宮の結婚から第3部の「匂兵部卿宮」(匂宮)まで 2ー2、「紅梅」から「竹河」 2ー3、「橋姫」に始まる「宇治十帖」 その1、「橋姫」から「椎本」 その2、「総角」 その3、「早蕨」 その4、「宿木」 その5、「東屋」から「浮舟」 その6、「蜻蛉」から「夢浮橋」 3、本書や源氏物語へのコメント 4、おわりに 1、はじめに 今回、多忙な大人が手に取りやすいのと、四コマ形式を読みやすい基準にして選んだ「漫画で読む源氏物語」は、こちらです↓ ○小泉吉宏『大掴源氏物語 まろ、ん?』幻冬舎、200…
漫画で読む源氏物語その1~『漫画で名作 源氏物語』(角川まんが学習シリーズ)~
<目次> 1、はじめに 2、『まんがで名作 源氏物語』の内容紹介とレビュー 3、本書の気になる点~紫上の結婚に対する父宮の反応~ 4、最後に 1、はじめに 昨年の大河ドラマ「光る君へ」で、源氏物語や紫式部のことを学ぶ気持ちが再燃しました。そこで最近、源氏物語について様々な漫画や参考書を読んだり、著者・紫式部のことを調べたりしています。そんな中、今回は、漫画一冊で光源氏の一生を読めるという、 ○『まんがで名作 源氏物語』(角川まんが学習シリーズ)、KADOKAWA、2024年 角川まんが学習シリーズ まんがで名作 源氏物語 KADOKAWA Amazon をザーッと眺めました。そのレビューをしよ…
4年前に私は、うつ状態に陥って実家にお世話になった後、パートナー家族の仕事の都合で引っ越して今の自宅に住むようになってから、2022年の1月の入院を経て、ドール趣味の世界に入り、その沼に浸かりました。 この過程で、京都のプラモデル&フィギュア企業のボークスが、球体関節人形をベースにし、それにガレージキット・フィギュアのような、顔のメイクやパーツ交換等のカスタマイズ要素を組み込んだ人形であるスーパードルフィー(SD)によって、日本発の大人のホビーとしての人形・ドール文化を生み出して、今年で25年ほど経つことを知りました。その「大人の人形遊び」の在り方に学術的な眼差しを向け、分析や考察を行った結果…
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