おとめ座銀河団の南寄り、左上のきれいな渦を巻く棒渦巻銀河がM58、9.6等級の明るめの銀河です。右下の銀河はNGC4567とNGC4568、こちらは、今、まさに衝突し始めている銀河で特異な形をしている興味深い銀河です。もう一つその間にある銀河がNGC4564、そのほかにも、小さな銀
おとめ座銀河団の南寄り、左上のきれいな渦を巻く棒渦巻銀河がM58、9.6等級の明るめの銀河です。右下の銀河はNGC4567とNGC4568、こちらは、今、まさに衝突し始めている銀河で特異な形をしている興味深い銀河です。もう一つその間にある銀河がNGC4564、そのほかにも、小さな銀
今週末、急に暖かくなり、天気も快晴の予報、春の銀河の撮影に、いつものオクシズの観測地点へ行ってきました。狙うのは今まで写したことがない銀河、ちょうど良い画角で、二つの対照的な銀河、NGC4526とNGC4535を撮影しました。画面上側がNGC4535、きれいな棒渦巻銀河です。
いっかくじゅう座は明るい星はありませんが、冬の天の川の中にある星座だけあって、ばら星雲をはじめたくさんの明るい星雲・星団があります。その中の、いっかくじゅう座s星付近の星団がNGC2264、その周りのには青っぽい星雲が広がっていて、全体が「クリスマスツリー星団・
ぎょしゃ座の五角形の中に大型の星雲が二つ並んでいます。画面右側がIC405、その形から勾玉星雲と呼ばれています。左側がIC410、おたまじゃくし星雲やどくろ星雲と呼ばれています。そういわれるとどちらにも見えてきますが、「どくろ」の方が近いかなぁ。この星雲、赤一色で
しし座の後ろ足のあたり、三つの銀河がまとめて写ります。画面左の上がM66、左の下がM65、右側がNGC3628。この三つの銀河は、約3500光年先にある小さな銀河群です。NGC3628は、通称ハンバーガー銀河と呼ばれ、M66などの重力の影響で引き延ばされ星間ガスの尾が伸びています。
オリオン座三ツ星、大星雲付近をワンショットナローバンドフィルターで撮影してみました。180㎜+フルサイズの画面一面に星雲・分子雲が写ります。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO4000 L-eXtremeフィルター Askar FMA180Pro D40mm 180mm F4.5 2024年11月30日 22:40
いっかくじゅう座のとオリオン座との境界付近、いっかくじゅう座γ星付近にある小さいけどカラフルな星雲群があります。一番大きなのがNGC2170、その形からアゲハ蝶星雲、海外ではエンジェル星雲とも呼ばれているそうです。そこから東側に、NGC2182、NGC2183、NGC2185の番号
ぎょしゃ座とおうし座に跨る超新星残骸、見かけの大きさは満月6個分にもなる大型の星雲で、その形から通称スパゲティ星雲、カタログではSh2-240、Simeis 147という番号もついています。とっても淡いので今まで撮影したことがありませんでしたが、デュアルナローバンドフィル
3大流星群の一つしぶんぎ座流星群、ちゃんと見に行ったのは今回が初めてです。いつも、翌日が仕事始めで、なかなか見に行くことができませんでしたが、今年はちょうど金曜日、天気も快晴、かなり寒かったですが、いつものオクシズ梅ヶ島まで遠征してきました。見ることがで
あけましておめでとうございます。ここ静岡の元日、今年も快晴の朝でした。これで5年連続になる初日の出です。いつもの星仲間と一緒に初日の出を迎えました。今年もよろしくお願いします。 静岡市葵区池ヶ谷にて
今年もあと3日、このブログの記事更新も今年の最終、とも座の星雲IC2177、通称「かもめ星雲」です。大型の星雲で、416㎜にAPS-Cでははみ出してしまいます。カラフルなきれいな星雲ですね。晴れていますが、寒い日が続いています。静岡の市街地は晴れの日は続いてカラカラの天
今日はクリスマス、そこで、クリスマスツリー星団 NGC2264の紹介です。今回は、ナローバンドフィルターを使って写しましたので、赤い星雲が大きく広がって写りました。かえって、クリスマスツリーがどこだかわからなくなってしまいましたが、コーン星雲を頂点に、逆さにする
カシオペア座の大型の星雲、私のブログの4つ前の記事「IC1805(ハート星雲)とIC1845(ソウル星雲)」にもありますが、隣のIC1845(ソウル星雲)と一緒に写されることが多い、ペルセウス座の境界に近いところにある星雲と星団です。ハート星雲は、IC1805と呼ばれていますが、
先週末、新月+快晴の夜空に恵まれ、2か月ぶりにオクシズに遠征、冬の星雲・星団を写してきました。その第一弾は、オリオン座の分子雲と星雲、一番大きく写っているのがバーナードループ、さらには、三ツ星付近の星雲や、もちろんオリオン大星雲、M78星雲などなど、カラフル
M52 バブル星雲 NGC7635 クワガタ星雲Sh2-157
カシオペア座とケフェウス座との境界の辺り、星雲や散開星団がたくさん写ります。まずは、画面左上の星団がM52。真ん中ちょっと上の星雲がバブル星雲(シャボン玉星雲)NGC7635。拡大していただけると、まん丸い星雲がわかります。左下の大きな星雲がクワガタ星雲Sh2-157、
85㎜で写した秋の天の川、縦構図でカシオペア座の「W」がちょうどぴったり収まりました。天の川の中には、いくつかの明るい散開星団や赤い星雲写り、また、分子雲も広がっているのがわかります。明るい流星が流れたので、比較明で合成してみました。 Canon EOS 6D(IR改造)
今週3連休、去り行く紫金山-アトラス彗星の撮影に出かけようと思っていたのですが、ここ静岡では大雨の後の快晴の空、とはならず、雲が多く、残念ながら撮影には出かけられませんでした。期待していたアトラス新彗星も消滅してしまったようで、最近写した秋の星雲・星団の画
紫金山-アトラス彗星を撮影した10月21日の晴れ間以降、曇りや雨の日が続いていて、その後は、紫金山-アトラス彗星には、残念ながら会えていません。そのため、今回の記事は、今シーズンはまだ少ししかアップしていない秋の星雲・星団の写真で、10月1日に撮影したM31・アンド
先日の10月21日の紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3)ですが、35㎜で写すと夏の天の川と一緒に写りました。固定撮影ですが、35㎜で10秒、30枚ほど重ねて天の川を強調してみました。天の川と一緒に写すと、紫金山-アトラス彗星の尾の長さ、素晴らしさがよくわかります。 Canon EO
大彗星となった紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)の追っかけも、今日以降は曇りや雨が続く予報、この10月21日は晴れの予報で、平日ですが連日の撮影に出かけました。月も雲もなく、肉眼でも尾が見えました。180㎜で画面をはみ出す尾とアンチテイル、感動の大彗星でした。 Can
紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)、本日10月20日撮影です。途中で雲の間に隠れてしまい、ちょっとだけですが、まだまだ長い尾を引いている様子が写りました。双眼鏡からもはみ出すぐらいの立派な尾です。雲の間ですが、アンチテイルも少し写っています。 Canon EOS 6D(IR改
3連休、昨日も一昨日も曇りがち、ついに晴れる予報の今日はというとお仕事、彗星を諦めながらも、でも諦められず、そっとカメラと三脚を持って出勤、6時過ぎにちょっとだけ撮影、なんと市街近くにもかかわらず、肉眼でも確認でき、木の間からの撮影でも立派な尾が写っていま
早朝の紫金山-アトラス彗星撮影のための先日の平日遠征、GPVでは夜中は曇りがちだったのですが、予想に反して快晴の夜空が広がっていました。夏はずっと曇り空でしたので、久しぶりの星空を見ることができて幸せでした。彗星も見ることができたし、頑張って遠征してよかった
かなり明るくなってきたと話題の紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)、明け方に東の低空で長い尾を引いているとの情報で、平日ながら、峠まで行ってきました。空がだんだん明るくなってきた中で、写真では、まずは尾が写り、彗星本体も姿を現しました。薄明の中他の星が見えなく
先週の遠征、初めは晴れていたのですが、次々と雲が通過し、2時間ほどで早々にあきらめて帰路に就いたのですが、山から下ってくると、晴れ間が広がり、東の空には明るい冬の星座が昇ってきています。そこで、道端からちょこっとだけ固定撮影で撮影してみました。木星と火星が
まだまだ暑い!9月も半ばですが、真夏以上の暑さが続いていますね。秋の澄んだ空はどこにいっっちゃったのでしょうか。ここ静岡の空は、晴れるものの、夕方になると雷雲がわいてくる、真夏の天気が続いています。そんな中、この週末、久しぶりに晴れるとの予報、月が沈むのが
台風10号による大雨も、やっと峠を越えたのでしょうか。ここ静岡市では1週間も豪雨が続き、毎日のように時間30㎜を超えるような強烈な雨の日が続きました。降り始めからは700㎜以上という経験のない大雨、各地で被害も出てしまいました。次の週末は何とか晴れることを願って
はくちょう座からケフェウス座にかけて、夏から秋の天の川に沿ったところを85㎜で写したものです。北アメリカ星雲やその両側に広がる星雲、左上の端っこには、ケフェウス座の大きな星雲IC1396、真ん中左側には、小さな星雲IC5146「まゆ星雲」も写りました。 Canon EOS 6D(IR
はくちょう座の十字の中心、サドル付近には、たくさんの星雲が広がっていて楽しいところです。赤い星雲が目立ちますが、その中に青い星雲や、NGC6888(クレセント星雲)も写ってとても賑やかですね。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO1600 Askar FMA180Pro D40mm 180mm F
夏を代表する星雲、というか、全天でも屈指の美しい星雲がこのいて座のM8干潟星雲とM20三裂星雲です。双眼鏡で見ると、明るい天の川の中にこの二つの星雲がしっかりと見えて、ため息が出るほど美しいところです。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen FL80+ Bo
夏の天の川のわし座とはくちょう座の間にあたる部分、ちょうど夏の大三角の中になります。星座だと小さな星座のや座と、こぎつね座、こぎつね座のM27も左上に写っています。天の川の中だけあって、他にも小さめですが、多くの星雲や星団、暗黒星雲が写っています。 Canon EO
まだ梅雨なのですが、もう梅雨明けのような連日の快晴と猛暑、ここ静岡では、本日ついに史上初めての40℃を記録しました。昨日の夜の遠征は標高1000mほどの峠、満天の星空と、つかの間の涼を楽しんできました。星空の方はというと、午前2時を回ると東の空には冬の星座も姿を
いて座からたて座にかけて、天の川が一段と濃く見えるところ、その中で、一段と明るく輝く星雲が、M16「イーグル星雲(わし星雲)」と、M17「オメガ星雲」です。そのほかにもたくさんの星雲星団が写っていて、画面左上に青く輝く小さな反射星雲IC1287が目立ちます。 Canon EOS
ゴールデンウイークの晴れ間に写した、いて座を中心とした夏の天の川、天の川の一番濃いところです。この辺りは毎年写していますが、たくさんの星雲、星団、暗黒星雲が写って、楽しいところですね。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO1600 SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art F1.4→F2.
こぎつね座の星雲NGC6820です。写真の真ん中に写っている赤い星雲がNGC6820で、その中には散開星団があり、この星団がNGC6823。他にも星雲が周りを囲んで写っていますが、Sh 2-86という番号が付いていますので、淡い大きく広がっている星雲全体をSh 2-86というのでしょうか?
ヘルクレス座の球状星団M13、北天一明るく、美しいといわれる球状星団です。50万個もの星がぎゅっと詰まった星団で、この星団ができたのは100億年以上前、年老いた星の集団です。太陽が50億歳ほどですので、その倍も古い星々なのですね。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15
M8干潟星雲とM20三裂星雲を中心に180㎜で写してみました。この周辺は天の川の最も濃いところ、二つの大きな星雲のほかにも、小さな星団や暗黒星雲が無数に写っています。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO4000 Askar FMA180Pro D40mm 180mm F4.5 2024年5月5日 0:51~ 3
金曜日の夜から土曜日の早朝、ちょっとだけ薄雲が通過した時間もありましたが、ほぼ快晴の夜空、空気も澄んでいて、特に真夜中過ぎには夏の天の川もくっきり、素晴らしい星空でした。まず第一弾は夏の天の川を35㎜で撮影した画像です。 Canon EOS 6D(IR改造) SAMYANG 35mm
さそり座のアンタレス付近には、まずはM4とNGC6144の番号が付いた2つの球状星団が、そしてその周辺には、赤や黄色、青のカラフルな星雲が広範囲に広がっている、全天でも最も美しいところです。昨年は撮り忘れてしまいましたので、2年ぶりの撮影になりました。 ZWO ASI 26
ゴールデンウイーク後半、良いお天気に恵まれ、4日の夜に天体写真の撮影に行ってきました。場所は静岡市北部の峠、ここからは富士山が望めます。ちょうど夏の大三角が富士山の上に登ってきたところです。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO1600 Lee No.3フィルター TAMRON SP
昨日4月9日、朝は嵐の中の出勤でしたが、夕方には晴れる予報、バーストした?ポンス-ブルックス彗星が気になって、仕事を終えた後撮影に出かけました。でも残念、GPVが外れ、なかなか晴れ間が見えません。それでも、薄明終了前ではありますが、雲間からちょっとだけ彗星が顔
4月1日の彗星撮影では、85㎜でポンス-ブルックス彗星とM33のコラボ写真も撮影できました。彗星のすぐ右側にはおひつじ座α星ハマル、画面の真ん中にはちょうどさんかく座がぴったり収まっています。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO1600 SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art F1.4→F1.
4月1日、良いお天気ではありましたが、黄砂は収まっていたものの、春霞で特に高度が低いところはぼんやり、でも、この日を逃すとしばらく雨や曇りが続くとの天気予報でしたので、仕事を早く片付けて彗星の撮影に出発です。さて、そのポンス・ブルックス彗星、前回の彗星撮影
この観測地は市街地から近い割に空が暗くて天体写真撮影には適した場所なのですが、谷あいで四方を山に囲まれ視界が悪いのが難点です。この視界が悪い中でも、午前3時を過ぎると夏の天の川が昇ってきます、薄明開始までちょっとだけ夏の天の川と夏の大三角形を写してみました
彗星というと、今はポンス・ブルックス彗星一色ですが、62P/紫金山第1彗星の方が、ちょうどおとめ座銀河団の中心部に近づいています。無数の銀河の間を移動中のところを撮影することができました。 Canon EOS 6D(HKIR改造) ISO 4000 RedCAT51(K-ASTEC Limited) D51mm
ポンス-ブルックス彗星の追っかけは西に月が出てきてしまったのでひとまずお休み、月末に期待です。それで、好天に恵まれた今週末は春の銀河の続きを撮ってきました。春の銀河第4弾になります。ここは、おとめ座銀河団の中心部、M86にM84のほか、明るい大きな銀河が画面い
ポンス・ブルックス彗星、前回の撮影から1週間、さらに明るくなりましたし、尾は何本にも分かれて長くなり、立派な彗星になりました。6等級くらいでしょうか、双眼鏡でもすぐにわかります。今後がますます楽しみです。今回の撮影場所は、SRVさんにご案内いただきました。前回
3月2日夕方のポンス・ブルックス彗星、ひとつ前の記事は416㎜でしたが、それに同架して250㎜+フルサイズで撮影したのが今回の画像です。トリミングはしていますが、画面斜めに長い尾が写りました。尾が青く写っていますが、元々青っぽい尾に加え、LPR-Nフィルターの影響があ
ポン・ブルックス彗星が日の入り後の西の空でだいぶ明るくなってきました。70年ぶりの回帰になります。明るさは7等級くらいでしょうか。彗星は日の入り後すぐに西に沈んでしまいますので、撮影は薄明終了から1時間ほど、ピント合わせなどしていたら30分弱しかありません。静
春の銀河第3弾はNGC4725、この銀河ですが、地球からは約4100万光年離れている、かみのけ座の北部にある銀河です。この銀河のことはこれまで知りませんでしたが、意外にも大きな銀河でした。もちろん写したのは初めてです。種類としては棒渦巻銀河、普通このような銀河には二
先日の遠征、第一弾は彗星が主で銀河が二つ、付属でついてきました。第二弾は春の銀河、M81とM82、おおぐま座の大型の銀河です。銀河が二つ、ハの字型に並んでいますが、1120㎜+APS-Cで、画角いっぱいに写りました。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen R200S
2月11日の62P/紫金山第1彗星、画面の左上に向かって淡いですが尾を引いているのがわかります。彗星は、おとめ座の銀河団の間を移動中です。もちろん見かけ上ですが。画面の左上の銀河がNGC4596、左下がNGC4608、両方の銀河とも、棒渦状レンズ銀河というのでしょうか、彗星と
いっかくじゅう座の冬の天の川の中に輝く星雲IC2177、通称「かもめ星雲 Seagull Nebula」です。まさに翼を広げて飛ぶ鳥の形をしています。赤と青のカラフルな星雲、「ばら星雲」に負けず劣らず美しい星雲ですね。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen FL80+ B
いっかくじゅう座にある散開星団(NGC2244)とそれを取り巻く大型の散光星雲(NGC2237-9)、通称ばら星雲です。散開星団が花の中心のめしべ・おしべになっていて、それを取り巻く真っ赤な星雲が花びら、本当の薔薇のようです。この星雲は、全天でも最も美しい星雲の一つといって
先週の遠征の第2弾はIC443くらげ星雲、ふたご座の足元にある超新星の残骸ではないかといわれている赤い星雲です。肉眼では見えないとは思いますが、写真で写すと「くらげ」の形がよくわかる、写真の写りがよい星雲です。これまで、この星雲は、もっと単焦点のレンズで、モン
土曜にの夜から日曜日の朝にかけて、2024年の遠征第一弾に出かけてきました。この日は、昼間、山間部は雨から雪が降っていて、道路の凍結が心配ではありましたが、夜には快晴の予報でしたので、遠征に出かけました。いつもの観測地は標高も高いので、途中の河川敷での2024年
あけましておめでとうございます。今年もここ静岡は快晴の朝、これで4年連続の元日の快晴の朝を迎えました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。今年も伊豆方面から登る初日の出を見に行ってまいりました。富士山には一足早く日が昇ります。
今年も本日を入れてあと3日を残すのみとなりました。今年は、年度当初に明るい彗星「ZTF彗星(C/2022 E3)」を楽しめましたし、夏の終わりには、我が静岡県の西村さんが発見した新彗星「西村彗星 C/2023 P1」が雄姿を見せてくれました。温暖化の影響か、天候に恵まれない時も
明日はクリスマスイブ、明後日はクリスマス。一日早いですが、今日はケーキとチキンでクリスマスの予定です。ですので、本日は、いっかくじゅう座のS星付近に広がる散開星団クリスマスツリー星団を中心に、コーン星雲、カタツムリ星雲、さらにいくつか星雲が写っています。残
オリオン座の「馬頭星雲」です。もちろん、全天でも最も有名な星雲の一つで、暗黒星雲が、馬の頭の形になっている、まさに天空の影絵ですね。そのほかにも、カラフルな星雲がたくさん写りました。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen R200SS+ エクステンダーp
オリオン座の上半分、エンジェルフィッシュ星雲周辺です。4つ前の記事がオリオン座の下半分を写したものですが、その続きになります。モザイクでつなげたいですが、なかなか難しいです。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO1600 SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art F1.4→F1.8 2023年1
この周辺、ペルセウス座のカリフォルニア星雲から、おうし座のプレアデス星団、ヒアデス星団にかけて、分子雲と暗黒星雲が入り混じって写ります。せっかくですので、派手目に処理して分子雲がよくわかるようにしてみました。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO2000 SIGMA 85mm F1.
ここのところ、週末には晴れた日が多く、画像もいくつかたまりましたので、今週は画像処理を進めてみました。本日の画像は、毎年一度は撮りたくなるM45プレアデス星団です。416㎜+ASI2600MCで撮影しました。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen FL80+ Borg
冬の星座はにぎやかですよね。1等星がこの画面には7つも写っています。日曜日の夜は快晴の予報、次の日は仕事でしたが、何とかなるだろう、と、いつもの峠まで出かけました。強烈に寒かったですが、一晩中快晴の夜空が広がり、きれいな冬の星座を楽しみました。 Canon EOS
オリオン座の三ツ星からオリオン大星雲M42、バーナードループ、M78星雲、魔女の横顔IC2118、などなど、オリオン座の様々な星雲を85㎜で写してみました。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO1600 SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art F1.4→F1.8 2023年10月16日 2:32~ 3分×19枚 合計
ペルセウス座からおうし座にかけて、数々の星雲や、分子雲、暗黒星雲が広がっています。位置的には、ペルセウス座の足元にあたるところ、カリフォルニア星雲の下側で、プレアデス星団との間あたりです。真ん中に小さく写っている散光星雲がNGC1333、その右下に写っている星雲
今年9月から10月にかけては、晴天に恵まれ、何度か遠征に行くことができました。撮影画像もたまりましたので、今週は、画像処理を進めましょう。本日の画像は、ケフェウス座からカシオペア座にかけて85㎜で撮影した画像です。大型の星雲で、通称「クエスチョンマーク星雲
土曜日から日曜の朝にかけて、冬型の気圧配置で、ここ静岡では快晴の夜空となりました。ちょうどオリオン座流星群の極大近く、そんなにたくさんの流星が見られたわけではありませんが、それでもいつもよりは多少多くの、明るい流星を見ることができました。画面には三つの流
先週の週末は、金曜、土曜と天気はすぐれませんでしたが、日曜日には回復、翌日は、代休を取っていたので、いつもの峠まで遠征に行って来ました。今週は仕事が忙しく、画像処理が遅れてしまいましたが、明け方に、ふたご座を移動中のハートレー第2彗星 103P/Hartley 2の画像
秋の星雲・星団の第6弾は、カシオペア座とペルセウス座の境界付近にあるハート星雲 IC1805 、胎児星雲 IC1848に、二重星団hχ NGC869 NGC884 の、秋の散光星雲と散開星団の競演です。180mm+ポタ赤のお手軽撮影ですが、画面にこの星雲・星団がちょうどいい具合に収まりました
この夏は、山の方は曇っていた日が多かったと思っていましたが、何度か遠征に行くことができて、秋の星雲・星団の画像も意外にたくさん写すことができました。その秋の星雲・星団の第5弾、カシオペア座とケフェウス座の境界付近の秋の天の川上にある星雲と星団です。いくつか
期待していた土日の天気ですが、晴れ上がったのは日曜日の午前中から、急に空気も乾いて秋の快晴の空になりました。この晴天を外せないな、と、日曜の夜ではありましたが、月曜日の午前中に代休を取り、遠征に出かけました。久しぶりにSAMYANの35mmを取り出して、ちょうど真
秋の星雲・星団の第4弾は、さんかく座にあるM33銀河です。アンドロメダ大星雲に次ぐ明るく大型の銀河です。といっても光度は5.5等、残念ながら私の視力では肉眼では見えませんが、写真にはよく写ります。 Canon EOS 6D(HKIR改造) ISO3200 Vixen R200SS+ コレクターph D
この3連休も、真夏のような暑い日が続きました。空の様子もまさに真夏のよう、午後になると入道雲がわいてきて、山間部は雲で真っ暗、という日が続いています。土曜の夜、この日も山間部には雲がたくさんありましたが、一応真夜中には多少は良くなるとの天気予報を信じて遠征
連日の猛暑ですが、夜空はすっかり秋の星座になりました。確か、昨年は、8月から9月にかけて天気が悪く、写すことができなかったM31アンドロメダ銀河、久しぶりに狙ってみました。やっぱり大きいですね。R200SS+フルサイズで画面いっぱいに写りました。 Canon EOS 6D(HKIR
話題の新彗星、西村彗星 C/2023 P1、来月10日前後が楽しみです。その新彗星を昨日写しに行ってきました。この日も山は雲に覆われていましたが、雲を突き抜けた明け方の峠で、薄明開始の少し前30分ほど写してきました。もうちょっとうまく画像処理したいのですが、時間がな
はくちょう座のγ星サドルは、はくちょう座の十字の真ん中の2等星、画面の真ん中の明るい星がそのγ星です。周辺にはたくさんの星雲・星団が広がっていて、写真では賑やかでとてもきれいに写ります。γ星周辺の星雲の大きな赤い星雲がIC1318とIC1311などの番号、写真右下の
ペルセウス座流星群の2日前の11日の夜、多少晴れそうだったので、ちょっとだけでもと、井川方面に出かけました。流星は、極大期まで2日あるので、肉眼では5,6個見ただけ、写真にもしょぼいのが3つ写っただけで、残念でした。遠征場所は、遠く富士山を望む峠で、その
ケフェウス座の南側、はくちょう座との境の辺りにある大型の赤い星雲IC1396です。416mmにフルサイズの一眼で、画面いっぱいに写りました。画面に右側に明るい星がありますが、これはケフェウス座のμ星、通称ガーネットスターと呼ばれている全天でも最も赤く見えるという星
JILVA-170 + FMA180Proによる北アメリカ星雲
ポタ赤JILVA-170に、FMA180Pro(Canon6D)とSIGMA85mmArt(Canon6D)を同架して撮影しました。一つ前の写真がSIGMA85mmArtのもの、そしてこの画像がFMA180Proの画像で同時に写しました。お手軽撮影ですが、意外にうまく写るものです。この辺りは「赤い星雲の巣」と言われるほど星
先週のオクシズへの遠征第二弾は、はくちょう座の星雲・星団を85㎜で撮影したものです。デネブ付近、サドル付近に加えて、網状星雲も画面に入れてみました。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO1600 SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art F1.4→F2.0 2023年7月17日 0:33~ 2分×24枚
3連休、酷暑という言葉がぴったり、ここ静岡でも連日の35度越えの猛暑日でした。そこで、ちょうど新月期でもあり涼しい高地へ星見遠征、と考えていたのですが、GPVでは夜になると無情の曇り予報、でも、平地は暑いし、ダメもとで、3連休の中日の日曜の夜、峠に向かって出発し
この辺りは、ちょうど我が銀河系の中心地、星図「Sky Atlas」では「Galactic Center」と表記されているのが、画面中央左側の天の川が一団と明るく写っているところです。M8、M20、M6、M7などなど、星雲・星団、さらに暗黒星雲もたくさん写っています。輝星がポテッと写ってい
いて座のM8干潟星雲、夏の星雲の中で、もっとも大型で明るく目立つ星雲です。双眼鏡でもよく見えます。海の干潟に見える星雲の中には、細かい暗黒星雲も写っています。そして、大きな星雲の画面左側には、通称猫の手星雲、淡いですがこちらも大きな星雲が広がっています。と
先週の土曜日、梅雨の晴れ間の星空が広がっていました。久しぶりの星見遠征です。ゴールデンウイークに見つけていた新しい場所に行ったのですが、なんと6月初めの豪雨で道が流されていて、新撮影場所は断念、いつもの温泉駐車場での撮影開始です。この写真は、まだ真夜中前で
さそり座の尾ところ、天の川の中ですが、明るい特徴ある形の星雲二つが並んで写ります。画面左上の星雲が彼岸花に似ている星雲で通称「彼岸花星雲」NGC6357、右下の出目金の形の星雲が通称「出目金星雲」NGC6334、出目金星雲は、猫の足跡にも似ているとも言われています。言
さそり座の頭のところ、夏の星雲・星団の中でも、最も早い時期に昇っている星雲で、過去何度も撮影したことがあります。ここ静岡市山間部は、暗い空が広がっていますが、南の空には静岡市街地の明かりが広がっているので、だいぶ光害の影響があります。光害にプラス、PM2.5の
いて座の星雲M8,M20を中心にした夏の天の川の一番濃いところです。過去何度も撮影したことがありますが、天の川に、星雲・星団、暗黒星雲が数多く写って、とっても賑やかなところです。ちょうどこの日、この写真の辺りで板垣公一さんが12等級の新星を発見したとのことです。
ここのところ、週末になると天気が悪く、気が付いたらもう3か月も星見遠征には行けていなかったです。今週、代休をとる機会があり、平日ですが快晴の夜空の予報、いつもの星見スポットに出発です。快晴ではありましたが、どことなくモワっとした空で、初めのうちは夏の天の川
ここのところ、新月期になると天候が悪く、満月期には好転する、という繰り返しで、天体の撮影ができませんでしたが、昨晩、多少雲が出てはいたものの、満月近くの月がきれいでしたので、久し振りに月を撮影してみました。月の南の方、ティコのクレーター付近です。 Vixen F
今週、桜が満開を迎えています。近くの公園で、桜とおおいぬ座、オリオン座を一緒に写してみました。 Canon EOS 6D SAMYAN 35mm F1.4→F5.6 ISO400 2023年4月1日 20:21~ 20秒×45枚 合計15分 比較明合成 フォトショップCS6、SI8で画像処理こちらは駿府城公園。ライ
春の銀河、ZTF彗星の撮影の間にいくつか写したのですが、雲の影響やガイドミスなどのため写りがいまいち、これまで記事にしていませんでした。この画像もいまいちの写りですが、画像処理で何とか仕上げてアップします。回りには小さな銀河がたくさん写っています。 ZWO ASI
ZTF彗星(C/2022 E3)が去っていきましたが、本日、新彗星C/2023 A3 (Tsuchinshan-ATLAS)が、来年10月に肉眼彗星になるのでは、という嬉しいニュースが入ってきました。だいぶ先ですが、期待して待ちましょう。そのZTF彗星が昇ってくるまでの間の1月20日に写したかもめ星雲(I
昨夜は良い天気に恵まれ、寒かったですが、プチ遠征に出かけました。まずはZTF彗星、おうし座を南下中です。この遠征地は西側に山が迫っているので、彗星がすぐに山に隠れてしまい、7枚しか写せませんでしたが、まだ立派な尾を引いているのが写りました。イオンテイルも薄く
ここのところ、ZTF彗星(C/2022 E3)の追っかけ写真が続いていましたが、その彗星が昇ってくるまでの間に写したかもめ星雲(IC2177)です。シリウスから導入しますが、場所はいっかくじゅう座です。かもめの他にも、小さな赤い星雲や星団がいくつか写っています。ワンショット
ZTF彗星、明日2月2日に地球最接近ですが、明日は月没が4時過ぎるので今朝しかない、撮影に行ってきました。3日前に比べると、さらに明るくなった気がします。肉眼でも、何となく見えるような。この後はしばらくは月があるので、本日で、ZTF彗星の追っかけも一段落です。 Can
ZTF彗星 2023/1/29早朝 250mmと150mmで
この前の記事では416㎜+APS-CでのZTF彗星(C/2022 E3)でしたが、同じ時に250㎜と150㎜+フルサイズで撮影しました。せっかくですのでアップします。まずは250㎜+Canon6D。250㎜でも尾がいっぱいに写りました。250㎜での撮影がぴったりかもしれません。 Canon EOS 6D(HKIR
寒かったですが、話題の彗星ZTF彗星(C/2022 E3)、皆さん撮影しに行かれたでしょうか。私もいつもの梅ヶ島は、チェーン規制で行けませんでしたが、その手前の空き地で撮影しました。随分明るくなりましたね。尾も複数写っています。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷
日々姿を変えて接近中のZTF彗星、4日前の写真で恐縮ですが、21日土曜日早朝のZTF彗星(C/2022 E3)の姿です。400㎜+APS-Cだと、画面をはみ出しています。色も綺麗ですね。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen FL80+ Borg レデューサー0.65 D80mm f416mm F5.
新月期の週末になり、ZTF彗星(C/2022 E3)がどうなったかなぁ、と、遠征に行ってきました。双眼鏡でも位置はすぐにわかりましたし、小さいですが三角形に尾を引いているのも分かりました。写真だと、尾が何本も出ているように見えます(250㎜+フルサイズで多少トリミングし
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おとめ座銀河団の南寄り、左上のきれいな渦を巻く棒渦巻銀河がM58、9.6等級の明るめの銀河です。右下の銀河はNGC4567とNGC4568、こちらは、今、まさに衝突し始めている銀河で特異な形をしている興味深い銀河です。もう一つその間にある銀河がNGC4564、そのほかにも、小さな銀
今週末、急に暖かくなり、天気も快晴の予報、春の銀河の撮影に、いつものオクシズの観測地点へ行ってきました。狙うのは今まで写したことがない銀河、ちょうど良い画角で、二つの対照的な銀河、NGC4526とNGC4535を撮影しました。画面上側がNGC4535、きれいな棒渦巻銀河です。
いっかくじゅう座は明るい星はありませんが、冬の天の川の中にある星座だけあって、ばら星雲をはじめたくさんの明るい星雲・星団があります。その中の、いっかくじゅう座s星付近の星団がNGC2264、その周りのには青っぽい星雲が広がっていて、全体が「クリスマスツリー星団・
ぎょしゃ座の五角形の中に大型の星雲が二つ並んでいます。画面右側がIC405、その形から勾玉星雲と呼ばれています。左側がIC410、おたまじゃくし星雲やどくろ星雲と呼ばれています。そういわれるとどちらにも見えてきますが、「どくろ」の方が近いかなぁ。この星雲、赤一色で
しし座の後ろ足のあたり、三つの銀河がまとめて写ります。画面左の上がM66、左の下がM65、右側がNGC3628。この三つの銀河は、約3500光年先にある小さな銀河群です。NGC3628は、通称ハンバーガー銀河と呼ばれ、M66などの重力の影響で引き延ばされ星間ガスの尾が伸びています。
オリオン座三ツ星、大星雲付近をワンショットナローバンドフィルターで撮影してみました。180㎜+フルサイズの画面一面に星雲・分子雲が写ります。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO4000 L-eXtremeフィルター Askar FMA180Pro D40mm 180mm F4.5 2024年11月30日 22:40
いっかくじゅう座のとオリオン座との境界付近、いっかくじゅう座γ星付近にある小さいけどカラフルな星雲群があります。一番大きなのがNGC2170、その形からアゲハ蝶星雲、海外ではエンジェル星雲とも呼ばれているそうです。そこから東側に、NGC2182、NGC2183、NGC2185の番号
ぎょしゃ座とおうし座に跨る超新星残骸、見かけの大きさは満月6個分にもなる大型の星雲で、その形から通称スパゲティ星雲、カタログではSh2-240、Simeis 147という番号もついています。とっても淡いので今まで撮影したことがありませんでしたが、デュアルナローバンドフィル
3大流星群の一つしぶんぎ座流星群、ちゃんと見に行ったのは今回が初めてです。いつも、翌日が仕事始めで、なかなか見に行くことができませんでしたが、今年はちょうど金曜日、天気も快晴、かなり寒かったですが、いつものオクシズ梅ヶ島まで遠征してきました。見ることがで
あけましておめでとうございます。ここ静岡の元日、今年も快晴の朝でした。これで5年連続になる初日の出です。いつもの星仲間と一緒に初日の出を迎えました。今年もよろしくお願いします。 静岡市葵区池ヶ谷にて
今年もあと3日、このブログの記事更新も今年の最終、とも座の星雲IC2177、通称「かもめ星雲」です。大型の星雲で、416㎜にAPS-Cでははみ出してしまいます。カラフルなきれいな星雲ですね。晴れていますが、寒い日が続いています。静岡の市街地は晴れの日は続いてカラカラの天
今日はクリスマス、そこで、クリスマスツリー星団 NGC2264の紹介です。今回は、ナローバンドフィルターを使って写しましたので、赤い星雲が大きく広がって写りました。かえって、クリスマスツリーがどこだかわからなくなってしまいましたが、コーン星雲を頂点に、逆さにする
カシオペア座の大型の星雲、私のブログの4つ前の記事「IC1805(ハート星雲)とIC1845(ソウル星雲)」にもありますが、隣のIC1845(ソウル星雲)と一緒に写されることが多い、ペルセウス座の境界に近いところにある星雲と星団です。ハート星雲は、IC1805と呼ばれていますが、
先週末、新月+快晴の夜空に恵まれ、2か月ぶりにオクシズに遠征、冬の星雲・星団を写してきました。その第一弾は、オリオン座の分子雲と星雲、一番大きく写っているのがバーナードループ、さらには、三ツ星付近の星雲や、もちろんオリオン大星雲、M78星雲などなど、カラフル
カシオペア座とケフェウス座との境界の辺り、星雲や散開星団がたくさん写ります。まずは、画面左上の星団がM52。真ん中ちょっと上の星雲がバブル星雲(シャボン玉星雲)NGC7635。拡大していただけると、まん丸い星雲がわかります。左下の大きな星雲がクワガタ星雲Sh2-157、
85㎜で写した秋の天の川、縦構図でカシオペア座の「W」がちょうどぴったり収まりました。天の川の中には、いくつかの明るい散開星団や赤い星雲写り、また、分子雲も広がっているのがわかります。明るい流星が流れたので、比較明で合成してみました。 Canon EOS 6D(IR改造)
今週3連休、去り行く紫金山-アトラス彗星の撮影に出かけようと思っていたのですが、ここ静岡では大雨の後の快晴の空、とはならず、雲が多く、残念ながら撮影には出かけられませんでした。期待していたアトラス新彗星も消滅してしまったようで、最近写した秋の星雲・星団の画
紫金山-アトラス彗星を撮影した10月21日の晴れ間以降、曇りや雨の日が続いていて、その後は、紫金山-アトラス彗星には、残念ながら会えていません。そのため、今回の記事は、今シーズンはまだ少ししかアップしていない秋の星雲・星団の写真で、10月1日に撮影したM31・アンド
先日の10月21日の紫金山-アトラス彗星(C/2023 A3)ですが、35㎜で写すと夏の天の川と一緒に写りました。固定撮影ですが、35㎜で10秒、30枚ほど重ねて天の川を強調してみました。天の川と一緒に写すと、紫金山-アトラス彗星の尾の長さ、素晴らしさがよくわかります。 Canon EO
大彗星となった紫金山-アトラス彗星 (C/2023 A3)の追っかけも、今日以降は曇りや雨が続く予報、この10月21日は晴れの予報で、平日ですが連日の撮影に出かけました。月も雲もなく、肉眼でも尾が見えました。180㎜で画面をはみ出す尾とアンチテイル、感動の大彗星でした。 Can
昨日4月9日、朝は嵐の中の出勤でしたが、夕方には晴れる予報、バーストした?ポンス-ブルックス彗星が気になって、仕事を終えた後撮影に出かけました。でも残念、GPVが外れ、なかなか晴れ間が見えません。それでも、薄明終了前ではありますが、雲間からちょっとだけ彗星が顔
4月1日の彗星撮影では、85㎜でポンス-ブルックス彗星とM33のコラボ写真も撮影できました。彗星のすぐ右側にはおひつじ座α星ハマル、画面の真ん中にはちょうどさんかく座がぴったり収まっています。 Canon EOS 6D(IR改造) ISO1600 SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art F1.4→F1.
4月1日、良いお天気ではありましたが、黄砂は収まっていたものの、春霞で特に高度が低いところはぼんやり、でも、この日を逃すとしばらく雨や曇りが続くとの天気予報でしたので、仕事を早く片付けて彗星の撮影に出発です。さて、そのポンス・ブルックス彗星、前回の彗星撮影
この観測地は市街地から近い割に空が暗くて天体写真撮影には適した場所なのですが、谷あいで四方を山に囲まれ視界が悪いのが難点です。この視界が悪い中でも、午前3時を過ぎると夏の天の川が昇ってきます、薄明開始までちょっとだけ夏の天の川と夏の大三角形を写してみました
彗星というと、今はポンス・ブルックス彗星一色ですが、62P/紫金山第1彗星の方が、ちょうどおとめ座銀河団の中心部に近づいています。無数の銀河の間を移動中のところを撮影することができました。 Canon EOS 6D(HKIR改造) ISO 4000 RedCAT51(K-ASTEC Limited) D51mm
ポンス-ブルックス彗星の追っかけは西に月が出てきてしまったのでひとまずお休み、月末に期待です。それで、好天に恵まれた今週末は春の銀河の続きを撮ってきました。春の銀河第4弾になります。ここは、おとめ座銀河団の中心部、M86にM84のほか、明るい大きな銀河が画面い
ポンス・ブルックス彗星、前回の撮影から1週間、さらに明るくなりましたし、尾は何本にも分かれて長くなり、立派な彗星になりました。6等級くらいでしょうか、双眼鏡でもすぐにわかります。今後がますます楽しみです。今回の撮影場所は、SRVさんにご案内いただきました。前回
3月2日夕方のポンス・ブルックス彗星、ひとつ前の記事は416㎜でしたが、それに同架して250㎜+フルサイズで撮影したのが今回の画像です。トリミングはしていますが、画面斜めに長い尾が写りました。尾が青く写っていますが、元々青っぽい尾に加え、LPR-Nフィルターの影響があ
ポン・ブルックス彗星が日の入り後の西の空でだいぶ明るくなってきました。70年ぶりの回帰になります。明るさは7等級くらいでしょうか。彗星は日の入り後すぐに西に沈んでしまいますので、撮影は薄明終了から1時間ほど、ピント合わせなどしていたら30分弱しかありません。静
春の銀河第3弾はNGC4725、この銀河ですが、地球からは約4100万光年離れている、かみのけ座の北部にある銀河です。この銀河のことはこれまで知りませんでしたが、意外にも大きな銀河でした。もちろん写したのは初めてです。種類としては棒渦巻銀河、普通このような銀河には二
先日の遠征、第一弾は彗星が主で銀河が二つ、付属でついてきました。第二弾は春の銀河、M81とM82、おおぐま座の大型の銀河です。銀河が二つ、ハの字型に並んでいますが、1120㎜+APS-Cで、画角いっぱいに写りました。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen R200S
2月11日の62P/紫金山第1彗星、画面の左上に向かって淡いですが尾を引いているのがわかります。彗星は、おとめ座の銀河団の間を移動中です。もちろん見かけ上ですが。画面の左上の銀河がNGC4596、左下がNGC4608、両方の銀河とも、棒渦状レンズ銀河というのでしょうか、彗星と
いっかくじゅう座の冬の天の川の中に輝く星雲IC2177、通称「かもめ星雲 Seagull Nebula」です。まさに翼を広げて飛ぶ鳥の形をしています。赤と青のカラフルな星雲、「ばら星雲」に負けず劣らず美しい星雲ですね。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen FL80+ B
いっかくじゅう座にある散開星団(NGC2244)とそれを取り巻く大型の散光星雲(NGC2237-9)、通称ばら星雲です。散開星団が花の中心のめしべ・おしべになっていて、それを取り巻く真っ赤な星雲が花びら、本当の薔薇のようです。この星雲は、全天でも最も美しい星雲の一つといって
先週の遠征の第2弾はIC443くらげ星雲、ふたご座の足元にある超新星の残骸ではないかといわれている赤い星雲です。肉眼では見えないとは思いますが、写真で写すと「くらげ」の形がよくわかる、写真の写りがよい星雲です。これまで、この星雲は、もっと単焦点のレンズで、モン
土曜にの夜から日曜日の朝にかけて、2024年の遠征第一弾に出かけてきました。この日は、昼間、山間部は雨から雪が降っていて、道路の凍結が心配ではありましたが、夜には快晴の予報でしたので、遠征に出かけました。いつもの観測地は標高も高いので、途中の河川敷での2024年
あけましておめでとうございます。今年もここ静岡は快晴の朝、これで4年連続の元日の快晴の朝を迎えました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。今年も伊豆方面から登る初日の出を見に行ってまいりました。富士山には一足早く日が昇ります。
今年も本日を入れてあと3日を残すのみとなりました。今年は、年度当初に明るい彗星「ZTF彗星(C/2022 E3)」を楽しめましたし、夏の終わりには、我が静岡県の西村さんが発見した新彗星「西村彗星 C/2023 P1」が雄姿を見せてくれました。温暖化の影響か、天候に恵まれない時も
明日はクリスマスイブ、明後日はクリスマス。一日早いですが、今日はケーキとチキンでクリスマスの予定です。ですので、本日は、いっかくじゅう座のS星付近に広がる散開星団クリスマスツリー星団を中心に、コーン星雲、カタツムリ星雲、さらにいくつか星雲が写っています。残
オリオン座の「馬頭星雲」です。もちろん、全天でも最も有名な星雲の一つで、暗黒星雲が、馬の頭の形になっている、まさに天空の影絵ですね。そのほかにも、カラフルな星雲がたくさん写りました。 ZWO ASI 2600MCPro Gain 100 -15℃冷却 Vixen R200SS+ エクステンダーp