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離別〜喪失の耐えがたい悲痛 http://blog.livedoor.jp/grief_peer/

人生の半分を共に過ごしてきたパートナーとの離別。悲しみと絶望、グリーフ・複雑性悲嘆の世界。

自分自身の悲嘆と向き合うため、同じ苦しみにある人どうし支えあうため、また、お互いの生き方から学ぶため、グリーフ・ピア・サポート小平を立ち上げました。講演会や勉強会、ピアグループの開催などを開催しています。ブログでは、喪失の悲しみと絶望について、書き綴っています。

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2016/04/27

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  • 予測不能。でも、それが心地よい

    そうそう、予測不能性たぶん「死」とは、予測不能性の最大なものグリーフケアとか、終活とか、死について日頃から家族で話し合うとか、そんなことに違和感を感じるのは、人にとって「死」は常に想定外だし、常に「死」を意識することは極めて不健全朝いつも通り

  • 休みって、いいな

    休みって、いいな5週間ぶりに休みが取れた。1日休めるのって、昼過ぎで仕事が終わる、とか、夕方早めに仕事が終わる、とかとは全然違う感じがする梅雨も明けたので、自分への夏休み来週、再来週も、何事もなければ休めそう本当に、夏休みって感じがする感

  • いわゆる「冷戦時代」は、二度と来ない

    コロナ禍は、一年以上経った今でも収まる気配はなく、あと何年も続くのだろう。世界的には・・・。ある国で、地域で封じ込めに成功し、新規感染者がいなくなっても、当たり前だけれど終わりではない。元の生活に戻る和氣ではない。こんな、全人類にとって共通の「敵」

  • 新型コロナウィルス感染症のこれから

    世界を席巻している新型コロナウィルス感染症の行く末は、どうなるのだろう?普段はあまり、時事的な記事は書かないのだけれども書いてみようと思う。完全に理詰めで考えれば、ワクチンで新型コロナウィルス感染症が収まることはないだろう。ワクチンができることは

  • ターニングポイント

    時間が解決する場合がある。時間では解決しない場合もある。複雑性悲嘆から立ち直った理由は、10年近い時間だったのだろうか?、それとも、それ以外の理由なのだろうか?少なくとも、自分が「悲嘆」だろうが「複雑性悲嘆」だろうが、そんなことを言っていられない状

  • たった一度きりの人生だからこそ、思いきり生きてみたい

    たった一度きりの人生だからこそ、思いきり生きてみたい。どんな結末になろうとも、やってみたい。それが、唯一の生きる力だと思うから・・・守るべき家族、愛すべき人、そんな人がいる人は強い。強くなければならない理由がある。愛すべき人を守るために。家族

  • 多様性と排除

    人間は多種多様だからこそ、昔から多様性の容認と自分とは違うものへの排除を繰り返してきた。もちろん人は、極めてニッチな単一の種であり、他の人類種は何故か全て、絶滅してしまった。受け入れようが、そうでなかろうが、この星に住む人間に違いはない。悲しいこ

  • 世界は今、あのデタラメな時代に戻ろうとしてる。でも・・・

    今、世界は再び、分断の時代に戻ろうとしている。2020~2021年、世界は新型コロナウィルス感染症に苛まれている。人類共通の「敵」が現れた時に、人は協力し合うのか、反目してしまうのか、僕たちはその現実を今、目の当たりにしている。人の歴史は、統合と分断の歴

  • 僕たちが生きている世界

    あの喪失体験のあと僕は、グリーフを冠した様々な講座を受けた。思い返すと、それらは十色だった。講座の内容やカリキュラムのみだけではなく、受講する側も様々だった。自らの体験を「グリーフ」と呼ぶのかは主観によるところが多いので十把一絡げに「当事者」と呼

  • それぞれのものがたり

    コロナ禍も一年を超え、完全に元の生活に戻るのには未だ長い期間がかかるだろう。社会のありようが変わってしまった部分もあり、完全に元の景色に戻ることはないだろう。10年前に東日本大震災が起き、何かが根本的に変化してしまったように、10年も経てば社会のありよう

  • 人それぞれのたたかい、それぞれのせんそう

    人はそれぞれ、何とたたかっているのだろう?皆それぞれ、生きるためにたたかっている。そのたたかいは、その人にしか分からない。何が敵で、何のために、何とたたかっているのか、それはその人にしか分からない。いや、その人にも分からない。家族や子供やパー

  • ああいいな、って思う瞬間

    正しくはないとしても、ああいいな、って思う瞬間はある。職業上、コロナ禍で人が多い都心は通りたくなくて、最近は下り方面の温泉宿に行くことが多くなった。この週末もまた、どこかに出掛けよう。一人で、誰とも交わらず・・・そこに留まるのか、先に進むのか

  • 自分はいつ死ぬんだろう

    自分は、いつ死ぬんだろう・・・ずっと先かもしれないし、明日かもしれない。いや、今かもしれない。それは誰にも分からない・・・責任とは何だろう?今この瞬間、明日死ぬかも知れないし、ずっと生きるかもしれないし、この世との関係は生きる期限を前提とし

  • 生きて、そして・・・

    人間にとって10年は長い時間だろうけど、地球にとっては一瞬。守るものがある人と、何にもない人の違いはあるけど、何にないから、何にないからこそできる、何も守るものがない人間だからこそできることをしたい・・・僕は、なぜ生き延びた?、グリーフを超えられた?

  • その瞬間に何を想う

    人生は当たり前だけど、思うようにはいかないものだから、きっと死ぬ間際は悲しくて辛くて苦しくて、恐怖や絶望の中で命を落とすのかもしれないけれど、やり残したことや遺された人に対しての固執するものは、今のところ僕には見当たらない。責任ある立場で働いているに

  • ずっと昔から、いつもひとりだった気がする

    ずっと昔から、いつもひとりだった気がする。それが嫌だとか寂しいとか孤独だとか、負の感情を伴わなくてもそう思えるようになったのはきっと、あの、家族とよべる人がいなくなってから10年が経ってひとりの生活に慣れたからだと思う。思い返せば、子供の頃からいつ

  • 転職~環境をかえる

    「立ち直り」には、結局10年弱を要した。長いのか短いのかは分からない。でも、複雑性悲嘆の診断基準からは圧倒的にズレている。あれから結局、2回転職をした。あの前から働いていた職場はいづらくなくなり、転職して悲嘆に向き合う最中にあった職場はその理由では

  • 「しあわせ」のカタチ

    「しあわせ」って、幸せと感じること、そのものが源であって、それ以上でもそれ以下でもない。それゆえ、感じ方は変わってゆく。僕は、あの感情が「しあわせ」だと感じていたけど、今でも、ああいいな・・・、と感じる瞬間はある。僕は今まで、満たされて、それは常

  • あれから10年

    あれから10年、もう10年もの月日が経った。僕がこの間に得たもの、学んだものは何だったのだろう?結局、明日のことなんて誰にも分からない、自分にさえ分からない、かみさまにだって分からない。それは僕らが生きてるからに他ならない。僕がこの離別と悲嘆の中で学

  • 独り寂しく死んでゆく~上等

    家族や仲間に見守られ、静かに穏やかに、安らいだ気持ちに包まれながら、全てに感謝しながら人生を を終える・・・たぶん、多くの人が経験するであろう生の終焉に、リアリティーを感じない。そんな夢物語には現実味を持つことができない・・・当たり前のことに、当たり

  • もし「別れ」がなかったとしたら・・・

    あれから何年くらい経ったのだろう数えなくなったのは多分、終わったと言うことなのだろう確かなものが何も遺されていないのなら、記憶が本物なのか幻想だったのか、区別することはもはやできない。「子のいない離別」が特殊なのか、ありふれたことなのか、僕は知ら

  • ゴールデンウィーク

    世間では10連休だとか言われているが、介護・福祉職には連休はもちろんない。ゴールデンウィークに重ねた訳ではないけれど、今月2回目の休みが取れた。休前日、前夜発で千葉に向かった。明日は南房総で波乗りだ。・・・何年目だとか、もう、そんなことは数え

  • 儚い幻

    30年前の早春、僕は長い放浪の旅を終え、日本への帰途に着いていた。成田に向かう飛行機の中で、昭和から平成に元号が変わったことを機内の新聞を見て知った。日本での生活を再開させた直ぐ後で、彼女と出逢い、僕にとってそれが真実だったのかイレギュラーだったのか

  • 急性低音障害型感音難聴

    仕事の方は落ち着いてきていて、定期的に休みが取れるようになった。この前は、前日入りで千葉に行き、ボディボードを楽しんだ。そんな中、一週間ほど前に急に片耳だけ、音が反響して聞こえるようになった。元の音とは別に、耳元で音や声が小さな音で響いている感

  • あれから、もう10年

    今年も2ヶ月が過ぎ、3月になったここ数ヵ月、異様な忙しさだったけれど、そんな状況も、少し落ち着いてきた昨年後半からは、会社のスタッフが次々に辞めてゆき、そのケアを引き継ぐことになり、鬼のような稼働になったそれに加え、自分が言い出したこととは言え

  • スキマ

    今年に入って、フルに休みが取れたのは2~3日しかないけれど、休みたいな、と思うくらいがいいのかもしれない。休日も大抵は、何かしらの仕事が入ってしまう。1日休めたら、○○できるのに、○○に行けるのに、○○やれるのに・・・そう思ってる内が「華」なんだと

  • すべてが終わる

    事業所を移って1ヶ月と10日余が過ぎた。相変わらず、月に1~2日しか休めない日々が続いているけど、昨年のような過度なストレスはない。会社が変わって新しいシステムには未だ慣れていないし、ヘルパーさん達のことも未だ把握できてはいない。それでも、新しいヘ

  • 「しあわせ」のカタチ

    「しあわせ」という言葉に込められた感覚は、以前と明らかに違っている。幸せだった頃には、「しあわせ」などと言う感覚は抱かなかった。それは常に、楽しいとか嬉しいとか、温かいとか満たされているとか、早く帰りたいとか会いたいとか、話したいとか聞きたいとか

  • 多くを望まなければ、今・しあわせ

    日常を取り戻したその日常は、かつての「日常」とは似て非なるものだけれど、日常。利用者がいて、ヘルパーがいて、同僚がいて、社長がいて、友達がいて、そして僕がいる。それで、それだけで、充分と言えば充分。それで良いのだと思う。僕が歩んだ8年間は

  • いろいろ

    いろいろ・・・思い返しでみると、本当にいろいろだった1月も、あっと言う間に月末になった。苦しんだ日々も、今は思い出のひとこまとなった。人は変わる、変わらざるを得ない。生きてゆくと言うことは、そのようなことなのだろう。それは、光でもなく希望

  • 新しい「仲間」

    1月も既に20日が過ぎた。12月31日までが前職場、翌1月1日からは新しい会社の所属で切れ目なく働いている。冷静に考えれば自分は、とんでもない社員だ。社長とバトルして会社を辞めると豪語し、過半数の顧客を連れて移籍。前職場には言いたいことは山ほどあるけど

  • 2019.1~後日談

    2018年12月31日で前職場を退職した。翌2019年1月1日から新しい職場に移籍した。利用者とヘルパーの一部、もしくは過半数を移すことについては、無事に済んだ。とりあえずは、途切れることなく移行はできたことになる。考えてみると、かなり大胆なプロジェクト

  • 2018・特異点

    あと1日で今年も終わる。思い描いていた「グリーフの終焉」とは程遠かったけれど、グリーフは「終」わった。グリーフが終わる感覚は、グリーフと言う状態像が共有されないこと以上に共通認識しづらいものだろう。それは、はっきりとした輪郭があるものではなく

  • 有言実行

    分かってはいたことだけれど、実際にはじめてみると半端なく忙しい。ほとんど休みは取れないし、連日連夜、帰宅は日付けか変わってからだ。家に帰るのは、寝るためだけになっている。さすがに疲れてきた。こちらの事情は利用者さんには関係ないのだけれど、お願

  • グリーフが終わる刻(とき)

    グリーフの終わりは自分では自覚できない、たぶん、そうゆうことなのだろう。気付いたら僕は、自分に向かうベクトルが他に向かっていた。自分で、そうした訳ではない、目の前のことを懸命にしていたら、そうなったに過ぎない。でも、おそらく、それが真実なのだろう

  • 展開

    今回の一連の騒動、移籍作業は、もちろん僕が主体で動いていることは間違いないのだけれど、こんな大がかりなことを全て一人でできるわけではなく、多くの関係者を巻き込んで進行しているプロジェクトだ。たくさんの人の協力を得て、また多くの関係者と相談しながら、刻

  • 裏切りと再編、そして・・・

    ルーティンのシフトや移籍作業が重なるクソ忙しい最中、今回の計画のキーとなる人物の掌を返したような裏切りにあう。 どんどんと人が辞めてゆく中、疲弊や不安があるのは分かるが、新しい環境に移るのを最終局面でキャンセルされたのは本当に痛手だった。 しかし、

  • 戦いの行方

    年末の退職に向かって、膨大な調整業務や資料作成の激務が続いている。もともと、ギリギリの人員配置になり稼働が半端なくなり、そんな状況下での業務。今回の事態は、リーダーシップとトップとしての覚悟を持ち合わせない人たちが上に立ったゆえの悲劇だ。なぜた

  • そして、さよなら・・・

    多くの人が辞めていった。期待していた人がついてくてはくれなかった。たくさんの人の別れを間近に 見た。気心が変わる姿も見てきた、十分すぎるくらい・・・でも僕は、信じてくれる人のために働こう。それが僕たちの仕事だから・・・さようならた

  • 敗北

    それは、僕の中で、何かが終わった日だった

  • 仕事

    仕事・・・僕たちはいったい、誰のために、何のために働いているのかだろうか?そこに疑問の余地がない仕事と出会えて、本当に良かった。ここまで、耐えてこれたのは、みんなの涙や苦悩を裏切りたくなかったから。ギリギリの状態で、眠れない夜を過ごしてき

  • 疲弊

    疲弊・・・がんばってはいるけど、ギリギリこなしている感じはする。僕は去る人間なので、容赦はない。きっと、みんなも立ち直れなくなるまで疲弊しきって去っていったのだろう。人としての限界はある。立場的に、気丈に振る舞わなければならない。で

  • 意味

    男性スタッフが脳梗塞で倒れたことで、会社に戻る暇さえなくシフトが詰まっている最近。その中で、退職に追い込まれるスタッフをフォローし、守ろうとした結果の解雇通告。そして、僕さえも目の敵のように扱われる。ストレスフルな毎日だけど、悔しくて流した涙

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