「ご無沙汰しております。○○さんのこと、覚えています。その節はありがとうございました。○○さんの婚活状況はいかがですか。正直、時間が経ってからメールをいただき、どのように返信をするべきか悩みました。」とだけ返すと、すぐに返信があった。 「田中さんとのことにお断りをしたのは紛れもなく自分自身なのですが、その後、婚活を続けていく中で、なかなか思うような方に出会うことができませんでした。実は田中さんとお会いしていた頃は、他にも気になる方がいましたし、割と忙しくいろんな方々と約束いただいていたのですが・・ 今になって思い返してみると田中さんのこと、悪くなかったな、と思い始めたのです。もし田中さんが今、…
田中が婚活を始めた頃に出会った方から数ヶ月の時を経て再度連絡をいただいた。まだ婚活のことも、出会った方とどのように進めていくのかもよくわかっていなかった頃に、その方から田中は断られ、オーネットの専用掲示板でブロックされたことに、当時の田中はショックを受けたのだが、これくらいはっきりとしてくれたほうが、ずるずると保険の用に扱われ、イマイチお相手の反応がわからないよりは良いと自分に言い聞かせたことも思い出した。 まさか今頃になって連絡がくるとは思ってもみなかったし、逆の立場で考えると、田中がお断りした方に再度自ら連絡をする勇気はない。よっぽど考えが変わったときに、どうしても連絡を取りたいときに限っ…
オーネットで婚活を始めてあと数ヶ月で一年となる。 始めたころは新規登録の恩恵もあり、ありがたいことにご連絡をいただくことが多かったものの、時間が経つにつれてそれもどんどんと減ってきている。今後は自ら積極的にお誘いや連絡をとっていかなければいけないと感じているところだ。 最近になって、随分前にお会いした方から連絡をいただいた。この方とは二度、お会いしたのだが、その方からお断りをされた経緯があったため、正直「なぜ今頃、しかもそちらから断ったのに・・」という思いがした。しかも断られたときに「結婚相手として田中さんはちょっと違うような気がして」といったことを言われ、なんとなくその意味合いもわかるような…
なんだ・・ そういうことか。 その長文メールの後半が分けて送られてくる前に、「ああ、そういうことか」と結末まで推測することができた。 その元彼女さんは山浦氏と同じく、海外の大学院を出て、ずっと途上国を転々としながら国際協力をされてきた方だ。現在はハイチに滞在されているならば、アメリカまで一泊二日で十分行って帰ってこれる。そして、お二人は別れてからもメールのやり取りがあったのか・・・ 約一年ぶりに再会されたであろう元彼女さんを実際に目の前にすると、山浦氏も気持ちが大きく揺らいだのだろう。お二人のように、今まで長年海外で仕事をされてきて、山浦氏は日本で生活を始めてもその中でたくさんのギャップや日本…
山浦氏と初めてお会いしてから、山浦氏のアメリカ出張をはさみ、約一ヶ月ぶりにお会いすることになった。約束の二日前、山浦氏からメールが届いた。ちょうど、田中の頭の中は山浦氏と二回目に会う約束のことでいっぱいだった。 「田中さん、やはり田中さんに二回目にお会いする前にきちんとお話をしておかなければと思い、メールをしました。実は、田中さんとお会いして、私は田中さんのことが気に入り、今後もお互いのことを知っていけたらと考えていたのですが、先日のアメリカ出張先で、現在ハイチにいるその元彼女が滞在先に会いに来てくれて、遠距離でもいいからもう一度ヨリを戻したいと言われました。私としてはもうその方とは完全に終わ…
約二週間が経った頃、山浦氏はそろそろ出張から帰国されただろうか、そんなことを思いながら、「戻ったら連絡します」という言葉に期待をしたり、そんなに期待をしてしまってはいけないと、自分が傷つかないように自己防衛してしまっているところもあったりと複雑で気持ちの揺れ幅がとても大きかった。 そして、ある晩に山浦氏からメールが届いた。 「田中さん、お久しぶりです。昨晩、無事に出張から戻ってきました。田中さんにちょっとしたお土産を買っています。もしよろしければ、またお会いいただけませんでしょうか」 海外出張を境にもしかしたらもう返信はないかもしれないと考えていた田中は、山浦氏からのこのメールに感激してしまっ…
「ブログリーダー」を活用して、aatanakaさんをフォローしませんか?