侑人は、突きつけた陰茎を扱き始めていた。「もう出るかも」「止めて!」「だったら脱いで」 侑人が手を止めた。 半分皮を被った亀頭の先に、射出口が黒々と穿たれていた。 まだ子供の形状の性器だが、その機能はすでに大人のものなのだ。 そこから射出される
長編レズビアン小説「由美と美弥子」連載中! 「日・月・水・金・土」が投稿日。連載、4,000回超。
赤い花、青い花。黄色い花。ピンクにオレンジ。そして白。様々な色彩の花が、地面を覆い尽くしていた。しかもその花たちは、ひと所に留まってはいなかった。二つ並んで、ほかの花々の間をすり抜けて行く一組。十近く固まって、形を変えながら行進する花の群。この群の前では、ほかの花たちが道を譲っていた。もちろん、おびただしい花邑を縫うようにして進む、たった一つの花もあった。
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侑人は、突きつけた陰茎を扱き始めていた。「もう出るかも」「止めて!」「だったら脱いで」 侑人が手を止めた。 半分皮を被った亀頭の先に、射出口が黒々と穿たれていた。 まだ子供の形状の性器だが、その機能はすでに大人のものなのだ。 そこから射出される
■ 舞台の照明が徐々に弱まり、やがて暗転した。 一幕が終わったようだ。 対岸の個室では、客の入れ替えがあるのか……。 扉の開け閉めされる音が聞こえて来た。 目の前のガラス窓が明るくなり、再び水槽が投影された。 奈美は、自分が前のめりの姿勢になってい
目次・ⅩⅩⅩⅩⅣ(4055~)第427章:重たき琵琶の抱き心【奈美】現在/繁華街の店4089第426章:羸弱な獣人【奈美】現在/繁華街の店4088 4087 40864085 4084 4083 4082 4081第425章:無慈悲な聖母【奈美】現在/繁華街の店4080 4079 4078
しかし女性は、万里亜の挙動を止めようとはしなかった。 万里亜は、腰を自在に動かしているが……。 ディルドゥを噛むことで、動きを止めることは出来るはずだ。 女性は苦痛に顔を歪めながらも、それをしてはいない。 女性の両手は、万里亜の両腿に貼りついたまま
由美と美弥子 4081★Mikiko06/03/2024 05:47:25 AM今日は何の日 6月3日は、『もろみみその日』。 「もろみみそ」の日本有数の生産量を誇る……。 『㈱ますやみそ/広島県呉市』が制定。 日付は、『も「ろ(6)」「み(3)」』と読む語呂合わせから。 身体に良い
コメントだけを抜き出したログファイルです。※ファイルサイズが大きいので、携帯からは表示できない可能性があります。292(4081~4085) 291(4071~4080) 290(4061~4070) 289(4051~4060) 288(4041~4050) 287(4031~4040) 286(4021~40
万里亜は、腰のストラップから鞭を抜いた。 大きく振りかぶり……。 袈裟懸けに振り下ろす。 バシィ! 女性の肉が、高らかに鳴った。 振り下ろされたのは、対岸の観客側だった。 しかし奈美には、女性の尻が音を立てて震える様が、ありありと想像できた。
み「じゃーん。 まずこれは、母へのお土産。 ハンカチと……。 酉年なので、ニワトリの人形」み「しかしこのニワトリ……。 あんたに似てるんじゃない?」ハ「似とらんわい!」 お土産を買ってる写真を、まったく撮っていませんでした。 おそらく、ほかの
万里亜は、腰のストラップから鞭を抜いた。 大きく振りかぶり……。 袈裟懸けに振り下ろす。 バシィ! 女性の肉が、高らかに鳴った。 振り下ろされたのは、対岸の観客側だった。 しかし奈美には、女性の尻が音を立てて震える様が、ありありと想像できた。
薫は尻たぶを空豆のように窪ませながら、なおも射精を続けた。 呆れるほどの量だった。 女性の顔面は、胞衣に包まれたごとく埋め尽くされていった。「かはぁ」 薫の身体から、精気が抜けるのがわかった。 まるで、射出した精液が魂であったかのように。 脚が
女性の眼前には、勃起しきった薫の陰茎があった。 亀頭は、痛々しいまでにピンク色だった。 女性はカラオケマイクを受け取るように、陰茎に手を掛けた。 女性が、チラリと真上を見あげた。 薫の表情を確かめたのだろう。 薫は目元こそ見えないが、表情を歪ませて
万里亜の尻が畝り始めた。 独特の動きだった。 腰も太腿も動かないのに、尻だけが自在に可動するのだ。 似た動きをする尻は、YouTubeで見たことがあった。 タヒチアンダンサーだった。 腰蓑を跳ねあげながら、尻だけを激しく振動させる踊りだ。 もちろん、薫の
万里亜が、鞭を腰のストラップに挿した。 片手の平を、口元に翳す。 万里亜の頬が収縮した。 唇が突き出る。 その先から、粘性の液体が繰り出された。 もちろん、唾液だ。 水飴のように糸を引く唾液が、窪めた手の平に溜めこまれていく。 万里亜の表情が元
由美と美弥子 4071★Mikiko05/20/2024 05:40:16 AM今日は何の日 5月20日は、『森林の日』。 岐阜県美並村など、村名の頭に「美」の字がつく村10村で結成した……。 「美し村(うましさと)連邦」が制定。 「森林の日」の「森林」は、「もり」と読みます。 日付
万里亜が鞭を下に向け、円を描くように回した。 薫は、その場でゆっくりと回り始めた。 横顔が見えた。 しかし、その目の周りは、マスクによって覆われていた。 万里亜が着けているヴェネツィアンマスクではなかった。 怪傑ゾロというヒーローがしていた、鼻の上
み「進学塾だな。 やっぱ、会津高校は名門なんだ」ハ「あんたも、こういうとこ通たんか?」み「高3の夏休みだけね。 東京で。 でも、ほとんど出席しなかった」ハ「何しとったんや」み「ほんと、何してたんだろうね。 記憶に残ってるのは、田無で畑を見たことと
■ 万里亜は舞台袖まで歩んで行った。 退場するのかと思ったが、そうではなかった。 すぐに戻ってきた。 紐を引いている。 いや、リードだ。 リードの先には、四足歩行する人体。 リードは、その人体の首に繋がっていた。 舞台上に仰のく女性とは対照的な、
「ほぉぉぉ」 奈美は舞台に目を戻した。 咆哮をあげたのは、万里亜だった。 この舞台に出てから、初めての発声だった。 思わず出た声なのかも知れない。 万里亜のディルドゥのプレートは、股間から浮きあがっていた。 理由ははっきりとわかった。 上下動の衝
次第に上下動のスピードがあがって来た。 パンパンパン! 濡れた洗濯物を、宙で振るような音だった。「あひゃひゃひゃひゃ」 女性が奇声を撒き散らせ始めた。 演出とは思えない嬌声だった。 万里亜はストラップに挟んだ鞭を抜きあげ、馬に鞭を入れるように
鞭がもう一度振るわれた。「あぎっ」 今度の声には、媚びが含まれていなかった。 どうやら、鞭先の数本かが、陰唇を叩いたようだ。 わざとなのかはわからない。 しかし女性は、その体勢を崩すことはなかった。 ひょっとしたら、ヨガの嗜みでもあるのかも知れ
「ふふ。 早く出してあげなさい。 ほら、こんなにおちんちん勃てて待ってるんだから」 万里亜の片脚が離陸し、足裏が侑人の陰茎を踏みつけた。 陰茎は自らの腹に押しつけられ、亀頭だけが爪先から覗いている。 万里亜は、足裏を左右に揺すり始めた。「あっ。
「しゃがんで。 立ったままじゃ、真下におしっこできないでしょ」 美咲は、改めて真下を見下ろした。 侑人の視線が、美咲の視線と交錯する。 このまましゃがめば、侑人の視線に性器が灼かれるだろう。 もちろん、実際に灼いているのは、侑人の視線ではなく美咲の
み「普通の自転車だと、めげそうな道のりだな」ハ「電アシやと、そないに違うんか?」み「何じゃ、“でんあし”って?」ハ「電動アシスト自転車の略やて。 ネットに載っとったわ」み「確かに、“電動アシスト自転車”は、ちと長いよな。 略したくなる気持ちはわかる
「次は美咲さんよ」「え?」「侑人くんに、おしっこ、かけてやって」「そんな。 出ないわ」「まーだ、ブレーキがかかってるみたいね。 侑人くん、そこに寝て。 仰向け」 侑人は美咲の足先を手放し、その場で仰向いた。 まさしく少年の体型だ。 しかし股間の
しかし……。 万里亜は全裸なのだ。 それでこの恰好をしたら、股間部は剥き広げられてしまう。 しかも、万里亜の股間は無毛だ。 陰唇の中まで覗けてしまうことになる。 実際、美咲の足指をしゃぶる侑人は、万里亜の股間を食い入るように見つめていた。「ふふ。
由美と美弥子 3821★Mikiko05/24/2023 05:41:55 AM今日は何の日 5月24日は、『スクーバダイビングの日』。 スクーバダイビングの認定証である「Cカード」を発行する……。 『レジャーダイビング認定カード普及協議会(Cカード協議会)/東京都渋谷区恵比寿南』が制
「ほら、こんなに一生懸命舐めてるんだから、ちゃんと見てあげなさい。 目を逸らさないで」 最後のひと言が、胸に刺さった。 そうだ。 これまでの人生は、ずっと目の前のことから逃げ続けて来た日々だった。 これからは、現実を、今を、真っ直ぐに見つめよう。
「いいこと? これは、大事な通過儀礼なの。 イニシエーションね。 誰が主人で誰が家来か……。 はっきりと形にして、互いが認識する儀式よ」「主人とか家来とか……。 そんなのイヤよ」「ダメ。 ほら、足あげてって」「できないわ」「するの!」 万里亜
「ボールは自分で取りなさい」 侑人は、両腕を頭の後ろに回した。 ストラップを外したのだろう。 侑人がボールを吐き出すと、粘性の強そうな唾液が糸を引いた。「侑人くん。 まず、やることがあるでしょ」 侑人は、美咲に向き直った。 思わず後ずさる。「
み「ここは旧道だな。 歩道が狭いわ」ハ「スピード、気いつけや。 あっちゃから歩行者が来たら、正面衝突やで」み「はいはい。 しかし、この赤い舗装、なんだろ? 明らかに、側溝の上に敷いてあるよね」ハ「せやな。 水を落とす穴が空いたあるわ」み「わかっ
「なーんだ。 お気に召さないみたいね。 喜んでもらえると思ったのに」「何てことを……。 これは……。 これは犯罪よ」「あなたも同じ目に遭ったんでしょ」「だからって! ……。 ごめんなさい。 わたしのせいね。 わたしのせいで、あなたはこんなことを
「映画に見るレズビアンの世界」作:マッチロック第1回『アンダー・ハー・マウス』 レズビアンの映画(シーンを含む)が初めて公開されたのは、確認できたのが1936年(なんと第二次世界大戦前夜!)のドイツ映画「制服の少女」からで、日本だと1953年「野戦看
マッチロックさんの創作集です。映画に見るレズビアンの世界/第1回フェアリーズ・パーティ/ファースト(2-6) フェアリーズ・パーティ/ファースト(2-5) フェアリーズ・パーティ/ファースト(2-4) フェアリーズ・パーティ/ファースト(2-3) フ
左手の壁の中央部は、黒い矩形に象られていた。 開口部のようだが、ドアノブなどは見あたらない。 引き戸だろうか。 万里亜はその前に立つと、手の平を打ち合わせた。 駆動音が起こり、黒い矩形がゆっくりと横にスライドした。 やはり引き戸だったのだ。 現れ
■ 再び2人は、リビングに戻っていた。 もちろん、バスルームで目を覚ましたあと、互いの身体を清めている。 化粧も落としていた。 万里亜の顔は、化粧を落としてもほとんど変わらなかった。 彫りが深いからだろうか。 肌もみずみずしく張っている。 自分はど
その当時はまだ、絵里子たちと知り合う前だった。 専業主婦の幸せな生活にまどろんでいたころだ。 自分の内奥に潜む淫性には気づいていなかった。 だが、今は違う。 自らの正体は、絵里子や香織によって捲り出されてしまっていた。 淫獣だ。 その自覚がおそら
「こっちも」 万里亜の視線が指した、もう一方の膝も持ちあげる。 万里亜の脚が抜け出た。 横目を送って見ると、万里亜は自らの膝裏を両手で掬っていた。 ようやく意図がわかった。 正常位の姿勢を取ったのだ。 さきほど玄関で重なった姿勢だが、上下が逆転して
ハ「広い歩道やな」み「この季節はね」ハ「どういうこっちゃ?」み「点字ブロックの位置、見てみ。 建物側に寄ってるでしょ」ハ「言われてみれば……。 確かにそうやな」み「冬は、歩道の車道側には……。 車道を除雪した雪が積まれるんだよ。 人が通れるのは
「あっ」 浴槽縁の段差に乗る尻が滑った。 段差には、互いの尿が盛大に溢れ零れていたのだ。 片脚は浴槽縁に掛けていたので、身体を支えられなかった。 そのまま尻が、段差から外れた。 しかし尻は、浴槽の底までは落ちなかった。 万里亜の尻を掴んでいるので、
万里亜はあぐらを解くと、その場に起ちあがった。 美咲は、浮揚する顔を追って仰向いた。 万里亜は、美咲の前に直立した。 聳え立つ観音像のようだった。 その片脚が持ちあがった。 浴槽の縁に膝裏をかけた美咲の脚を跨ぎ越し……。 縁上に着地した。 眼前に