保存会で紙漉きをした
トロロアオイは、育てた根から粘り成分を抽出し、紙漉きをする際に、漉き舟にはった水に溶かし込み粘性を高めるために使う。水に粘りを浸けることで繊維の沈降をコントロールし、紙を漉きやすくするために使われる。紙漉きの方法の一つ流し漉きに欠かせない材料となる。25日、畑に集まった保存会員が、畑に畝を作り、溝を掘り、3cm程の間隔で種を置き、土を被せる。10数m程の畝を7本作り、種を埋めていく。こうして1時間強で作業を終えた。種から芽が出れば、15cm間隔程度になるように間引きをし、成長に応じて芽欠きなどの作業を加えて根を大きく育てる。初冬には収穫だ。翌日には、自宅の畑でも種植えをした。やはり1時間程で作業を終えた。自宅の畑は土が固い。固い土の畑では根が分けつしてしまい、太い根を育てることができない。昨年、トロロアオ...保存会で紙漉きをした
2024/05/30 17:38