日の出は見えたが、その後山荘の回りは霧に包まれた。昨日まで雨で辺りが湿っていたのところに急に気温が上がった為だろう。暫くすると霧も晴れた。昼前にスーパーに買物に出た。往路にも復路にも素晴らしい景色に出合った。駒ヶ岳には残雪があるが、八ヶ岳からはすっかり雪
孫達のことは息子夫婦がしっかり看ているので、じいじやばあばは余り教育に口出しすべきではない。ただ突撃して来る二人と遊んでいればいい。でも二人とも少し不器用なぐらい、真っ直ぐに育って来ているのが嬉しい。 二人とも頭の回転は速い。速いだけでなくトルクもある。
高田馬場で遅い昼食を済ませた後、早稲田通りを電チャリで小滝橋方向に進む。早稲田通りは小滝橋まで緩い下り坂と上り坂が連続する。小滝橋の交差点を過ぎるとまた上り坂になる。坂を上って暫くしたところで左折すると「松本湯」がある。14:30に「松本湯」に到着した。”まつ
電チャリで高田馬場に行くには幾つかの推奨ルートがあるが、僕にとって最も快適なのは山手通りを神田川まで北上して、その後は神田川沿いに進み小滝橋の交差点で早稲田通りに入るルートだ。ちょっと書きものをしていたので家を出たのが遅く、「一番飯店」に到着した時は午後1
今朝はご飯ではなくパンを食べたい気分だった。かみさんの朝食も作って上げることにした。(ホテルではないので希望は訊かない。)イングリッシュマフィンの直径は90mmなので、挟む目玉焼きの直径はそれ以下であることが望まれる。と独り言をいいながらセルクルをあちこち探
性格は直すものなのか、或いは治すものなのか。昨日かみさんと外出した時に、沖縄物産展が開催されていた。刺激を受けた。夕飯は僕が作ると言い張ってしまった。もちろん沖縄料理だ。と言っても、僕のレパトリーにはソーキそばとスパムおにぎりしかない。ところで沖縄そばは
カクテルを作る為のリキュールやシロップ類のボトルは、数度使った後はずっと棚の上で眠ることが多い。基本的に僕がウイスキー飲みだからだ。モナンのブルーキュラソー・シロップを僕が最期に使ったのは、去年の3月17日のセントパトリックデーの日だ。グリーンビアを作る為に
「先代旧事本紀」なんて難しい本を読んでいたので午前中から書斎でウトウトしていた。突然かみさんが入って来て、ランチに行こうと誘って来た。今日は仕事はお休みだそうだ。コスパの良い店があると言う。ただし早目に行かなければならないと言う。家から歩いて7-8分の場所に
今日は代々木上原駅近くの「大黒湯」を訪れた。普段は午後3時からが営業時間だが、日曜日は正午に開く。幡ヶ谷駅の南口から西原商店街に入った後、更に坂を下ると代々木上原駅手前の谷地に辿り着く。少し迷うかなと思ったのだが、下って来た一本道から少し逸れた路地に「大黒
赤坂の事務所から戻る時、大抵は赤坂見附駅から新宿駅まで丸ノ内線を使っていたのだけれど、街に繰り出した時には店の位置により赤坂駅の方が最寄になるので、赤坂駅から千代田線に乗って代々木公園駅で降車していた。駅前の商店街裏の古い階段を上れば山手通りの跨線橋の上
かみさんは同窓会で留守だ。お昼にしっかりうな重を食べたので、夕食は簡単にラーメンにすることにした。普通に作っても面白くないので、”木耳叉焼麺”を作ってみた。
昨日、中野新橋界隈で見付けた鰻屋「すが原」に、今日入店して見た。相変わらず気温は低いが天気はいい。「すが原」に到着した。店内は昭和のままだ。居心地がとてもいい。うな重を食べる前には余計なものは食べない。昼間から酒は如何なものかなと思ったのだが、ドリンクメ
花街という言葉は誰が考え出したのか。誰にとっての花街だったのか。花街という言葉は曖昧で明確な定義は無いようで、娼妓の居る単なる遊郭・遊女屋が集まった場所も、ちゃんと芸妓が居る置屋が集まった場所もともに花街と呼ばれたようだ。そして人が集まる場所には料理屋や
僕のホームメイドカレーの”型”はほぼ決まって来たのだけれど、作る度に味わいにばらつきが出る。レシピにおいて、使う具材とスパイスの種類は一定だが、量的管理が甘かったようだ。今回は4人分を前提として厳しく各食材とスパイスの量を確認した。それに加えて、玉葱が多過
今日は四谷の「こうや」にタンメンを食べに行った。”タンメンを巡る冒険”は続いている。かみさんが苦行のようねと呆れて言うのだが、珍しく野菜をたくさん食べるから良いかと笑っている。「こうや」と聞くと、最近は皆担々麺のチェーン店である「香家」を思い浮かべると思
あと1ヵ月ちょっとで渓流釣りが解禁になる。道志川水系の解禁日も、山梨の釜無川水系の解禁日も3月1日だ。密かにほくそ笑む。3月1日は火曜日なのだ。余程の渓流釣りファンでも、勤め人をしていたら3月という仕事の繁忙期に休みを取って釣行するのは無理だ。週末の3月4日、5
日々新たなりなんて呟いてみる。まあ、日々の向上は一歩一歩だ。この地味な生活がとても気に入っている。振り返れば、サラリーマン時代は向上心を押し付けられ、薬の代わりに大量のアドレナリンを脳下垂体から分泌させて、建前や引用に近い言葉の嵐の中を駆け抜け来た。無理
10日程前に訪問したらお休みだった。今日、ポタリングの序でに再訪した。しっかり暖簾が掛っていた。もちろんタンメンを注文するつもりで入店したのだけれど、メニューを見ている間に気が変わった。”タンメンを巡る冒険”はちょっとお休みして、サンマーメンを注文すること
とても寒い日だ。こんな日こそ家風呂ではなく銭湯だ。今日は幡ヶ谷駅の南側にある「仙石湯」に行くことにした。駅前を過ぎ遊歩道を横切って西原商店街へ入る。「仙石湯」はゴルフレンジの斜向かいにある。到着した。オーセンティックな造りの銭湯だ。お、暖簾の下に人影が見
東金町での野暮用が済んだ。時間があったのでちょっと足を延ばして、柴又の帝釈天界隈を散策することにした。10年振りの帝釈天参道だ。柴又駅前から散策を始めた。帝釋天参道は一度二車線道路を横切って二天門へと進む。寒い平日の午後なので、参道はとても空いていた。右手
昼時だ。勝手が分からない街だったので、Google Mapで食事出来る場所を探した。「ぶんぶく庵」という蕎麦屋に入店した。連れは鍋焼きうどんを注文した。僕も鍋焼きうどんにしようと思ったのだが、店頭の石臼を見てしまっていた。結局、かつ丼と蕎麦のセットを注文した。かつ
この頃我が家には、自家製叉焼と自家製スープが常備されている。
自分では手先が器用だと思っているのだが、かみさんは何時も僕が不器用だと笑う。こいつ、そんなにからかうのはかまって欲しいのかと思うが、大人しく聞いている。何時もひとのことを不器用だというのに、今日はなぜか「プラモデルとか組み立てるの上手だったよね」と言って
どうにもこうにも狂暴で貪欲なアーリア系人種と違って、大和民族は戦いを好まないし皆殺しや略奪を基本的にはしない。戦国時代は例外的に大和民族が荒ぶり、戦いに明け暮れた時期だった。それでも略奪や皆殺しは少なかった。織田信長が比叡山延暦寺を焼き討ちしたのは、僧侶
今年になって”タンメンを巡る冒険”を始めたのだけれど、元々僕は担々麺フリークである。真鶴に通う内に真鶴・湯河原だけでなく、周辺地域の様々なものに興味が出て来た。毎度食べものの話で恐縮だが、”小田原タンタン麺”と”小田原タンメン”というものがあるのを知った
真鶴半島は面積3.5 km²程のとても小さな半島だ。そしてその5分の2程が自然公園になっている。最近気が付いたのだけれど、この小さな半島にたくさんの神社がある。”貴船神社”、”貴船稲荷社”、”愛宕神社”、”船玉龍神社”、”津島神社”、複数の”児子神社”、”淡島明
パリパリのウインナーソーセージを食べたい時には、少し時間を掛ける。フライパンにウインナーソーセージと水を入れる。油は使わない。中火にかけ、フライパンの水が湯になり蒸発して無くなるまで待つ。時々、ウインナーソーセージを転がす。パリパリのウインナーソーセージ
午前中は真鶴半島の番場浦の磯で散々本気モードで釣りをしていたが、”小田原タンタン麺”を食べた後は、早川漁港の堤防でのんびり五目釣りをした。午後から気温があがりポカポカ陽気だ。堤防釣りに来ている人達と馬鹿話をして盛り上がる。ヘチ竿で堤防下を探っていたら、か
早朝から張り切って、真鶴半島 番場浦で釣りを始めた。景色はとても良いのだけれど、ふぐの餌取りの猛攻に閉口する。あまりの人気釣場せいで大物は釣り尽くされたのか、釣れるカサゴは全て小さくリリースサイズばかりだ。うちの二歳の孫Bはとても小さいので、家族みんなにゆ
家の近くの二車線道路から新宿駅に向かう京王バスは、山手通りを横切った後、新宿中央公園と消防署の角で左折して四車線道路に入る。四車線道路の正式名称は新宿副都心十三号線だが、通称は十二社(じゅうにそう)通りだ。因みに角を右折すると西参道で甲州街道を横切って参
チュートリアルの段階でパラメーターを増やすのは良くない。”タンメンを巡る冒険”の初期は他の要素を排除してプレインなタンメンを食べ歩くべきだ。西新宿の小滝橋通り近辺はラーメン激戦区で、凄腕の料理人が腕を競い合っている。この内の一軒に「麺屋 翔」がある。塩ラー
還暦を過ぎてからは新しいことを始めるのではなく、今まで身に付けたことを磨くか周辺分野に広げて行った方が良いと言う意見がある。物覚えも悪くなっているし、素直に先生や師匠に頭を下げられないからだと言う。僕は物覚えが悪くなっているが、先生や師匠がどんなに若くて
美味しいと勧められた東陽町の「トナリ」を訪れた。現役で仕事をされている方々の昼食の邪魔にならないように、ぷー太郎おやじの僕は午後1時過ぎに入店した。永代通り沿いにあったので店はすぐ見付かった。最近移転したばかりだそうで、店舗はとてもきれいだ。移転したと言っ
ダウンジャケットを着たまま1万2千歩も歩いたので、汗をかいた。銭湯に直行しなければならない。なんて銭湯に行く理由を探している振りをしているが、最初からリュックの中には入浴の支度がしてあった。東陽町から九段下に戻り、都営新宿線に載ればそのまま京王新線への乗入
おじさんは初めからおじさんだったわけではなく、幼児の頃があり、少年期があり、青年期があった。子供の頃に熱狂していたのに、自然に熱が冷めて剥落していったものもあるが、意識的に自分から遠ざかったものもある。自分の狂気を認識し、うまく飼い慣らすことが出来て人は
午後3時に雨が止んだ。今日は幡ヶ谷の銭湯に行ってみることにした。六号通り商店街から脇道に入ってすぐのところに「観音湯」はある。昨日行った坂下の「かねき湯」もそうだが、最近の銭湯はとても清潔な感じがする。浴槽も進化してジェット(超音波)風呂や電気風呂は当たり
”タンメンを巡る冒険”のペースが少し速過ぎると感じた。タンメンを食べるのは週一回、多くても二回程度にしようと思う。今日の昼は自分でオーソドックスなラーメンを作って食べることにした。叉焼も煮玉子も自家製だ。それにしても、ラードや鶏油、メンマ、ナルトが常備さ
昨年の秋にたくさんの栗を拾った。皆で頑張って食べたのだけれど、かなりの量が冷凍庫に残っていた。年末に大掃除を生き延び、栗はまだ冷凍庫に入っていた。かみさんが土曜日の朝に天啓を得て、孫達の為にマロングラッセを作ろうと言う。曲者なのは作るではなく、作ろうとい
寒いので温泉に浸かりたいなと急に思った。温泉に入った後、熱燗を飲みながら鍋をつつきたい。箱根の温泉宿などいいなと思うのだが、急に思いついて今日出掛けられるわけもない。温泉だけなら、真鶴に行けばすぐ近くに湯河原の温泉街があるし、白州はフォサマグナの真上にあ
タンメンが美味しいと評価されている都内の店をリストアップした後、暫く眺めていた。さてさてどこから始めようか。丸の内の「トナリ」がいい感じだが、休日に丸の内には行きたくない。南麻布の「大宝」か、経堂の「かみ山」はどうだろう。経堂には昔住んでいたせいか、やは
絶対音階を持っている娘は、同じ曲を数度聴くとほぼコピーが出来るし楽譜も起こせる。僕にとっては信じられない能力だ。僕にはそんな能力はないが、取柄はある。何度か同じものを食べるとコピーして作ることが出来る。これは能力と言うよりは、この齢になるまで色々な食材や
”タンメンを巡る冒険”を年初から始めたのは、単純に鶏ガラ出汁と野菜の旨味の組合せに目覚めてしまったからだ。醤油ラーメンや担々麺と異なり、僕にとってはほぼ未知の領域と言っていい。タンメンが美味しいと評価されている都内の店をリストアップ出来たのだけれど、タン
麻婆豆腐の食べ歩きはちょくちょくしていたのだが、この1年間自分で作ることはしなかった。1年前に作った時も、自分でレシピを組み立てたのではなく、赤坂の「陳麻婆豆腐」で購入したレトルトパックのソースに多少手を加えただけだった。以前はあれこれ自分で工夫していた。
今日読むべき本を読み終えて、書斎でウトウトしていた。これからウトウトの時間が少しずつ増えて、最後はそのままお迎えが来るのだろうと思っている。突然、特攻服の孫Bの襲撃を受けた。抱き上げ、居間を横切って廊下のコーナーの水槽前までじゃれながら押し戻した。改めて見
都内の天満宮、天神さまと言えば、亀戸天神社、湯島天満宮、平河天満宮、大宮天満宮(大宮八幡宮境内)が有名なのだけれど、他にもさまざまな由来により勧請された天満宮が都内には28社存在する。その中に一つが新宿の成子天神社だ。どちらかと言うと神社自体より境内にある
かみさんに春巻を揚げて置いてと頼まれた。これは20分仕事だったのだけれど、せっかく天ぷら油を熱したので何かを揚げて遊びたい。でも、春巻以外に既に夕食のおかずは複数ある。キョロキョロしていたら、今朝開いたお供えの鏡餅があった。これで揚げ餅を作ろうと小さく切っ
この本は日系アメリカ人のK・カール・カワカミ氏によって、1938年に上梓された。まず当時の世界情勢をしっかり確認してから、読み始めた。とても勉強になった。支那の組織的な反日教育は第二次世界大戦に始まったのではなく、国民党の南京政府設立時(1927年)から始まってい
かみさんは仕事で留守だ。夕方、貰いもののウイスキーを開けることにした。今日は何だか台所遊びをする気分ではない。つまみはアーモンドでいいやとウイスキーをちびちびやり始めた。氷が溶けてしまったので、グラスを持って台所に入ったら、調理台の隅にお皿があった。かみ
家族が揃った時に、時々火鍋パーティーをする。辛いものが苦手な人も子供もいるので、二色鍋を使って麻辣スープだけではなく白湯スープも準備する。朝起きたら、かみさんが天啓を得たように「今日は皆も揃っている。皆で火鍋を囲みたい。」と言い出した。おそらく冷蔵庫の中
半年程前に、小学館の魚図鑑を購入した。孫に勉強させる図鑑なので、印刷された大型本が欲しかったのだが、ちょっと手違いがありKindle版を購入してしまった。悔しがった後、暫く考えて大型本も購入した。とんだ無駄遣いをした。片方はA4サイズのフルカラー印刷本でDVDの付録
煙草の投げ捨てはしない。携帯灰皿はいつも持ち歩いている。百円ライターはプラゴミになるので使わない。釣りに行ったらゴミは全部持ち帰るし、堤防が寄せ餌で汚れたらバケツで海水を掛けて洗って帰る。食べものは残さないように努めている。ポロシャツは最低でも3年は着る。
毎日が日曜日のようなものなのだが、この頃は平日に遊びに出掛けて土日は家で過ごすようにしている。暇なので夕飯係を買って出る。インド風チキンカレーとは別に、僕なりの家庭用カレーの作り方が確立した来た。具材の準備完了ここまでは30分だが、ここからは1時間以上掛かる
大陸で”湯麵”と言えば、スープに入った麺の総称でチャーシュー麺やワンタン麺、五目ラーメンなどすべて湯麺に分類される。チャーシュー麺は叉焼湯麺、ワンタン麺は云呑湯麺、五目ラーメンは什錦湯麺だ。日本で”タンメン”と言えば、関東地方発祥で主に関東地方で食される
真鶴の部屋を早目に出て、湘南に寄り道して帰って来た。昔かみさんと良く食べに行った七里ヶ浜の「珊瑚礁」のカレーを急に思い出したのだ。Googleで「珊瑚礁」が健在であることは確認出来た。営業開始は10:30だ。西湘バイパスを大磯の終点まで進み、国道134号線を更に東に進
かみさんと出掛けた時には、必ずお土産を買う時間を設ける。後からあの時あれを買っておくんだったとか、くどくど言われないようにだ。僕はサラリーマンを辞めてから義理の付き合いはすべて放擲している。土産も、特にこれをあいつに上げたいとか食べさせたいと思った時以外
かみさんもカサゴ釣りがしたいと言い出した。まさか藪の中を抜けて、ロープで堤防に攀じ登る大浜の釣場に連れて行くわけには行かない。4日の午後に半島の南西側の福浦の赤燈前に連れて行った。友人達と釣行する時と違い、手取り足取りだ。仕掛けをセットして鉤に餌を付けて渡
昨日からかみさんと真鶴で過ごしている。
真鶴半島の内部はたくさんの路地がありその殆どが坂道だが、これらを束ねるような形で半島を周回出来る道路が通っている。この道路の名前は県道739号線 真鶴半島公園線と言い、駅前から少し行ったところで海側の広い道と山側の狭い道に分岐する。分岐をどちらに向かって進ん
早川漁港と小田原漁港は同じ場所にあるけれど、どこが境目? 何が違うの?と良く訊かれるのだけれど、面倒臭い時には「同じ港。”小田原漁港”が正式名称で”早川漁港”は通称。」と答える。歴史的にはまず小さな早川漁港が造られ、その後陸側に掘削工事が行われて漁港は大き
すべてを垂れ流しの私小説は別にして、小説を読んでも執筆者の人格や思考形態は分からない。分かってしまうなら、その作品は小説としては愚作なんだろうと思う。一方で誰かが自らの史観を記述する時には、良くも悪くも執筆者の人格や思考形態は丸見えになってしまう。田中英
昨年末に白州から戻る途中、初狩PAの売店で吉田うどんを購入した。真空パックの生麺だ。実は僕は人生において、吉田うどんを二度しか食べたことがない。一度は仕事で冨士吉田に出向いた折に、老舗らしき店で食べた。何だかとてもずしりとしたうどんだった印象がある。もう一
午後三時過ぎに階下が急に騒がしくなった。孫達が旅行から戻って来た。ばあばはそわそわして玄関まで迎えに行った。孫Aが普段ふざけて「ただいま」の代わりに「おかえり」と言うのを聞いているので、二歳の孫Bは本気で帰宅の際には「おかえり」というものだと思っている。満
孫達はまだ旅行中だ。居ると煩いが、居ないと確かに寂しい。”みてね”の12月の纏めを閲覧してみた。黄色い玩具はじいじが孫Bの誕生日に与えたものなのだが、なぜか孫Aが仕切って遊んでいる。まあ、そう言うことに一々口出しはしない。それにしても、考え事をしている時の孫B
今年最初のラーメンは、自分で作った。自分で言うのも何なのだが、とても深味のあるスープが出来上がり、ラーメン全体がグレードアップした。スープを作る時、普段砂糖は一切使わずに野菜の甘みだけで仕上げている。今日も砂糖も味醂も使わずにスープを作った。トッピング用
昨年の12月半ばに、かみさんが急にがっかりした顔をした。何の背景の説明もなく、面倒が無くなって良かったと僕に言うのだが、何だか寂しそうだった。何時もじいじとばあばは孫達を独占し、何時もばあばは孫達に独占されているだが、息子夫婦が奥さんの御両親と元旦から旅行
家では角餅、外では丸餅。
神道では人は亡くなると神になる。仏教では人は亡くなると仏になる。江戸時代の検校、鍼灸師である杉山和一は亡くなって神となった。同じ神社には杉山が21日間の断食祈願を行い、その後も参詣を続けた江島弁財天(江島神社)も勧請され合祀された。境内には杉山和一が修行を
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日の出は見えたが、その後山荘の回りは霧に包まれた。昨日まで雨で辺りが湿っていたのところに急に気温が上がった為だろう。暫くすると霧も晴れた。昼前にスーパーに買物に出た。往路にも復路にも素晴らしい景色に出合った。駒ヶ岳には残雪があるが、八ヶ岳からはすっかり雪
犬は散々飼って来た。なんやかんやで7匹は飼って来た。でも正直に言うと、この表現は正確ではない。犬達の面倒は母親や姉が看ていて、僕は単なる同居人だった。それでも7匹の内の2匹は、同居人の端くれである僕を一番愛してくれたし、僕もその2匹を愛した。人にも犬にも相性
今日も朝から雨が降っている。ここのところ雨が多い。菜種梅雨という奴だ。部屋で本を読んで過ごしているが、読んでいる小説の中でも雨が降っている。雨の中、木々はどんどん葉を広げている。僕はつまらない思いをしているが、樹木は喜んでいるように見える。新緑の季節だ。
スーパーの食品売場を探検していると、インド風カレーなのに具材が牛肉や豚肉のレトルトカレーが売られている。インド文化に造詣が深い新宿中村屋でさえ、欧風ビーフカレーに加えて、”ビーフスパイシーインドカレー”なんて商品を取り揃えている。流石に豚肉を使ったインド
昨夜の雨で桜の花びらは殆ど散ってしまった。庭やウッドデッキは花びらだらけだ。昼にパスタを作った。粉チーズの上に花びらをトッピングしてみた。
皆をさっき国道まで見送りに行って来た。少し前まで庭で賑やかな声が響いていたが、急に鳥のさえずりしか聴こえなくなった。今朝、昨日から来てくれている二人には和定食を押し付けた。時間がなかったので銘銘膳にはしていない。納豆も容器のまま食卓に置いた。あまり良くな
夕食の食材を買い出しを済ませた後、山荘に戻った。やりたいことと、やらなければならないことがある。やらなければならないことは一つだけだ。10人分以上のピザ生地を作る。明朝に作るのでは十分な発酵を望めない。でも、まずはビールを飲もうか、あ、次はウイスキーにする
バイク仲間とのピザパーティーは日曜日に開催だが、ドゥ作りの手伝いに先行組2人が今日来てくれた。僕の手間を慮って、昼食を近所で済ませてから山荘に来ると事前に連絡があった。どこで食べるの?と訊いたら小淵沢の「井筒屋」だと言う。あれ、そんなに簡単に予約が取れたの
Complementary Certificateの和訳は、”補完証書”ではなく”プレゼント証書”となる。真面な人達には、”プレゼント証書”と言っても何のことなのかピンと来ない。要はカイロ大学の小池百合子宛のComplementary Certificateは不正卒業証書そのものだということだ。発展途上
「今日も早起きだね」と相棒が言う。じじいだからなと答えても、「ふふん」と言うだけで返事をしない。塩川の平橋近辺に竿を入れる。向こうでジムニーシエラがこちらを見ている。まったくあまごの当たりがない。下河原大橋の下に出る。ここでも当たりはない。笑ってしまう位
国道141号線で大門川に向かう途中に、道の駅 南きよさとの脇を通った。あれっと思った。もう鯉のぼりが風に舞っていた。
ウイスキーでは結構名の知れているマルス(本坊酒造)が、韮崎市の穂坂町でワインも造っている。ワイナリーは茅ヶ岳山麓の南西斜面、標高400 - 700mに広がっている。日本で一番日照時間が長く、少雨冷涼気象区だ。しかも土壌には粘性がある。山梨には美味い白ワインは沢山あ
煙草も酒も止められないのだけれど(まあ、止める気はまったくない)、食べ物に気を配り適度な運動をして暮らしている。自堕落にならないように、早起きして朝食をしっかり作ってしっかり食べている。朝食が一日の食事の中心だ。2月末から山荘に滞在しているが、数日間の例外
夜半から夜明けまで激しい雨が降っていたが、午前9時にはすっかり晴れた。僕は典型的な日本人で言霊を恐れるので嫌なことは口にしないが、僕が渓流に釣行出来ないように意地悪をされている気がしてならない。去年釣り過ぎた報いか。天気はいいが、渓には濁流が流れている。そ
最近はステンレス製の親子鍋もあるようなのだけれど、無知だった僕が購入したのは、伝統的なアルミ製の親子鍋だ。普通のIHヒーターでは使えない。 捨てるのも勿体無いので渋谷の家から山荘に持ち込んで使っている。この親子鍋があればかつ煮が簡単に作れる。でも溶き玉子を掛
タラの芽の天ぷらうどんを作ってみた。因みにタラの芽はタラノキの新芽、フキノトウはフキが地面に出す新芽だ。両方ともほろ苦さがある大人の為の食べ物だ。
暦の上では啓蟄は3月5日なのだが、今年の峡北の春は遅かった。4月に入ってようやく春の胎動を感じる。気の早い蝶が飛び始め、蜂も飛翔を始める。蟻の姿も見た。虫を狙うトカゲの姿も薪置場で見た。何だかざわざわし始めていて面白い。木々の若葉が出始めた素敵な季節なのだけ
山桜は今頃咲き出したが、今年の花見の季節は終わった。花曇りだが素敵な夕方だ。今日は樵に成り切っていた。視界を不愉快に横切る倒木の始末を済ませた。汗かいた。BeforeAfter追記誰も褒めてくれそうにないので、自分でご褒美を準備した。何時も安くて硬い肉ばかり食べてい
ネットサーフィン(もはやIT死語か)をしていると、最近"TEMU"という通販業者の広告が目に付く。ちょっとクリックしてみたら、何だか色々な物が二束三文で売られている。ストラトエレキギターが2,646円、コーヒーグラインダーと濾し器のセットが671円だ。おまけに購入金額の
玉切りしておいた幹の内太いものを、今朝薪割りすることにした。細い幹や枝はそのまま使えるが、太いものは半分か、1/4に割った方が火の勢いがいい。もう手馴れているので10分仕事だ。左利きなら左脚を前に出して、斧を真っ直ぐ振り上げ、真っ直ぐに落とす。斧を叩きつけるの
以前は相模湖東ICで中央自動車道を下りて、国道412号線経由国道413号線に入り、その後国道413号線を延々と走って道志川のお気に入りの釣場に通っていた。ナビの指示する通りに走っていただけなのだけれど、帰路は相模湖ICから中央自動車道に戻るように指示が出る。相模湖東IC
まだ昨日のツーリングの余韻が残っている。とても体調はいいのだが、今日はずっと家に居て、一日中釣りの本を読み、釣りのビデオを観ていた。途中何度か宅配の応対をした。合間にウイスキーのテイスティングをし、昼食にかつ丼を作って食べた。テイスティングはウイスキーを
昨日、久々に皆とツーリングに出掛けた。めずらしく11台が揃った。数ヵ月もバイクに乗っていないと、自分がちゃんと乗れるのかという不安が募って来る。速い速度でまっすぐに走ることには何の心配もない。寧ろ、峠でのクラッチ操作やギア選択、Uターン時の取り回しとか、主に
桜えびは年中獲れるものではない。春漁は3月中旬~6月初旬、秋漁は10月下旬~12月下旬で、 それ以外の時期は桜えび保護の為に休漁となる。春漁の季節に入ったので、由比に桜えびを食べに行った。11名の大所帯だったが、”ゆい桜えび館”が団体予約を受け付けてくれた。桜えび
僕は物持ちがいい。飾って置くわけではなくしっかり使うが、正しく丁寧に扱っている。手入れも怠らない。釣り竿を何本持っているのかと訊かれても、急には答えられない。海釣り用と川釣りそれぞれに、異なる釣法に合わせて竿を揃えてある。多分20本位はある。完全にお蔵入り
真鶴からの帰路は、普段は国道135号線から石橋ICから西湘バイパスに入り、すぐに小田原厚木道路に合流する。何時も同じ道を通ると飽きて来るので、時々途中まで有料の真鶴道路を通ったり、山の上の県道740号線を使ったりする。早川の街中を通ってみたくなる時は、石橋ICを使
化学調味料を使っているのは判るのだけれど、かなり美味かった。
狩野川支流の冷川とは相性が悪いのか、或いは冷川にアマゴはいないのか?木曜日に早起きして早朝に冷川に着いたが、5時間粘っても釣れるのはウグイばかりだ。或いは合わせ損ねた二度ほどの微かなアタリがアマゴのものだったのか。3月に来て完敗し、リベンジに訪れたのだが、
雲のフィルターが掛かってとても穏やかな日の出だけど、今日の日中はカンカン照りになりそうだ。潮は昼に向かって引いて行く。
日が延びた。海辺のバーは今開店。いつの間にか燕が飛ぶ季節になった。とても高いところを飛んでいる。明日も晴れだ。
冷川での釣りを終えた。昼時になっていたので冷川ICから伊豆スカイラインに入る前に昼食を取りたかった。県道12号線を流していたらいい感じのお店が見付かった。「たぬき」という食堂だ。刺身定食・海鮮丼と稲庭うどん、かつ定食の店らしい。ご夫婦二人で回している店で、メ
リンリン ランラン りゅう~えん♬リンリン ランラン りゅう~えん♬りゅうえん行って しあわせ食べ~よ♬70年代の事柄はうろ覚えのことが多いのだけれど、急にリンリンランランのテレビコマーシャルを思い出した。香港出身のアメリカ人と中国人のハーフの可愛い双子の歌手が
仕事を引退してから、随分花の名前を覚えた。革靴を履いて忙しく歩き回っていた頃には、ツツジはツツジだろうって認識していた。今は色々なツツジが咲いているのが判る。サツキ(皐月)オオムラサキツツジ(大紫躑躅)シロリュウキュウツツジ(白琉球躑躅)アウリキュラタム
正直言うと、冬キャベツと春キャベツの見分けが未だに付かない。春に出回っているのが春キャベツだと思っていたのだけれど、冬キャベツの収穫と市場に出回る時期は11月から3月で、春キャベツの収穫と市場に出回る時期は3月から5月だそうだ。3月、4月は微妙な時期だ。某食品メ
2019年の秋にウイスキーフェスティバルがあった際に、Uncle Nearrest 1856というプレミアムバーボンを購入した。とても素敵なバーボンで、あの時は美味しねと言いながらかみさんと2-3日で飲んでしまった。最近、友人からこのUNCLE NEARESTのスモール・バッチ版があるので試飲
早朝に雨は上がった。東京に戻るべく車を走らせ始めた。天気が良いので最寄の須玉ICで中央自動車道に入るのではなく、一つ南の韮崎ICまで景色を楽しみながら国道20号線を走ることにした。国道20号線を南下する時には右手に釜無川の流れが常にあり、正面には富士山が見えてい
山荘滞在中はずっと自炊をしていたが、最終日の昼は外食することにした。小淵沢駅の近くにある蕎麦屋が以前から気になっていた。今日初めて入店した。「食彩工房 雅」は古民家そのままの店だ。看板と暖簾がなければ、店舗だとは思えない。民家をそのまま店舗にしている蕎麦屋
長坂町大八田の丘の上に建岡神社はある。主祭神は諏訪大社 本宮と同じ建御名方神だそうだ。神社の創建は東征した日本武尊が天津神を祀り建岡神社としたが、その後、黒源太清光公(甲斐源氏3代当主源 清光。平安時代末期の武将)が、諏訪大明神を勧請・配祀したと言われる。因
3月1日の渓流釣り解禁日、道志川は釣り人でいっぱいだった。釣り人同士のちょっとした諍いやトラブルを何度か目にした。大抵は場所取りを巡る争いだ。一箇所に座ってじっくり魚を寄せて釣り上げるヘラブナ釣りとは異なり、ポイントを探して釣り歩くのが基本の渓流釣りで、場