【東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展】
最近は日本画がブームということなのでしょうか。西洋絵画をみることがめっきりと減ってきています。っていうか、あまりにも生活文化背景に違いがありすぎて、作品への内的な「同意」がなかなかおぼつかなくなっている。やはり日本人として、感受性の共有に敏感になってくるのでしょうか。ということで、日本画では「国民作家」といわれる東山魁夷さんの展覧会が札幌の北海道近代美術館で先週日曜日まで「唐招提寺御影堂障壁画展」が開かれていましたので、カミさんから久しぶりのお誘いをいただき、大喜びで参観。この展覧会は、全国で巡回的に展示会を開催していたようです。唐招提寺が東山魁夷さんに、その開祖である鑑真和上さんの事跡に即して御影堂を飾る障壁画を依頼し、10年を超える時間を掛け完成させた大作。日本画の大きな特徴として、いわゆる「壁画」というも...【東山魁夷唐招提寺御影堂障壁画展】
2019/07/31 04:21