人影まばらな海辺。 遠くの漁船を眺めながら、お互いの指を絡める二人。 夜の湿った海風が心地よく、彼女の髪を泳がせる。 あまりにも愛しくて、なびく髪をいたわる様になでる私を、彼女はいたずらっ子の様な笑顔で見つめていた。 私は抑えていた気持ちを開放し、右手で彼女の髪をかき上げながら、左手で彼女の肩をぐっと引き寄せた。 『キスしよう!!』と言うや否や、唇を重ねた。 最初はソフトに。 …
いよいよ二回目のデートの日がやって来ました。 私はその日はたまたま休みだったので、ジーパンにTシャツといったラフな装いで待ち合わせの場所へ 向かいました。 綺麗な夕焼けを見ながら車を走らせていたのを覚えています。 待ち合わせ場所に着くと、彼女は既に待っていました。 待ちに待った二回目のデートの始まりです。 今回も嬉しさを噛みしめながら、はしゃぎ過ぎない様にと、自分に言い聞かせながら…
彼女との食事デートから数日経っていました。 毎日の様にメールで連絡を取り合って、 まるで、青春時代を謳歌する高校生の様に、心を躍らせていました。 何より『空が青い!!』そして、『山々が美しい!!』 私の心が恋愛モードに突入してから、目に映るものが鮮やかに見える様になり、 自然の美しさを感じる感性が研ぎ澄まされる。 そんな感覚が芽生えていました。 私は相変わらず、地方への出…
彼女との初めてのデートは、無事に終わった。 終始笑顔で。 お互いの手をマッサージしあっただけ。 でも心が躍っていた。 送り届けたあと、もう会いたくなっていた。 この気持ち。 ウーン!! 浮気を超していましたね!? 完全に!! そして… 何食わぬ顔で帰宅。 妻はリビングでテレビを観ていました。 特に罪悪感も無く、普通に接しましたが… しかし、妻と二人の空間の居心地が、更に輪を…
海の近くにある夜景スポットに着いた。 美味しい料理を食べすぎた二人は、車のシートを少し倒して、リラックスして語り合った。 ふとしたタイミングで、彼女が私の手をマッサージしてくれた。 絶妙なタッチで、とても気持ちいい。 充分なハンドマッサージを施された私は、彼女にもお返しのハンドマッサージを試みた。 マッサージを本格的に習得している私の技術は高く、彼女はトロンとした目で私の手を眺めていた…
いよいよ今日は、約束のデート。 仕事を早く切り上げて、待ち合わせの場所へと急いだ。 妻には会社の反省会で遅くなると、数日前から伝えている。 何年振りかに味わう胸の高鳴り。心音が聞こえるのでは?と思いながら道を急いだ。 約束の時間よりほんの少し早く着いたが、既に彼女は到着していた。 さっきよりも、もう一段階心音がデカくなっている。(汗) 笑顔で手を振る彼女を、愛車の助手席に招き入れた…
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