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2015/09/19

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  • 続:ロッキード裁判を振り返る 『目 次』

    「続:ロッキード裁判を振り返る」が、34回もの連載になってしまったので、目次を作りました。 下の各項目の中で見たいものをクリックすれば、そこに移動します。興味のありそうなものを選んで御覧ください。 (その1)『まだこんなのがありました』 (その2)『論点の整理』 (その3)『論点1:五億円の収受について』 (その4)『論点2:総理大臣の職務権限について』 (その5)『論点3:嘱託尋問に対する反対尋問について』 (その6)『論点4:嘱託尋問の法的根拠について』と『論点5:免責特権付き証言の証拠採用について』 (その7)『論点6:藤林・岡原両元最高裁長官の三審制軽視発言について』 (その8)『論点…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その34)『最後に』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 最後に、私の感想らしきものを書いて終わりにしたいと思います。 『諸君!』の1984年9月号に田中裁判論争に関する識者アンケートの結果が載っていました。アンケートというより感想を述べてもらったというほうが正確かもしれません。 アンケート実施時点で既に発表されていたのが、渡部昇一サイドでは、当人の『暗黒裁判論』『七ヵ条』『違憲合法だ』『英語教師の見た』、それから、石島弁護士の『司法の自殺論』、井上教授(当時)の『主権の放棄論』、匿名法律家による座談会『検察の論理を排す』などです。 一方の立花隆サイドでは、当人の『俗論を排す』と『大…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その33)『続:「れんだいこ」氏の考えについて』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 今回は、「れんだいこ」氏の主張についての続きです。 「れんだいこ」氏のHPを読んでいると、ちょっと見ただけでは文章の意味を理解しかねるものがありました。 (朝日ジャーナルの匿名コラムから渡部の『異議あり』まであたりの)渡部派の立論、立花派の立論を比較対照して論じてみればより分かるだろうが、これが為されているように思えない。れんだいこも時間がないのでできない。推定するのに、渡部派の方が筋が通っており、立花派の方は悪しき弁論技術を磨いただけの修辞言論にまみれているのではなかろうか。[時評No.965] 「師匠」渡部昇一譲りの意味不…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その32)『「れんだいこ」氏の考えについて』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 今回は、この連載のきっかけとなった「れんだいこ」氏の主張について取り上げます。 <諸氏百家の角栄評考その7、反立花論客(渡部昇一、石島泰、井上正冶)考> 私が最初に、「れんだいこ」氏のこのサイトを見たときの印象は、「続:ロッキード裁判を振り返る(その1)『まだこんなのがありました』」に書いたように、「これは、ちょっと…」というものでした。書いてある中身が凄すぎるとか、その前に取り上げていた「岸田コラム」が随分まともに思えるとも書きました。 そうした「れんだいこ」氏の主張の奇妙に思える点を取り上げていきます。 なお、上の「れんだ…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その31)『渡部昇一の主張の特徴について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 今回は、渡部昇一の主張の特徴を取り上げます。 これについては、今までも折に触れ述べてきましたが、ここまで渡部・立花論争を見てきた総括として、改めて振り返りたいと思います。 この裁判批判における渡部昇一について、立花隆はこう書いています。 渡部氏が「暗黒裁判論」以下の一連の裁判批判論においてやったことは、田中有罪を示唆する一切の証拠に見向きもせず、田中無罪を示唆する証拠がちょっとでもあればそれに飛びついてならべるという作業である。それによって、田中有罪を示唆する証拠をゼロにし、田中は無罪にちがいないと考えるわけである。そしてこれ…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その30)『第三者による評価について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 今回は、渡部・立花論争に対するある評論家の評価を取り上げます。 渡部・立花論争には、石島泰、井上正治、林修三などの第三者が参加してきますが、彼らはいずれも渡部サイドに立った主張をしており、公平な第三者ではありません。 ところが、「れんだいこ」氏のHPの最後の方に、こんなことが書いてありました。 「別冊宝島47」は『保守反動思想家に学ぶ本』(85年6月25日号)というタイトルになって、そこには角栄裁判についても相当の紙面がさかれている。そこに次のような発言がある。 「簡単に言えば、すぐに明らかなように、『朝日ジャーナル』=立花隆…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その29)『一般の人物を持ち出すことについて』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 今回は、私がよく理解できなかった渡部昇一(特有)の記述スタイルを取り上げます。 自説の根拠付けや補完・補足のために権威ある人の発言等を持ち出すことはよくあります。 渡部昇一も石島弁護士、井上教授、林元法制局長官などの言葉をしばしば引用していますが、そのこと自体、特に変だとは思いません。 私が理解できなかったのは、渡部昇一の場合、自説補完のために渡部しか知らない一般人物のエピソードを持ち出してくる点です。 例えば『暗黒裁判論』には渡部昇一の近親者Kと東京在住の83歳の老婦人という二人の一般の人物が出ています。 このうち、渡部の近…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その28)『渡部昇一の被害妄想発言について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 今回は、私自身が奇妙に感じた渡部昇一の被害妄想発言を取り上げます。 渡部昇一は、一連の田中裁判批判の口火を切ることになった『暗黒裁判論』の初めの方で、藤林益三、岡原昌男の両元最高裁長官が、それぞれ毎日新聞と朝日新聞で行ったインタビュー記事での発言を取り上げ、三審制軽視だと批判していました。 その批判に対し、元最高裁長官から「素人は口を出すな」「素人は黙っておれ」と言われたと、渡部昇一は何度となく言っています。 例えば、『幕間ピエロ番外』第7回には、こう書かれていました。 私が『諸君!』に角栄裁判批判を最初に出した時、元・最高裁…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その27)『法律知らずの開き直りについて』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 論点とまでは言えない内容に関するやり取りについて紹介している5回目ですが、今回は、渡部昇一の「開き直り」を取り上げます。 何についての「開き直り」かというと、今日のタイトルにあるように、法律を知らないことについての「開き直り」です。 なお、今回は渡部昇一と立花隆両方の発言を引用するので、引用部分を囲むだけでなく、以前のように渡部側を赤色の文字、立花側を青色の文字で表示します。 さて、渡部昇一の『英語力を疑う』の中には、立花隆の書いたものに対する次のような記述が並んでいます。 ・うんざりするほど多量の法廷関係文書の引用で、読者が…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その26)『渡部昇一の意味不明な発言について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 論点とまでは言えない内容に関するやり取りについて紹介している4回目ですが、今回は、渡部昇一の意味不明な発言を取り上げます。 渡部昇一は、専門家の言葉を引用しながら自説を語る場合はそうでもありませんが、オリジナルの自説を語ろうとすると、時々、意味不明なことを言い出します。 例えば、『幕間ピエロ番外』第1回で、日本の裁判所が反対尋問権を無視、軽視したと主張した渡部昇一は、その理由としてこう書いています。 嘱託尋問が反対尋問の代わりになる、というような規定はないのだから、法律の明文にないことをやるためのいろいろな口実を考え出して裁判…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その25)『団藤重光元判事の発言について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 論点とまでは言えない内容に関するやり取りについて紹介している3回目ですが、今回は、団藤重光元判事の発言を取り上げます。 団藤重光といえば、元最高裁判事ですが、それ以前は東京大学法学部教授で刑法学者として有名な人でした。 渡部昇一は、刑事免責、外国への尋問嘱託、最高裁宣明などを問題点とする嘱託尋問調書採用に対する批判の中で、団藤元判事がある講演で「これは本当を言うと問題がある」と発言していたことを紹介しています。 これに対し、立花隆は団藤発言は渡部昇一が主張しているような意味でのものではないとし、次のように団藤元判事の発言部分を…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その24)『秦野章について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 前回から、論点とまでは言えない内容に関するやり取りについて、幾つか紹介していますが、今回は、元法相の秦野章についてです。 渡部昇一は秦野章にも高い信頼を置いているようですが、その渡部昇一を熱烈に支持している「れんだいこ」氏も、同様に秦野章には信頼を置いているようです。 そして、秦野章が、第一審後の岡原、藤林両元最高裁長官の発言を批判したところ、両氏から「法律のシロウトの言うこと」を批判されたことについて、「れんだいこ」氏は「元警視総監だった秦野章を法律のシロウト呼ばわりする神経が解せない」と立腹しています。 しかし、その秦野章…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その23)『小室直樹について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。 誌面を通した渡部・立花両氏の主なやり取りについては前回まででほぼ紹介できたと思いますが、論点とまでは言えない内容に関するやり取りについて、幾つか紹介しておきたいと思います。 まず最初は、小室直樹についてです。 「れんだいこ」氏は「渡部氏の論調には小室直樹氏の識見(物事を正しく見分ける力)が作用していたようである」と書いていますが(カンテラ時評No.962)、実際、渡部昇一は小室直樹を高く評価していたようで、『異議あり』の中では、小室直樹の「立花隆氏の意見にいたっては、近代法の初歩すらわきまえない、リーガル・マインドを全く欠いた…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その22)『立花隆から渡部昇一への質問10』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる13回目です。 今回から、立花隆が「番外」の第八回で渡部昇一に投げかけた44の質問のうち、質問番号が[74]から最後の[79]までの6問を取り上げます。 ここでも主に、別件逮捕について尋ねていますが、最後の2問は、質問というより立花隆の「呆れ」の表明のようなものだと思います。 これまでと同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は通し番号になっています。また、これまで…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その21)『立花隆から渡部昇一への質問9』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる12回目です。 今回から、立花隆が「番外」の第八回で渡部昇一に投げかけた44の質問のうち、質問番号が[66]から[73]までの8問を取り上げます。 ここでも主に、刑訴法321条について尋ねています。 これまでと同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は通し番号になっています。また、これまで同様に立花側の発言は質問も含めて青字、渡部側の発言は赤字で表示しました。 さら…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その20)『立花隆から渡部昇一への質問8』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる11回目です。 今回から、立花隆が「番外」の第八回で渡部昇一に投げかけた44の質問のうち、質問番号が[60]から[65]までの6問を取り上げます。 主に、刑訴法321条と嘱託尋問調書に関する質問です。 これまでと同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は通し番号になっています。また、これまで同様に立花側の発言は質問も含めて青字、渡部側の発言は赤字で表示しました。 さ…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その19)『立花隆から渡部昇一への質問7』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる10回目です。 今回から、立花隆が「番外」の第八回で渡部昇一に投げかけた44の質問のうち、質問番号が[52]から[59]までの8問を取り上げます。 主に、嘱託尋問調書の内容把握に関する質問です。 これまでと同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は通し番号になっています。また、これまで同様に立花側の発言は質問も含めて青字、渡部側の発言は赤字で表示しました。 さらに、…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その18)『立花隆から渡部昇一への質問6』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる9回目です。 今回から、立花隆が「番外」の第八回で渡部昇一に投げかけた44の質問のうち、質問番号が[44]から[51]までの8問を取り上げます。 主に、証拠能力と証拠の証明力に関する質問です。 これまでと同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は通し番号になっています。また、これまで同様に立花側の発言は質問も含めて青字、渡部側の発言は赤字で表示しました。 さらに、こ…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その17)『立花隆から渡部昇一への質問5』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる8回目です。 今回から、立花隆が「番外」の第八回で渡部昇一に投げかけた44の質問のうち、質問番号が[36]から[43]までの8問を取り上げます。 主に、渡部昇一が裁判関係文書を読んでいるか尋ねる内容になっています。 これまでと同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は通し番号になっています。また、これまで同様に立花側の発言は質問も含めて青字、渡部側の発言は赤字で表示…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その16)『立花隆から渡部昇一への質問4』

    2日間お休みしましたが、再開します。 さて、「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる7回目です。 今回は、「番外」の第六回で立花隆が渡部昇一に投げかけた31の質問のうち、質問番号が[23]から[35]までの13問を取り上げます。 この13問は、主に刑訴法321条と憲法37条に関する質問です。 なお、これまでと同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は通し番号になっています。また、これまで同様に立花側の発言…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その15)『立花隆から渡部昇一への質問3』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。今回は、渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる6回目です。 今回は、「番外」の第六回で立花隆が渡部昇一に投げかけた31の質問のうち、質問番号が[11]から[22]の12問を取り上げます。 ここで、立花隆は最重要証人の考え方について尋ねています。 なお、これまでと同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は通し番号になっています。また、これまで同様に立花側の発言は質問も含めて青字、渡部側の発言は赤字で表示し…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その14)『立花隆から渡部昇一への質問2』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。今回は、渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる5回目です。 今回は、「番外」の第六回で立花隆が渡部昇一に投げかけた31の質問を取り上げますが、31問もあるので数回に分けて取り上げます。今日は[5]から[10]までの主に議論の進め方について尋ねている質問を取り上げます。 なお、前回と同じく、番号で質問を表示し、その後に渡部の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は【立花→渡部1】からの通し番号になっています。また、前回同様に立花側の発言は質問も…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その13)『立花隆から渡部昇一への質問1』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。今回は、渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる4回目です。 今回は、「番外」の第四回で立花隆が渡部昇一に投げかけた4つの質問を取り上げます。 番号で立花側の質問を表示し、その後に渡部側の回答、それに対する立花側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は[1]からスタートです。 立花側の発言は質問も含めて青字、渡部側の発言は赤字で表示しました。 また、これまでと同じく、わかりやすい対話形式にするために、両者の雑誌上での発言を簡略化していることもお断りしておきます。 【立…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その12)『渡部昇一から立花隆への質問3』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。今回は、渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる3回目です。 今回は、「番外」の第七回で渡部昇一が立花隆に投げかけた6つの質問を取り上げます。 前回同様、番号で渡辺側の質問を表示し、その後に立花側の回答、それに対する渡部側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号はこれまでからの通し番号になっています。 また、これまで同様に渡部側の発言は質問も含めて赤字、立花側の発言は青字で表示しました。さらに、これもこれまで同じく、わかりやすい対話形式にするために、両者の雑誌上での発言…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その11)『渡部昇一から立花隆への質問2』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。今回は、渡部昇一と立花隆が朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」を取り上げる2回目です。 今回は、「番外」の第五回で渡部昇一が立花隆に投げかけた5つの質問を取り上げますが、このうち3問は、最初の質問の[1][2][3]から派生したもので[1´][2´][3´]と表示してあります。 前回同様、番号で渡辺側の質問を表示し、その後に立花側の回答、それに対する渡部側の反論があれば、それも一緒に対話形式で載せました。質問番号は【渡部→立花1】からの通し番号になっています。 また、これまで同様に渡部側の発言は質問も含めて赤字、…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その10)『渡部昇一から立花隆への質問1』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まったこのシリーズ。今回からは、渡部昇一と立花隆が、朝日ジャーナル誌上で直接対決した「幕間のピエロ番外」(以下、番外)を取り上げます。 二人が一週ごとに交代で自説を主張する形で行われたこの論戦ですが、まとめ方がちょっと難しいんです。 前回までは、「れんだいこ」氏のHPの内容から論点を8つに絞り、各論点ごとに両者の主張を対話形式に直していったんですが、今回取り上げる論戦はテーマがその都度あちこちに移るので、まとめにくいんです。 で、いろいろ考えたんですが、双方とも相手に質問を投げかけているので、その質問ごとにやり取りを対話形式に構成しようと思いました…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その9)『論点8:外為法での逮捕は別件逮捕ではないかについて』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まった、渡部・立花論争内容をわかりやすく対話形式に直してお送りするシリーズ。今日は「論点8:外為法での逮捕は別件逮捕ではないかについて」です。 これまで同様、区別しやすいように渡部発言を赤字、立花発言を青字にしました。また、わかりやすい対話形式にするために、両者の雑誌上での発言を簡略化していることをお断りしておきます。 [論点8] 外為法での逮捕は別件逮捕ではないかについて 渡部「田中被告は外為法という「死に法」で逮捕された。立花氏はこうした別件逮捕をよしとするのか」 立花「秦野章議員が1976年8月の参議院ロッキード問題特別委員会で外為法の運用情…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その8)『論点7:クラッターが小佐野賢治に会って20万ドルを授受したmiddayという時間帯について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まった、渡部・立花論争内容をわかりやすく対話形式に直してお送りするシリーズ。今日は「論点7:クラッターが小佐野賢治に会って20万ドルを授受したmiddayという時間帯について」です。 これまで同様、区別しやすいように渡部発言を赤字、立花発言を青字にしました。また、わかりやすい対話形式にするために、両者の雑誌上での発言を簡略化していることをお断りしておきます。 [論点7]クラッターが小佐野賢治に会って20万ドルを授受したmiddayという時間帯について 渡部「小佐野氏が20万ドル受領した時間を、クラッタ―証人は『midday前後』としているのに、第一…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その7)『論点6:藤林・岡原両元最高裁長官の三審制軽視発言について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まった、渡部・立花論争内容をわかりやすく対話形式に直してお送りするシリーズ。今日は「論点6:藤林・岡原両元最高裁長官の三審制軽視発言について」です。 これまで同様、区別しやすいように渡部発言を赤字、立花発言を青字にしました。また、わかりやすい対話形式にするために、両者の雑誌上での発言を簡略化していることをお断りしておきます。 [論点6]藤林・岡原両元最高裁長官の三審制軽視発言について 渡部「新聞のインタビューで、藤林、岡原の二人の元最高裁長官が、一審で不満なら控訴、さらに上告できることに否定的な発言をしていた。これは三審制を軽視するもので元最高裁長…

  • 続:ロッキード裁判を振り返る(その6)『論点4:嘱託尋問の法的根拠について』と『論点5:免責特権付き証言の証拠採用について』

    「れんだいこ」氏のHPを見たことがきっかけで始まった、渡部・立花論争内容をわかりやすく対話形式に直してお送りするシリーズ。今日は「論点4:嘱託尋問の法的根拠について」です。 これまで同様、区別しやすいように渡部発言を赤字、立花発言を青字にしました。また、わかりやすい対話形式にするために、両者の雑誌上での発言を簡略化していることをお断りしておきます。 [論点4] 嘱託尋問の法的根拠について 渡部「検察が外国へ行って取ってきた調書をそのまま証拠として採用することが憲法の精神(当事者中心主義、公判中心主義)に違反するとは思わないか」 立花「嘱託尋問調書を取ってきたのは検察でなく裁判所なので、渡部氏の…

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