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  • 明日のためにその364-万引き家族

    家族とはを問いかけた一作。「家族」この言葉が意味するものは何であろうか。血のつながりだけで、家族は成立するのであろうか。昨今問題になっている「幼児虐待」。これが成立している人間関係は家族と言えるのであろうか。今回紹介する映画は「万引き家族」観るに失してしまった作品であるが、最近ようやく観ることができた。ストーリーを紹介しておこう。下町に住む柴田家には、妻、祖母、娘、息子と5人で暮らしていた。ある日柴田は、アパートの玄関の隙間から泣いている幼女を発見する。可愛そうに思った彼は、その幼女を連れ去り、家族として育てることにする。実は柴田家は、柴田とその妻以外は全て他人であり、家族のふりをして暮らしていた。生活費は祖母の年金と、柴田と息子が行う「万引き」で得た食糧。彼は連れ去った幼女とも、家族として関係を持てると信じて...明日のためにその364-万引き家族

  • 明日のためにその363-寝ても覚めても

    分からぬ女ごころ「女心と秋の空」言う言葉がある。移りやすい女心を例えた言葉だ。男と女の心の違いは、失恋したとき、男はずっと心を引きつづけるが、女はキッパリ心を割り切ると言う。時に男は、そんな女心に翻弄され、惨めな思いをする。本日紹介する映画は「寝ても覚めても」移り気な女心に翻弄される男の物語だ。ストーリーを紹介しておこう。大阪に住む朝子は、ある日行きずりで麦と言う男と恋に落ちる。二人は交際を始めるのだが、麦はある日外出したまま戻ることはなかった。傷心の朝子は、何もかも捨て、東京へと行く、彼女はコーヒーショップに勤めるめることとなるが、ある日コーヒーの出前をおさめにいったとき、麦とそっくりな男と会う。彼の名前は亮平、髪形こそ違うが、顔は麦とそっくりだ。やがて二人は恋に落ち、その経過は順調のように見えたのだが......明日のためにその363-寝ても覚めても

  • 明日のためにその362-今週の一曲。

    みなさま、週末のひととき、いかがお過ごしでしょうか。暑さ厳しくなる時期になってまいりました。お体ご自愛ください。さて今回ご紹介する楽曲は、イギリス出身のグループ「Buzzcocks」です。彼らの音楽も、ソリッドでストレートなサウンドです。それではご堪能あれ。Buzzcocks-ILookAlone-NMEC81Cassette明日のためにその362-今週の一曲。

  • 明日のためにその361-フランソワ・ド・ルーベ

    映画音楽界の革命児。エンリオ・モリコーネ。映画音楽の父と言われた作曲家である。また、ヘンリー・マンシーニは「ティファニーで朝食を」のムーンリバー、アメリカテレビドラマのテーマピーターガン等数々の名曲を手掛けた大作曲家である。彼らの作るメロディーは、時にやさしく、時に鋭く聴く者たちの感性を揺さぶる。今回紹介する作曲家は「フランソワー・ド・ルーベ」彼は1939年フランス生まれ。父は監督兼プロデューサーであったという。彼の作品で代表的なものは「冒険者たち」「サムライ」等が挙げられよう。特に「冒険者たち」は、曲の展開が聴取者の想像を超え、メロディーが奏でられると言うとてもスリリングな内容で、私が最初この曲を聴いたときはとても驚いたものだ。特に彼の作品で驚かされるのは、そのメロディーラインだろう。既成概念を壊されるような...明日のためにその361-フランソワ・ド・ルーベ

  • 明日のためにその360-きみの鳥はうたえる

    男女の絆男と女。恋人として存在を続けるには、何が必要なのだろうか。肉体関係さえ成立してしまえば、それは継続できるものだろうか。明確に見える何か、それがなければ男女の関係は崩れていくものだろうか。今回紹介する映画は「きみの鳥はうたえる」。一夏の男女3人の人間模様を描いた映画である。ストーリーを紹介しておこう。主人公「僕」は、静雄と言う友人と二人で共同生活を送っている。ある日僕はバイト先の同じアルバイト員佐知子に誘われ、成り行きで肉体関係をもってしまう。その後、僕は静雄も加え、3人での友人関係が始まる。僕と佐知子は恋人同士、そこに静雄。この関係は永遠に続くように見えたのだが........まず観て感じたのは、柄本佑たちの演技が非常にナチュラルで良かったこと。普通の人の日常を、切り取ったような演技には好感が持てた。一...明日のためにその360-きみの鳥はうたえる

  • 明日のためにその359-今週の一曲。

    みなさま、週末のひととき、いかがお過ごしでしょうか。今回の今週の一曲は。磨香の「冬の華」をおおくりします。この楽曲は、ヤマハのポプコン本選大会にてグランプリを獲得したものです。歴代のポプコンのグランプリ曲の中でも、かなり個性的な楽曲となっています。それではみなさま、ご堪能あれ。磨香-冬の華明日のためにその359-今週の一曲。

  • 明日のために358-BAHO

    極めてユニークなアコステックデュオ以前このブログで紹介した「char」彼はアイドル路線から撤退したあと、様々なユニットを結成した。その中でも白眉だったのが、今回紹介する「BAHO(バホ)」である。BAHOはこれも日本では有名なギタリスト「石田長生」と組んだ、アコステックギターデュオである。コンサートの形式は、charと石田の、丁々発止な掛け合いの間に演奏を行うと言う変わったもの。しかしさすが日本を代表するギタリスト二人、演奏自体の素晴らしさは筆舌に尽くし難いものである。リラックスした二人の会話が終わり、いざ演奏となると、とてもギター2丁で演奏しているとは思えないアンサンブル。音の広がりと、奥深さはかって感じたことない領域に入る。私が彼らの存在を知ったのはつい最近で、一度その演奏を観てみたいと渇望した。しかし、そ...明日のために358-BAHO

  • 明日のためにその357-ユーロビジョン

    大衆音楽の祭典昔日本では、ヤマハが主催していた「世界歌謡祭」とTBSが主催していた「東京音楽祭」と言う、全世界対象の大衆音楽の祭典が開催されていた。世界歌謡祭では、第1回グランプリを受賞した、男女デュオ「ヘドバとダビデ」の「ナオミの夢」と言う楽曲が、日本でも大ヒットした。しかし残念ながら、両音楽祭とも、10年程度でその幕を下ろし、今は日本で、世界の大衆音楽を聴く絶好の機会は無くなった。私も子供のころ、両音楽祭のライブをテレビで見て、世界の大衆音楽の素晴らしさを知ったものである。しかし、ヨーロッパにはまだこのような「世界大衆音楽の祭典」が開催されている。それは「ユーロビジョン」と呼ばれ、1956年から今でも続く、半世紀以上の歴史を持つ大会だ。大会に参加できる国は、欧州放送連合に加盟している国に限られ、毎年40ヵ国...明日のためにその357-ユーロビジョン

  • 明日のためにその356-今週の一曲。

    みなさま、週末のひととき、いかがお過ごしでしょうか。今回の今週の一曲は、オレンジジュースの曲をご紹介します。オレンジジュースは、1976年にスコットランドで結成されたグループ。インディーズ時代の彼らは、ソリッドでストレートなサウンドで、私も大好きなバンドでした。しかし、メジャーレーベルへ移籍後の彼らのサウンドからは、それがもうなくなっており、ガッカリした事を憶えています。今回ご紹介する楽曲は、彼らのインディーズ時代のもので、ソリッドでストレートなサウンドを聴かせてくれます。では、ご堪能あれ。OrangeJuice-BlueBoy-NMEC:81Cassete明日のためにその356-今週の一曲。

  • 明日のためにその355-ぼけますから、よろしくお願いします。

    夫唱婦随。人間はなぜ老いるのだろう。「老いていいことなど一つもない」とは「パルプフィクション」のヴィング・ライムス扮するギャングのボスの言葉。実際にそう思うこともある。気力は失せかけて、体力も落ちる。感性も徐々に鈍るだろう。しかし生き物は、生れ出たころから年を取り始める。死にむかって歩き始めるのだ。今回紹介する映画は「ぼけますから、どうぞよろしく」高齢の夫婦の介護の模様を追ったドキュメンタリーだ。監督はのこの夫婦の一人娘である。ストーリーを紹介しておこう、映画撮影当時、父親は98歳、母親は89歳。母親は数年前に、アルツハイマー型認知症を患っていた。娘は独身で、母親の介護のために地元に戻ってくると言ったのだが「自分の元気なうちは、自分が面倒を見る」と言う父親の言葉におされ、思い切って高齢ではあるが、父親に母親の介...明日のためにその355-ぼけますから、よろしくお願いします。

  • 明日のためにその354-青春の殺人者

    長谷川和彦第一回監督作品青春時代。誰もが経験する、純粋で、しかし行き場のないエネルギーを宿す時代。皆様は、どのような青春時代を送ったのだろうか。また、今、青春の真っただ中にいる人たちは、どのような青春時代を過ごしているのだろうか。私の青春時代に比べると、今は物が溢れかえっている。それは果たして良いことだろうか。昔のように、あまり何もない時代は「自分で趣味を見つけられた」しかし今は「生活環境から趣味を与えられた」と思うのである。青春時代の「カオス」それは今の若者達も抱えているのだろうか。今回紹介する映画は「青春の殺人者」ストーリーを紹介しておこう。自分の両親が所有するスナックの雇われ店長の長男の順、彼には幼馴染の恋人けいこと一緒にそこを切り盛りしている。ある日実家に帰った順は、父親からけいこと別れるように言われ、...明日のためにその354-青春の殺人者

  • 明日のためにその353-今週の一曲

    みなさま、週末のひととき、いかがお過ごしでしょうか。今回の今週の一曲は「さそり座」の「窓ガラスのへのへのもへじ」です。このさそり座は女性2人のグループで、この曲を書いた時は、若干13歳。彼女達は、この曲でヤマハのポピュラーソングコンテストつま恋本選大会で、優秀曲賞を受賞しております。素直な詞に、素直なメロディー。今のJ-POPには無いとても綺麗な曲です。それではご堪能あれ。窓ガラスのへのへのもへじさそり座明日のためにその353-今週の一曲

  • 明日のためにその352-カメラを止めるな

    映画とは、脚本に沿い、順撮りかまたは乱撮りかで進めていくものである。監督は、それぞれにロケーション等にあわせてカメラを回す。そして「カット」がかかり、その都度俳優に助言したり、ダメ出しをして作っていくものである。細かくビルドしていく映画製作、そんなところを映画ファンは見てみたいと思わないだろうか。今回紹介する映画は「カメラを止めるな」時期を失して観たが、なかなかの出来。いつもはここでストーリーを紹介するのだが、それをすると「ネタバレ」になってしまうので、今回は割愛させていただく。読者の皆様には、失敬なこととなるが、他のサイトであらすじを確認願いたい。この映画の優れたところは「計算」である。全てのシーン、シークエンスが緻密な計算で成り立っている。そして作りが丁寧である。これほどの「完成度」の高い映画は近年では稀で...明日のためにその352-カメラを止めるな

  • 明日のためにその351-チャラン・ポ・ランタン

    独特の解釈によるカバー集以前このブログで紹介した「チャランポランタン」彼女達の動向を、最近見逃していたが、面白いアルバムを聴いたので今回紹介したい。アルバムのタイトルは「借りもの協奏」洋邦とりまぜたカバー集である。勿論彼女達のこと、単なるカバーアルバムに仕上げるはずがない。全10曲、曲を紹介しておこう。()内はオリジナルアーティスト1.CAN'TTURNYOULOOSE(ブルースブラザーズ)2.アジアの純真(パフィー)3.恋とマシンガン(フリッパーズギター)4.恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)5.サウダージ(ポルノグラフィティ)6.Shangri-La(電気グルーヴ)7.入院トラブル(シャンプー)8.VIDEOKILLEDTHERADIOSTAR(バグルズ)9.ナオミの夢(ヘドバとダビデ)10.BRIDGEOVE...明日のためにその351-チャラン・ポ・ランタン

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