★★★ 『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』などに掲載されていたものを纏めたエッセイ集。なんといっても角がない本に驚き。直角部分がまあるくカットされていてそ…
韓国俳優ソ・ジソブさんを応援するブログです♪ 遊びにいらしてくださいね〜^^
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★★ 「紫陽花」「金木犀」「椿」「明日葉」「蓮」5話収録の連作短編集でシリーズ最新作。代書屋を再開した鳩子。子育てと家事に奮闘する鳩子の身の回りで起き…
★★★ 『殺人依存症』『残酷依存症』に続く依存症シリーズ第三弾。今回は、性犯罪者たちの弁護をし、示談を成立させて来た悪名高き弁護士・小諸成太郎に天誅が…
★★★ 「翔太の罪」「海斗の罰」二部構成の社会派ミステリー。毒親を持つ翔太は児童養護施設で育った元不良。かたや海斗は何不自由ない家庭で暮らし、有名私大…
★★★ 「色々あったかもしれないけど今となってはいい思い出だよね」いじめ加害者が放ったこの一言には怒りを通り越し呆れ果てた。高校時代の担任・水野が亡く…
★★★ 「俺、無人島、持ってるよ」全てはバー・アイランドのマスターが発したこの一言から始まった。8人の常連は、それぞれが選択した3つのアイテムを手に楽…
『妻が余命宣告されたとき、 僕は保護犬を飼うことにした』小林 孝延
★★★ 闘病記メインだと辛いなと思ったが保護犬・福ちゃんのパートが多く穏やかな気持ちで読み進める事が出来た。余命半年と宣告され本来なら家族一丸となって…
★★★ 「青を抱く」「青が降る」「be with you」「ウェルメイドブルー」「Dear my her」5話収録のBL小説。海辺の街で暮らす泉が、海…
★★★★ ああ、面白かった。最近読んだエッセイの中でも特に良かった。素直で癖のない文章は読みやすく脳内で田中さんのクルクル変わる表情が浮かんで来る。2…
★★★★ 『七度笑えば、恋の味』で「日本おいしい小説大賞」を受賞された古矢永塔子さん。続く『今夜、ぬか漬けスナックで』も味わい深くて面白かったが、本作…
★★★ 雄町哲郎、38歳、通称マチ先生。シングルマザーだった妹が亡くなり、1人残された甥の龍之介と暮らす為、大学病院を辞めて京都の原田病院で勤務する事…
★★★ 事実は小説より奇なり。作品に登場する12人の女性たちの恋愛はどれも波乱に満ちている。他人の男を奪い続ける44歳、経済力重視で三度離婚した38歳…
★★★★ キャッチーなタイトル。以前、夫婦喧嘩をした友人が「旦那が早く死にますようにと祈っている」と話していた事を思い出す。物語は30代半ばの麻矢、璃…
★★★ 家族とは何て厄介な集合体なんだろうと思わずにはいられない。愛おしい存在でありながら、それを覆い尽くすほどの面倒。本作は、村井さんの実母と義母の…
★★★ 村山由佳さんのデビュー30年、記念碑的エッセイ。卯月から弥生までの、12ヶ月の季節を巡る記憶と、巻末に書き下ろし掌編小説「我が家の言いぶん」を…
★★★ 「眠れぬ夜のジャガイモグラタン」「明日のためのコンソメスープ」「ご褒美の仔羊料理」「師弟の絆バスク風パテ」「長い夜の末にクレームカラメル」五話…
★★★★ 文庫書き下ろし作品。500頁近い作品だが、リーダビリティの高さと先が気になる展開で一気読み。浪人中の堀部一平が、バイト先で体調を崩した葛城直…
★★★ デビュー作から追い続けている高瀬さん。本作は「うるさいこの音の全部」「明日、ここは静か」の二篇収録。ゲームセンターで働く長井朝陽は、早見有日の…
★★★ おじさんの悲哀を純喫茶の美味しい珈琲と看板メニューで包み込んでくれるようなグルメ小説。主人公は松尾純一郎・57歳。早期退職し、現在無職。妻子は…
★★ 淡々とした筆致で綴られる中高年の恋愛小説。始まりは1本のケチャップ。スーパーで万引きGメンから声を掛けられた野々宮志乃は咄嗟に店の駐輪場にいた箱…
★★★★ ああ、楽しかった。中学の同級生だった照子と瑠衣。30歳の時に開催された同窓会で再会し、40年の時を経て現在70歳。老人マンションでの生活に嫌…
★★★ シリーズ第四弾にして、交渉人・遠野麻衣子誕生を描いたエピソードゼロ。犯罪抑止対策室に所属していた麻衣子は異動を命じられ、交渉人研修会に参加する…
★★★ “ミセス・パーフェクト”の称号を持つ藤堂玲花が主人公の暗黒ミステリー。高級住宅地『サン・クレメンテ自由が丘』で暮らす現在の生活と、聖蘭女学園高…
★★★★ 加賀恭一郎の慧眼に感服する長編ミステリー。閑静な別荘地で大量殺人事件が発生、犯人は間もなく逮捕されるが黙秘を続ける。愛する家族を奪われた人々…
★★★★ 自業自得とも思える転落劇に終始胸がざわついた。主人公はハウスクリーニング会社を辞め「開運お掃除サービス」を立ち上げた高岡紅。母親からの愛情欠…
★★★★ 凄く良かった。食品会社で知り合った四人の女性。其々立場も悩みも異なるが、どの女性にも共感出来る部分があり自己投影しながら読み進めた。モラハラ…
『説教男と不倫女と今日、旦那を殺す事にした女』レインボージャンボたかお
★★★ 「家まで来たのにその気がない女に説教をする男」「今日、旦那を殺す事にした女」「不倫していることで成長していると思っている女」「ハプニングバーで…
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★★★ 『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』などに掲載されていたものを纏めたエッセイ集。なんといっても角がない本に驚き。直角部分がまあるくカットされていてそ…
★★★★ 「赤い星々は沈まない」「ローズとカサブランカ」「soir rouge」「カラーレス」「肉桂のあと味」緩くリンクした5話収録の短編集で、表題作は第…
『セクシー田中さん』大好きだったんです。毎週欠かさず視聴していました。 生き辛さを抱えた人達がそれぞれに悩みながらも前へ進んでいく姿に心を打たれました。最終…
★★★ しんどい。タイトルから感動ものを想像していたが終始不穏。結婚へ向かう一組の男女を軸に物語は展開する。「人間の悩みは全て対人関係の悩みである」とはよ…
★★★ かつて特撮ヒーローもので主役を演じ、人気を博していた堂城駿真のジェットコースター物語。すっかり落ちぶれた駿真が麻薬を吸った帰り道、轢き逃げ事故を起…
図書館帰りにあまりに綺麗だったので、チャリンコを停めてパチリ。 紫陽花は華やかな色も美しいけれど、こんな淡い色合いがとても好きです。 …
★★★ 主人公は、正しいことが何より強いと信じている相田愛奈。元保育士で現在無職、だが銀行口座には宝くじ当選金の2億円がある。福祉団体に多額の寄付をする一…
★★★ マッチングアプリを題材にしたサスペンス小説。マッチングアプリへの警鐘を鳴らす内容かと思いきや、本当の愛を問われる作品だった。主人公は恋に奥手の唯島…
★★★ 「竜舌蘭」「結露」「この世のすべての」「林檎のしるし」「指の記憶」「グリフィスの傷」「からたちの」「慈雨」「あおたん」「まぶたの光」傷に纏わる10…
★★★ 鬱蒼とした森の中に佇むぐにゃりと歪んだ建造物。装丁から不気味さを醸し出している。カルト企業「T」の内部で行われているのは、「レクチャー」という名の…
★★★★ 斜線堂有紀さん、初の児童書だが大人が読んでも面白い。「この世界をちょっとだけ正しくしたいと思ってる」と言い切るのは謎の転校生・杜屋譲。瞬間記憶能…
★★★★ 「彼の名は」「有情無情」「わたしが告発する!」「君は認知障害で」「死にゆく母にできること」「無実が二人を分かつまで」「彼女の煙が晴れるとき」「花…
★★★★ 「結婚なんてろくなもんじゃない」「真実とクラッシャー」「親心というものは、きっと」三話収録の連作短編集。『カワイソウ、って言ってあげよっかw』で…
★★★ 「昼のはなし」「夜のはなし」二部で構成されたミステリー。主人公は交通事故で両親を亡くした高校生の鈴木茜。寝たきりの患者を訪ねる「おはなしボランティ…
★★★ 表紙はコンビニの前で一人ぽつねんと座り込む女の子。もうこれだけで切ない。物語は、半年ほど前のある雪の夜に、外で震えている少女に出会った場面から始ま…
★★★ 小学校時代からの同級生、歌子・ 厚子・瑞恵。彼女達はマンション『カーサ・ベラ・ビスタ』の最上階で共に生活する。68歳の女性3人が暮らすシェアハウス…
★★★ 様々な愛の形が描かれる。高校生の娘・千夏と、三人の恋人と共に五人で一つ屋根の下で暮らすポリアモリーの伊麻。束縛彼氏に不快感を感じながらも、交際を断…
★★★ シリーズ第3弾。家族を無残に殺された女子高生・有坂紗奈の復讐劇。K-POPダンスの人気YouTuber・江崎瑛里華としてお金を稼ぎながら、ただ一人…
★★★ 創作大賞2023(note主催)朝日新聞出版賞受賞作で本作がデビュー作。主人公は五年間勤めた大手商社を辞め、家事代行派遣会社に登録したばかりの永井…
★★ 真っ直ぐ問いかけてくるタイトルと、不安定な状態を思わせる装丁に惹かれ手に取った。物語は同じ会社で働く三人の男女を中心に展開する。子供時代に父親から「…
第21回 『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作。帯の「二転三転四転五転の展開にねじ伏せられました」の通り転がされました。 アブナイ人大…
最近、注目している作家さん。瑞々しい文章に惹かれます。 『アパートたまゆら』『炭酸水と犬』2021年に同日発売された二作で心を鷲掴みにされた砂村かいりさ…
カナダでがんになった西加奈子さん初のノンフィクション本。 壮絶でした。乗り越える事が出来て本当に良かった。 壮絶な内容であるにも関わらず西さんの人間性に触…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『母、八十歳、認知症。姉、四十七歳、ダウン症。父、八十一歳、酔っ払い。』家族紹…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー『透明な夜の香り』に続くシリーズ第二弾。 広い庭園の中に佇む古風な洋館で、香りのサロンを…
1992年に刊行された『火車』以来、時々手にしている宮部作品。 新作は『ぼんぼん彩句』 カラフルな装丁からイメージしていた物語とは全く違っていたけど面白かった…
薬丸さん、昔から好きなんです。 読んでると辛くて苦しくて、呼吸困難に陥りそうになるけれど、重厚感が溜まりません。 先日読み終えた作品は『最後の祈り』薬丸 …
来る日も来る日も本を読んで過ごしています。 物心ついた頃からずっと活字が好きで、最初は漫画本にドハマり。りぼん、なかよし、別フレ、別マ、少女コミックetcお小…
1年に1度、巡回健康診断なるものを受けている。それが今日だった。昨日、一日中降っていた雨は上がり、今日は暑いくらいの晴天。バスの中で行う検査もあって外を歩くの…
今日、5月19日は大好きな("だった"と過去形にしたくない)父の命日。2008年に亡くなってもう15年。日にち薬なんて言葉もあるけれど、寂しさは増すばかり。朝…
どなたも来られていないと思うけれど、アンニョン~♪↑久々に使ったアンニョン 2020年04月09日以来、約3年ぶりの更新です。 これといって何かあったわけでは…