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躁うつ病とポジティブに付き合う、オトコのボタニカルライフ https://plantslife.hatenablog.com/

躁鬱病とポジティブに付き合う。植物が躁鬱病の良きパートナーに。躁鬱病と植物と日々のコト。

36歳。広告制作会社の映像・webディレクター。音楽家。躁鬱病(双極性障害)ですが運良く周りの人々に温かく支えられ、休職を繰り返しながら暮らしてます。

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2015/06/21

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  • 精神的に落ち着く場所

    ああ、ブログの更新が半年も滞ってしまった。やっぱりオレにはコツコツと一つのことをやり続けるのは向いていない。去年バタバタと引越しなどをして、今は葉山に住みながら都心へ通勤している。そんな暮らしがもう半年近く経とうとしている。その間、オレは会社を精神的なことが理由では休んでいない。何というか、兼ねてからの海の近くに住んでいるという安心感、そして都心との明らかな環境の違い、毎日逗子駅に着くと、都心よりも2、3度高い気温、そんな「帰ってきた感」が気持ちを安らかにしてくれる。毎日、帰宅するだけで癒されているのだ。これは今までにない。休日も極力家の周りで遊び、ちょっと海を見たり、ハイキングしたりしてゆっ…

  • 考える時間

    まずい、またまたブログの更新が滞ってしまった… というのにも理由がある。 ここ一カ月くらいで、自宅が売れる、クルマを買い換える、新居と土地を契約する、新居ができるまでの賃貸物件を契約する、ということをやっていた。 仕事は平日やりながら。妻も引っ越し関連の手伝いをしてくれているが、契約関連は基本オレに連絡が来るのでてんやわんや。 それで気づいたのだが、やっぱりオレは忙しく暮らしている方が健康状態が良い。 単純に余計なことを考えるヒマがないからだ。 だから日々忙しくしつつ、その忙しい内容の質を高めるというか、なるべく楽しい予定をたくさん入れようと思う。 引っ越し関連の忙しさは、忙しい割に自分が望ん…

  • 躁うつ病天気予報

    俺は今、横になっている。 何時間か前、夜になって仕事を続けていたら、どんどんアタマがぐわんぐわんになってきた。 眩暈が激しくなり、クラクラしながら家路を急いだ。 そしたら、爆弾低気圧が近づいてきているらしく、ものすごい風が吹き出した。 天気予報を見ておらず、雨には打たれなかったが、俺はハッとした。 そうか、だから眩暈が激しかったのか、と。 そう、躁うつ病や、恐らくうつ病の人もそうだと思うが、気圧の急激な変化は体調を振り回す。 どよんとした曇り空が続く日なんかも最悪だし、今日みたいな爆弾低気圧が近づいてくると事前にそれがわかる。 多分、リアルタイム予報なら普通の天気予報より正確なんじゃないか? …

  • 人混み、電車、東京、鬱々。

    俺は病状が悪化してきて鬱が激しくなると、電車に乗れなくなる。 苦しくなるし、知らない人が沢山いて気持ちが悪いから。 当然人混みもダメになる。なので人が少ない川っぺりを散歩するくらいが限界だ。 ただ、クルマを運転して移動することはできる。 なんだかあの空間の狭さが心地よく、落ち着くのだ。注意力は減っているのでゆっくり走れば大丈夫。 今は普通の調子なので電車で移動することが多い。 調子がよくてもやっぱりゴミゴミした電車の中は気持ちが悪い。 これは東京で働く人の宿命なんだろう。 早く首都機能というか永田町が地方へ移転して地方分権化を進め、地方に人を流した方がいいと思う。 もう東京に人を詰め込むのは限…

  • 季節の変わり目と、躁うつ病

    今年は夏が早く来て、早く終わった感じがする。もうちょっとあの暑さを楽しみたかったなと思いながら、金木犀の香りが漂ってきたので、薄手のアウターを半袖に羽織るという一番好きな洋服の着方を楽しんだりもしているが。 よく躁うつ病などの精神疾患を持つ人にとって季節の変わり目は鬼門とされる。そりゃあそうだろう。普通に過ごしていたって、今日は暑かったと思ったら次の日は長袖が必要なくらい寒い、みたいなのが何日も続いたら肉体的に体調を壊すし、曇りや雨、台風なんかがしょっちゅう来たら気が滅入る。だから精神的に常日頃参っている人にとっては、気温・湿度・天候の変化が大きいとダメージが大きい。 俺も例外なく、最近は夏か…

  • 妖艶な多肉、デビーの育て方

    黒法師がお逝きになって、鉢がひとつ空いた。 そして俺は、またスーパービバホームに100円バイキングを漁りに行った。 俺は植物を買う時、すでに育っているものも買うのだが、まだ幼く、しかも少し弱っているくらいの小さな植物を大きく育てることに生きがいを覚えたりする。 よく無名アイドルのファンが、そのアイドルがブレイクした時に「あのコは俺が育てたようなもんなんだよ…」などと遠い目をして語ったりするが、アレと同じ心理状況だと思う。 そんな事を考えながらバイキングコーナーを物色していると、グリーンから紫へのグラデーションが美しい、小さな多肉に目が止まった。 デビーと書いてある。グラプトベリア属というややこ…

  • 葉山町の魅力

    引っ越しを考え出してから、はや3カ月くらい。 今は田園都市線沿線に住んでいるが、葉山町に引っ越したいと思っている。 躁うつ病などの精神疾患を緩和させるには、環境を変えるのがよいといわれる。 職場は恵比寿。今の通勤時間は1時間くらい。 逗子からでもあまり通勤時間が変わらない。 何よりも葉山は海と山と川に囲まれ、歩いているだけで癒されるし、住んでいる人たちが景観やブランドを保持するために頑張っている。 葉山は憧れの住環境だった。 都心から通勤圏内で、山と海の両方があり、活気のある場所と考えると、逗子湘南界隈に絞られてくる。そして町に流れるゆったりとした空気感は葉山独特のものだろう。 今のマンション…

  • バブリー植物 ユーフォルビア マハラジャの育て方

    かつて日本中を狂喜乱舞させたバブル景気。 その頃の俺はまだ小学生で、テレビでは大人の女の人たちがお立ち台でボディコンワンレンでジュリ扇をはためかせ、ジョン・ロビンソンのJames Brown is deadとかが流れまくっていた。 まだ少年だった俺は、大人になったらこんなギラギラした人と付き合うのかと期待と不安に心踊らせながら、ジュリアナのCDをミニコンポで爆音で流してお母さんに怒られていた。 それからさらに数年前、日本のディスコムーブメントを牽引したのが、マハラジャではないだろうか。 扇子をフリフリ、六本木の煌びやかな夜を象徴するスタイルを確立したクラブ。当時の熱を体験してみたかった。 話が…

  • モンスター。モンステラの育て方

    ジャングルの地面を這いずり回り、ニョキニョキとツルを伸ばし続けるモンスター、モンステラ。 うちのモンステラも例外なく、明るい軒下でゆっくりと成長を続けている。 一枚、また一枚と葉を増やし、気根はどこからでも色々な太さで生え続ける。 こいつは一体どこまで伸び続けるのだろう。 ほっとくと横に伸びて何メートルも伸びてしまうことがあるらしい。マンションでそうなられてはたまらないので、ヘゴ板を刺して上に伸びるように矯正している。 光が足りないと葉が割れないこともあり、過去2回、ハートのような葉を生やしたこともあった。 それはそれで問題ないらしいが、やっぱりモンステラは割れまくった葉がかっこいいのでなるべ…

  • 【まさに女王】キセログラフィカの育て方

    女王様。。。心からひれ伏したいと思えるほど美しいエアプランツ。それがキセログラフィカだろう。名前からしてカッコよすぎる。キセログラフィカ、と声に出して音にすると、そのカッコよさがより一層実感できる。 うちにはこの女王様が1人いらっしゃる。うちに来てから、1日おきの水やりを可能な限り欠かさず(申し訳ござません、数日やり忘れました)、室内で窓越しに緩やかな日差しを浴び続けている。 育て方は自己流だが、ゆっくりと成長している。シルバーがかった深みのある葉を、中央から少しずつ増やしている。乾燥には強めらしいが、手にとって軽いなと感じたら霧吹きで水やり。その間隔がだいたい1日おきくらいだ。 そのまま置い…

  • ジャケ買い的に植物を買う【トウガラシ パープルフラッシュの育て方】

    ジャケ買い。 俺が学生の頃、CDを買う時には3枚に1枚くらいジャケ買いをしていた。 内容が分からなくても、ジャケットを見てカッコイイと思ったら、買う。 それは当たり外れのある行為なのだが、気に入ったCDに巡り会える可能性が増える、音楽の楽しみ方だった。 今は俺もCDをあまり買わなくなり、視聴が当たり前でiTunesとかで音楽を買う。 その時にジャケットはアイコン的に確認するが、CDやLPのような大きさで手にとって見ている訳ではないので、ジャケ買いしたい衝動にかられることはほぼ無い。 あの衝動は、手に取らないと起こらないものなのだろうか。 去年の夏、植物屋の軒先で日差しを燦々と浴びる植物に遭遇し…

  • 謎の多肉植物

    半年ほど前に、スーパービバホームの多肉バイキングをじっと見ていたら、一つ、細く茶色い棒が刺さっているのが100円で売っていた。 棒の先端には僅かに生えている多肉質の葉っぱが二枚。棒の長さは3cmほどだっただろうか。もちろん名前など書いていない。 俺はこの棒が、この先どんな変貌を遂げるのか見たくなった。名前もわからないので育て方は分からなかったが、すぐに100円を支払い、棒一本のために5号鉢を用意して、直射日光のあたるベランダに置いておいた。 よほど日差しを欲していたのだろう。棒はあっと言う間に歯を増やした。だが、棒が3cmなのに対して、生えてくる葉っぱが多すぎる。棒は、二頭身以下のボンバヘッド…

  • いつだって暇を持て余す躁鬱病

    今週は割と仕事が落ち着いていた。 そして、俺は体調が良くなかった。 一見矛盾したこの問題。 今週の台風などの天気のせいで体調が悪かったことよりも、 仕事が暇だと俺は体調を崩す。 仕事が忙しければそれはそれで鬱状態になるし、 暇でも鬱状態になる。 もう自分がただのワガママな奴にしか思えない。 でも躁鬱病はワガママだと言われても、気にしない。 そういう病気なんだから、仕方ない。 躁鬱病は暇を楽しみきれない、厄介な病気なのだ。 だが、この忙しさにも暇さにも度合いがある。 要は、「普通」から「けっこう忙しい」くらいの間をキープしていれば良いのだ。 常にアタマに刺激を与え続けるのが、鬱状態にならない秘訣…

  • 躁鬱病(双極性障害)と秋の空

    家を売りに出して2週間。 まだ問い合わせはないが、売りに出しながら土地やら中古の家やらの内見に毎週出ている。 近頃は毎日ちゃんと出社しているが、毎週外出する理由ができるので週末も寝すぎたり引きこもったりすることがなくなった。 またいつ鬱状態になるか分からないので、できれば調子のいいうちに引越したい。 海の近く、山の近く。 ところで最近の天気の悪さはかなり体調を揺さぶっている。 俺の場合は雨が降っているよりも、雨が降りそうな曇りの日が辛い。 気圧がなんだか不安定でアタマをぐらぐらと刺激し続けるから。 とりあえず早く秋晴れの涼しい日が続いてくれれば、もっと家探しも捗りそうだ。 なんだか、「躁鬱病と…

  • 躁状態の時の話

    今まで鬱状態がひどかったこともあって、躁状態の時の話を一回もしていなかった。 とりあえず俺は二カ月くらい前から会社にだんだんと毎日行けるようになり、一カ月くらい前からは会社を休まずフル出勤出来るように回復した。 今回、病院に行かず薬も飲んでいなかったが、水泳やらいろいろやった健康療法と引越しモチベーションで回復に向かったと思う。 そして、この二週間くらいは仕事も絶好調だ。 今まで鬼門だった企画作業は、何かアタマがパカッと開いたような感じでスムーズにアイデアが出てきてまとめられる。 仕事量に制限をかけているので、それもいい状態を保てている理由だと思う。 で、こんな好調な仕事の日々が続いていると、…

  • 【ついに貯水葉が生えた】コウモリラン(ビカクシダ)

    ああ、何ということだ。 ブログを始めて、植物ライフや躁鬱病のことをたくさん書いていこうと思ったのが3ヶ月くらい前のこと。 だが、ふと気づけばもう1ヶ月以上も更新してないではないか。 そう、俺は飽きっぽい。いや、飽きっぽいと書くと語弊があるが飽きはしなくても定期的に何かを続けるということが苦手なのだ。 とは言いながらも我が家の植物たちはこの1ヶ月の間もすくすくと成長している。 その中でもコウモリラン(ビカクシダ)。 うちにコウモリランは2つあるんだが、1つ目はコケ玉みたいなので売っていたものを解体してヘゴ板に付けたもの。 こいつは、水をたっぷりとあげたら次にやるタイミングは水苔が乾いた時、と決め…

  • 種(しゅ)を残す力。コウモリラン(ビカクシダ)の底力

    植物には流行があるようで、ここ何年かはコウモリラン(ビカクシダ)が流行っている。 で、我が家でも例外なくコウモリランを育てている。 二つあるコウモリランは、もともと一つはプラ鉢に植えられていたもの(上の写真のもの)、もう一つは土が玉になっていてぶら下げるタイプだった。 俺はネットなどでコウモリランの育て方や写真を観るたびに、ヘゴ板に着生させて壁にぶら下げる飾り方がカッコイイなと思っていた。オブジェとして造形美に優れているし、植物を立体的に楽しむことができ、さらにコウモリランにとっても生育しやすい環境だからだ。 なので俺は買った2つとも、一旦解体してヘゴ板に水苔で着生させた。 だが、これを育てる…

  • 人間、見た目がほぼすべて

    海と山に囲まれた環境へ引っ越しを考えだしてから、俺は毎週末、葉山や辻堂へ行っている。 平日は少しずつだが出社時間も早まって(それでもやっと13時出社…)、週末に海や山に囲まれながらたっぷり陽射しを浴びて日に焼けるという、かなりリア充な健康的な暮らしをしている。 そう、今年はいつにも増して日焼けが激しい。 赤黒く焼けて、髪もかなり短く切っているので三ヶ月くらい前の休職したころに比べるとまるで別人になっている。 実は、この見た目の変化はある程度わざとやっている。 うつ状態が激しい時は、風呂もろくに入らないし、ずっとパジャマを着て部屋に篭もり、髪ももちろんセットしない。運動もしないので痩せている。 …

  • いい塩梅、人生初めての梅干しづくり

    今回は植物からやや脱線。 俺は食べ物の中でベスト3に入るくらい梅干しが大好きだ。 それも、はちみつはNG、原材料、梅、塩、以上。みたいな。 塩分濃度の高い、昔ながらのやつ。 で、この6月に人生で初めて自分で梅干しを漬けてみた。 作るのはなんだか面倒くさそうだなと思って調べてみると、想像以上に簡単だった。 というか、梅に塩を振るだけ。 こんなに簡単な作り方は、ちょっと他に考えつかない。 世界で一番簡単な保存食なんじゃないだろうか。 俺は2kgの梅と、それに必要な粗塩をスーパーで買い、ついでに保存用の瓶(よく梅酒を入れておく赤い蓋のやつ)と干す用のざるも買ってみた。 早速梅に粗塩をまぶしていったの…

  • 軽躁、妄想、空想、焦燥。

    引っ越しを考え出してから、俺も嫁も引っ越しモードに突入した。会話の半分以上は引っ越しに関する話だ。 今は病み上りなので、体力を消耗しまくる引っ越しはもう少し先にしようとは思っている。だが、病み上りイコール軽躁状態が現れるということなので、最近は一人でいると、アタマの中でうちを売りに出していてそれを見に来た架空の夫婦に向かってうちで延々とうちのメリットやデメリットを説明している妄想が止まらない。その会話が四六時中ずっとアタマの中で続いていて、何もしていないのに疲れてしまったりする。そして買おうとしている家の価格も日に日に上がっている。 引っ越しで環境を変えるのも賭けだが、それ以前に思考回路がちょ…

  • 切り多肉

    春先に嫁が植物を買ってきた。ほら、珍しいでしょ?と意気揚々と植物を見せてきた。花弁のように放射状に広がった多肉質の葉っぱ。その中央付近から細長い茎がヒョロヒョロ伸びて小さな花を着けている。そしてそいつは鉢植えではなく、エアプランツのように本体むき出しだった。植物好きの俺のために買ってきてくれたその植物を、俺はしばらく眺めていた。確かにカッコいいし、珍しいと思った。 だが、どうもこの植物に違和感を感じた。嫁によると、この植物は切り花のように楽しむもので、水はやれないから三カ月くらいしたら枯れるというのだ。そういう植物だと植物屋に言われたらしい。 余命三カ月と決められてしまった植物。まずその境遇に…

  • 躁鬱病と、住む環境

    日に日に体調はよくなっている(全快ではない)。会社に復帰して、また頑張れそう(躁鬱の人は頑張らずゆっくり、と言われるが、復帰するからには気持ち的に頑張る)だし、最近ずっと思っていた引越しを少しずつ考え出した。 俺は今、田園都市線の渋谷からかなり離れた駅に住んでいる。ここに引越して3年ほど、中古マンションで、入居する時にけっこうガッツリとリフォームしたので住まいとしては充分満足している。 この場所を選んだのは、元々都心の空気感があまり好きではなく、勤務先から離れた方がオンとオフがはっきりするかなと思ったからだ。 都心は交通の面でも便利だし、洋服をかったり流行りの店でおいしいものを食べたりと休日の…

  • 【オリーブきのこ】オリーブの育て方

    ここのところ梅雨だの台風だの、ベランダで植物を愛でる者にとっては厄介な日が続いていた。 ベランダに出るたびに、ビカクシダの胞子葉が吹き飛んでいたり、ミントがヘタっていたりアクシデントが多発していた。 3日ほど前にベランダのオリーブをふと眺めると、何と土にきのこが5本くらい生えていた。 こういった予想だにしない出来事が続くのもこの季節である。俺はしばし立ち往生したあと、スコップできのこを根こそぎもぎ取った。 調べたところ、オリーブにきのこが生えるのは珍しいことではないようだ。加湿状態が続くと生えるらしい。 今日もまた1本きのこが生えていた。 4日ぶりの快晴で強い陽射しが降り注いでいたが、乾燥気味…

  • ボトルツリー殺人事件

    昨日、一昨日の風は強かった。強すぎた。 夜、帰宅すると俺はいつものようにベランダへ直行し、その日の植物の育ち具合を確認した。 パープルフラッシュはまた茂ったな、パキラの新芽が少し伸びたな、と順番に見ていくと、ボトルツリー(ブラキキトン)があるはずの場所に無い。 緊張が走った。心臓がドクッと鳴り、嫌な予感が駆け巡る。 ボトルツリーはベランダの高い場所に置いてある。強風で落ちてしまったのではないか… (ちょっとローズマリーメインになっちゃってるが春先にはほぼ真横を向いていたボトルツリー。日差しが写真右から注ぐのでこの後2ヵ月くらいでまっすぐ立った) 俺は恐る恐る視線を下に向けた。 すると、暗がりで…

  • 無理しない。自己中でも。

    ここ二週間、週に4日は出勤できるようになった。 薬を飲まず、漢方も結局中途半端にしか飲んでいないがなんとかここまで回復した。 ただ、週4日の出勤もフル出勤ではない。 14時くらいから21時くらいまでで4,5時間経つと集中できなくなる。 今までの復帰の場合、この時期は早く回復したいと焦りがちになるのだが、今回はなるべく会社のことを考えないようにして平静を保っている。 自分の仕事量が他の人と比べて少なくても、売り上げがあまりよくなくても。 それよりも、朝起き上がって少しでも動悸があれば支度をせずに植物の世話んしたり、休んだりすることにした。 勝手な生き方をみえようが、そういう周囲の視線を気にしない…

  • 西畠清順さんのウルトラ植物博覧会に行ってきた

    日本のプラントハンター、西畠清順さん。 俺はプラントハンターという職種に憧れる。まだ見ぬ植物を求めて世界中を駆け回るなんて、ロマンの塊じゃないか。その言葉を聞くだけで胸が躍る。 俺はめったに行かない銀座へと足を運んだ。 会場はそんなに広くないが、巨大な植物から小さなものまで所狭しと展示されていた。 植物好きがわんさか押しかけているかと思ったが、夕方行ったせいもあってか、来場者はまばらで見やすかった。

  • 【パキラの育て方】成長早すぎるし、育てるの簡単すぎる

    パキラは観葉植物の大定番。 俺はみんなが持っているものを毛嫌いしてしまう天の邪鬼タイプなのだが、同時に「基本」を理解している者は応用に強いとも思っている。ボタニカルライフを語る際に、「え、パキラ知らないの?」などとナメられてたら屈辱である。なので、パキラが何故に定番となっているのかを知るためにも育ててみることにした。 俺はアジが出るもの、経年変化を楽しめるものが好きである。なので、パキラを買う時にもなるべく苗の状態の小さいものを探した。 それがこれである。これが約1年前のこと。パキラの面影もない、緑の棒である。

  • 仕事を辞めようと思ってる

    少しずつ仕事に行くようになったが、今までの復帰の時と何かが違う。 薬を飲んでいないということも大きいが、今まで薬を飲みながら復帰した時もスムーズに復帰した訳ではなく、薬でごまかしながら復帰したから、薬が原因ではない。 俺は本当に今の仕事に疲れてしまったのだと思う。好きだしやりがいのある仕事だと思っている。役員として働き、少数の会社ながらも部下は少しずつ増え、順調な会社だ。待遇にも充分すぎるくらい恵まれている。でも仕事を始めようとすると意識が朦朧となり思考が停止する。 やりたくてもできない。そういう状態が一番キツい。 だから、その疲れを一旦全部抜き取らないと、薬でごまかそうが何をしようがただこの…

  • 躁鬱病と水泳

    休職明けで仕事に復帰する時は、最も気力が必要な瞬間だと思う。 二週間くらい前から週に2〜3日出社を繰り返して来たが、先週の金曜から休み出して今日も行けそうにない。 何とか外に出て、会社に向かおうとすると動悸が激しくなって立ち止まってしまう。 最近、考えすぎなんだと思う。早く復帰しなくちゃとか、仕事ちゃんとできるだろうかとか。 なので今日はもう会社に行くのを諦めて、水泳をしてきた。俺の住んでいる町の市民プールが300円でとても広く、けっこう空いているので気に入っている。水泳は身体全体を使うし、頭をカラッポにできて、1時間ほど泳ぐと心地よい疲労感でいっぱいになり、スッキリする。 水泳に行って良かっ…

  • 躁鬱病と薬

    俺は今、躁鬱病用の薬(ケミカル)は飲んでいない。 過去にはデパケンやらソラナックスやら、書いていくとキリがないくらい色々と薬を処方され、飲んでいた。 毎度うつ症状が出るタイミングで精神科のかかりつけの医者の所へ行き、毎回「朝早く起きて、日中の眠気を我慢して夜眠ろう」と言われ、薬を処方されてきた。 薬の種類は毎回異なる。その時の症状に合わせて処方されるので、多い時もあれは少ない時もある。 今回うつ症状が出始めた時、俺は「またあの日々が始まるのか」と、デジャヴを覚えて余計鬱々となってしまった。 確かに薬は効く。だが、完治はしていないのだ。症状が緩和され、生活リズムが普通になり、躁症状が出ながら仕事…

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