赤紫蘇の梅干しに恋する
「梅干すや 庭にしたたる 紫蘇の汁」……子規のこの名句を、この夏土用の時期にこそ、皆さんと共有したくて投稿することにした。 この句から、自分は佐渡での子供時代、祖母が暑い盛りに庭先で梅干しをザルに広げている情景が浮かぶ。それはすごくショッパかった。昨今は南高梅やはちみつ漬けやおかか味、昆布巻きなど色々出回っているが、この祖母の梅干しが無性に食べたくなる。(写真は京都の骨董屋「幾一里のブログ」さん) なるべく無添加の赤紫蘇梅干しを選んで、ひやむぎに添えてみたりしているが、他にも熱中症予防必需品の「塩飴」でなく、セブンの「カリカリ梅」を現場に持参してかじっているし、赤紫蘇汁の代わりに「ゆかり」をテ…
2023/07/26 18:39