秋刀魚は「さまな(狭真魚)」がなまった?
現場近くに定食屋「やよい軒」の店があり、「9月2日から秋刀魚塩焼き定食」を始めるとポスターにある。旬だから食べたいが、何年も不漁・高騰と報じられたので積極的に食べる気は起きない。塩焼きよりも和歌山・新宮で食べた「さんまの姿ずし」や新橋・玉木屋の姿煮(佃煮)に未練がある。 ところで「サンマ」をなぜ「秋刀魚」と書くのか?漢字と音・訓が合わない。江戸時代は「三馬」と書いた説もあるから「サンマ」という音はあったのだろう。調べると、元は「さまな(狭真魚)」と言ったらしい。細い体幅(狭い)の魚(真魚=まな板の語源)の意味だろう。それがなまって「サンマ」に転じ、更に美化した当て字で「秋刀魚」と書き、かつ読む…
2022/08/27 20:04