雪舞<ゆきまい>・神棲む森へ/南阿蘇のギャラリー「聚遠館」の展示から④【神楽を伝える村へ/高見乾司:MIYAZAKI神楽画帖展<26>】
雪舞南国九州の山の村も数年に一度大雪に見舞われ吹雪に閉ざされてしまうことがある山も森も神楽の舞台も白一色に荘厳される時――なに、昔の神楽はこんなものであったよ。と、古老がつぶやき淡々と舞い続ける舞人たち・・・中世の絵巻の世界が現出するのはそんな時だ。神棲む森の一夜神楽が舞い続けられている村の背後に深い森がある夜が更ける・・・神楽笛が響いてゆく森へと向かう男と女がいる――今宵ひと夜はお許しなされ一年に一度、許されぬ恋がみのる夜だ。雪舞<ゆきまい>・神棲む森へ/南阿蘇のギャラリー「聚遠館」の展示から④【神楽を伝える村へ/高見乾司:MIYAZAKI神楽画帖展<26>】
2023/08/31 08:57