古い記憶を追って
89歳の誕生日の2日あとに転んだ。前方からくる車を避けようと、右側に出来た歩道に入ろうとして転倒した。車は止まって、運転手と助手らしき人は降りてきて、「ダイジョブですか?救急車を呼びましょうか?」と転んでいるボクを見て言う。「頭を打撲したのでは?」やっと一人で起き上がって、「頭を打っておりません、右頬が痛いです」「頬から血が出ていますよ」手をやると血が付いた。確かに右頬の上が痛いが、大したことは無い。「有難うございます。大したことは有りませんから」そうお礼を言って、別れた。場所は家まで50mほどの所であった。帰って、頬の傷に薬を付け、右手を見ると右手甲で体を支えたらしく、手の甲が右半分黒ずんでいる。左手を見たら。掌が右半分黒ずんでいる。右歩道に入るべく足を運んだが、車道から歩道への段差に足を取られて転倒し...古い記憶を追って
2025/04/30 04:38