渡嘉敷島のケラマトカゲモドキ
10月に慶良間諸島の渡嘉敷島で撮ったケラマトカゲモドキです。ケラマトカゲモドキは渡嘉敷島と阿嘉島に分布しています。もともとは渡名喜島と伊江島のマダラトカゲモドキと同亜種とされていましたが分離独立しました。ケラマトカゲモドキ日本のトカゲモドキ6亜種の中で最も色が濃く派手で美しいです。鮮やかな蛍光オレンジ色の4本の横帯が印象的で、濃い黒色とのコントラストが素晴らしく模様も左右対称で整っています。模様の個体差は少ない感じでどの個体も美形でした。本部半島産のクロイワが地面の平らなところにいるのに対して、渡嘉敷島のケラマは岩やコンクリの壁に張り付いていることが多い感じです。枯れ沢などのやや湿った場所にもいるみたいで習性が多少違うのかなと思います。クロイワトカゲモドキ(本部半島産)とケラマトカゲモドキ(渡嘉敷産)の比...渡嘉敷島のケラマトカゲモドキ
2023/10/27 17:00