米シアトルで禎子さんの像が盗難被害…被爆地復興に尽力の米運動家が設置、広島の団体が復元へ寄付募る
2024/10/09読売新聞オンライン佐々木禎子さんの像、足元を残し盗まれる米シアトルの公園で今年7月、広島で被爆して白血病を患い、12歳で亡くなった佐々木禎子さだこさんをモデルとしたブロンズ像が盗まれた。像の建設を働きかけたのは、被爆地の復興に尽力した米国人平和運動家フロイド・シュモー氏(1895~2001年)。シュモー氏の功績を研究する広島の団体が、像の復元に向けて支援を呼びかけている。盗難が明らかになったのは7月中旬。両足首から上が切断して持ち去られており、通行人から連絡を受けた公園管理者のシアトル市が警察に届け出た。換金目的の犯行との見方もある。像は2003年にも右腕を切断される被害に遭っており、今回盗まれたのはその時に世界各国からの寄付金で修復されたものだった。シュモー氏は、第2次世界大戦中に強...米シアトルで禎子さんの像が盗難被害…被爆地復興に尽力の米運動家が設置、広島の団体が復元へ寄付募る
2024/10/10 16:02