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悲嘆が生んだ幸福論 https://ameblo.jp/miyu-briller/

小児がんを患った長男との闘病、別れの中で知った「本当の幸せの意味」「愛のすがた」について綴ります。

中村 美幸
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住所
千曲市
出身
佐久市
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2015/03/13

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  • あさま山荘事件の陰で ③

    これまでの記事はこちらから⇒ あさま山荘事件の陰で① / あさま山荘事件の陰で② ~*~*~*~*~*~ テレビに噛り付く日が何日か過ぎた、ある日。 社宅の玄…

  • 最後に言えた『ごめんね』

    おととい突然、叔母が家に訪ねてきた。 玄関の扉を開けると叔母は、手に持っていたシャインマスカットを差し出しながら「今年は一人で手伝いに行ってきたよ。毎年父ちゃ…

  • あさま山荘事件の陰で ②

    これまでの記事はこちらから⇒ あさま山荘事件の陰で① ~*~*~*~*~* 前代未聞の大事件にどのテレビ局も番組を変更して、事件の中継が行われた。 日本中の人…

  • 日常生活を取り戻した今・・・

    昨日ふと・・・ 渓太郎が亡くなって数か月が過ぎたとき、近所のスーパーに食材の買い物に出かけた時のことを思い出した。  その日、私はいつものように、野菜コーナー…

  • 「あさま山荘事件」の陰で ①

    【前置き】タイトルにある「あさま山荘事件」とは、1972年2月19日から28日にかけて軽井沢にある浅間山荘にて連合赤軍の残党が人質とって立てこもり、死者3名、…

  • はかない命が築き上げた三億年

     夏の日の夕方。 さんぽの帰り道でカゲロウの群れを見つけると、よく親からこんなことを聞かされた。 「カゲロウはね。おとなになったら、たった一日で死んじゃうんだ…

  • ”笑ったらダメですか?”

    おととい、子どもを亡くした多くの親が心を痛めていることについて書かせていただきました。 ↓↓↓ 中村美幸『天使ママたちの苦悩』 多くの方が持つ「子どもを亡くし…

  • 「親孝行」ではなく「親幸行」

     70を超えた母が私によく言う言葉が、「渓太郎は本当に親孝行な子だったね」。 その時は私も「そうだね」と返すものの、その言葉を聞くたびに「親より先に死ぬのは親…

  • 天使ママたちの苦悩

     多くの方が持つ「子どもを亡くしたママに対するイメージ」により、天使ママたちがあえて不幸を演じている現実があることを知りました。 ―――詳細は伏せますが、お子…

  • 「堂々と生きよう!」と思えた日

     掃除のおばちゃんは、毎日病室にやってきた。 荷台にモップや水の入ったバケツ、ぞうきん、洗剤スプレーが乗せられたカートを押しながら、「おはようございます」と言…

  • 幸せの基準値

     「味と幸せの基準値は、低ければ低い方がいいらしい」 連休を利用して久しぶりに帰省した息子が、昼食に作ったクリームシチューを前にそう言った。 (へ?まずそうだ…

  • 残念過ぎる、今さらの話

     渓太郎の闘病生活が2か月も過ぎるころには、母子二人で過ごす個室は私にとって、日々の生活を送る「居間」のような場所だった。 とは言え、その「居間」は医療設備が…

  • 体のキズと心のキズ

     先月、内視鏡手術をした母が私に向かって、「お前は3回もお腹を開いたんだから、ホントすごいよねぇ」とつぶやいた。 母の言う「お腹を開いた」というのは、3回行っ…

  • 流れ続けるいのち

     【「生きている」≠「いのちがある」】ということを「なるほどなぁ」と穏やかに納得させてくれた人がいる。 私たちは日常生活の中で、「あの目は死んでいる」「あの心…

  • がんの告知

    渓太郎が闘病していたころは、がんの告知と言うと、本人ではなく「医師から家族へ」が一般的だった(ように思う)。  渓太郎と一緒に闘病していた女の子のご家族も、「…

  • 死別に「後悔先に立たず」は通用せず

    く 渓太郎他界後は、さまざまな後悔が私を襲った。 「もっと早く気づいていれば・・・」 「延命治療をさせない方が良かったのでは・・・」 「たとえ余命が短くなった…

  • 希少がんになる確率以上に・・・

     最初に渓太郎の身体にがんがあることを見つけてくれた医師は、子どもが小児がんにかかる確率を私にこう教えてくれた。  「長野県で一年間に生まれる子どものうちのた…

  • 「生かされている」に込められたふたつの想い

     「生かされている」という言葉をよく聞く。 命への感謝が込められた、私も好きな言葉のひとつでもある。   ―――私がまだ20代前半だったころ。 私はよく、大町…

  • 隠しきれない本音が・・・

     友人が我が家へ遊びに来た時のこと。 愛犬ヒマが案の定、不審者侵入と言わんばかりの吠えまくり。 それはもう、「いらっしゃい」も「おじゃまします」も聞こえないほ…

  • いのちの繋がりは種を超えて・・・

     渓太郎との死別を経験してから、私の人生の中で「いのち」や「死」について考えたり、持論を展開する時間の割合がほかの人に比べるとかなり多いと思う。  いのちって…

  • 「自死」最後のカタチだけに目を向けずに・・・

     つい、さっき。 大切な人を自死で亡くされた方のお話を聴かせていただいた。 涙声と小さなため息と、時々こぼれる無理矢理に作った悲しい笑い声。 それだけでもう、…

  • 死別経験者が言葉を失う「からくり」

     以前、子ども病院で行われた慰霊式に出席させていただいた時のこと。 当時同じ病棟で入院をしていた小学生の女の子のお母さんが声をかけてくれた。 「渓ちゃんのお母…

  • 心の目

     その日は、精神科病院の中に併設されている「リラクゼーションサロン クレ」で予約確認と受け付け業務を行っていた。 お客さんは入院患者さんであるため、予約通りに…

  • ひとりの時間

     携帯を常に持ち歩くようになって、何年くらいがたつのだろう。 今では財布を忘れたところでさほど慌てないけれど、これが携帯を忘れたとなるとプチパニックになる。 …

  • 究極の選択

     渓太郎の命の期限が刻一刻と近づいていたある日。 お見舞いに来た母の表情が、なんとなく険しい感じがした。 最初はそれほど気にも留めず過ごしていたのだけれど、極…

  • ただ命を繋ぐためだけに・・・

     最近、私の尊敬する方が心惹かれるタイトルの本をブログで紹介されていて、パソコンを閉じる間もなく即購入しました。   胸がチクッとするような「タイトル」を読ん…

  • 「正論」では悲しみから救われず…

     【自分の記事をリブログすることはあまりないのだけれど、自死が多いと言われているこの時期に・・・と思い、リブログします】   我が子のあまりにも短い余命に愕然…

  • 精神科病院にて、思うこと

     木曜日(隔週)、私はココで仕事をします。  診察室の入り口? はい! 【担当医表】が物語っている通り、ここは以前、診察室でした。  それが9年前。 この場所…

  • 「うらやましさ」と「ねたましさ」のちがい

     子ども病院で付き添い看護をしていた時。 渓太郎はいつ退院できるかもわからない長期入院だったため、あとから入院して来た親子が先に退院して「見送る立場」になるこ…

  • もし、不老不死の薬があったら?

     『もし、目の前に不老不死の薬があったら、飲みますか?』  これは、私がこれまでいろいろな人に聞いてきた質問。(きっとこれからも聞くであろう・・・)  なぜこ…

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