山形旅行
2016年の秋に一時帰国したときに、今まで行ったことがない山形県を旅しました。まず行ったのは、6世紀の終わりごろから山伏の修験の山として知られている羽黒山です。樹齢300–600年の老杉が生い茂るなかに、2445の石段から成る参道が続いています。参道と途中の祠・社殿の前の鐘つき堂山頂には立派な神社があり、その前に重厚なかやぶきの鐘つき堂(仏教)が建っているのには驚きました。現在は神社として機能していますが、明治に入って神仏分離がなされるまで神仏習合だった名残だそうです。なるほど、参道にはたくさんの神社や祠がありますが、国宝の五重の塔(仏教)が見事です。参道途中の茶屋で飲食すると石段を踏破した認定証が授与されるのは御愛嬌ですね。次に行ったのは立石寺(通称:山寺)。山の斜面にへばりついている、松尾芭蕉があの有...山形旅行
2023/04/28 10:15