ザコパネ
今回はお城ではありません。ポーランドの南端、自然国境タトラ山脈でスロヴァキアと接するところにある町ザコパネの話です。我々はここをベースにして、タトラ山脈で1週間の山歩きをします。ザコパネは、昔は羊飼いと牛飼い、農民、そして木こりが住む小さな山間の集落でしたが、19世紀末になると鉄道網が整備され、庶民に旅行を楽しむ習慣ができたために観光客が来るようになり、その後、ポーランドの建築家や芸術家らの注目を集め、この地で活動を行う者が増えたとのことです。現在の人口は3万人弱で、ポーランドではよく知られた避暑地および保養地。冬はスキー場として有名な町です。ザコパネは二つの非公式な名称を持っているとのこと。ひとつは〈タトラ山脈の首都〉、もうひとつは〈ポーランドの冬の首都〉だそうです。毎年約3百万人の訪問客で賑わうようで...ザコパネ
2023/03/31 10:01