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パンセ(みたいなものを目指して) https://blog.goo.ne.jp/bitte1107

有名な人間でもない、普通の庶民が思いつく偏見と独断に満ちたあれこれ。 音楽、サッカー、読書、市政など、本当は真面目よりダラダラが希望。

腰痛持ち
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愛知県
出身
新城市
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2015/01/17

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  • 偉い人はすごいけど、情けない庶民に共感してしまう

    思い込みで判断していることは多そうだ今、江戸時代の教育について本を読んでいるが(昨日とりあえず読に終えたが)江戸時代はそんなに男尊女卑ではないかもしれないと思うようになった(江戸時代は男社会と思っていた)藩校とか寺子屋の教える立場の人間は、思いのほか女性も多いことが巻末の資料にはあったそれなりの力のある人は重用される当たり前の世界だったかもしれない徳川吉宗は実力があるが石数の低い人間も積極的に活用したようだ給与も役職の期間中は高い条件で働くことができたつまりは実践的なことを優先すれば、必然的にそうならざるをえないようだこれだけフレキシブルな社会だったとするなら幕府側から実践的な憲法構想(選挙とか、男女差がないような)が出てくるのはそんなに特別なことではなかったのかもしれないと思った(「江戸の憲法構想」とか...偉い人はすごいけど、情けない庶民に共感してしまう

  • 「とむらい機関車」が待っているのだが、、、

    「江戸の教育力」を読みかけなのだが、早く終えて、読んでみたいと気が急くのがこの本先日のJA愛知東の歴史講座で扱われた新城市出身の探偵作家大阪圭吉さんの「とむらい機関車」だこのタイトルとなっている作品の舞台は我が家からとても近いそれだけでも興味津々だ美味しいおかずは最後まで取っておくタイプだからすぐに手を付けないのは、待つ時間も楽しんでいるのかもしれない何かを語るには読まないと始まらないまずは早く「江戸の教育力」を読み終えねば(これこれでとても面白い)大阪圭吉のあとにはノーベル賞作家ハン・ガンの「ギリシア語の時間」が待ってるところで、少し前に読んだノーベル賞作家ヨン・フォッセとハン・ガンの読後が似ていると思ったのは思い込みなのだろうか「とむらい機関車」が待っているのだが、、、

  • 穏やかな教育方針はいつからだったのだろう

    半年ほど前に「江戸の憲法構想」と「赤松小三郎ともう一つの明治維新」(いずれも関良基著)を読んで刺激を受けたのでちょいと江戸時代がマイブームになっている(べらぼうの影響ではない)250年も大きな戦いがなくて済んでいたのは、それなりの理由があったからだと思うが、その理由を知りたいと思ったまずは図書館から借りたのが暴れん坊将軍の吉宗は実践的な実務家でこんな人が今いたら!と思えるほどだったが、読んだ内容はすぐに忘れてしまうので念の為、最近アマゾンで購入したのは「江戸の教育力」だったすると日本という国は、外国からきた人(ザビエルとかフロイス)には驚きを与えた国だったらしい「日本人は子どもを虐待せずに大切に育てている」とか「日本人女性の多くが文字を書くこと、教育において体罰を行わないこと子どもたちは寺で学習すること、...穏やかな教育方針はいつからだったのだろう

  • 納豆の話

    昔、納豆といえば甘納豆しかイメージできなかった頃朝ご飯に納豆を食べる(地域がある)と聞いてあんなに甘いものとご飯を一緒に食べるなんて変な食習慣だなと思ったことがあった今では発酵食品としての納豆は毎朝食卓に並ぶが先日NHKの番組で納豆を特集していてそこで良い情報を聞いた!として実践しているのがかき混ぜる前に少し水を垂らすことだこれをすると納豆がよく混ざって、糸が繊細に引くようになる食してみると、ふわふわでご飯の味が今までと違った感じになるそれはよく泡立てた卵をかけたような感じだそれがお気に入りとなっているので、先日、埼玉に嫁いだ妹にメールで情報提供をしてみた彼女はやってみると返事が来たが、どんな印象を持つだろうところで、納豆について変なことを思い出した確か永六輔のラジオ番組「誰かと何処かで?」の中で納豆が中...納豆の話

  • 「無いものがあった」出来事は新城市にも

    昨日の中日新聞の社会面の記事に気になるものあったこの記事に目を留めた人がどのくらいいたのか気になるところだがきっとそんなに多くはなかったと想像する記事は、書類の改ざんを求められ自殺された赤木俊夫さんの妻赤城雅子さんが財務省が検察に提供した資料の開示を求めたところ4月に2千枚が公開されたが、その中には欠落した資料があったとされていたしかし、その欠落部分の資料と思われるものが、NPO法人情報公開クリアリングハウスが公開請求をしていた別の森友文書の中にあったというものだ「無いとされていたものがあった」この少し頭にくるようなことは、実は自分も経験している新城市浅谷の養鶏場は解体し更地にして市に引き渡すことになっていた更地になったことを確認するために市職員と議員がその確認に出かけたがその時、数人の議員から更地とされ...「無いものがあった」出来事は新城市にも

  • 急にテレビの露出が多くなったのは、どこか気持ちが悪い

    昨日、違和感を覚えたことがあったそれは小泉進次郎農水大臣がやたらとテレビ番組に登場したことだ前任者があんなことを言って交代したばかりだし米は喫緊の問題という点があるにしても、ほとんどのテレビ局が彼をこの危機を乗り切るヒーローとして扱おうとしているのがどこか気持ちが悪かった(へそ曲がりなのだろうか)彼が町中のスーパーに出かけて米の陳列棚を見て店の人に、こんなにスカスカなのか、と問う場面があったが「何を今頃、確認しているだ!」と呆れてしまった政治家は庶民と同じ感覚、感情を共有しないとだめだと信念を持っていたのが世界で一番貧しい大統領と言われたホセ・ムヒカ氏でも現実世界ではそうした庶民のメンタルを実感しようとする政治家は少なそうだ政治家は投票に直結する人を大事にする政治家を応援する人たちは自分にとって役に立つ政...急にテレビの露出が多くなったのは、どこか気持ちが悪い

  • エチオピア

    食リポはどんなに上手な人のを聞いてもその味を感じることはできないイメージはわかるが、いまひとつリアリティを持てない分どこか不満が残る結局は自ら口にしないとわからないということだエチオピア自分の好みのコーヒーはこれだと思うようになったちょっとした酸味があって、それをベリー風味というらしいがそれをいつも購入する店ではない専門店で飲んでもああエチオピアだ!とわかる(適切な温度でないとその感じは薄れるが)同じような酸味がありそうなはケニアとかコロンビアがあるが時々、比較のために購入してみるすると、どこか少し違うその違いを言葉で説明するのは難しい(でも違いはわかる)なんでもそうだが、慣れるとそれに対する感覚は繊細になってくる今は毎朝ミルで豆をひいてストレートで飲んでいてコーヒーは苦いと思っていた昔よりはそれぞれの豆...エチオピア

  • お米の価格についての実感

    農家にとって、あるいは消費者にとってお米の適正価格はいくらなのだろう?と言った本質的な問は一旦横において、生活者として実感すること買い物は面倒くさい作業だが、自分は食品のそれは大して苦にならない男に任せると変なものまで買ってくると評判の悪いこともあるがあまり価格を気にしないで買ってくるから時にはヒット作もある(最近は新城の特産らしい苺は同行者は購入しないが自分は見た目に負けて購入してしまうが、それが案外満足感を覚えるものだった)でも一緒に買い物をするようになると、自ずと商品の価格を覚えるそして価格がいつもより高かったり他店より高いと購入を控えるということはある価格は頭に入っているから、購入するときはその価格が判断の元になるお米は以前はセールの時は5キロで2000円以下のものもあった高くても2500円位で買...お米の価格についての実感

  • 新城が生んだ探偵作家 大阪圭吉

    新城市出身で現在知名度が高いのは、マヂカルラブリーの太った方の村上さんかもしれないでも先の大戦で戦地で病死しなければ、この村上さんより有名になっていたかもしれないのがミステリー作家の大阪圭吉彼はポーとかドイルの流れをくむ本格的な作家の片鱗があるとして江戸川乱歩とか甲賀三郎にも評価され、少し後の時代ではアリバイ崩しで有名な作家鮎川哲也が再評価のきっかけを作ったほどの人物だこの隠れた才人、大阪圭吉(本名鈴木福太郎)の講演会「没後80年新城が生んだ探偵作家ルソン島に散った大阪圭吉」がJA愛知東本店3Fホールで、約80名の聴衆を集めて開催された講師は高田孝典氏(姉の同級生で、時々個人的な会話をする人)だった冒頭に彼(大阪圭吉)のことを知らなかった人は挙手するように!と講演者が聞いた時、半分以上の人が手を上げたその...新城が生んだ探偵作家大阪圭吉

  • 年上と思っていた人が年下だった

    昔は出会う人は殆どが年上だったしかし、今は年上だと認識していた人が実は年下だったというようなことが時々ある(今朝の新聞に知人の記事が出ていて、自分より年上だと思っていたが人が実は2つほど年下だった)年上と思い込んでいたのは容貌や雰囲気がそう思えていたからだ困るのは自分が他人からどのように見られているのかはわからないことで人から見えれば自分も彼のような「おじいちゃん」に見えているのだろう父の年齢、祖父の年齢を超えて我が家の男では一番の年齢になっているでも、こんなんでい良いのかな?といつも思う相変わらず情けないところが多いしちょっとばかり内緒にしておきたい妄想もある情けないのは仕方ない今更急に成熟しそうもないこうなったら自分の時間経過を味わい尽くしてみるしかない(かも)年上と思っていた人が年下だった

  • 監督との相性は大事

    来年の6月はサッカーワールドカップだこの大会はアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国共催心配なのはトランプ大統領で、期間中は人が国をまたいで移動するからそこでまた問題(制限とか)が起きないかと不安を覚えるサッカーはどちらかといえばヨーロッパの文化と言えるスポーツだトランプ大統領はあまり関心がなさそうな気がするし隣の国とも関係が良いとは言えないので、変なところで存在感を誇示しそうだヨーロッパのサッカーもシーズン終盤明暗がはっきり分かれる時期になってきたヨーロッパ各国のサッカーのチームは大きく3つに分かれる常に優勝を争うチーム、リーグ陥落を心配するチームそしてそのどちらにも当たらない中間のチームいつも勝つチームは観客も多く、収支が安定しているから金額でいい選手を集めることができるその供給先が中間のチームで、優れた...監督との相性は大事

  • 生成AIの比較

    本当か怪しいかは、じっくり検討しなければならないとしても生成AIの実力は大したものだ時々よくわからない言葉や概念について参考のために聞いてみる少し前まではChatGPTに聞いていたが、今では生成AIもグーグルのGeminiがあるし、X(旧ツイッター)にもGrokがあるのでお試しに同じような問をこの3つで聞いてみた大枠は同じような答えが返ってくるが、少しばかり違いがある個人的な印象ではChatterGPTが一番安定した答えで上手いことまとめるめるなあ!といつも思うGrokはまだ情報の収集先が多くないのか、それともX上のネタが多いのかわからないが、ちょっと偏った感じがしないでもないでもその情報源は何々と出てくるのは良い(いつもそうではないが)GeminiはほぼChatGPTと同じような答えのような印象文章はこ...生成AIの比較

  • 何故(ある時期の)活動が制限さるるのだろう

    愛知県東三河の中心都市、豊橋の新アリーナ建設に関わるゴタゴタはやっと実施させることになった住民投票でケリがつくようだ住民投票の実施日は参議院選と同日だただし、住民投票の投票日については建設反対派はアリーナ建設の金額の大きさとか、それに伴う将来への不安交通渋滞の問題とか、その他の不可解な経緯を説明する時間が十分にとれるように、もう少し後に実施したいとしていた一方、議会内での数の多い推進派は住民投票の経費負担を少なくするために参議院選と同日を訴えて、その予定で議決されたところで、どちらが正しいかを問うのではなく、どちらを選択するかのこの問題は、有権者ができる限り正確な知識を持つことが重要と思われるそのためには賛成・反対の両陣営ともそれぞれの主張を有権者に知ってもらう活動が必要となるそうした内容の濃い情報提供は...何故(ある時期の)活動が制限さるるのだろう

  • 葵祭(思い出)

    昨日の夕刊に京都の葵祭の記事があった「光る君へ」の去年より前の2019年5月15日に御所に臨時に設けられた観覧席で約1時間を要する雅な葵祭の行列を見た祭りの行事というものの行列が過ぎていくだけで、最初はつまらないものと思い込んでいただが、予想に反して思いのほか面白かったいろんな服装・職業の人たちがいてそれがきれいなのと、歩きにくい履物を結構なスピードで歩いているとか、奇妙な傘のようなものを持ったり、髪に葵の花を飾っていたりでつまりは普段目にしないようなものを見ることは飽きることはなかったこの日の主役は斎王だが、ずっと座ったまま平気でいられる人で、衣装を用意する資金に問題がない人が選ばれるらしいが、さすが京都、そのような条件に合う人は少なくないらしい葵祭を見ようとしたのは「源氏物語」で葵上がこの行列を見るた...葵祭(思い出)

  • ホセ・ムヒカさんの残した言葉

    同じような経験をしても人の考え方、人生観は違ってくる極左集団のメンバーとして政治家誘拐も行い収監は10年も独房で過ごした彼は、なぜそのような考えに至ったか?という興味が尽きないのが「世界一貧しい大統領」と言われたホセ・ムヒカさんそのウルグアイの元大統領だった人が亡くなったウルグアイのことはサッカーのルイス・スアレスがいたことくらいしか知らない(スアレスは試合中に噛みついたり意図的にハンドしたりして評判が悪いが自分は好きだった、スアレスは結局メッシと一緒にプレイするのが好きだったと思う)つまりウルグアイイコールスアレスと条件反射的な記憶しかないがこの人も尊敬できる人物として頭に刻まれる彼の残した言葉は説得力に満ちているそれはマザー・テレサに似た響きがある心底つらい経験をして、それでも明かりの存在を信じて生き...ホセ・ムヒカさんの残した言葉

  • 宝くじが当たったら、、、

    経済学はやや楽観的な前提で成り立っているとの指摘がある「神の見えざる手」は、それに関わる人間が道徳的であるとか他の分野では、人間は合理的な判断を行うという前提で理屈が進められるだが自分たちが目にするのは、そうした前提はあまり当てにならないという現実だ人は必ずしも道徳的ばかりではないし、合理的な判断をするものでもない(個人の損得が道徳より優先するとか)宝くじの期待値は半分くらいで、実際のところ儲かるのは胴元で大半の当たらない人のお陰でこの制度は成り立っている自分はこの期待値ならば挑戦しないほうが合理的と思うしかし、宝くじが当たらないかな、、と思うことはある(今までに宝くじを購入したことは2.3回しか無いが)それは自分の気持ちの変化を確認したいと思うからで自分はもし一億円が当たったなら、その半分くらいは寄付し...宝くじが当たったら、、、

  • ヘッセに癒やされる!

    若い時に読んだ本とか聴いた音楽は、年齢を重ねた今とは違う感じ方をする未知のものが多かった若い時期は、一つ一つが新鮮で驚きに満ちておりそれらがそのまま体に吸収されてていくようだった疲れを知らない子どものように!と歌ったのは(詞を書いたのは)小椋佳だった確かに自分も一時期そのような時があった知らないことに初めて触れた時の驚きや神秘感はそのまま経験に蓄積され小説の人物の生き様は自分のその後の生き方に影響を与えた(と思う)でも少しばかりの後悔と諦めをもって今を受け入れる年令になると不意に過去を振り返りたくなることもある(特に電車の車窓から流れ行く景色を眺めていると)ヘッセは優しいと思うそれで良いのだ!と感じさせる詩があったぞ!と思い出して探し出して写真を撮ってみたこれは詩集「「階段」(高橋健二訳)の冒頭にある文章...ヘッセに癒やされる!

  • 新城吹奏楽団 第100回定期演奏会

    一番楽しんでいるのは演奏している人たちだろうな!これは毎回感じることだアンコール演奏は緊張感から開放されてみんなが少しおどけた服装にして、会場もそれに合わせて手拍子を打つこうした和やかな雰囲気で幕を閉じた新城吹奏楽団の定期演奏会が昨日、文化会館で行われた実は前回の99回目の演奏会の際に会場でクイズがあってその答えがあっていたので、無料の招待券が2枚手に入り1枚を友人に譲って出かけたのだったプログラムはこんな感じ冒頭の曲は新城吹奏楽団を育て上げた山本家寛さんが作曲したものさっさと速歩で指揮台まで歩く山本さんは、毎回のように自作の曲を取り上げていたのだった(彼は少し前に亡くなった)彼の曲は現代音楽風の調子がはっきりしないようなもの、奇妙な響きのもの武満徹みたいな曲が多くてなかなか興味深いものが多かった昨日は女...新城吹奏楽団第100回定期演奏会

  • 味わうことはできるが、つくるのは、、、

    恋する人間は誰でも詩人になれるといわれるその時の感情の高まりは何かを表現したい衝動にかられるからだろう特に若い時はその傾向は顕著だビートルズの楽曲でも初期はラブソングが多かった日本の音楽(歌謡曲、JPOP)でも個人の経験とか思いを一般化できる恋の歌は多いこのように誰でも後から見直すと恥ずかしいと思われるようなラブソングを作ろうとしたことはあるものと想像できるが振り返ってみると自分はそうしたものを作ろうとしたことはなかった古い日記を読み返すと、正常ではない精神状態は奇妙な熱を持っているが憧憬とか、誰もが実感するような気分になるものは残していなかった最近、ラブソングってすごいな!と単純に思うようになったそのきっかけは源氏物語で、この中には恋の歌がいくつもある物語にあまり関係ないとして飛ばし気味にしていたが改め...味わうことはできるが、つくるのは、、、

  • 久しぶりに聴き比べをしてみた

    時々レコードとCDの聴き比べをしてみる昨日試みたのはこれ風のベストアルバムから「22歳の別れ」と「海岸通り」最近はレコード中心に聞いているが、1年くらい前に知人と聴き比べをしたのはバッハの「音楽の贈り物」からトリオ・ソナタの部分(リヒター指揮、チェンバロ)のCDとレコードだった自分は熱気と言うか奏者の意気込み(チェロ奏者のフォルテする必然性とか)まで感じ取れるレコードが心地良いと思ったが、知人はCDの音のほうがスッキリしているとの答えだったそしてまた自己満足をするために昨日、同じ曲、同じ演奏を比べたわけだ最初にレコードで「22歳の別れ」冒頭のギターの音がふわ~っと響く歌の声も柔らかで、途中でハモる部分も繊細な感じで、ベースっぽい音がでてくる時は、こんな音も入っていたのか?と思ったりしたCDに切り替えて同じ...久しぶりに聴き比べをしてみた

  • 認めたくない現実

    我々の年令になると必要不可欠なのが病院情けないことに同級生にもそこでよく出会う今日も薬の処方箋をもらうために出かけた形だけの診察を行う問診と血圧チェックだ血圧を測るために腕まくりするすると腕に張りがないことに気づく明らかに若い時と違う(そしてがっくりする)今はお風呂に入っても腕は水を弾かない若い時は、三島由紀夫が認めたくなかった老いをいつか自分も迎えることになるのが嫌な気分だったでも今、眼の前にあるのは歴然とした事実昔はズボンは腰回りの大きさでサイズを決めなかったサッカー部で脚が異様に太くなっていて腰周りはスカスカでも、足の部分がパンパンだったでもそれは若さの勢いとか発露のようでなんか自慢できそうだった仕方ない生き続けているということはこういうことだ目もショボショボしてるし、腰は痛いし、歩くスピードも少し...認めたくない現実

  • 苦手な演奏家(なぜ苦手なのかわからないが)

    昔、下書きにしておいたもの今日はやる気がしないのでこれで誤魔化すことにした苦手な演奏家っているもんだ有名だからといってマストとは限らない別府の音楽祭で活躍しているマルタ・アルゲリッチはどうも相性が良くないなんだか乱暴で音も濁っているような気がしてならない購入したレコードも途中で聴くのをやめてしまう同じ様に途中で聴くのをやめるのはカール・ベームの指揮したものブラームスの一番は結局友達に譲ってしまった彼の指揮したドン・ジョヴァンニのレコードも今も最後まで聴けずにいるニコラス・アーノンクールの音楽も苦手だゴツゴツした手触りで音楽を楽しめないホロヴィッツ、リヒテル、アシュケナージなどのロシア系のピアニストは大体が苦手だ音が響きすぎるハンマーで叩いているような印象の音は自分はだめだよく響く演奏でもバックハウスは気に...苦手な演奏家(なぜ苦手なのかわからないが)

  • 手始めに読み始めたのは「享保改革と社会変容」

    先日久しぶりに図書館から本を借りた普段は借りている期間は2週間だがGWがあるので3週間だった借りたのは3冊、歴史の本「享保改革と社会変容」とハン・ガンの「ギリシア語の時間」奥泉光の「雪の階」の二つの小説いずれも厚みがしっかりある3週間あっても読み終えることはできないかもしれないでもその時は、継続して借りればいい最初に手にしたのは「享保改革と社会変容」大石学編小説は最初から最後まで読むのが通常だが、この手の本は関心のあるところだけ拾い読みしても問題はないでも最初から読むと、これはなかなか面白い享保の改革は歴史で習ったが、8代将軍の徳川吉宗の行ったもので記憶にあるのは「目安箱」の設置くらいだ時代劇では彼は「暴れん坊将軍」として活躍しているがこれは「目安箱」という世間の声を聞いているところから市中に出て情報収集...手始めに読み始めたのは「享保改革と社会変容」

  • 意外なことに、彼女は覚えていた

    連休も終了して、今日から子どもたち(小学生たち)は普通の毎日に戻る日曜日休みのあとも子どもたちの心が安定してないようで月曜日と木曜日を比べると(小学校の校門までの付き添いでは)月曜日の方が機嫌が悪いこれが連休の後といえば尚更のことで今5年生のAちゃんが1年生の時、連休前までは楽しそうに小学校に行っていたのに休み明けになると「学校に行きたくない」と涙を流し始めたことがあった駄々をこねる感じで、玄関から一歩前に進むことができないでいたお母さんが「行きなさい」と言ってもお母さんの手を持って動かないみんなが集まって登校時刻になると、お母さんが「さあ、おじさんに手を繋いでもらって行きなさい」と送り出されて、Aちゃんは泣きべそをかきながら踏み出したこの日から約1年ちょっと、Aちゃんと手を繋いで登校することになったまる...意外なことに、彼女は覚えていた

  • 少しづつ実行しているカテゴリー(テーマ)移動

    19年続けてきたGooブログ11月のサービス終了に備えてデータはアメブロに引っ越したこちら(GOOブログ)にも固定読者がいるので(有り難いことだ)サービスが終わるまで同じものを両者に投稿しようと思っているデータの引っ越しは問題ないが、困ったことはあるそれは引っ越し先はカテゴリー(テーマ)が全部ブログという括りで処理されていることだ音楽のことも、日記も、サッカーも、ポールマッカートニーも旅行も、市政のことも全部ブログとして分類されているブログなどは読んだらお終いの世界ではあるけれどせっかく分野ごとに投稿してきたものだからそれが全く反映されていないとなると、どこか残念だということで、現在はチマチマと記事を適切なカテゴリー(テーマ)に移す作業をしている記事の編集を選んで、一番下のテーマを「ブログ」から自分が作成...少しづつ実行しているカテゴリー(テーマ)移動

  • ピンク・フロイドのライブ映画

    不意に目に入った情報の中にピンク・フロイドがポンペイで行ったライブ映画の上映のお知らせがあった以前Youtubeで見た無観客のやつだどうやら追加上映のようで、東海地区は109シネマズ名古屋で5月12日から16日まで価格は一般席で5700円少し高いが、これにはちょいとそそられて今は行こう!の気分12日から16日の予定をチェックしてみる幸い13日以外は今のところ空いている何よりも「エコーズ」の音楽をを全身で浴びてみたい宇宙空間のような、雅楽のような、モーツァルトのクラリネット協奏曲のような(全て個人的な感覚だが)その音楽は、友人が持ってきたレコードで初めて耳にしたがそれは自分の中ではとても印象に残る音楽体験だった直ぐ様、「エコーズ」が収録されている「おせっかい」と実験的であり、クラッシックの融合を思わせる「原...ピンク・フロイドのライブ映画

  • ヘンテコなことに関心があるのも個性

    書店が一軒もない自治体が増えているそうだ新城市は危うく一軒はキープしているでも正直なところ、そこでは大型店で感じるようなワクワク感はないそこにあるのは、よく売れる本、話題の本ばかりで書店で感じる「人間はなんといろんなことを考えるのだろう」という思い(驚き)を認識できないからだつまりはヘンテコな読む人も少ないような本を自分は求めているということだ自己満足に過ぎないが、時々本棚に並ぶ読み終わった本を見てニンマリするこれは山の縦走したコースを地図で見てニンマリする気持ちと同じだろう最近は意地になっているわけでは無いが、ベストセラーを求めたい気持ちはない評判の食べ物を食べたいとも思わないし、人気のスポットにも関心はないそれらは一旦お試しすればそれなりの楽しみもあるかもしれないがなかなかそういう気になれないでいる年...ヘンテコなことに関心があるのも個性

  • 夜中に生成AIに聞いてみたこと

    5月1日の日の出は5時1分と予報にあった同じ数字なのでわかりやすいと思ったが今は既に4時台になっているもう少し時間が経てば4時半くらいまでなって近所のお墓参りは涼しいうちに済まそうということになる(そこで小鳥の声とか蝉の声が耳に入る)毎年のことながら自然はすごいな、、と単純に思う4月20日頃は庭の木も瑞々しい新緑に変わる動物だけでなく植物も赤ちゃんのような姿(新緑)は愛おしく思うどの季節が好きか?と問われると、人は自分の誕生の頃と答えるのではないだろうか少なくとも自分はそうだ現在の自分は早く亡くなった父はもちろんのこと祖父の年齢も越して男では最年長の経験をしているでも、分別とかそれなりの知恵とか常識があるかといえば他人から見たら怪しいものかもしれないそんなことをぼんやりと思っているが昨日生成AI(Chat...夜中に生成AIに聞いてみたこと

  • 裁判官の気持ちを理解しようとしたが

    彼らは何故あのような判断をしたのだろうか?とずっと思っていた(養鶏所の裁判の時)裁判官という人たちは、事実認定の正確さとか法的な解釈の違い以上に普通の人が感じる感覚とは異なった考え方をするのではないか?とさえ思ったことがあるだからこの本をアマゾンで紹介された時、すぐに購入を決めた「絶望の裁判所」に続いて瀬木比呂志さんの本だ勢い込んで買ったものの、読み始めると素人には少し難しい法的な手続きとか法律用語が登場するので半分以上は頭をかすめて通過していっただが裁判官という人びとの持ちやすい感覚とか雰囲気だけはわかったなるほど彼らも特別な人間ではなく、普通の人間だということ特別なのは知識量が多いということで、感じることはそれほと大差ないことはなんとなくわかった例えば原告の訴えるトーンがきつかったり、自分勝手と思われ...裁判官の気持ちを理解しようとしたが

  • 住民監査請求

    世の中にはいろんな制度・システムがあるその中に普通の人は死ぬまでに一度も関わることのないものがあるその一つが「住民監査請求」でネットで調べると住民監査請求とは、地方公共団体の住民が、その団体の執行機関(市長など)や職員による違法または不当な財務会計上の行為があった場合に、監査委員に対して監査を請求し、必要な措置(防止、是正、損害賠償など)を講じるよう求める制度です。住民監査請求の書類を提出し、受付、受理の約一ヶ月の検査の後返された回答に請求した人が納得できない時は期日内に行政裁判に訴えることができることになっている我々の身近のところでは、新庁舎建設用地外の移転補償費についての裁判も養鶏場の予想外の高価での購入についての裁判もこの過程を踏んだいまこの言葉を思い出したのは、兵庫県で奇妙な住民監査請求が行われそ...住民監査請求

  • 雰囲気が似てると思う(思い込み?)

    ほんの思い込みに過ぎないかもしれないが、ビートルズの「ナウ・アンド・ゼン」を聴くとつい思い出してしまうのが、ベートヴェンのヴァイオリン・ソナタ2番の第2楽章「ナウ・アンド・ゼン」はジョンの曲らしい雰囲気に満ちているがその雰囲気との共通性をこの曲に感じてしまうのだどんな風の感想を持つか、2曲の動画を挙げみるTheBeatles-NowAndThen(OfficialMusicVideo)ベートーヴェンヴァイオリンソナタ第2番~第2楽章GWの中の普通の日、テンションはお休みモードということでお気楽な話題にした雰囲気が似てると思う(思い込み?)

  • しっぺ返しはやってくる

    今年の大河ドラマ「べらぼう」は見ていない始めのうち少しだけ見たが、なんとなくわかりやすいのがつまらなく思えてしまった蔦屋重三郎の時代は松平定信とか田沼意次が活躍した頃でドラマにも登場している田沼意次は評価の分かれる人物で、政治的手腕の優れた人物という評価と賄賂政治の典型みたいな捉え方がされている池波正太郎の剣客商売では肯定的な捉え方がされている(良い方の捉え方では田中角栄みたいなイメージで理解されているみたい)ところで、不意に思い出したのは歴史で習った松平定信の寛政の改革のひとつで武士が借りていたお金を免除する(棄捐令(きえんれい)という政策随分強引なことをするものだ学生時代も時も思ったが結果的にお金を貸していた人たちは、次に武士にお金を貸す時は以前よりも高利で貸すことになって、それでお金が回らなくなった...しっぺ返しはやってくる

  • 「ファシズムの教室」を読んで

    ファシズムとかナチズム、全体主義などは何故それなりの支持を受けたのかこうした疑問はずっと頭にあった「全体主義の起源」「イスラエルのアイヒマン」「自由からの逃走」「普通の人々」を読んでも、スッキリはしなかった日本でも戦前の厭戦気分から急に空気が戦争へと向かったのは何故だったのかそれもイマイチ理解しがたいそして今、兵庫県で起きている分断、第三者委員会の結果が出た後でも頑なにそれを認めないとする、まるで意地のような対応は起こっているのは何故なのだろう、、と少しばかり絶望感を覚えながらいるおそらく人は集団になると個人はどこかタガが外れるような行動をするのではないか?と漠然と思っていた個人の集合体が大衆となるのではなく、大衆はその集団として独自の動き方をする、そんな漠然とした考えが長いこと頭にあった新聞の書評だった...「ファシズムの教室」を読んで

  • 久しぶりの名古屋と宗次ホール

    名古屋に出かけたのは、多分去年の7月1日以来最近は田舎生活ドップリで大した刺激もなくウダウダと自分とのおしゃべりに終止しているそれじゃダメだ!と思い宗次ホールを目的のメインに据えてJRの割引券を使って名古屋に出かけた出かけたついでに春から秋用のズボンを購入することにした安物買いの銭失い!を何度も実感しているので総竹梅の真ん中あたりの商品を手に入れようとJR高島屋の紳士服売り場に向かったしかし、その階では迷うことばかりで、一向に店に入ることができない店のブランドは全く馴染みがない(というか今まで関心がなかった)今の若者とか現役は、当たり前のようにこれらのブランドを知っているのかと自身が田舎者だと実感した田舎者は名古屋駅の人の多さにも驚く改札口を出ると誰かにぶつかりそうになるあまりにも多くの人が動くので目が回...久しぶりの名古屋と宗次ホール

  • 電車の窓から見えた景色

    久しぶりにお出かけしようかなという気分になった候補は宗次ホール今日はヴァイオリンのコンサートがあるプログラムはフランクのヴァイオリンソナタがメインで他にモーツアルトとブラームスがあるチケットは手元にないが当日券が購入できたらそれで済まそうと思う売り切れていたらあっさり諦めることにするその時は、丸善に行って変てこな本を探してアップルストアに行って気になることを聞いてつまりは目的もはっきりしないお出かけというわけだたまにはこういうのも良い自分は電車が好きだ乗り鉄とまではいかないが、窓の外の風景を見てボーっとするのが気持ちいい過去を振り返ったり景色から導かれる思いにふけったり今覚えている電車の窓からの景色は冬本番の時期に郡山から会津若松に向かう電車の中から見えた弱々しい太陽の光に照らされた雪景色それはシューベル...電車の窓から見えた景色

  • 初めてビートルズの音楽を聴いた人はどう感じるのだろう

    少し前からボケ防止のためにピアノ(鍵盤楽器)を使った音楽教室に通っている(月に2回の脳トレピアノという教室名)鍵盤楽器は小学校の器楽でアコーディオンを経験した以来触っていないつまりはド素人が右脳を使う機会を増やしているわけだ(この教室は演奏というよりボケ防止、気分転換を目的としている)最初は初級の本に従って簡単な曲の演奏をする殆どが知っている曲で左手の伴奏も単音でそれも全曲通しても3つか4つの音しか使わないだからなんとかゴツゴツしながらも演奏できる感じだ(?)少し慣れた頃、初級の本以外に弾きたい曲あったらインターネットに「プリント楽譜」というシステムがあるからそこから楽譜をダウンロードすることができることを先生役の方から教えてもらった難しい曲、速い曲はとても無理なのでゆっくりした音楽で簡単そうな、それでい...初めてビートルズの音楽を聴いた人はどう感じるのだろう

  • 今朝のおしゃべり

    月木の朝のお楽しみは、小学校校門までの子どもたちとおしゃべりあいさつ推進運動の一環で7年くらい続けている「鼻毛が見える」急に手を繋いでいた2年生のIちゃんが言い出す「それは君たちが背が低いから、下から見るからそう見えるんだよ君たちの絵はみんな鼻の穴が黒く描いてるねそう見えるから仕方ないけど」するとそれを聞いていたKちゃんが「あのね、この間、造形教室で絵を描いたんだけど先生が色を付ける時、鼻を黒く描いてはいけない!と言ったんだそれで、茶色で描いたんだ」「それは鼻くそ」間髪をおかずIちゃんが反応した思わず声に出して笑ってしまったただただ可笑しかったこんなちょっとした会話で、今日は一日良い日になる予感がするこうした会話ができるのもあと少しの間だけそのうちにみんな成長して無口になっていく成長するというのはそういう...今朝のおしゃべり

  • 引っ越し完了

    一週間ほど時間を要するとあったが、昨日の夜、わずか2日ほど経過しただけでブログの引越しが完了した!とアメブロから連絡が来た朝になって、どれどれと確認してみた確かに全てのGOOブログはアメブロの方でも見られるテキストは問題ないと思っていたが、写真も動画もGOOブログのように見られる作業としてはGOOブログで引っ越し用のデータを作成しそれをアメブロの方にアップロードしただけだ具体的にどうしてそれが可能なのかはわからないがなんか、すごいな、、と感心するただカテゴリー分けはされていなかった過去の投稿は全て「ブログ」という括りだったできるところからカテゴリーに移す作業をしなければいけない全部行うのはしんどいから、気になるところだけで良いかもしれないということでまずは一安心だが、慣れたこの方でを覗いてくれる人もいるか...引っ越し完了

  • 江川の速球

    youtubeに全盛期の江川の投球がアップされている見慣れたのものあるので、今はさほどに驚かないが彼の投球を始めてテレビで見たときは衝撃的だった春の大会で北陽高校だったかと戦った時こんなの打てるわけがない!と素人がみてもそう感じた観客も似た印象のようでバットにあたったとか空振りせずに打球が前に飛んだだけで、よくやった!といった驚きの声があがった球速は今の機械と違うので数字的にはそんなに驚くほどではないしかし、今でも頭に残っている印象は打てっこない!と思わざるを得ない球筋だった科学的に分析すれば、彼の投げるボールの回転数が圧倒的に多かったらしい普通は引力でキャッチャー付近は減速して落ち気味になるのが桁外れの回転のせいで落下せずにミットに収まったらしい空振りのバットはほとんどがボールの下を振っていた印象とか記...江川の速球

  • 予想より低い支払い率

    現時点で4%予想したより(期待したより)少ない数字せめて20%くらいはあってほしいと思ったのだが先日のETCシステム障害による料金の後払いを申し出たのはこの数字のまま推移してしまうのだろうかETC料金の支払いはホームページで確認して支払って欲しいとの報道を目にした時に、一番最初に思い浮かべたのがどくくらいの人がちゃんと払うのだろうか?という思いだったスマホや財布を落としてもちゃんと戻って来る日本社会だから淡い期待を持ったのは事実だでも、現実的なところはこんなものなのかもしれない豊橋から新城につながる柿の木街道は季節になると柿の無人販売がいたるところで行われる透明のビニール袋に5つ入って200円くらいで設置してある料金箱に購入した分を支払うようになっているが今のところ、被害にあったという報道は目にしたことは...予想より低い支払い率

  • 「イワン・イリイチの死」を読んで

    この小説「イワン・イリイチの死」を読む気になったのは「絶望の裁判所」を読んでいる最中だったそもそも「絶望の裁判所」を読んだのは、実体験を含めて裁判というものに対する不信感があったからで、その不信感の理由は読んで少し納得したのだった(少し前にこの本ついては書いている)この「絶望の裁判所」の中に「イワン・イリリチの死」の話が出てきたのでどんな小説なのかとアマゾンで手に入れたのだが、小説を読む進めていくと「絶望の裁判所」の著者が「イワン・イリリチの死」を取り上げた理由がわからなくなった(どんな流れで紹介されたのだったかな)共通点は裁判に関する職についていることぐらいだ物語はイワン・イリイチが病気になって、亡くなるまでの心の動きせん妄といわれる意識障害的なものが克明に書かれているのだがそのリアリティとか描写力に恐...「イワン・イリイチの死」を読んで

  • いつか分かるかもしれないが

    ブログの引っ越しはもう少し後だが、引っ越先のやり方にも慣れないといけないのでしばらくは、こちらとあちらで同じものを投稿してみるのもいいかもしれない最近若い人(現役)の人と話す機会があった年上の人間の説教と自慢話は嫌われるがそうなる気持ちは当事者としてわかる大概の場合、人の考え方、感じ方は経験によって作られる長く生きていれば経験の量も多く、理屈だけでは済んでいかないことも身を持って感じることもあるそしてそれが社会であるとか、人間の傾向だと認識するだがこれは年齢を重ねないとわからないことでいきなりこの結論だけを若い人に伝えるとそれはよくわからないということになりそうだ若い人との話す機会の場所にはちょいと年齢を重ねた人も同席していたがその人たちは、年配者である自分の実感とか考えていることは割と問題なく受け入れら...いつか分かるかもしれないが

  • そうなるのは必然性があったのだろうに

    学生運動が騒がしかったころに学生時代を過ごした学内には特徴的な文字が書かれた大きな看板が置かれていたスピーカーを通じてベトナム戦争や産学共同体への抵抗を訴えていた(今は産学共同は当たり前のように捉えられているので隔世の感がある)ノンポリだったので無関心ではないが、何にも参加せずにいた学生運動の反対行動の中に「公立大学の授業料の値上げ反対」があった当時の国立大学の授業料はとても安くて、月1,000円だった確か高校のそれよりも安かったと記憶しているそれが3倍になる政府の方針が提示され当事者として学生は反対行動をしたこの時、3倍になることに反対はできないかもしれないと思ったことを覚えているその頃はモラトリアム時代を謳歌して、だらしない学生生活を過ごしていた勉強もあまりせず、マイペースで時間の過ぎるのをただ経験し...そうなるのは必然性があったのだろうに

  • 引っ越しはもう少しあとに

    このブログをスタートしたのが2006年の4月6日約19年、7000日が過ぎようとしているGooがサービス停止をするので、とりあえず引っ越しを考えることにした引っ越し用のデータを作って、それを引っ越し先のブログサービスにアップロードすれば良いようだ当然のことながら引っ越し先のアカウントはつくらなければならないこれはアメブロにしたアカウントは簡単に出来たが、さて引っ越し用のデータの作成はGooからのアドバイスでは、4月、5月は混みそうなのでそれ以後にしたほうが良いらしいということで、もうしばらくはこちらでモソモソすることにした途中まで出来ているブログの書籍化も時期を見つけて最新のものまでしなくては(去年の4月30日までは書籍化している)面倒くさいな当たり前にあったものがなくなるというのは手続き画面だけでなく、...引っ越しはもう少しあとに

  • 一同に介して議論すればいいのに

    世の中には自分の手に負えないことがある量子力学に対するアインシュタインとボーアの論争は考え方の相違があることはわかっても、その内容については全くわからないしかし、自分がわからなくても直接世の中が変わるわけではないただ少しばかり悔しいだけだ現代社会でこのような手に負えない論争があるのがMMTをベースにした考え方と財政規律主義の考え方(これは社会に影響がある論争だ)MMTは信用貨幣論をベースにして、通貨発行権を持っているならお札をドンドン刷って市中に流通させたほうが経済的には良いとする考え方で(財務省を盲信することなく、積極財政をしようとする指摘)財政規律派は家庭内の出費と懐具合の関係のように負債はいつか返さなければならないし、それができなくなる可能性を心配している困るのは、一体どちらが正しいのかを自己判断で...一同に介して議論すればいいのに

  • 日記またはブログ(ボケ防止の)

    日記をつけ始めたのは確か中学3年のお正月からだちょっとした出来事とか、感じたことを大学ノートに書いて最後の行に使ったお金の金額も残した寝床で腹ばいになってノートに向かって、とにかくずっと続けていた高校になってもそれは続いた昔はどんなことを書いたのだろうかと思うことはあるが、読み返してはいないただ、ドストエフスキーの「白痴」(内容は覚えていないが)登場人物ナスターシャ・フィリポヴナと、アグラーヤの渾名をつけた人のことを書いたのは覚えている大学も社会人になっても腹ばいの作業は続いたただ、出来事のようなものはあまり書いていなかった気がする書いたのは気分的なもの感じたことばかりだっただから社会的な意味合いはあまりない(いつの時代も自分は社会との接点が少なかったようだ)ただ自分と向かい合った時間がふんだんにあったと...日記またはブログ(ボケ防止の)

  • 身につけるには時間がかかる

    昨日紹介した中野剛志さんの動画の中にメモしておいた部分があるそれは学習の中で、きちんと学習されていれば批判の仕方、議論の仕方、批判の受け方、批判の避け方を身につけることができると話した部分最近の風潮の中で一番違和感を持つのは批判という行為に対して嫌悪感を持つほどの扱い方がなされていること批判されたほうがまるで人格否定のような捉え方をするものだからその先の議論まで達しない安易に論破といって片付け、決めつける丁寧な事実認定を怠って自分の気に入る解釈を優先するそれは多様な意見という括りと表現の自由という言葉で正当化されるこの一種分断に通じる傾向は、実は会話の技術論として共通の知識が無いからではないのか?と最近思うようになった中野氏は動画のなかで上記の技術を身につけるのには時間がかかるとしている個人の中で自身の考...身につけるには時間がかかる

  • 難解な本の最後までたどり着いたが、、

    なるほど、思いのほか面白いぞ専門家同士の議論のようでよくわからんなMMTのことを言ってるが、そういうことか(信用貨幣論)そうだよな、結局はいろいろな要素が入り交じる世間では人間の裁量に任せる部分があるよな、、、先日新聞の書評欄で紹介されていて、気になって読み始めたのがこの本「政策の哲学」中村剛志著書評でも難解だとされていたが、それでも最初の方はなんとなくわかった(途中からはさっぱりだったが)マクロ経済学はミクロ経済学をまとめたものでは無いとするのは実感としてわかったし、最近はそう思っていた経済学が科学かどうか?とか何らかの法則性があるかどうかは科学のように数式に溢れているとしてもそこには随分無理筋の仮定とか前提条件があって実態を反映していないとの批判だった(主流派経済学に対して)そしてそれは思想としての概...難解な本の最後までたどり着いたが、、

  • 懐かしい万博の音楽

    大阪万博が明日開幕する申し訳ないが全く関心がないきっと行くことは無いと思う前の大阪万博は自分以外は家族で行った自分はサッカークラブの連中と行ったしかし、呆れるほど何も覚えていない宿泊したのが京都の三河詰所というところだったこととなにかの開会式に登場した女の人の横顔が当時夢中だった女の子に似ていたことと、帰りの電車のすぐ近くに雷が落ちたことそんなことしか思い出せないでも不意にあのころ流行った音楽を思い出したフィフス・ディメンションのアクエリアス(輝く星座)だYoutubeで探して聴いてみると懐かしさが蘇ってくると同時に、あの時代は未来が良くなるもの!と当たり前に感じられていたと実感する音楽も熱気がある特に繰り返しえ盛り上がっていく様は好きだった今度の万博の印象的な音楽は何だろう社会的な現役ではないので頭に入...懐かしい万博の音楽

  • 新学期スタート

    新学期が始まった月木の校門までのお勤めも今日が初日たった二人が卒業していなくなっただけで随分寂しい気分だあと数年すれば小学生はもっと減る(今年の一年生は一学級)そして楽しいおしゃべりもできなくなる自分の住む地区はまだ家が建つなどしてまだ良いが田舎のほうは深刻な問題だろう子どもの姿が見えない寂しさはリアリティをもって想像できる今朝は2年になったばかりのIちゃんがいつものように袖の中に手を突っ込んできたあったかい、、と喜んでいたと思うと直ぐにあつい!と袖から手を抜いた相変わらずブラジルにルーツを持つ3人は日本語の会話の中に入ってこれない(こない)でも、5年になったAちゃんは同級生の女の子に何やら話しかけて指示をしている仲間うちだけで話している二人の男の子も学校から帰って来たとき「おかえり!」と声をかけると手を...新学期スタート

  • メモ魔、本好き、何でも食べるのは遺伝か

    母方の祖父はメモ魔だったメモの中身には母の(娘の)給与まで残されていたちゃんと残っていれば、当時(昭和20年代)の物価とか金銭感覚の良い記録になっていただろうが残念ながら跡形もない母は祖父の血を受け継いでメモ魔になっている毎日家計簿をつけている(ついでもちょっとした出来事も)ただし、一日の合計金額を計算していない(わざわざ計算するのが面倒くさいとのこと)祖父と違って祖母の方はのんびりした人で、せっかちな母は家庭で行動的でない祖母を少し批判的に語ることがあったでも、こちらのおばあちゃんも好きだった本が好きで松本清張を読んでは「このきれいな女の人は犯人じゃない」と独自の解釈を僕達に話しかけたこともあったおばあちゃんと話しているとなんだか安心感があってなんでも許してくれるみたいな気持ちになれた不思議なことに母は...メモ魔、本好き、何でも食べるのは遺伝か

  • 全能感の誘惑

    一度経験してみたいものに、野球の監督、指揮者、そして政治的なトップがあるらしいそれらは自分の下す命令を疑うことなく従うという一種の全能感に満たされるからと思われる経験から振り返ってみると確かにサッカーの監督(野球ではないが)によってチームのカラーは違うフォーバック、スリーバック等のフォーメーションの選択だけでなく選手を起用するポジションも違うそれは小学生のサッカーチームでも明らかに見られた自分の率いたチームは超攻撃的でそれいけドンドンだった(一点でも多く得点したほうが勝ち)別の仲間は率いたときは、後ろに重心がある「負けないサッカー」を目指していたどちらが正解かはわからない大人の世界なら勝点を多く重ねるほうが正解ということになりそうだが小学生の時点では伸びしろを考えると評価基準は勝ち点だけではない自分が率い...全能感の誘惑

  • 「絶望の裁判所」が目に入ったのは

    行政裁判を経験した時に違和感を覚えたことがあった(裁判は経験しないで済ませられるなら、それが一番いい)「あれっ、もう終わり?」「裁判官という人々は専門的な知識があるとはいえ普通の人が感じるように感じるのだろうか?」行政裁判はテレビドラマのような証人が出て丁々発止で行われるものではなく、準備書面という原告・被告の言い分を書いたもので戦われる相手側の言い分に対する反論は2ヶ月ほどかけて裁判所に提出されるので裁判の進行はとてものんびりしている行政裁判は2回経験したが、最初のものはゆっくり進んでいったしかし、2回目の養鶏場のそれはあっけないほど早く終わりとなった「まだ肝心な購入価格が高い安いの話が十分に戦われていないのに、、」自分が覚えているのはそういう気持ちだった「手続きの不自然さの指摘が終わって、さあ、問題の...「絶望の裁判所」が目に入ったのは

  • 2つの新聞記事が目に止まった

    オールドメディアと揶揄される新聞熱心な読書ではないが気になる記事は間違いなく存在する自分は一面から、同居人は後ろから読み始める「読んだ?」と聞かれる記事も関心事が違うために読んでないことが多い今朝の新聞には2つの記事が印象に残った(多分、同居人は素通りしてしまうだろうが)一つは、「森友文書開示始まる」とされた記事そしてもう一つは高校の教科書検定に関することで「現代国語」を扱った記事森友文書は文書改ざんを命じられ、自ら命を絶った赤城さんの奥さんが夫の自死に至る経過を知るために情報開示請求を行ったものだがはっきり言えそうなのは、今が安倍さんの権力が届く政府であったなら文書の開示はなかっただろうということ権力闘争の言葉はあまり使いたくないが、現実として石破さんだったからこそこの開示は行われることになったと思うで...2つの新聞記事が目に止まった

  • フルトヴェングラーのこと

    芸術至上主義だったベルリン・フィルの指揮者フルトヴェングラー(カラヤンの前のベルリン・フィルの指揮者)戦時中もヒトラーの前で演奏をするなど、常識的な判断力を持つ人からすれば政治音痴としか見えないそのために彼は戦争犯罪人の疑いで指揮活動を制限されたがユダヤ人の演奏家の証言等で無罪が確定し演奏活動が可能になったつい連想してしまうのが現在ゲルギエフがプーチンを擁護しているために世界中の音楽シーンから外されていることただし、ゲルギエフの様子とか考え方は現時点で一向にわからない彼もフルトヴェングラーのように芸術至上主義だったとするならば時代のめぐり合わせが悪いというか運がないとも言えるゲルギエフの指揮は名古屋で生演奏を聴いたことがあるショスタコーヴィチの5番の交響曲で、これは本当に良かった爪楊枝みたいな指揮棒を持っ...フルトヴェングラーのこと

  • 男どもの感じ方

    世間に溢れている歌から想像すると男どもは女の子から女になっていく様をどこか悲しい感情をもって眺めているようだそこにはロマンティックな女の子に対する憧れみたいなものが現実社会では女の子は逞しさに変わらざるを得ないのを仕方ないと思いつつも喪失感をもって感傷的に捉えている自分は男なのでよくわからないが、女の子や大人の女は男が思うほどの無邪気な存在ではないかもしれないかもしれないだが、男どもはそう思いたいようだ女の子から女に変わることを歌ったものに井上陽水の「いつの間にか少女は」があるいつのまにか少女は井上陽水どこかセンチメンタルだこの他にも淡い喪失感をもった「なごり雪」がある「去年よりずっときれいになった」というのは、外形だけでなく心のほうも変わったと感じていることを表しているように思うイルカ[Iruka]/な...男どもの感じ方

  • 第三者委員会の評価は何故あんなに分かれるのだろう

    現時点での流行語大賞の候補には「第三者委員会」が挙げられるかもしれない兵庫県とフジテレビ絡みのそれで、今まで馴染みのなかった人もこうした用語とか制度があることを知っただろうところで、とても不思議なのはこの第三者委員会の報告についての評価が全く割れて世の中に存在しているということだ(信頼できる第三者に調査・評価を任せたというのに)フジテレビのほうは、比較的第三者委員会の報告を多くの人が認めているが兵庫県の方は、認める人、認めない人の割合はわからないが少なくともSNS(ツイッター、Youtube)上では分断と言われる状況が生じている物事が数学的、理性的に判断される分野なら否応なしに理屈のままに判断せざるを得ないが、人間の感情が判断に含まれる分野については必ずしもそれを受け入れることは難しいようで第三者委員会そ...第三者委員会の評価は何故あんなに分かれるのだろう

  • マイ・フェイバリット・ソングス

    ほのぼのとした優しい音楽がテレビから聞こえてきた聞いたことがあるぞ!と思い、検索してみる(伊右衛門CM音楽)曲は原由子の「花咲く旅路」だった(作詞作曲は桑田佳祐)原由子花咲く旅路なんだか好きだなこの曲原由子の歌う曲で好きな曲はまだあったそれが「シャボン」シャボン[2024Remaster]高田みづえも歌った「私はピアノ」も好きだ私はピアノ[2024Remaster]昭和(昔)の曲は良いなあ、、と懐かしんでいる音楽は日本的なものも嫌いじゃない高校時代に授業で歌った「平城山」も大好きだ特に前奏のピアノが琴みたいな感じが雰囲気がでてる静かに始まって感情が高まっていく、でも頂点までは至らず静かに諦めのように終わる平城山(歌詞つき)鮫島有美子シューマンの「詩人の恋」の第1曲「美しい5月に」のピアノ伴奏もたまらなく良...マイ・フェイバリット・ソングス

  • 肩書は信用できるか?

    最近つくづく感じるのは「肩書」は当てにならないということ特にX(旧ツイッター)での投稿において実感する自分が独断で偏っている可能性を踏まえても投稿に見られる文体や内容の一方的な決めつけとか客観性のなさは、プロフィールを見て違和感を感じるのだ職業弁護士と言われる人物が「あほか!」と他人をけなしたり上場企業のそれなりの立場を経験した人が「マスゴミ」と言ってみたり自称作家(出版物もあるらしい)が思い込みで自説を頑なに曲げないとか年齢を重ねた人間なら、もう少し視野が広くなっているはずなのに!と思われることがそこでは見られない「何を言うかは理性何を言わないかは品性」という言葉があるが、知性とか品性は文体にも現れると思う文章を読むと(あるいは会話をすると)その人のポテンシャルを漠然と感じるというのが最近の自分の不思議...肩書は信用できるか?

  • 「ガラス玉演技名人」は外の社会に出ることにした

    コリン・ウィルソンの「アウトサイダー」がきっかけで読むようになったヘルマン・ヘッセ今でも彼は一番のお気に入り作家だだからドイツを旅したときは、ヘッセの生まれたカルプという小さな町にも出かけたそこにはヘッセの記念館があったが、残念ながら入館者は悲しいくらい少なかった記念品として彼の小説が販売されていた大好きな「シッダールタ」を購入しようと思ったがドイツ語の本を手にする暴挙は諦めた購入候補に挙げたのは「シッダールタ」の他に「メルヘン」と「ガラス玉演戯」「メルヘン」は一つ一つが短いからドイツ語でも読めるかもしれない「ガラス玉演戯」は最後の方にでてくる「シャボン玉」という詩がとても気に入っていたので、手元に置きたいと思ったのだった「ガラス玉演戯」はヨーゼフ・クネヒトがガラス玉演技名人となるまで過程となってからの精...「ガラス玉演技名人」は外の社会に出ることにした

  • 大審問官と大乗仏教

    少し面倒くさい話世間とか大衆というのは個人の集まりだがその活動は個人の持つ価値観や道徳観とか倫理観の集合体とは思えないことが良くある世間とか大衆は個人の集合体というよりは集団は集団独自の活動をするとしたほうが実態にあっているような気がする身の回りに普段は穏健な優しい人が同時に自分から見れば変な集団の中にいることがあるその集団もそれなりの数を持っている(具体的には立花信者)そもそも人は何人か集まると当たり前のように序列をつける行動を起こす場合は、その序列の上の人からの指示をこなすというのが効率的と考えているのかもしれないそしてそれは制度的には代表性民主主義という形で実現されていると大雑把に考えることができる現代の日本人は否応なくヨーロッパ人の思考法例えば個の確立とか自由の概念とか自己の内面と対話してより良い...大審問官と大乗仏教

  • レコードの値段と感動の大きさの関係は無関係なのだろうか

    久しぶりに豊橋で中古レコードを購入した2枚で1000円購入したのはバレンボイム指揮のサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲とカラヤン指揮のバルトークの弦チェレが収録されたもの珍しい曲どころか一度も聴いたことがないのが、サン=サーンスヴァイオリン協奏曲それに名前だけは聞いたことがある「画家マチス」「画家マチス」はフルトヴェングラーにナチスが演奏禁止を命じたが(ヒンデミットがユダヤ人なので)それに逆らった曲として記憶に残っている音楽自体に禁止されるようなものを含んだものだったのか気になるところだおそらく曲の出来不出来とか訴える力のほうが気になると思うつまりは人種的な属性などは関係ないと思う(音楽的にユダヤ的というのがよくわからないし)サン=サーンスの楽曲もコンサートのプログラムで見たこともないレコード・CDでも見...レコードの値段と感動の大きさの関係は無関係なのだろうか

  • 昔のこと

    昔はどの家も鍵なんかかけてなかった子どもたちが勝手によその家に入ったりしていたそれが今では、、、同居人が昔を思い出して口にする確かにそうだった自分も子どもの頃、よその家に上がった記憶があるテレビ番組の「白馬童子」は近くの家でその家の家族とこたつを囲んで見させてもらった申し訳ないなあ、、という気はあまりしなかった気がするお互いがそれが当たり前のことのようにしていた今年は昭和100年の年鍵をかけていなかった頃は、みんな裕福ではなかった車も洗濯機もなかったみんなそうだからよそと比較することもなく未来は良くなるものと漠然と信じていたそして、今振り返るとなんとなく心に余裕があったそれが今はどうだ人を信用しすぎると時には被害を受ける!が当たり前になって、自己防衛するしかなくなっているこうして昔を懐かしがっていても生産...昔のこと

  • ハラハラ・ドキドキのないサウジアラビア戦

    ワールドカップ出場権を果たした直後のサウジアラビア戦緊張感の見られないゲームだった結果は0−0の引き分け予選の最終目的は出場権を得ることでサウジアラビアからすれば、とにかく負けないことが最優先となる勝つに越したことはないが、負けなければC組の3位で3位ならプレーオフで一縷の望みが残っている(下が詰まっているから負けは絶対にいけない)きっとそんな判断をしたのだろうと思われたのが昨日の試合サウジアラビアは最終ラインに5人を並べる超守備的な戦術つまりはシュートゾーンを消しているそして日本は後ろでのボール回しは苦労しなかったが攻める手立てがなかなか見つからないこんな時、今まで出番の少なかった選手を試すのは良いがちょいと心配だったのは、スペースがない時の前田は機能するのだろうかという点猛烈なスピードの走力の持ち味は...ハラハラ・ドキドキのないサウジアラビア戦

  • 「朝と夕」ヨン・フォッセを読んで

    ノーベル賞作家ヨン・フォッセの作品「朝と夕」を読んでつい思い浮かべたのは少し前に読んだ同じくノーベル賞作家のハン・ガンの「すべての、白いものたちの」だった両作品とも出産のシーンが書かれていることもあるが全体的なトーンが似ている(静かな静的な雰囲気)饒舌な描写ではなく、むしろ反対の削ぎ落とした言葉と内的な想像力を鼓舞する文章だそしてこういうの、好きだな!と思うのだったこうした過度の描写がない文体は今トレンディなのだろうか単なる偶然なのだろうか何かドラマティックなことが起きるわけでは無い淡々と語られていくのだが、出来事は夢の中の出来事のような味わいだそれは自身が体験した大怪我をして生死を彷徨っていたときに意識が明瞭なまま身体を離脱して上方から家や人を見おろす神秘体験の影響のようだハン・ガンもヨン・フォッセも彼...「朝と夕」ヨン・フォッセを読んで

  • 機械もの・電気もの故障が、バトンリレーのように続く

    困ったものだ、、の声がつい出てしまう去年から今年にかけて機械もの電気ものの故障が続く昨年は車の水漏れとオートマの不調で出費が重なったと思いきや時間を開けずに井戸水が使えなくなった(ポンプの一部が空気漏れしていた)そして追い打ちのようにテレビが急にきれいに映らなくなったし床暖のリモコンに肝心にはいつもなら見える炎の印が見えなくなった(これは業者の人が触ってなにかしてとりあえず元通りになった)車は10年くらい井戸は17年床暖も17年テレビも約10年そろそろ何か不具合が出てくる頃だ床暖の修理に来た人は、今のところは大丈夫かもしれませんが長い事使っているので、次に故障したらもう部品もないし新しくしないとダメかも知れませんとの忠告そうだな、みんな長いこと使っているからそろそろ出てきても無理はないなあ、、と同居人と話...機械もの・電気もの故障が、バトンリレーのように続く

  • 新聞がなくなった街で起きたこと

    どこかに取っておけばよかったと残念なのが「新聞がなくなった街で起きたこと」のレポート(記事)確か、どこかに書き写しているはずだが、探せど探せど一向に見当たらないうろ覚えの記憶では新聞がなくなった街は行政の不正や汚職が多くなる選挙は現役の再選率が高くなるなど他にも興味深い話があって今手元にないのが返す返す残念だこんな時は文明の利器を使うに限るCHATGPTに聞いてみたするとこの例はアメリカのシンシナティでも出来事のようだった「新聞のなくなった街で起きたこと」というテーマでシンシナティを挙げたのは、おそらく**シンシナティ・ポスト(TheCincinnatiPost)**の廃刊後の影響について指しているのではないでしょうか。シンシナティ・ポストの廃刊とその影響シンシナティでは、**2007年に「シンシナティ・...新聞がなくなった街で起きたこと

  • ビンゴゲーム

    市内のあちこちで春祭りの花火の音が聞こえる平井神社の祭礼でもいろんな催しが計画されているその一つがすぐ近くの商店の駐車場で昨日行われたビンゴ大会会場に来た人はもれなくビンゴカードがもらえてハラハラ・ドキドキを体験できるようになっている子どもたちは前に陣取って数字が出るたびに大声をあげるがそれに劣らず老人たちも楽しそうに見える(孫と一緒に来ている)子どもたちとは別に、数字が出るたびに大きな声が聞こえる集団があったそれはK製作所に勤務する外国人たちで以前は中国人が多かったが、今はフィリピン人が多いとかベトナム人が多いとか、時の変化の応じて国籍は違っているようだ以前のこと、家の近くで出勤に向かう外国人に聞いたことがあった「日本の生活は楽しいですか?」答えは「楽しいです」これですごくホッとした記憶がある彼女たちは...ビンゴゲーム

  • 物事を知り始めは錯覚を起こしやすい

    新城市議会でも兵庫県の事件の影響だろうか公益通報についての一般質問が行われたタイムリーな質問で、市から丁寧な説明があって参考になった公益通報者保護法がベースにあるが、市の要項にはもう少し条件を緩和してあるようだ公益通報は犯罪に関係するものが対象とされるが新城市では犯罪に当たるか当たらないかは調べてみないとわからないので即座に犯罪には遠い内容でも対象外と判断するのではなくとりあえず通報されたものは公益通報として扱うようだ先日の兵庫県の第三者委員会の報告でもこのような公益通報者保護法のの自治体による要項の追加が説明された普通はパワハラは公益通報の対象にならないとされるが兵庫県ではパワハラは県職員に対する影響が大きく仕事にも支障が出るので、それも重大な問題として公益通報の対象としているようだ一部の斎藤知事支持派...物事を知り始めは錯覚を起こしやすい

  • 久々の戦いで調子はイマイチだったかも(ワールドカップ最終予選 バーレーン戦)

    サッカーワールドカップ最終予選バーレーン戦は2−0で勝利勝ち点が19点となり、残り3試合を全部負けても2位以上は確定しているので、ワールドカップ出場は世界最速で決定した世界ランキングは日本が15位、バーレーンが81位なのでよほどのことがない限り負けはないと日本中が思っていただろうただし、大の大人が気合を入れて死ぬ気で戦えば物事はそう簡単にいかないのが世の常立ち上がりは、そんな感じだった日本選手が一緒に練習できたのが四日前らしくしかも前の試合からだいぶ時間が経過しているのでパスのタイミングとかアイデアの共有は上手く行かなかったバーレーンは混戦状態のCグループで、まだワールドカップへの挑戦権は可能性として残っていたので、だいぶ前に日本に来て充分な練習が出来たそうだ(国内リーグ戦を急遽休みとして)なんか上手く行...久々の戦いで調子はイマイチだったかも(ワールドカップ最終予選バーレーン戦)

  • 今日は小学校の卒業式

    今日は小学校の卒業式近所には二人の6年生がいる(男の子と女の子)二人ともあまり喋らないが、月曜日、木曜日の校門までのおしゃべりしながらの付き添いは有り難いボランティアとして認識しているようだ子どもたちは寂しいだろうなと想像する先日、女の子が「あと〇〇日しかない」「想像するともう涙が出そうになる」「泣かないつもりだけど、泣いてしまうかも」そんなことを口にしていた(何十年前の自分たちの小学校の卒業式は、クラスの殆どが大泣きだった)小学生と同じように先生(担任の)も悲しいだろうなと思う6年の担任になると、いつもこの辛い思いをしなければならなくなるわかっていても、情が移った子らと別れは悲しいだろうまして、卒業生の涙なんかを見せつけられると感極まるということは容易に想像できる担任の評価は実は泣いてくれる生徒の数では...今日は小学校の卒業式

  • お利口さんに聞いてみた

    生成AIがものすごいスピードで普及し始めている一年前に面白半分で、CHATGPTを使ってみたが今はX(旧ツイッター)でもGrokという欄がありそこでCHATGPTみたいな使い方ができるそこで出てきた答えは、前提となる集めた情報が偏っているかもしれず必ずしも正しいとは限らないと認識した上で試しているがそれでも卒のないまとめ方には驚いてしまう昨日の夜、スマホでこれらのお利口さんに聞いてみた「民事裁判と刑事裁判の判断基準に違いがありますか?」「自然法と実定法の違いは何ですか?より上位なのはどちらですか?」「USAIDのお金は海外に流れていると言われてますが、実態はアメリカ企業に使われることが多いとの説もありますどちらが本当ですか?」これらの問は、思いのほか勘違いしている人の多いと思われるもので(そもそもそんなこ...お利口さんに聞いてみた

  • 「怒り、侮蔑をタブー視しない、飽きさせない」 それらに振り回わされないためには

    怒りの感情を利用する下品な言動や個人に対する侮蔑をタブー視しない人々の関心を飽きさせないこれは「ポピュリズムの仕掛け人」ジュリアーノ・ダ・エンポリ著から一部抜き出したものだが、これが社会の空気づくりのコツのようだこの本の舞台はアメリカ、ヨーロッパだが思い浮かべてみると、日本社会においても思い当たるフシがある兵庫県の齋藤支持者たちは、自身のなかに何らかの正義感を持ちそこから生まれる怒りに突き動かされていると想像することができる(それらの理由は自分は理解出来るものではないがかわいそうという立場にたてば、そう感じるのは想像できる)兵庫県の問題に限らず、移民の関係、政治的なやり取りのSNSは見るのも嫌になる罵詈雑言に溢れている(無視すればいいが、これもまた社会)それはかつては自己規制していたものが、表現の自由とい...「怒り、侮蔑をタブー視しない、飽きさせない」それらに振り回わされないためには

  • 豊橋の新アリーナ事業説明会の録音を聞いた

    高校時代の同級生から豊橋で混乱の度を深めている新アリーナ建設の説明会の録音を送ってもらった(説明会の録音・録画は許可されていた)この説明会は新アリーナ建設の推進派の議員が催したもので昨日までに3回行われている隣町の出来事だが、事業の是非よりは議員同士の覇権争いとか権力闘争的なニュアンスが多いことに少し残念な気がしている(市長不信任案が検討されている噂もある)録音は枕元にスマホを置いて寝ながら聴いた新聞記事によれば各回も想定以上の人が集まったようだだが不思議なのは、この説明会を企画した議員も口にしたように本来ならば行政がすべき内容を議員がしていると言う事実だつまりは前の市長の時代の説明は不十分だったということになるこの説明会は、市民がよくわかっていない恐れがあるのでそれを補うために推進派の議員が急遽計画しも...豊橋の新アリーナ事業説明会の録音を聞いた

  • 近所の子たちの感謝の作文

    年度末のこの時期、「あいさつ推進運動」年寄りメンバーに向けて小学生からのお礼の作文集が回ってくる一番の関心は近所の子たちの書いたもので、それ以外の子のものはつい、さっと流し読みをしてしまうところで、毎年同じような感想を持つことがあるそれは6年間という時間の凄さだ一年生の書く作文はA4の用紙にひらがなの大きな字で気持ちだけは溢れているだけだが5年6年になると字の上手さが際立ってくるし文章も経験した事実を混じえて客観的な表現ができるようになっている6年間でみんながこれだけ進歩・成長するのか!と珍しいものを見るかのように驚きを覚える今年は近所の子の4人の作文を見つけた2年のKちゃん、4年のAちゃん、六年のRちゃんとKくんそれぞれの顔を思い浮かべながら読むとこの4人の作文は他の子の作文と少し違う印象を覚えるそれは...近所の子たちの感謝の作文

  • 年齢の壁

    将棋の藤井聡太さんは22歳にして早くもタイトル獲得数が28期一生かけて一つも獲得できない人が棋士の多い中不公平なくらい、残酷なくらい偏っている棋士のピークは通説では27歳前後らしいこれは同じ勝負事の囲碁でも似てるかもしれない囲碁のタイトルを独占し国民栄誉賞を受賞した「魔王」との渾名がある井山裕太さんは現在35歳だが囲碁の最高峰のタイトル戦で27歳の一力遼さんに3−4で逆転負けし棋聖復活はならなかった将棋も囲碁も今はYoutubeで戦いの様子を見ることができる棋士の解説があるものや、AI予想とか形勢判断を%で表しているものもある井山さんは、昨日の最終戦も、その前の対局も終盤近くまで勝勢だったしかし、それがあっという間にひっくり返った囲碁も将棋も「敗着」と言われるものがある勝着ではなく敗着言い換えればミスで勝...年齢の壁

  • 今朝のおしゃべり(歩きスホはダメだよ)

    来週の水曜日は6年生の卒業式月木の近所の子供たちとの校門までウォーキングもあと少しになってきた通学を仕切る班長さんや並ぶ順番は、新学期に向けて変わってきている「おじさん、あのね、IくんとDくんがおしゃべりに夢中になって列から遅れることがあるから、二人は離れるように言って」「並ぶ順番は決まっているのかな」「うん」IくんとDくんはブラジルにルーツのある子どもで、まだ日本語が心もとないだからこそ、二人は普通に話せるポルトガル語でおしゃべりをしてしまうのだろうさて、頼まれたものの、その日本語が通じるかは不安だそこで、スマホアプリで「列から遅れないように歩こうね」と音声入力をしたすると、それをみていた一年生の女の子が「歩きスマホはダメだよ!」の一言これにはつい苦笑してしまった一年生は物事がわかっているのか、わかって...今朝のおしゃべり(歩きスホはダメだよ)

  • 戦術論・技術論で振り回される危険

    漢字を読むことはできるが書けないことは最近の人は多いのではないかスマホ・パソコンでは直ぐに変換の候補が出てきてそれで済ませてしまう弊害だと思われるこれを無くすためには、まずは書くという行為を行ったほうが良いようで記憶は書くことで定着するという実験データもあるようだ(昔は英単語はまずは書いて覚えた)似たようなことでも、頭に入り方が違いそうなのは本を読んで知識を仕入れる場合と、Youtubeで動画を見て仕入れる場合だそして本でも紙の本と電子書籍を読む場合の違いがありそうだし同じ内容でも直に講演等を見聞きするのと、動画を見るのではだいぶ違いそうだ実感からは電子書籍は読んでいても内容が素通りしていく気分で気合を入れて電子書籍を読むということはない電子書籍で済ませられるのは、週刊誌ネタとか読み飛ばしても問題がなさそ...戦術論・技術論で振り回される危険

  • エリートへの怒り(現象と原因)

    「りんご」と聞いてイメージするものA青森県、長野県、りんご狩り、サンフジ、つがる、王林、秋映え、しなのスイーツ野口五郎、B青森県、長野県、りんご狩り、サンフジ、つがる、王林、秋映え、しなのスイーツ野口五郎アップルレコード、ビートルズ、アップルコンピュータ(Mac、iPhone)ニュートン、トロイア戦争、ウイリアム・テル、エチレンガス人の知識はこのようにてAとBに差があることは珍しくない単に知識量が違うだけなら良いが、問題はそれから生じる判断も違ってくることだ多くのことが頭に入っていると、物事の事実、危険性、実現可能性などを知らず知らず思い浮かべて慎重な判断を下すそしてその理由を理屈っぽく口にする(この説明が一部の人には嫌われる)ところがそうでない場合、眼の前の出来事のみで反射神経的に判断を行ってしまうそこ...エリートへの怒り(現象と原因)

  • 悪夢?

    スマホを紛失した夢を見たポケットに入れておいたはずなのに、さばくっても手応えがないそんなはずは、、、と何度も繰り返すが全く見当たらないそもそも自分がどこにいるのかわからない困ったぞ、、と少し冷静になろうとした最後に見たのは、、、どこかに落としたのか?家に帰れば「探す」アプリでどのあたりにあるのかがわかるはずと思い直したが、まだ少しパニクっているどこにいるかわからないので、自分がいる位置を確認しようとしたがスマホが手元にないことに改めて気づく困ったな、、と適当に歩くどうやらどこかの駅に向かっているようだちょっと待てよ、これは夢かもしれないぞ!不意にそんな気がしたそしてしばらくするとこれは夢に違いない、きっとそうだと思えるようになって、夢の中でもホッとした気分になれた夢は将来の何かを暗示しているというより数日...悪夢?

  • なぜ彼は何も話さなかったのか

    昨日のドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」の大審問官のエピソードで思いついたことを少し中世のスペインで復活したキリストと思われる人物は圧倒的に雄弁な大審問官の言い分を聞かされたがそれに対して何も反論しなかった代わりにただ大審問官に口づけをしただけだったその意外な行為に対して、大審問官は決めていた処刑せずに彼を開放したお前の出番はもうない!、我々の邪魔をするな!と示唆した大審問官は何もしないで放ったのだったそれは何故だろうか?と想像すると、大審問官に内的な動揺があったとするよりはあのエピソードの中で、キリストと思われる人物と小説の中で論戦をしたならば、小説自体が収集がつかなくなってしまうとドストエフスキーは考えたからでないだろうかああ言えば、こう言う!ということは何にでも起きうることで大審問官の理屈に反...なぜ彼は何も話さなかったのか

  • 「大審問官」と「自由からの逃走」

    田舎にいても漠然と感じる不安はある今のところ、それは個人的な老いとか病気とかの将来へのものというよりは現在の社会状況に関するものだ端的に言ってしまえば、それはトランプさんや石丸伸二氏、立花孝志氏のような異質の人物が生まれてしまったということではなくて彼らを面白がって、あるいは正義感を持って支持している人たちが少なくない数字で存在することへの不安だもちろん、これは偏った考え方かもしれないだが、自分はそのように感じるここで大きな役割を果たす大衆という存在大衆は果たして正しい判断とか選択ができるのだろうか?抽象的な話ではなく実例としては、大衆は最適な首長を選ぶことができるのか?そもそも、首長の仕事とは何かを大衆は自覚しているのだろうか?多数者による選択は最悪を避ける!という説もあるがそれがにわかに信じられないの...「大審問官」と「自由からの逃走」

  • 分断はルサンチマンの現れ?

    夜にX(旧ツイッター)を見るのは精神的に好ましくないかもしれないそこには特に感情を逆撫でる投稿が幾つかあるからだツイッターは前までは自分がフォローしている人の投稿を見るだけだったが最近はお勧めという分類があって、気が付かないうちにそちらを見ることになっているそこに出てくるのが、結構過激なものが多い不思議なことに、お勧めには英語でのアメリカ大統領に関することが混じっていて前回のゼレンスキー大統領の口論について、トランプ大統領擁護派と否定派がかなり感情的にやり合っているいるのが見られる英語の投稿なのだが、翻訳という機能があって簡単に日本語にしたものを読み進めることができる投稿者はアメリカ人、カナダ人、ヨーロッパ関係の人物、政府関係者、投資家などだがこれを見るとトランプ大統領に関しては分断は確かに起きていると実...分断はルサンチマンの現れ?

  • モーツアルトの子供の頃の音楽を聴いた

    最近、心が荒んでいる実感がある世の中の分断とか理不尽な出来事のせいだがこうした時、生き物としての人間はどこかバランスを取ろうとするように思えるその一つの方法として、子どもの無邪気な心に触れたいと思いモーツァルトのすごく初期のレコードを引っ張り出してみた手元にあったのはKV10から15までのフルートソナタのこれ子供の頃の作品だから、つまらないかもしれないと想像したが前に聴いた時に思いのほか興味深かったことは覚えていて再挑戦したわけだ改めて聴いてみると、凄いとしか言いようがないそれは9歳の人間が作曲したからという面は否定できないがそれでも、もう大人並みの音楽性が感じられる湧き出るような音楽と、少しばかり意欲的な試みのようなメロディそして不意に寂しさを感じさせるようなフレーズただただ、凄いなと思うしかないこのレ...モーツアルトの子供の頃の音楽を聴いた

  • 関税をあげると国内景気は良くなるのだろうか?

    今日もニュースはアメリカの関税の話題で溢れている正直なところ経済音痴(特にマクロ経済)なので関税の全体の影響とか自国内の利益等についてはよくわからないただ、素朴に変だなと思うことがある関税がかかると物の値段は高くなる今まで輸入品で安く購入できたものが買えなくなるこうした時、高くても購入する場合と、購入しない選択肢があるところで関税を払うのは輸出業者ではなく購入する方で(輸入業者・消費者)その関税は国が徴収することになる(これで国の税収は多くなるのだろうか?集まった税は何に使われるのだろうか?)安く買えたものが高くなると売れなくなるのは理解できるそれが輸出側への脅しのメッセージだが、でも、そこで終わらないのが現実なのではないのだろうか消費者は必要なものは買わなければならないので、関税で高くなったものを購入す...関税をあげると国内景気は良くなるのだろうか?

  • 昨日はひな祭り

    昨日は3月3日ひな祭りの日だった今は子どもの姿がない状況だが、おもちゃのようなお雛様を飾って晩御飯は桃色のデンブの入ったきれいなちらし寿司をいただいた年々、こうした年中行事みたいなものは良いものだなと思うようになっている姉と妹に囲まれた男一人だったが、ひな祭りの思い出はあると言っても、例のごとく変なところを覚えているのだがそれは家族で5段飾りのひな壇をつくるときのこと緋毛氈で隠れた階段状の一番下は断ち台で、そこから上は家にある適当なものを探し出してきて、格好だけはつけていた階段の後ろには生々しい生活感のあるものが隠されている!なぜだかこの実感だけは今も覚えているこうして思い出して見ると、菱餅もきれいだったな最近は菱餅なんて見かけなくなったな、、とも思える(食べてみるとそんなに美味しかった印象はないのだが)...昨日はひな祭り

  • アメリカと日本のデモ

    20年ほど前に出版された本に「国家の品格」がある内容はすっかり忘れてしまったが、この言葉だけは覚えているそして今思うのは、アメリカという国は品格は随分下げてしまったということそれは先日の口論のことで、ただしこれについては評価が別れていてそれぞれの主張とかそれを支持する人たちの属性を調べてみるとなかなか面白そうだひとつ興味深いのは、口論をトランプ大統領に対するのが日本だったら?と考える人が少なからずいることだ石破さんだったら、、安倍さんだったら、、現実的な方法は、礼儀として対処はどうしただろうか?などなどただ言えることは、あれだけ対立を鮮明にする覚悟は日本は取れないということは共通している気がするそれは礼儀として、それとも現実論として、それとも問題を先送りして、、、あの口論については、日本語訳(字幕)もトラ...アメリカと日本のデモ

  • 「トランプ信者潜入一年」を読んで連想したこと

    ベルリンの壁が崩壊した後フランシス・フクヤマは「歴史の終わり」を書きあげた人間が作り上げた制度、思想は進歩するものと捉え、その終着点として資本主義・民主主義を標榜する陣営、特にアメリカが代表する世界観が全世界を席巻するものと少しばか楽観的すぎる自説を展開したそしてこの時代の覇者と思われたアメリカはその力(兵力・経済力・理想主義)によっておそらく過度に世界に介入していったところが徐々に現実社会は、NHKの「欲望の資本主義」で紹介されるように格差・少数者の支配などを始めとして世の中の混迷の度を深めていったそれは資本主義に内在する問題かもしれないと思えるところもあった時が少し経って、今思うと予言のように出版されたのがハンティントンの「文明の衝突」だったそれには地政学的、歴史的に育まれた民族の思考法は、必ずしも西...「トランプ信者潜入一年」を読んで連想したこと

  • 読み手、聞き手の熟成度で感じ方は違う

    難しい本は、何故難しいのか?と考えたことがある例えばハンナ・アーレントの「全体主義の起源」などは数ページ読んだだけで続けて読もうとする気分を失わせるページ全体に文字ばかりが詰まっていて、それが数ページにわたるおまけに言い回しが難解で、読み続ける気力と集中力を奪うだがとても不思議なことに、(今)部分的に関心のある部分だけ読んでいるとこの回りくどい言い回しは、実はとてもたくさんの情報を含んでいることがわかるようになってきた頭の良すぎるハンナ・アーレントは、文章の中に自分の頭に浮かぶ様々なことを、読者もわかるだろうと書き込んでいる(だが、そんなふうに素人は理解できない)その沢山すぎる情報は、人生経験を積んでいろいろわかってくるとそれ自体がとても示唆に富んでいてとても面白いことに気付いたつまりは彼女の頭の中、浮か...読み手、聞き手の熟成度で感じ方は違う

  • フルトヴェングラーの不思議な演奏

    指揮者によって音楽の印象は変るのは経験上すんなり認められることだがそれでも、なぜこの演奏だけはそう感じるのかを説明するのは難しい話は変わるが、テレビで上手な食リポを見聞きしても想像はできても本当のことは食べてみないとわからないつまりは当事者が直接どう感じるかを体験するしかない演奏に対する感じ方もそれに似ていると思う不思議に思えることの多いのがフルトヴェングラーの演奏その例の一つはブラームスの4番の交響曲の最終楽章でこの楽章はとても変な楽章で、変奏曲形式で緻密なのだがいろんな指揮者の演奏は急に終わってしまったと感じることが多いところがフルトヴェングラーの演奏だけは終わった!と実感するのだなぜ、これだけがそう感じるのかはずっと不思議なのだがその答えはわからずにいる昨日、久しぶりにベートーヴェンのピアノ協奏曲5...フルトヴェングラーの不思議な演奏

  • 自分に言い聞かせること

    あまり深刻な状態ではないようだが、テスラ離れが進んでいるとの報道が目に入ったその原因はマスク氏がトランプ政権に近すぎて、いろいろ問題を起こしているのを嫌ったオーナーたちが、自分のイメージを貶めることを避けるために手放したとのことだただ必ずしもその理由ではなく、単なる商品力の問題としている解釈もあるようだテスラのトップのイーロン・マスク氏は、変わった人だと思う(報道されたもの、X等で知るだけだが)成功した経営者として、そのセンス、実行力、先を見る力は優れた人物として評価されるだろうが、それ以外の点では問題が多すぎるようにみえるただ、こうした傾向は彼だけではなく、最近の世界の流れではないかとも思える例えば、日本の昔の経営者、松下幸之助氏と最近の堀江貴文氏を比べるとその根本となっている立ち位置が随分違っているよ...自分に言い聞かせること

  • 詐欺メール

    ヤマト運輸からメールが来ていたなにか変だなと直感的に思った確かにアマゾンで最近購入したものはあるだが、それは既に手続きを終えて、あとは届くのを待つだけだった念の為にスクリーンショットを撮っておいたそして「お届先住所の確認と修正ヤマト運輸」で検索してみるとやはり、これは嘘の類のようだった一番最初に行ったのはヤマト運輸のメールアドレスの確認だったがそれは何故かちゃんとしたものだったでも、よくよく調べてみると自分宛のメールは最近使っていないODNの方に来ていたアマゾンとかヤマト運輸からのメールは普段はOCNの方に来ている昔のODNの方のメールアドレスは、ランダムで作っても該当しそうなアドレスで最近はもう少し面倒なOCNの方のアドレスを使うようにしているということでこれは詐欺メールと判断して、これに騙されないよう...詐欺メール

  • 女の本、男の本

    気持ちはわかるけど、相性は良くないというものはあるものだ読書モードになっている最近だが、この本は途中で読むのをやめたくなったその本が「ドヴォルザークに染まる頃」町田そのこ著作品の善し悪しと言うよりは、一言で言ってしまえば自分には合わないという感じそれは「女の人の感覚についていけない」ということだと勝手に思っている独白のような気持ちの描写が多いが、実生活を踏まえたそれはリアリティを覚えるよりはかなわんなあ、、という気持ちのほうが強い(不倫とか離婚とか性的な描写等で)そしてこれは竹内まりあのCDを1枚通して聴く時に感じる印象とかマルタ・アルゲリッチの演奏を聴く時と印象に近いあまりにも感情にダイレクトに攻めてくると、ちょいと遠慮願いたいという気持ちになってしまうのだ尤もこれは一般化できるほどの説得力を持つもので...女の本、男の本

  • 悪人を演じたいの俳優さんの気持ちについて

    先日、豊橋に向かう車のラジオから俳優さんのおしゃべりが耳に入った「悪人役は善人のパターン化されたものより自由度が高くて面白い悪人役はやってみたいところもある」俳優さんの技術というか、その人格に成り切るというのは凄いな!と最近は思うようになっている(昨年、大河ドラマを通して見たせいかもしない)俳優さんは、実は台本にはざっくりとした演出的なことしか書かれていなくてその場での言い回し・仕草・表情等は俳優さんの即興に任せる部分があるらしいその部分の味付けが俳優さんのやりがいのある部分のようで見るだけの我々は正義の味方のような人を演じる人を好ましく思ってしまうが俳優さんの評価はそんなに単純なものではないようだしかし、悪人役やってみたいというのは、もしかしたら人に内在する願望の発露ではないかと考えたりしたおそらく自身...悪人を演じたいの俳優さんの気持ちについて

  • ブレーキをかけるのは人間性(教育だと思う)

    どうやら間違って覚えていた言葉に「愛なき教育は知恵ある怪物をつくる」があるずっとそうかも知れないと思っていたが、今朝ネットで確認すると玉川学園の工学部校舎の前の御影石に刻まれた言葉を自己流に勝手に覚えていたようだった「神なき知育は知恵ある悪魔をつくることなり」が刻まれていた言葉で、自分が覚えたつもりだったのとは神と愛、知育と教育、悪魔と怪物の違いがあるが、大きなところでは違いがない(なんでこの言葉を覚えていたのだろう?)急にこんなことを思い出したのは、世界中を不安にさせている大統領たちのことを思い浮かべたからで、彼らは一体どんな育ち方をしたのだろう?と気になったのだった人の考え方の基本となるものは経歴から育まれたと想像できる一人はビジネスマン、もうひとりはKGBひとりは損得、ディールの現実世界から片方は力...ブレーキをかけるのは人間性(教育だと思う)

  • まとまらない話(信じる根拠とか)

    世の中にはわからないことが多くある例えば、量子力学とか相対性理論とかひも理論とか多次元のこととか素数に関することなどは直感的にわかりにくいそれに取り組んでいる人たちにとっては面白くてたまらないことでも部外者は全く理解できずに沈黙するしかないこうした場合、わかった気になる方法はその道の第一人者の話を聞くとか入門編の本を読むとかで、そこには自分の考えが入る余地はないそこでは信用できそうな人の言い分を完全にわかったわけでななくても受け入れるしかないだが、世の中には難しい問題でも素人が善悪を含めて決めつけ気味なことが多くある例えば政治とか経済のことがそれだ最近の例では103万円の壁の問題確かに、この制度が設定されてから今までずっと同じ金額になっているのは物価の上昇を考えれば、不自然なことと考えられる(生活に最低限...まとまらない話(信じる根拠とか)

  • 「モッブ」が気になったので、その部分だけ再読にトライした

    今の気分に従って、以前読んだつもりの本を引っ張り出したそれはハンナ・アーレント「全体主義の起源」2帝国主義今の気分に従ったというのは、確か「モッブ」について書かれたものがあったぞ!と思い出したからで、この本の目次の中の「資本とモッブの同盟」の章があった「モッブ」は前に目を通した時は心のとどまることはなく素通りしていったしかし、最近の日本国内の出来事を見たり直近に読んだ「ナチズム前夜」を思うとどこか本質とは関係ないようないい加減な存在とか集団(モッブ)が結果的には大きな役割を果たしてしまったのではないかと思うようになった「全体主義の起源」3では、全体主義に陥った理由の一つに社会の中の無関心層の存在があるとされたこれは、そうだろうな、、とその時もすんなりわかった気になれたしかし度々現れる「モッブ」という言葉の...「モッブ」が気になったので、その部分だけ再読にトライした

  • 誰かに実施してほしいアンケート

    時々、自分が思いついたことを誰かに何らかの形でアンケートして欲しいと思うことがある最近思いついたそれは、少しばかり政治的、社会的なことで選挙絡みのことだ新城市は今年の秋、市長選、市議会選が行われるが有権者はそもそも普段どんな気持ちでいるのだろうか?が気になったのだった(投票のときだけ主権者扱いされるのはなんだか違う気がしている)思いついたアンケートは以下の通りアンケート今年の10月に市長選挙が行われます市長は市の代表者(として行動するの)ですが、その仕事の重要なものに、お金の使い方を提案することがあります(予算編成権)限られた収入の中から優先順位をつけて事業を予算化し、それが円滑に運営されるように行政のトップとして組織・人を配し行政を管理します(議会もチェックします)その他にも市の将来を見据えたビジョンを...誰かに実施してほしいアンケート

  • 物の値段と体験量はどのような関係にあるのだろう

    先日の新聞に、秋に名古屋市で行われるベルリン・フィルのコンサートのチケットの案内広告があったが、その金額を見て驚いた一番安い席で3万円、高い席は5万円だった行けないな、、行かなくて良いや!プログラムは苦手なチャイコフスキーだし!(メインが5番の交響曲)と思い込もうとしたこの金額をあっさりと支払える人たちはどんな人達なんだろう世の中にはそういう人達が一定数いることに少し驚くだが数年前、自分も思い切って散財したことがあったこの時はウィーンフィルとベルリン・フィルが時を開けずに名古屋に来て曲は両方ともブルックナーの8番の交響曲だけで指揮者はウィーンフィルのほうがティーレマン、ベルリン・フィルの方はメータだったブルックナーの8番は大のお気に入りで、オタクっぽくCDもレコードも数種類所有しているしそれまでにライブで...物の値段と体験量はどのような関係にあるのだろう

  • 読めないかもしれない!と思えた本を読むと

    勢い込んで購入したものの、読み始めると書かれていることに全く馴染みがなくて(おまけにページ全体は文字ばかり)最後のページまでたどり着けるか不安を覚えたのが最近の二冊一つは昨日、最後までたどり着いた「教養主義の没落」竹内洋著そしてもう一つは先日読了した「ナチズム前夜」ワイマル共和国と政治暴力原田昌博著正直なところ途中までは、何故こんな本を購入したのだろうか?と自分の選択の意図がわからなかっただが2つの本は読み進めていくうちにそれは現在、自分が気にしている問題を扱っているからと納得できるようになった上の「教養主義の没落」は、かつて主流だった人文的視点からの教養主義(文学、哲学など)が、時代を経るにつれて、以前程の重要性を持たないようになっていった過程を分析している自分が学生の頃は岩波文庫で星一つは50円で、岩...読めないかもしれない!と思えた本を読むと

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