連載小説「幸福の木」 361話 大家さんの策略?
ハイハイハイハーイ、おまたせ、飛騨の小路小湧水でーす、ウチの先生が猛暑の熱中症の心配で、原稿が書けず長らくお待たせいたしました。まだまだのようですが、久々に原稿が届きましたので、早速、小説に参りたいと想います、はい、では、開幕開幕!361大家さんの策略?「いやーっ、なかなか面白かったのう」「手品なんて久々に見たのう」長老と修験者は、子供達の後ろから覗き込むように見ていて、その乾燥をずいぶん喜んで話していた。大勢だった姉妹達や世話人達も、既に大広間から退出していた。遅れて大家さんがやってきた。「へえーっ、そんなに面白かったですか?それは良かったですね。だったら今夜はあの姉妹達も大満足でおとなしく眠るでしょう」と言いながら大家さんは、長老達の横の茶碗酒に目を向けた。長老は、少し苦笑いしながら弁解した。「ああ、...連載小説「幸福の木」361話大家さんの策略?
2023/08/30 19:58