「坐禅箴」不思量にして現じ不回互にして成ず3
「不回互(ふえご)にして成ず」とは、物は皆いちいち独立して外からの何の交渉も、回互も入る隙間も無いはずです。 見る時は、見るばかり。 聞く時は、聞くばかり。 「人」も「境」も認めようのないはずのものです。 不思量の故に不回互なのです。 決していちいちの独立で他の干渉を許さぬものです。 この「成」は成立、または成就の義で、人格的には「成仏」の「成」ということです。
2023/02/27 12:00
2023年2月 (1件〜100件)
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