メキシコ国境ばかりに目が行ったが、カナダ国境が穴だった ギャング団は武器持ち込み、不法移民にまぎれてテロリストも侵入(宮崎正弘国際情勢)
マイケル・スナイダーの新著は『混沌』(カオス)。アメリカの現状、その分裂状況はつぎに大規模な戦争が起こり、地球全体を混乱状態に陥れる恐れがあるとスナイダーは警告する。とくに不法入国の犯罪者が街を跋扈しているにもかかわらず、毎日毎日、絶望した人々がバイデンが開いた国境から奔流のようにアメリカへ流れ込んでいる。メキシコ国境ばかりではない。穴場があった。北からも大量の不法移民が流れ込んでいる。ジョー・バイデンがホワイトハウスに入ってからこのかた、歴史上前例のない移民の急増があった。いまや制御不能である。2023年、米国税関・国境警備局は、カナダから米国へ渡航しようとしていた19万人の『難民』を目撃した。これは2021年の約7倍にあたる。北の国境沿いの不法越境はモントリオールとトロントに近いニューヨーク北部に流入...メキシコ国境ばかりに目が行ったが、カナダ国境が穴だったギャング団は武器持ち込み、不法移民にまぎれてテロリストも侵入(宮崎正弘国際情勢)
2024/09/30 06:54