ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
メインカテゴリーを選択しなおす
フォロー
誰も知らない何かがある部屋
これは、不動産会社にいた時の話。入居して1ヶ月もしないうちに、入居者からこんな電話があった。「この部屋、以前に何かありましたか?」「いえ、特に何もありませんが……」数日後、また同じ入居者から電話が。「本当に何もなかったんですか?」一応、先輩社員に確認してみたが、やはり特に何もなかったので、「調べ…
2025/04/30 08:30
あの人は帰ってきたのかもしれない
お盆前のこと。終電で帰ったある日、ホームから改札に向かう階段の踊り場で、おばあさんが荷物を二つ持って立っていた。ホームの一番端からのんびり歩きながらその様子を見ていたのだけれど、すれ違う人たちはみんな、さっさと階段を上がっていってしまい、誰も手を貸そうとしない。私が階段を上り始めた頃には、おばあさん…
2025/04/28 08:30
幽霊列車の果実は食べてはいけない
これは、久しぶりに『幽霊列車』に乗ったときの話。乗ってから20分ほど経った頃、右耳のない知り合いのおっさんと世間話をしていると、駅で"黒い日傘を差した貴婦人"が乗ってきた。その貴婦人は、まっすぐ俺のところへ歩いてきて、鞄から一枚の絵を取り出し、「この絵は何に見えますか?」なんて聞いてきた。絵は…
2025/04/25 08:30
石積みの封印が解かれるとき
五島で生まれ育った親父の、子どもの頃の話。友人たちと山の中で遊んでいたとき、一人の子どもが『石積み』を蹴り倒してしまった。それは、本当に無造作に山の中にぽつんと置かれていた石積みだったので、誰も特別な意味があるものだとは思わなかった。しかし、それから程なくして、石積みを蹴り倒した子どもが、妙なこと…
2025/04/23 08:30
あの子はまだ傍にいた
時、母・兄・私の三人で暮らしていた。その日は仕事の疲れもたまっていたので、休みを利用してお昼頃まで寝ていた。「そろそろ起きるか~」と思い、体を起こそうとした瞬間、金縛りに。私はしょっちゅう金縛りに遭っていたので、「またか~、やだな~、早く終われ~」と、呑気に考えていた。でも、いつもと何かが違う…
2025/04/21 08:30
山道の先に棲むもの
今からおよそ3年前のこと。当時、俺は大学卒業を控えていて、就活や研究に追われる日々を送っていた。けれど、長い夏休みに入ったこともあり、気晴らしに東北各地をまわってみることにした。車での一人旅だったから気楽なもので、気の向くままに適当な場所へ立ち寄ったり、運転に疲れたら車を停めて昼寝をしたりと…
2025/04/18 08:30
その幻は笑っていた
これは、両腕を骨折して入院していたときの話。窓際のベッドで、新鮮な空気こそ入ってくるものの、とにかくすることがない。日がな一日、ベッドに縛りつけられているおかげで、向かいの人とすっかり仲良くなってしまった。毎日、自分の趣味のことや家族のこと、そして怪我について語り合った。彼は最近大手術を終えた…
2025/04/16 08:30
監視モニターに映る死の予兆
数年前、現職時の警衛勤務中の話。時間は深夜2時30分頃だったか。警衛所で監視モニターとにらめっこをしている時に、正門とは別の、夜間は閉じている小さい南門のカメラに『妙なもの』が映り込んでいた。パッと見では黒い塊。よく見ると、横向きに寝たような人間の形をしていて、まるで丸焦げの焼死体のようだった…
2025/04/14 08:30
悪ふざけが招いた本物の恐怖
これは、大学生のときの話。俺は軽音楽部にいたのだが、そこには霊感の強い女の先輩がいた。本人はそれを嫌がっていたが、みんなは面白がって、幽霊の噂がある場所へ夜に連れて行き、「この辺どう?」とか聞いていた。本当にヤバい場所では、先輩は頭を抱えてガタガタ震え出し、何も言わなくなる。最初はあまり信じていな…
2025/04/04 08:30
死の直前に見えるものは必ずしも・・・
人が亡くなる間際、助けるように導く謎の存在が現れることがあるそうです。それは亡くなった兄弟や親族の姿であったり、声だけで聞こえたりすることもあるそうですが、正しい道を示したり、励ましたりすると言われています。とても心温まる話ですが、実際に私が体験したのは少し違いました。私の祖父はガンで亡くなり…
2025/04/02 08:30
2025年4月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、kowabananoyakataさんをフォローしませんか?