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幽霊との恋は命がけ
昔、俺の家には『幽霊』が出ていた。そいつは、長い髪に青いワンピースを着た綺麗な女だった。当時、俺は「まあ、家賃が安いから仕方ないか」と、あまり気にしていなかった。そんな話を同僚にしたこともすっかり忘れた頃、ある休日にその同僚の家へ遊びに行った。「おじゃましま~す」「あら、友達?」「例の、幽霊が出る…
2025/03/31 08:30
病院で遭遇したもう一つの世界
今週の火曜日のことです。小4の息子が骨折しました。そこで、近所の病院に連れて行くことに。その病院は、以前私が盲腸の手術をした時に、麻酔が効きすぎて2日間意識が戻らず、「もうダメかもしれない…」と医師に言われたことがある病院でした。家族は「医療ミスだ!訴えてやる!」とカンカンに怒りましたが、私も無事…
2025/03/28 08:30
事故現場を見てからの異変の数々
現在進行形なんだが、誰か助けてくれ。半年ほど前のこと。仕事を終えて車で帰る途中、大きな事故現場に遭遇した。「ああ、これは助からないな」。そう思うほどの惨状で、今でも鮮明に覚えている。それがきっかけなのかはわからない。だが、事故現場を見た数週間後の休日、子供と部屋で遊んでいると、不意に『何か』がドア…
2025/03/26 08:30
おかんと幽霊の帰り道
うちのおかんは、自称「霊感がある」と言い張るタイプの人間だ。そんなおかんが、結婚前に東京で働いていたときの話。ある日、送別会だか忘年会だか、とにかく何かの飲み会があり、帰りが遅くなったそう。新宿からタクシーで帰ろうとしたところ、深夜2時過ぎということもあり、すぐにタクシーを拾うことができた。行き先…
2025/03/24 08:30
気づいてはいけない気配
これは、私と会社の先輩・冨岡さんの話。当時、私は20代で、冨岡さんは30代。二人とも独身で一人暮らし。家も近かったので、よく一緒に飲んでいた。その日も私の家で飲んだ後、冨岡さんを見送りがてら、一緒に歩いていた。場所は都内某所の、住宅とビルが混在する地域。時刻は、おそらく深夜0時頃。普段は人通りの…
2025/03/21 08:30
幽霊に足は本当にないの?
よくある話ですが、その家でも『足音』が存在していました。ルートは決まっていて、自分の寝室のドアが開く音がすると、足音が始まります。居間を抜け、玄関へと続く廊下を通り、玄関脇のトイレのドアを開け、そこで足音は消えるのです。しかし、この足音は、台所のテーブルに座っていないと聞こえません。妹が初めて聞い…
2025/03/19 08:30
黒い男の夢とばあちゃんの最期
これは、病気で入院しているばあちゃんを、親戚揃って見舞いに行ったときの話。実際、ばあちゃんの容体は芳しくなく、それは見舞った全員がすでに知っていた。ばあちゃん本人がどこまで自分の状態をわかっていたのかは、俺にはわからない。そんなとき、従兄弟が急にばあちゃんにしがみついて泣き出した。それも、子供が泣き…
2025/03/17 08:30
死を誘う視界の端の存在
俺だけに見える人がいる。それは子供の頃から、身内に不幸が訪れる直前に現れる存在だった。何十年も前から同じ姿のままなので、人ではないのだろうが、便宜上ここでは『人』と表記する。祖母が亡くなる前、祖父が亡くなる前、その時ほとんど交流のなかった叔父が亡くなる前にも見た。そして、従兄弟の嫁など、血のつなが…
2025/03/07 08:30
山に刻まれた罪と怨念
子供の頃に住んでいた家は、すぐ裏が山だった。よく一人でその山に入り、探検ごっこをして遊んでいたが、毎年じいちゃんが「今日は山に入るな!」と言う日があった。その日は、いつもとは違う特別な雰囲気で、じいちゃんは近所の人たちと寺に集まり、御詠歌を唱えていた。じいちゃんに理由を聞いたが、教えてもらえ…
2025/03/05 08:30
ある噂と封じられた体育館にて
俺が卒業した高校は、ヤンキーの割合が高く、いわゆるバカの受け皿のような学校だった。そこまで言わなくても…と思うが、友人が高2でやっと掛け算や割り算を習っていると知ったとき、俺もバカなんだと再確認し、多少は恥ずかしくなった。そんな母校での話。七不思議のようなものはなかったが、先輩たちの話をいくつか…
2025/03/03 08:30
2025年3月 (1件〜100件)
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